ポータブル電源(大容量モバイルバッテリー)のおすすめランキングと、選び方を紹介します。
これまで、我が家はポータブル電源を15個以上、5年間使い続けてきました。最初はキャンプで使っていたのですが、今では普段からソーラーパネルで充電して節電しています♪
その経験をもとにキャンプ用ポータブル電源のオススメランキングを紹介します。
ポータブル電源があれば、スマホの充電はもちろん、扇風機や電気毛布が使えて、ドライヤーも使えたりします。冬に電源なしサイトに行けるため世界が広がります。また防災の備えとして一台あると安心。(災害時にスマホでの情報収集は死活問題)
見出し
キャンプ用ポータブル電源の選び方(まとめ)
ポータブル電源選びで重要なのが「目的」
用途があいまいだと失敗するので、我が家の実例を参考にしてみてください。
ポータブル電源があると、電源なしサイトでも、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるのが魅力。
- 冬 : 電気毛布
- 夏 : サーキュレーター(扇風機)
- 通年 : ドライヤー
冬用の高価な寝袋がなくてもポータブル電源があれば温かく寝られます。家族全員分の冬用寝袋をそろえるか?ポータブル電源を買うか?と考えることができます。
バッテリー容量は電気毛布の稼働時間を元に決めると良いです。サーキュレーターは消費電力が低いため気にしなくてOK。
- ファミリーキャンプなら 容量 1000~700Wh
- ソロキャンプなら 500~400Wh
- 400Wh … 電気毛布が1晩 1~2枚使える容量
- 700Wh … 電気毛布が1晩 2~3枚使える容量
- 1000Whまでなら大人が片手で持てるサイズ・重量
- 1500Wh以上は大きくて重い…。
容量1500Whのポータブル電源だとバッテリー容量の心配もなく、ドライヤーが使える出力だったりするのですが、重くて持ち運びにくかったり、ファン音も気になる場合が多い…。
1500Whのポータブル電源を買うなら、700Whを2台買ったほうが便利だと思います。
参考 ちなみに、防災用だと300Whぐらいのポータブル電源で十分。生活家電を動かせるのは数時間程度なので非現実的、スマホやライトの充電用にして1週間過ごすのが現実的です。
ここからはポータブル電源のランキングを紹介します。
キャンプ用ポータブル電源のおすすめランキング
キャンプにオススメのポータブル電源をランキング形式で紹介。
※我が家にある大量のポータブル電源。ソーラーパネルで充電して毎日使っています
キャンプでの使い勝手や、稼働時間を検証した結果をふまえ、我が家のオススメ順にランキングしています。
ランキングの基準は、ファミリーで使いやすいバッテリー容量・実稼働時間かどうか。さらに使い勝手や安全性などを配慮して決めています。
1位 ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 708
Jackeryはアメリカと日本で人気のポータブル電源。米国Amazonのポータブル電源の売れ筋ランキングで ポータブル電源で上記2機種を独占。<2022/11/11時点>
Jackeryの「ポータブル電源708」はバッテリー容量 708Wh。出力 500W。ACコンセントの口が2つ。2年間の製品保証つき。
電気毛布(中)×3枚が 6時間46分使える♪ (上記実測値からの計算値)
1泊のファミリーキャンプで困らないバッテリー容量。取っ手を折り畳むと上に物を乗せられるので使い勝手も良好。液晶表示・ボタン操作も分かりやすく、サイズ・重量もコンパクトで無駄がない。
参考 詳細はJackery ポータブル電源708のレビュー記事を参照下さい。
参考 さらに大容量のポータブル電源を探している方はJackery1000や、Jackery 1500もチェックしてみてください。完成度は文句なしですが、サイズ・重量が大きくなり、ファンの音も気になってくるので、ファミリーキャンプ用ならJackery708でやりくりするのがベストだと感じています。
2位 BLUETTI EB70 (716Wh)
我が家が2位に選んだのは BLUETTI の EB70。BLUETTIはポータブル電源とソーラーパネルを展開しているブランド。
先駆けて「リン酸鉄リチウムイオン電池」を使っているのも特徴。「安全性が高く」「コスパが良い」という特徴があります。
電気毛布(中)×3枚が 5時間53分使える♪ (上記実測値からの計算値)
バッテリーが5段階表示で物足りなく、サイズ・重量も少し大きめ、充電中にACアダプタの音がうるさいなど気になるポイントが目に付きますが、「リン酸鉄リチウムイオン電池」はサイクル回数が多く長寿命なのでコスパが良いのが最大の魅力。
参考 BLUETTI EB70をレビューした記事はこちら。
参考 当サイトではBLUETTIのAC200(2000Wh)もレビューしています。超大容量で完成度が高いアイテム。電気毛布4枚が13時間使えています。こちらは車中泊向けです。
3位 エコフロー(EcoFlow) LIVER Pro
EFDELTAも有名なブランド「EcoFlow」のポータブル電源。バッテリー容量は720Wh。
- スマホアプリでバッテリーの状態をリアルタイムで確認・操作できる
- ブースト機能でドライヤーが使える
- 満充電まで1時間40分という早さ
といった機能は、他の700Wh級のポータブル電源にはない機能。
ドライヤーも使えた!
バッテリー容量に対して、実際に電気機器が使えた時間が他の700Whのポータブル電源と比べて多少短いのが気になるポイント。ただ、使ってみて容量が足りない場合はエクストラバッテリーで2倍(1440Wh)にバッテリー容量を増やせます。
参考 詳細はEcoFlow RIVER Proのレビュー記事を参照下さい。
4位 EBL ポータブル電源1000
EBLは1998年創業のバッテリー関連に強いブランド。ポータブル電源やソーラーパネル、充電式電池を手掛けています。Amazonの充電式電池・充電器の売れ筋ランキングで売れ筋です。
そんなEBLのポータブル電源1000は、
約1000Whと大容量で、実際の検証でも電気毛布(中)×4枚が8時間16分使えました。
それでいてコンパクト。我が家の持っているポータブル電源の中でバッテリー容量に対する大きさが一番小さいです。
ポータブル電源としては最近でてきたブランドですがコスパも良いのでオススメです。
参考 詳細は、EBLポータブル電源1000のレビュー記事を参照ください。
5位 オールパワーズ(ALLPOWERS) S1500
2022年頃から登場したオールパワーズのポータブル電源。S1500は高出力(1500W)で大容量(1092Wh)、それでいて片手で持てるコンパクトなサイズが魅力。
バッテリー残量表示に癖があったり、ファン音が大きいのが気になるポイントではあるのですが、検証時に電気毛布(中)×4枚が10時間35分使えたり、スマホアプリで稼働状況が見れたり、5年保証がついていたり魅力も多いポータブル電源。
メリット・デメリットがハッキリしていますがコンパクトさは魅力です。
参考 詳細はオールパワーズ S1500のレビュー記事を参照下さい。
6位 JVCケンウッド の「BN-RBシリーズ」
Jackery Tuned by JVCのBN-RBシリーズは、キャンプと合う落ち着いた色合いが魅力です。OEM品でJackeryのポータブル電源と機能的にほぼ一緒ですが、バッテリー容量が違います。
Jackeryと同様にバッテリー容量ごとに3機種あります。
実際に使ってみるとJackeryのポータブル電源と同じく完成度が高いです。Jackeryはオレンジ色ですが、こちらは落ち着いた色合いがオシャレです♪
落ち着いた色が素敵♪
バッテリー容量に対するコンパクトさはJackeryのほうが良いのですが、オシャレな色合いは魅力です。
参考 詳細はJackery Tuned by JVC のポータブル電源 BN-RBシリーズのレビュー記事を参照下さい。
BN-RB5-Cは、当サイトでも実際に実機検証しています。
7位 色が豊富で完成度も高い SmartTap PowerArQ
PowerArQはオシャレな色展開をしていて、キャンプで映えるアイテム。
バッテリー容量は626Wh、出力は300W、ACコンセントの口が1つ。保証期間は2年。
日本の会社(加島商事)のブランドで2年間のアフターサポートが付いているのも安心のポイント。
色々なバージョンが出ていますが、個人的にはバッテリー容量とサイズ感からファミリーキャンプなら初期のPowerArQが便利だと思います。
オプション品のソーラーパネルも実用的で、家庭のコンセントで充電するのと同じ速度(8時間)で充電可能。
オプション品のソーラーパネルも実用的
唯一、上部の取っ手が、収納効率・スタッキングの面で惜しい気がします。
参考 詳細はPowerArQの使用レビューの記事を参照ください
参考 後継機種のSmartTap PowerArQ2なども登場していますが、バッテリー容量が500Whと物足りない印象。
8位 安全性にこだわる LACITA エナーボックス
LACITAのエナーボックスは、日本の会社が展開しているポータブル電源。
バッテリー容量は444Wh、出力400W。ACコンセントの口は3つ。1年間の製品保証つき。
エナーボックスの特徴は安全性。電気自動車でも使われる三元系リチウムポリマー電池や、金属製の筐体を採用しています。ボディーが固くて角ばっているのが気になるポイントですが、オシャレな専用カバーを付けることで解消できます。
日本の会社(ポスタリテイト)による1年間の製品保証付きで、日本人のアフターサポートが付いているのも安心のポイント。
参考 詳細はLACITA エナーボックスのレビュー記事を参照ください
9位 AlphaESS MS500
6位にランクインしたのはAlphaESS MS500。
バッテリー容量 501Wh。出力 500W。ACコンセントの口は2つ。2年間の製品保証つき。
パネル表示はJackeryと一緒。白いデザインでインテリアにも合うので防災の備えとしても使いやすいです。
参考 詳細はAlphaESS MS500ポータブル電源のレビュー記事を参照下さい。
10位 Jackery ポータブル電源 400
ソロキャンプで使うならベストなアイテム!ということでJackeryの400Whを7位にランクインさせてみました。
ポータブル電源400はバッテリー容量 400Wh。出力 300W。ACコンセントの口は1つ。2年間の製品保証つき。

Jackeryのポータブル電源700と比べてかなりコンパクトなのが特徴。節約しながら使えばファミリーキャンプでも充分使えるアイテム。使い勝手や機能性は文句なし、無駄がなく完成度が高いと感じます。
ファミリーだとバッテリー容量が少し物足りないのですが、ソロキャンプで使うならベストなアイテム!
参考 詳細はJackery ポータブル電源400のレビュー記事を参照下さい。
11位 ボルトマジック PB450タフ
ボルトマジックのポータブル電源「PB450タフ」。車のジャンプスターターを手掛ける日本のブランドです。電気自動車でも使われている三元系リチウムポリマー電池を採用しているのも特徴。
バッテリー容量 450Wh。出力 500W。ACコンセントの口は2つ。1年間の製品保証つき。
四隅のラバー付きのタフなボディーが特徴。どの向きでも置けて便利♪また、液晶パネルのきめ細やかな表示(小数点以下表示、残り時間表示)も魅力です。
オプション品の収納バックにソーラーパネルなどを全て収納できて便利。
ファミリーだとバッテリー容量が少し物足りないかな。ソロキャンプで使うなら良いアイテム!
参考 詳細はボルトマジック「PB450タフ」のレビュー記事を参照下さい。
12位 Anker Portable Power Station PowerHouse シリーズ
モバイルバッテリーやスピーカーなどで有名なAnkerのポータブル電源。
Ankerは、元Googleの技術者が立ち上げた中国のメーカーでモバイル充電機器のトップランナー。ポータブル電源のPortable Power Station (PowerHouse)シリーズも人気が高くAmazon売れ筋ランキング(ポータブル電源・蓄電池)でも昔から上位にランクインしています。
リン酸鉄リチウムバッテリーを使っているのも特徴です。
Anker Portable Power Station(PowerHouse)シリーズは5種類
Portable Power Station |
容量 | 出力 | 重量 | 上部 |
---|---|---|---|---|
Anker 767 | 2048Wh | 2000W | 30.5kg | フラット |
Anker 757 | 1229Wh | 1500W | 19.9kg | フラット |
Anker 555 | 1024Wh | 1000W | 13.1kg | 湾曲ハンドル |
Anker 535 | 512Wh | 500W | 7.6kg | 湾曲ハンドル |
Anker 521 | 256Wh | 300W | 3.7kg | 湾曲ハンドル |
中でもキャンプに使いやすいと感じるのが、Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh) 。
バッテリー容量が1229Whで、ドライヤーが使える高出力、上部がフラットで積載しやすいです。
個人的に使ったことがないのですが、そのブランド力と機能性・デザインから根強い人気を誇るアイテムです。
13位 BigBlue Cellpowa500
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しているBigBlueのCellpowa500。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使っているため、安全性が高く、バッテリーの寿命も長いのが強み。バッテリー容量に対してサイズが大きいのと、上面がフラットではないためキャンプ用となると少し扱いづらいのが難点。
参考 詳細は、BigBlue Cellpowa500(CP500)のレビュー記事を参照ください。
ポータブル電源のスペック比較表
ポータブル電源のスペックを比較表にしました。
「実コスパ」は数値が高いほうが優秀。サイクル回数も加味して「価格に対して、どれだけ電気毛布が稼働するか」を計算しています。
実コスパ = (電気毛布稼働時間×サイクル回数)÷価格×100
※価格は2023/5/28時点 Amazonより
本記事の ランキング |
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ブランド | Jackery | BLUETTI | EcoFlow | EBL | ALL POWERS |
JVC ケンウッド |
Smart Tap |
機種 | ポータブル 電源708 |
EB70 | River Pro | ポータブル 電源1000 |
S1500 | BN-RB62-C | PowerArQ |
価格(約) | 8.5万円 | 8万円 | 8万円 | 6.5千円 | 9万 | 5.6万円 | 6.6万円 |
容量(Wh) | 708Wh | 718Wh | 720Wh | 999Wh | 1092Wh | 626Wh | 626Wh |
サイクル回数 | 500 | 2500 | 800 | 600 | 1000 | 500 | 300 |
出力(W) | 500W | 700W | 600W (X-Boost 1200W) |
1000W | 1500W | 500W | 300W |
電気毛布 | 2枚×10.2時間 (検証済) |
2枚×9時間 (検証済) |
2枚×7.3時間 (検証済) |
4枚✕8.1時間 (検証済) |
4枚✕10.5時間 (検証済) |
2枚×9時間 (検証値から計算) |
2枚×8時間 (検証済) |
コンセント | 2 口 | 4 口 | 3 口 | 2口 | 4口 | 2 口 | 1 口 |
サイズ | 30× 19.1× 19cm |
32× 21.7× 22.2cm |
28.9× 18.0× 23.5cm |
29× 20.2× 20.2cm |
32× 22× 19cm |
30× 19.3× 19.2cm |
30× 24.2× 19.3cm |
重さ | 6.8kg | 6.3kg | 7.2kg | 8.5kg | 10kg | 6.3kg | 6kg |
保証期間 | 2年 | 2年 | 2年 | 1年 | 5年 | 2年 | 2年 |
価格/Wh | 120円 | 110円 | 111円 | 65円 | 82円 | 89円 | 105円 |
実コスパ | 12.7 | 57 | 14.5 | 29.9 | 46.6 | 16.7 | 7 |
備考 | 使いやすく トータル バランス良し |
リン酸鉄 リチウム |
革新的な 機能性 |
コンパクト コスパ良好 |
コンパクト 高出力 大容量 |
落ち着いた色 JackeryのOEM |
バッテリー 交換可能 |
※BN-RB6の電気毛布稼働時間はBN-RB5の検証結果からバッテリー容量比で試算
本記事の ランキング |
8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 |
---|---|---|---|---|---|
ブランド | LACITA | AlphaESS | Jackery | ボルトマジック | Anker |
機種 | エナー ボックス |
MS500 | ポータブル 電源400 |
PB450タフ | 757 Portable Power Station |
価格(約) | 5.6万円 | 6万円 | 5万円 | 4.5万円 | 15万円 |
容量(Wh) | 444Wh | 500Wh | 400Wh | 450Wh | 1229Wh |
サイクル回数 | 500 | 1000 | 500 | 1000 | 3000 |
出力(W) | 400W | 500W | 200W | 500W</td | 1500W |
電気毛布 | 2枚×6.5時間 (検証済) |
2枚×7時間 (検証済) |
2枚×6.5時間 (検証済) |
2枚×5.5時間 (検証済) |
未検証 |
コンセント | 3 口 | 2 口 | 1 口 | 2 口 | 6 口 |
サイズ | 30× 13× 18cm |
30× 19× 22.8cm |
23× 13.5× 16cm |
40.5× 26.1× 21.5cm |
53.5× 44× 32cm |
重さ | 5kg | 6.2kg | 3.6kg | 5.4kg | 23kg |
保証期間 | 1年 | 2年 | 2年 | 1年 | 1.5年 |
価格/Wh | 126円 | 110円 | 125円 | 101円 | 122円 |
実コスパ | 11.6 | 23.4 | 13 | 24 | 未検証 |
備考 | 撥水版 もある |
使いやすく トータル バランス良し |
リン酸鉄 リチウム |
一般的にサイクル回数は、リン酸鉄リチウムイオン電池以外は500~800ぐらい。メーカー発表の公表値が最大なのか平均なのか統一感がないので、精緻に比較できませんが、サイクル回数も含めてコスパを検討すると良いと思います。
キャンプで使うポータブル電源の選び方
キャンプ用途でポータブル電源(大容量モバイルバッテリー)を選ぶポイントはこちら。
・ファミリーキャンプ 1000~700Wh
・ソロキャンプ 500~400Wh
- 700Wh … 電気毛布が1晩 2~3枚使える容量
- 400Wh … 電気毛布が1晩 1~2枚使える容量
- 1000Whまでなら大人が片手で持てるサイズ・重量
ドライヤーが使える出力 - 1500Wh以上は大きくて重い…。
まず一番大事なのはバッテリー容量。大きければ大きいほど良いのですが、その分、サイズと価格が上がり、ファンの音もうるさくなる傾向があります。
出力(W)は200Wあれば充分。電気毛布を2枚使っても120Wほどです。
1000Wh以上のポータブル電源だと出力が1500Wあってドライヤーが使えたりします。寝冷え対策のためにシャワー後にドライヤーが使えると便利ですが大容量になるので悩ましいところ。EcoFlowなどはブースト機能でドライヤーが使える物もあります。
[参考] バッテリー容量はどのぐらい必要?
大まかなバッテリー容量の目安をご紹介します。
バッテリー容量 | 機器の使用時間(目安) |
---|---|
600Wh | 電気毛布 中<22Wh> × 3枚 (6~7時間) |
400Wh | 電気毛布 中<22Wh> × 2枚 (6~7時間) |
200Wh | 電気毛布 中<22Wh> (6~7時間) |
※我が家の検証・個人の経験に基づいた感覚値です。製品ごとに変換効率が違います。
電気毛布を2枚使いたい場合は、最低でも400Wh以上。
我が家はこれまで、15個近くのポータブル電源を検証してきましたが「実際に使ってみないと分からない」というのが正直ところ。
同じバッテリー容量でも、以下の要因があり、商品によって差があります。
- バッテリーから実際に取り出せる容量
- DC/AC変換効率
- 稼働中のファンの回転
また、冬の氷点下近い気温だとバッテリーの減りが早かったり、使用回数を重ねてバッテリーが劣化していくので、バッテリー容量は余裕を持って選ぶと安心です。
しっかり選びたい方は、我が家が実機で検証した結果を参考にして選ぶと良いと思います。各ポータブル電源のレビュー記事で詳細を掲載しています。
キャンプでポータブル電源は必要か? 活用例を紹介
キャンプにポータブル電源は必要ではありませんが、あると快適に過ごすことができます。
我が家が重宝しているのが冬の電気毛布と夏のサーキュレーター。暑さ寒さに
ということで、ポータブル電源があると便利な活用シーンを紹介します。
- 家族全員分のスマホの充電が余裕♪
- 夏は扇風機が使えて涼しい
- 冬は電気毛布が使える
- LEDライトや乾電池の充電
家族全員分のスマホの充電が余裕♪
ポータブル電源があると、家族全員分のスマホの充電ができます。
もちろん、ノートPCやタブレットもOK。
キャンプ場だとスマホの電気消耗が早いです。以下の理由で、あっという間に電池が減っていきます。
- SNS(Twitter、Instagram)
- スーパーやレジャー施設の調べ物
- 電波状況が悪い
ポータブル電源があれば、家族全員分のスマホが充電できるので、電池を気にして我慢する必要がありません。
冬は電気毛布が使える ~ 安全に使える暖房器具
秋冬の寒い時期には、底冷えで寝られないこともしばしば。
そんな時に、ポータブル電源で電気毛布を使えば、安全に温かく寝られます。
寒い時期にも電源なしのキャンプ場にも足を伸ばせるようになるので世界が広がりますね☆
冬の装備があるなら電気毛布4枚は不要
我が家は4人家族ですが電気毛布を使うのは2枚。
といった感じで、なんだかんだ2枚でやりくりできています。最近はキャンプの寒さ対策も充実してきたので、電気毛布は保険として持っていくけど使わないことが多くなりました。
参考 電気毛布については別記事でまとめています。
夏は扇風機・サーキュレーターで涼しく過ごせる
夏は扇風機を使って涼しく過ごすことができます。
- 風がないと夜は寝苦しい
- 設営で大汗をかく
- 周辺の地面からの熱気
といった感じで、暑い思いをすることがあります。そんな時には、ポータブル電源と扇風機を使うと涼しく過ごせます。
また、撤収時にテントを乾燥させるときにも使えます。
参考 キャンプのおすすめ扇風機は別記事で紹介しています。
LEDライトや乾電池の充電ができる
ポータブル電源があるとライトや乾電池などを充電できます。
LEDランタンも大容量のものが増えましたが連泊する時は昼間に充電しておけると安心です。
参考 メインで活躍する暖色LEDランタンは別記事で紹介しています。
[参考]スマホの充電だけなら小型のモバイルバッテリーが便利
我が家はポータブル電源(大容量)とモバイルバッテリー(小容量)を使っています。
実際に使ってみて感じたのは、
スマホと一緒に持ち運べるサイズなので、
- 就寝時にテント内に持ち込む
- 色々なところに置ける
といったメリットがあります。
最初は、車のシガーソケットで充電できるからモバイルバッテリーは無くても平気だと思っていましたが、車でスマホを充電できるのは移動中だけ。モバイルバッテリーがあれば、夜にテント内で充電しながらスマホが使えるので格段に便利です♪
真夏や冬にキャンプに行かない方は、スマホの充電がメインだと思うので、小型のモバイルバッテリーを検討してみると良いです。2~3千円でスマホの電池を気にしなくて良くなるのでオススメ☆
スマホの充電目的で、電源付きサイトにしている方はモバイルバッテリーを買ってしまったほうが安上がり♪
まとめ
さいごに簡単にまとめます。
キャンプ用途でポータブル電源(大容量モバイルバッテリー)を選ぶポイント
・ファミリーキャンプ 1000~700Wh
・ソロキャンプ 500~400Wh
個人的にオススメのブランドはJackery。ポータブル電源708、ポータブル電源400ともに電気毛布の稼働時間も長く、バッテリー容量に対するサイズもコンパクト。使い勝手も良好で文句なしです。

詳細はJackery ポータブル電源708のレビュー記事を参照下さい

詳細はJackery ポータブル電源400のレビュー記事を参照下さい。
「リン酸鉄リチウムイオン電池」は「安全性が高く」「コスパが良い」のが特徴。
詳細はBLUETTI EB70のレビュー記事を参照ください。