洗濯マグちゃんの自作方法から、使い方、効果、お手入れ方法まで紹介します。
我が家では「洗濯マグちゃん」と「自作マグちゃん」のみを使って洗濯しています。洗剤と柔軟剤はほとんど使っていません。かれこれ4目♪
キャンプ場で洗濯する時に、特にオススメしたいアイテム☆ 自然環境に洗剤垂れ流しにするか、植物が育つマグネシウム水を流すかは大違い!洗たくマグちゃんを自作すればコストも下がる♪
ということで、自作マグちゃんの作り方を紹介します。
我が家は7種類のマグネシウムボールを試してきましたが、サイズ・量・質が選定ポイントなのでそのあたりも徹底的に紹介します。
※一部、販売店様から商品提供していただいています
参考 洗濯マグちゃんのレビュー記事はこちら。

洗濯マグちゃんの自作は簡単 & コスト削減になる♪
洗濯マグちゃんを自作するメリットは「コスト」が下がること。
洗濯マグちゃんでも、洗剤+柔軟剤で洗濯するのと比べて、十分コストメリットがあるのですが、自作すれば、さらにコストを下げることができます
- 洗濯マグちゃんは、100gあたり 2,600円ほど
- 自作マグちゃんは、100gあたり 500円ほど
我が家の場合、洗濯マグちゃんを試しに使ってみて「使える!」と思ったため、脱洗剤するために自作しました。
作り方は簡単、マグネシウムボールを洗濯ネットに入れて閉じるだけ♪
シンプルな作りですが、3年使ってきて劣化しやすいポイントなどが分かってきたので、我が家の経験を交えながら注意点も紹介していきます。
材料
材料は、マグネシウムの粒と100均で売っている洗濯ネット。
- マグネシウム粒
- 洗濯ネット(小)
- 紐
- 裁縫道具(手縫いの針と糸)
1. マグネシウムの粒
マグネシウムの粒のサイズは5mmと6mmがありますが、個人的には6mmがオススメ。(後述)
マグネシウムの粒の大きさについて
我が家は6mmのマグネシウムを使っています。最初は5mmを使っていたのですが、使っていると小さくなるので大きめを使うようになりました。
サイズ選びの根拠について経験を交えながら紹介します。
正規品の洗濯マグちゃんに入っているマグネシウムの粒は丸形。直径は5mmほどの大きさ。
マグネシウムのサイズはメンテナンスしながら使っていると小さくなります。
実際に 2~3年ほど使っているマグネシウムはかなり小さくなっていました。
粒が小さくなると、万が一漏れた時に洗濯槽の穴に入って危険。※マグネシウムは火打ち石で使われる素材。
我が家は6mmで多めに作るようになった
といういことで、我が家では6mmを使っています。
5mmと比べたデメリットは、グラムあたりの表面積が減ること。そのため、表面積が減ると水に作用しにくくなるため、マグネシウムの量を増やして自作しています。
※5mmは洗濯たくマグちゃんとサイズ。※1粒あたりの表面積が増えるので水に作用しやすいのが強み。
洗濯マグちゃんの自作に必要なマグネシウムの量は200g~300g
マグネシウムの粒が必要な量は、洗濯方法、洗濯槽の大きさによって変わってきますが、一般家庭の洗濯量であれば300gあれば充分です。
6~8kgの洗濯量に対して50gのマグネシウム
洗濯物の量 | マグネシウムの量 |
---|---|
3kg | 70g |
5kg | 100g |
6kg | 140g |
7kg | 150g |
9kg | 200g |
参考 マグネシウム量の根拠については、洗濯マグちゃんのレビュー記事(洗濯マグちゃんの使い方について)でまとめています。
我が家では300gを2個使って、マグネシウム風呂と洗濯に使っています。量が多いほど水に作用しやすくなるため。
また、使っていると減っていくので、最初から多めだと手間がないです。
我が家の場合は最初は300gで作って使っていましたが…、
半年後に測ったら54gも減っていました。
最初に内容量600gを買っておけば減ったら追加できます。
マグネシウムの質に注意
マグネシウムの質にも注意が必要です。
我が家はこれまで6種類のマグネシウムボールを使ってきましたが、質の悪い商品は一度開封して1年後に追加しようとした時に真っ黒になっていました…。クエン酸でも戻らず。
どちらも純度は同レベルで保管方法も同じなのですが…、数年経つと酸化具合に違いがありました。仮に純度が同じだとしても、形成の質や密度などが違うのかもしれません。
今のところ我が家が使っているHAPPY MAGはどれも黒くなっていません。
素人は評価できないため信頼できるものが安心ですね。
2. 洗濯ネット(小)
100均で売っている洗濯ネット。マスク用が丁度よいサイズです。
ネットショップではマグネシウムを入れるための洗濯ネットが販売されています。三角の形状だと洗濯機で回転しやすいのでマグネシウムの効果も早く引き出せそうです。
参考 新型コロナウィルスでマスクが出回る前は洗濯ネット(小)に入れて使っていましたが、これだとサイズ的に少し大きいです。
3. 紐
自作の洗濯マグちゃんを干すめたの紐を付けると便利です。※必須ではありません
洗濯ネットに、干す時用の輪っかが付いていれば、そのまま利用してもOK。
我が家の場合は 適当な紐が家にあったのでそれを使いました。
4. 裁縫道具(手縫いの針と糸)
縫い針と糸は、洗濯ネットのジッパーが開かないようにするために使います。
自宅にない場合は、100均でソーイングセットを購入すると良いと思います。
自作洗濯マグちゃんの作り方
作り方は簡単♪
まずは、マグネシウムの粒を 洗濯ネットに直接入れます。
ジッパーを閉めた状態で、ジッパーが開かないように針と糸で縫います。
ジッパーが開かなければ良いので適当でOK。
最後にジッパーの金具の穴に紐を通して結んで完成!
[参考]失敗談からの教訓
自作マグちゃんを作る時の失敗談と教訓をご紹介します。
当初は、台所用の水切りネットも使っていましたが、今では使わなくなりました。
何度も使っていたら、マグネシウムの粒が水切りネットを破って外に飛び出しました。
ネットが破けても、洗濯ネットのジッパーが閉じてれば良いのですが、少し口が開いているとマグネシウムの粒が洗濯槽の中に飛び散ります。
洗濯機の中の内部に入り込んだら故障・事故の可能性があります。マグネシウムは発火性が高く、火打石に使われるほどの金属。当時は、マグネシウムの粒より洗濯槽の穴が小さかったので、それ以上の被害はありませんでした。
という経験から、水切りネットを無くして、洗濯ネットのジッパーの口を開かないように縫っています。
洗濯ネットには、最初から紐がついています。
最初は、この紐を中から外側に出して輪っかとして使っていたのですが、たまに内側に引っ込んでしまい失敗。
洗濯ネットの紐を切ってジッパーに結んでみましたが、長さが短くて使いづらかったため、家にあった紐をジッパーに取り付けることにしました。
これらの失敗を経験して、今回紹介している自作方法に落ち着きました♪
1年半以上使っていたらジッパーがほつれてくるようになりました。洗濯機の中で擦れて一番最初に劣化する箇所。
参考 我が家の場合は負けじと使い続ける(笑)
ちなみに我が家の場合は、最初はほつれた箇所を縫って使っていましたが、他の箇所も次々と破れてくるようになってギブアップ!
ということで、最終的にジッパー部分を切って完全に縫ってしまいました♪
ミシン使って縫って使い続けるのは、頑張り過ぎな気もするので(笑) 洗濯ネットが劣化したら買い替えて作り直すと良いと思います☆
チョット手間ですが、最初らジッパーを外して完全に縫ってしまったほうが長持ちします。
3年ほど使っていたら、洗濯ネットの生地がヘタってきたので交換。
洗濯中に破れるとかなり厄介なので、劣化していると感じたら早めに交換すると良いですね。
マグネシウムは火打ちに使われる素材なので、洗濯槽の穴から中に入ってゴリゴリ擦れたら発火する可能性がありますね。
使い方
使い方は洗濯マグちゃんと一緒です
参考 洗濯機の設定は、洗濯マグちゃんのレビュー記事で紹介しています。

効果
我が家は、基本的に洗濯マグちゃんと自作マグちゃんだけで洗濯しています。
洗濯マグちゃんだけで、衣類の汚れも普通に落ちていると感じます♪
とはいえ梅雨や夏など、汗や皮脂の汚れが酷い時には洗剤と併用するようにしています
- 梅雨や長雨の時期 … 部屋干しで臭いやすい
- 夏 … 汗を大量にかく
4間使い続けていますが、洗剤や柔軟剤の使用量がかなり減りました♪
お手入れ・メンテナンス方法
洗濯マグちゃんは定期的にお手入れをすると良いです。
表面が酸化してくるので、水にクエン酸を大さじ1杯ぐらい溶かして漬けてあげると綺麗になります。
詳細については別記事でご紹介します。
さいごに
洗濯マグちゃんの自作方法紹介しました。
洗濯マグちゃんだけでも、洗剤と柔軟剤を使うよりコストメリットがあるのですが、自作するとさらに安上がりです。
また、洗剤のアレルギーに苦しまれている方も試してみると良いかもしれません。
600gはお風呂に使ったり、マグネシウムボールだけで洗濯する方にオススメ
参考 洗濯マグちゃんのレビュー記事はこちら。
