暖色で使えるLEDランタンのおすすめランキング、商品選びのポイントをご紹介します。
我が家は、6年以上LEDランタンをメインで使い、18種類以上の商品を使い分けています。現場のリアルな経験を交えながらランキングにしてみました。
ファミリーキャンプだとLEDランタンが安心。燃焼系(ガソリン・ガスなど)のランタンは火傷のリスクがあるので、お子さんが小さい時期は危険です。
ここ数年で、LEDでもメインランタンとして使える商品が出回っているので、これからランタンを買う方はLEDが良いと思います☆
この記事を読めば、数あるLEDランタンの中から、どれを選べばよいか分かるようになります。
参考 「初心者ファミリーにおすすめ、メインで使えるLEDランタン」はYouTubeでも紹介しています。
LEDランタンが活躍し、軽量化を競う時代に!
キャンプのメインランタンは、数年前はガソリンなどの燃焼系のランタンが主流でしたが、ここ数年でLEDランタンが活躍するようになりました。
明るさの面でガソリンランタンに勝るものがなかったのですが、LEDの普及&バッテリーの進化により、LEDランタンでも十分な明るさと点灯時間が得られるようになっています。
特に、子供連れのキャンプの場合は、ガソリンランタンによる火傷のリスクは脅威。また、LEDランタンは、扱いやすさやとコンパクト・軽量の面でガソリンランタンより遥かに使いやすいです。
時代が変わりました♪
無駄なく照射できるから明るく、薄型でコンパクト。モバイルバッテリーとして使えたりするので、防災の備えにもなります。
LEDランタン(暖色)のおすすめランキング
まずは、LEDランタン(暖色)のおすすめランキングを紹介します。
ランキングの順位は、以下の基準を踏まえて選んでいます。
- 暖色で明るい順
- 稼働時間が長いもの
- 使い勝手
※後ほどLEDランタンの選び方をご紹介しますが、LEDランタン選びで一番重要なのは「暖色の明るさ」。ルーメン数が大きくても蛍光灯のような明かりだと雰囲気が台無しです。
1位 クレイモア 3フェイス プラス M(暖色 3,200lm 7時間30分)
クレイモア 3フェイス プラス Mは3,200lmのLEDランタン。
照射面が3方向あるので広範囲に明かりが届くため、超大型テントやタープ下で重宝します。
昼間のように明るいです(笑)
クレイモア 3フェイス プラスには、M、L、Xのサイズがあり。Xサイズは明るさ5,000lmを誇ります。明るくなるとその分だけ大きくなるのでキャンプならMサイズでも十分ですが、連泊が多い方はバッテリー容量の大きいL、Xを選ぶのも良いと思います。
- 内蔵リチウムイオン電池 17,400mAh
- 3面照射
- 防水性能:IP54(防塵・防まつ)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
参考 クレイモア3フェイスプラスの3機種を比較・レビューした記事はこちら

2位 ルーメナープラス (暖色 1,800lm 12時間)
ルーメナープラスは1,800lmを誇るLEDランタン。大型テントの中で使っても、室内と同じぐらいの明るさが得られます。
実際に我が家でも使っています。明るすぎて目がチカチカするので、明るさを調整して使っているほど。
- 内蔵リチウムポリマー電池 20,000mAh
- スマホ充電可能(USB出力あり)
参考 ルーメナープラスのレビュー記事はこちら

3位 ルーメナー2 (暖色 1,500lm 8時間)
ルーメナー2は、防水・耐落下性能を備えたアウトドア仕様。
実際に我が家でも使っていますが、大型テントで使っても十分な明るさです。
- 内蔵リチウムポリマー電池 10,000mAh
- 防水性能:IP67(耐塵・防浸型)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
参考 ルーメナー2のレビュー記事はこちら

4位 ルーメナー7 (暖色 1,300lm 8時間)
ルーメナー7は、コンパクトなサイズが最大の特徴。
実際に我が家でも使っていますが、大型テントで使っても十分な明るさ。そしてコンパクトさがピカイチ!なので、個人的には一番気に入ってます♪
- 内蔵リチウムイオン電池 10,000mAh
- スマホ充電可能(USB出力あり)
参考 ルーメナー7のレビュー記事はこちら

5位 クレイモア ウルトラプラス Lサイズ (暖色 1,350lm 11時間)
クレイモア ウルトラプラスの Lサイズは、昼白色で 2,700lmを誇るLEDランタン。(稼働時間5.5時間)
暖色の場合は、1,350lm 11時間となり、明るさはルーメナー7と同じぐらい。
- 内蔵リチウムイオン電池 17,400mAh
- 防水性能:IP44(1mmより大きい固形物に対する保護・防まつ型)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
参考 クレイモアウルトラプラスのレビュー記事はこちら

6位 ワック(WAQ) LEDランタン 2 (暖色 1300lm 11時間※)
ワック(WAQ)のLEDランタン2は、昼白色で 1,650lmの明るさ、昼光色・電球色は1300lmの明るさ。
細かなところまで作り込まれていて、使いやすさが考えられているのが魅力です。
- 内蔵リチウムイオン電池 13,400mAh
- 防水性能:IP67相当
- スマホ充電可能(USB出力あり QC3.0/PD22.5W対応)
- マグネット式ハンドル
※暖色の点灯時間はスペック値(1600lm✕8.5時間、250lm✕60時間)からの推定値
7位 クレイモア ウルトラプラス Mサイズ (暖色 1100lm 8時間)
クレイモア ウルトラプラスの Mサイズは、昼白色で 2,200lmを誇るLEDランタン。(その場合稼働時間が4時間)。
暖色の場合は、1,100lm 8時間使えます。
- 内蔵リチウムイオン電池 1,160mAh
- 水性能:IP44(1mmより大きい固形物に対する保護・防まつ型)
- マホ充電可能(USB出力あり)
参考 クレイモアウルトラプラスのレビュー記事はこちら

8位 ロゴス パワーストックランタン 2000 (暖色 1099lm 8時間)
ロゴスのパワーストックランタンは、白色1,200lmで8時間使える商品。
暖色だと1,099lmで8時間使えます。
- 内蔵リチウムイオン電池 20,800mAh
- 防水性能:IP65(耐塵・防噴流型)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
9位 クレイモア 3フェイス ミニ (暖色 800lm 6.5時間)
クレイモア 3フェイス ミニは、暖色 800lm 6.5時間の点灯が可能。照射面が3方向あるのが特徴です。
ソロキャンプにベストな明るさとサイズ感。ファミリーキャンプでも不便しない明るさです。
- 内蔵リチウムイオン電池 5,000mAh
- 3面照射
- 防水性能:IP54(防塵・防まつ)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
参考 クレイモア 3フェイス ミニのレビュー記事はこちら

10位 ジェントスEX-1300D (暖色 600lm 16時間)
ジェントスのEX-1300Dは、暖色 600lm 16時間。白色 1,300lm 7時間の商品。
ランタンの形状をしてるのが特徴で、単一電池を使います。
- アルカリ単一形乾電池×4本
- 防水性能:IPX4(防まつ型)
11位 クレイモア ウルトラプラス Sサイズ (暖色 600lm 7時間)
クレイモア ウルトラプラス Sサイズは、昼白色 1,200lm 3.5時間。暖色 600lm 7時間の点灯が可能。
- 内蔵リチウムイオン電池 7,000mAh
- 防水性能:IP44(1mmより大きい固形物に対する保護・防まつ型)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
参考 クレイモアウルトラプラスのレビュー記事はこちら

12位 クレイモア ウルトラ ミニ (暖色 500lm 6時間)
クレイモア ウルトラ ミニは、暖色 500lm 6時間。
とにかく超コンパクトなのが特徴で、大型テントの中を十分な明るさで照らしてくれます。
ソロキャンプならメインランタンとして活躍、手持ちライトとしても便利
- 内蔵リチウムイオン電池 3,500mAh
- 防水性能:IP64(粉塵が中に入らない耐塵形・防まつ型)
参考 クレイモアウルトラミニのレビュー記事はこちら

13位 ジェントス LEDランタン EX-000R (暖色 450lm 7.5時間)
ジェントスのEX-000Rは、暖色 450lm 7.5時間。白色 1,000lm 3時間の点灯時間。アウトドア仕様で、防水・耐落下性能を備えているのが特徴。
- 内蔵リチウムイオン電池 5,000mAh
- 落下耐久 10m
- 防水性能:IP68(耐塵・水中型)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
14位 コールマン クアッドマルチパネル
コールマンのLEDランタンは暖色で使えませんが、白色で800lm 20時間のスペック。
クアッドマルチパネルの特徴は、4つのパネルライトをそれぞれ取り外して手持ちのライトとして使えること。トイレに行く時などに便利です。
- アルカリ単一形乾電池×4本または8本
- 防水性能:IPX4(防まつ型)
- スマホ充電可能(USB出力あり)
- パネルを外して持ち運びできるサイズにして使用可能
最強のLEDランタンは「クレイモア 3フェイス プラス」暖色で断トツの明るさ!
個人的に最強だと思うランタンは「クレイモア 3フェイス プラス」<2022年11月時点>
大型テントでも超快適な明るさです。我が家はスカイパイロットTCや、サーカスTC BIGを使う時にはクレイモア 3フェイス プラスを持っていきます。
また、ルーメナープラスの暖色1,800lmも2ルームテントなら十分すぎる明るさ。
ファミリーキャンプで快適な明るさでコンパクト。バランスが良いため、2ルームテントでキャンプする時に出番が多いです。
トータルバランスを考えると「ルーメナー7」が優秀
キャンプ用途なら「ルーメナー7」が総合的にバランスが良いと感じます。メインランタンとして満足の明るさで、使いやすさも良い。
※我が家がどれか一つを買うならルーメナー7にします。十分な明るさ、価格、コンパクト、デザインが文句なしです。
参考 ルーメナー7のレビュー記事はこちら

ソロキャンプなら「クレイモア ウルトラ ミニ」
超コンパクトで十分な明るさという点では、クレイモア ウルトラ ミニはかなり優秀です。
ソロキャンプならメインランタンとして活躍していくれる明るさですし、手持ちライトとしても使いやすいサイズ感。ファミリーキャンプなら複数あわせて使ってメインランタンとするのも良いと思います。
参考 クレイモアウルトラミニのレビュー記事はこちら

LEDランタン選びのポイント ~ 失敗からの学び
我が家は、8年キャンプをしてきて、メインランタンとしてLEDランタンを使ってきました。
その時々では満足しているのですが、色々なLEDランタンを使ってみると商品選びのポイントが分かってきました。
その経験をふまえてLEDランタン選びのポイントをご紹介します。
- 暖色の明るさが1,000lm以上あるもの
- 光の向きは一方向のほうが明るい
- 稼働時間とバッテリー容量も確認しておく
- 利便性を考えると充電式(内蔵バッテリー)がオススメ
- 防水性能はお好みで
一番のポイントは「暖色で明るい」こと
個人的な好みかもしれませんが、キャンプ場での明かりは暖色のほうが雰囲気があって良いです。
蛍光灯の下で過ごすか? 電球の下で過ごすか? の違い。キャンプは雰囲気も大事なので、暖色のランタンをおすすめします。
- 明るさが1,000lm以上あるもの (メインとして使える)
- 光の向きも大事!
LEDランタンの明るさは 「lm(ルーメン) … 光源から放射される光の量」で記載されていますが、同じ1,000lmでも光が全方向に拡散するランタン型と、一方向に光を照射できるパネル型では、使ったときの明るさが全く違います。
実際に両方のタイプを使ってみると、明るさは雲泥の差でした。
パネル型のルーメナーやクレイモアを、上位にランクインさせているのはそのためです。
参考 光が拡散するタイプでも、鏡や反射板を使って光を集めれば、効果的に使うこともできます。
稼働時間・バッテリー容量
明るさだけでなく、稼働時間も確認すべきポイントです。
例えば、1,000lmの明るさで使うと、3時間しか使えない…。
となってしまうと、結局キャンプ場で明るさを控えて使うことになります。
稼働時間も注意して確認してみてください。
乾電池タイプか充電式(内蔵バッテリー)か?
内蔵バッテリー型か乾電池タイプかは、好みで選べば良いと思います。
我が家では両タイプを使ったことがあるので、それぞれの特徴をまとめます。
内蔵バッテリータイプはUSBケーブルで充電できてお手軽なのがメリット。
ただし、現地でバッテリーを使い切ったらアウト。
※ポータブル電源を持っている方なら、現地で充電できます。
また、何度も使っていく(300~500回など)とバッテリーがヘタっていくのが気になります。
ただし、毎週キャンプに行って充電を繰り返しても10年ほど使える計算なので、個人的にはバッテリーのヘタリは気にしなくても良いと思っています。
※ジェントスのEX-000Rなどは交換バッテリーが売っています。
乾電池型のメリットは、電池交換すれば何時間でも使い続けられる点。
万が一、予備も使い切ってしまっても、乾電池はコンビニで購入できます。本体が壊れるまで無限に使い続けられるのがメリットですが、電池の費用を考える必要があります。
個人的には、キャンプから帰ってきて電池を何本も充電したり(買ったり)することを考えると、内蔵バッテリー型が便利だと思います。
防水性能、耐衝撃性能
防水性能や、耐衝撃性能を備えているランタンもあります。
タープ下で生活している場合は、雨に濡れる可能性があるので、防水性能があったほうが良いと思います。サイトを離れた時に、タープのポールにランタンを吊るしていると雨に降られた時にダメにする可能性があります。
ただ、大型テントのリビングルームで使うのであれば、あまり必要ないと感じます。
我が家の場合は、8年キャンプをしていて、ランタンを落とした経験がないので必須ではない気がしてますが、物を落としやすい人はあったほうが安心ですね。
大容量のLEDランタンは防災グッズとして活躍する
LEDランタンは、キャンプだけでなく、防災グッズとして活躍します。
- 非常灯として
- スマホの充電ができる
被災した時にローソクで生活するイメージがあるかもしれませんが、実際は被災地ではガス漏れなどの危険があり、火の使用は禁止される場合が多いです。そのため、LEDランタンが必要になります。
また、明るいLEDランタンは、明るさを抑えて使えば長時間使えます。例えばルーメナープラスだと最大160時間点灯可能。1日12時間点灯させても13日間使えます。防災の備えは7日間の備えが必要だと言われていますが、ルーメナープラスがあれば安心です。
LEDランタンは、USB充電ができるものも多いので、スマホの充電が可能。
被災時は、安否確認や情報収集でスマホが大活躍しますが、バッテリー切れのリスクに備える必要があります。LEDランタンがあれば、スマホの充電ができるので安心です。
まとめ
最後に簡単にまとめます。
- これから買うなら「パネル型LEDランタン」がオススメ
- 暖色の明るさが1,000lm以上あるもの
- 稼働時間(バッテリー容量)も確認しておく
- 利便性を考えると充電式(内蔵バッテリー)がオススメ
- 防水性能・耐落下性能はお好みで
- 防災グッズとしても役立つ(大容量・USB充電)
キャンプで使うならMでも十分快適です。
ルーメナー7 … コンパクトで十分な明るさでバランスが良い
クレイモア ウルトラ ミニ … 超コンパクトで十分な明るさ(ソロキャンプに便利なスペック)
個人的に、薄型LEDライトのブランドはルーメナーかクレイモアから選ぶと間違いないと思います。どちらも韓国の企業で技術的に一歩先を進んでいる印象。 ※最近はそれ以外のパクリ品が多く出回っているため注意が必要です。


参考 「初心者ファミリーにおすすめ、メインで使えるLEDランタン」はYouTubeでも紹介しています。