ブルーティー(BLUETTI)のB80は、他のポータブル電源を充電できるバッテリー。
ポータブル電源を買ってみたけど、実際に使ってみたら容量が足りない…と感じている方に便利。本体のポータブル電源の容量を抑えて必要な時だけ拡張できます。そして無駄がないぶんコンパクト!
※大容量のポータブル電源はとんでもなく重くて1人では運べないものもありますからね…
今回紹介するブルーティーのB80は、AC60と連携させて拡張バッテリーとして使えるアイテム。さらに同社のポータブル電源を充電できるだけでなく、他社のポータブル電源も充電できます。
※メーカー様から商品提供していただいています
参考 ポータブル電源の比較(おすすめランキング)はこちら

BLUETTI(ブルーティー) B80
ブルーティーはポータブル電源とソーラーパネルを展開しているブランド。
アメリカIndiegogoで史上最高支援額6.6億円を超えた人気商品「AC200」に始まり、今では数多くのラインナップがあります。
今回紹介するのは拡張バッテリー「B80」。ブルーティーのポータブル電源と互換性が高いだけでなく、他社のポータブル電源も充電可能なバッテリーです。
他のポータブル電源を外出先で充電できるので予備バッテリーとして使えます。また、パススルー対応のポータブル電源と合わせて使えば一つのバッテリーのように動作します。
また、ブルーティーのAC60と連携すれば一体化したバッテリーとして動作します。
余計な機能がなくコンパクトで高出力(最大200W)なのが強みです。
- バッテリー : 806Wh リン酸鉄リチウムイオン電池
- 重量 : 約9.9kg
- サイズ : 290mm ×207mm ×204mm
- パワーバンク(外付けバッテリー)出力
- 25.2VDC 最大200W
- DC出力
- シガーソケットポート : 12VDC/10A
- USB-A : 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A
- USB-C (Type-C):5/9/12/15/20VDC の場合3A。20VDC の場合5A (eMark チップ搭載)
- DC入力 : DC7909 12V~28VDC 最大200W/8A
商品の付属品は、A60と連携する最小限のケーブルのみになっています。
あると便利な拡張バッテリー
拡張バッテリーがあれば元々持っているポータブル電源の容量が足りなくても、必要な時に容量を増やして使うことができます。
持っているポータブル電源の容量を増やせる
我が家にはブルーティーのAC70、EB70、EB55があるので、全てB80で充電しながら使えます♪
夏キャンプであればサーキュレーターとスマホの充電ぐらいなのでバッテリー容量はそんなに大きくなくても十分です。
ただ、冬キャンプで電気毛布を一晩使いたいとなると大容量のポータブル電源が必要になってきます。
そんな時に便利なのが拡張バッテリー。必要な時にバッテリー容量を増やせます。
- 冬キャンプ始めるから大容量のポータブル電源が欲しい
- 柔軟にバッテリー容量を増やして効率的に使いたい
といった方にとって便利です♪
連泊でも外出先で充電できる
普段は1泊2日のキャンプが多いけど、たまに2泊3日のキャンプもするといった方にも便利。
1日目で使ったポータブル電源を車内で充電すれば2日目も使えます。
パススルーに対応しているポータブル電源なら、バッテリー容量を拡張したように使えます。
大容量のポータブル電源1個より、追加できると持ち運びが楽♪
実は、我が家では大容量のポータブル電源は大きくて重いためキャンプに持っていきません。1,000Whを超えると男性でも持ち運ぶのがシンドいです。
特に私のような腰痛持ちは油断は禁物。過去に寝たきりになったこともあるので細心の注意が必要★
そんな私にとって、ポータブル電源と拡張バッテリーを分けて持ち運べるので扱いやすさが全然違います。
容量は806Wh。おおよそ電気毛布2枚1晩分
B80のサイズは片手で持てるポータブル電源と同じぐらいのサイズ。
バッテリー容量は806Wh。電気毛布がおおよそ2枚一晩使えるぐらい。
先日レビューしたBLUETTI AC70(768Wh)で電気毛布が2枚一晩使えました。なので家族4人で電気毛布を使いたい場合にAC70とB80を組み合わせるとちょうど良いですね。
冬に拡張バッテリーと合わせて使い、夏はポータブル電源だけ持っていくのが理想的♪
組み合わせ | 用途 | 季節 | 合計容量 |
---|---|---|---|
AC70 + B80 | 電気毛布 ✕ 4枚 一晩 | 冬 | 1,574Wh |
AC70 | サーキュレータ 丸2日 | 夏 | 768Wh |
なんと!防水性がある
ブルーティーのB80は防水性があるのに驚きました。
防塵特性は最高レベルの6。塵埃の侵入がない作りになっています。
防水特性はIPX5。雨で濡れても問題ないためキャンプで外に放置していてもOK。台風などの強風で強烈に水を吹きつけられると危ういかもしれませんが普通の雨であれば耐えられるスペックです。
防水特性 | 詳細 |
---|---|
IPX4 | あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない |
IPX5 | あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない。 |
IPX6 | 強力なジェット噴流水による噴流水によっても機器が影響を受けない。 |
IPX7 | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない |
ブルーティー公式Q&A「B80は完全防水ですか? 」でも回答されています。とはいえ、実際の雨で水たまりができると水没する可能性もあるので、無茶は禁物です。
AC60と連結すると一つのバッテリーとして動く
ブルーティーのB80はAC60と連携すると1つのシステムとして動きます。
実際に使っていないので細かな動きは紹介できませんが、ポータブル電源のバッテリー容量を拡張できるのは魅力的。しかもAC60は2つの連携用端子があり、B80を2個接続すると2,015Whに拡張できます。
色々なポータブル電源を充電できる
B80は航空プラグから他のポータブル電源を高速(最大200W)で充電できます。
※充電速度は受け側のポータブル電源次第です
航空プラグの変換ケーブルは、DC7909やXT60に対応しています。(オプション品)
どのようなポータブル電源と連携できるか試してみました。
【DC7909】BLUETTI やJackeryと連携

EB70は175Wで充電できました。
実際にJackeryのポータブル電源も充電できています。
【XT60】BLUETTIやEcoFlowと連携

EcoFlow RiverProも実際に充電できました。
シガーソケット経由で色々なポータブル電源を充電できる
高速で充電する必要がなければ、シガーソケットから他社のポータブル電源を充電できます。その場合でも最大120Wで充電可能。
シガーソケットケーブルはポータブル電源のオプション品として付いてきたりするので確認してみてください。
同時に3つのポータブル電源を充電できる
航空プラグとDCシガーソケット出力、USB Type-Cで充電できるポータブル電源も含めると最大3台のポータブル電源を充電可能。
単体でもDC出力できる
B80はUSBなどの出力端子も付いているため、スマホやUSB機器を充電できます。
スマホ充電や、電気機器の充電、USB電気毛布などが使えます。
コンパクトで扱いやすい形状
B80は液晶パネルやACコンバーターなどが入っていないため、比較的コンパクトなのが良いです。(安全装置 BMSは搭載されています)
形状もフラットなため、上にポータブル電源を乗せられます。
折りたたみ式のハンドルで使い勝手も上々♪
充電方法も多彩 ~ 付属品にないため要注意
B80は、DC7909の端子で充電しますが、付属品に充電できるケーブルが入っていないため注意が必要です。充電ケーブルを合わせて購入しておくことを忘れずに☆
DC7909に対応したACアダプター、ソーラーパネル、シガーソケットなどがあれば充電可能。
我が家はソーラーパネルで充電しています。


さいごに
ブルーティー(BLUETTI)のB80は、色々なポータブル電源を拡張できるバッテリー。
余分な機能がないためコンパクトで扱いやすいのが最大のメリット。パススルー対応のポータブル電源なら拡張バッテリーのように使えます。
参考 購入時にオプション品も検討しよう
BC80を充電するケーブル類が付属していなので合わせて確認・検討してください。高速で他のポータブル電源を充電するためには航空プラグの変換ケーブルが必要です。


参考 ポータブル電源の比較(おすすめランキング)はこちら
