Snugpak(スナグパック)の「マリナー スクエア」シリーズの「ライトジップ」と「レフトジップ」を実際に使ってみたのでレビュー。
我が家のように、廉価版の3シーズン寝袋を使っている方にオススメのアイテム♪
冷える春先や晩秋でも使える温度帯♪
実際に使ってみましたが、シーズン通して使える寝袋だと感じました。
- 温かい時期は開いて掛け布団として
- 冬は毛布や湯たんぽで防寒を補って
- 2つ結合して子供と添い寝できる大型寝袋に♪
といった感じで、活用の幅が広い万能な寝袋!ファミリーキャンプを始める方にオススメ☆
我が家もそうですが、ノーブランドの安物3シーズン寝袋は買い直すことになります(笑)。その点、マリナー スクエアは対応温度帯が低いので冬でも工夫すれば使えます。
※メーカー様から商品提供していただいています
Snugpak(スナグパック) 寝袋 マリナー スクエア [快適 -2℃ 下限-7℃]
Snugpakの(スナグパック) の寝袋「マリナー スクエア」は、快適外気温度-2℃、下限外気温度-7℃の化繊寝袋。
ジッパーの位置(左・右・中央)と色柄(迷彩・ブルー・ユーカリ)によって色々なバリエーションがあります。
詳細 | |
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サイズ/収納時 | 直径24×長さ40cm |
サイズ/展開時 | 縦(長さ)220cm・横(周囲)160cm |
材質/アウター生地 | ポリエステル「Aqualight」※ |
材質/インナー生地 | ポリエステル「Supersoft」※ |
材質/中綿 | シリコン加工ポリエステル中空繊維「Isofibre」※ |
重量 | 1,750g |
快適外気温度 | -2℃ |
下限外気温度 | -7℃ |
洗濯可 | 中綿は化学繊維のため丸洗い可能 |
その他 | 圧縮ベルト付きの収納袋 |
材質は、インナー、アウター、中綿で、それぞれ化繊素材を使い分けています。
実際に寝てみると、繊維が熱を逃がしにくいのが肌で感じられます。廉価品の化繊寝袋とは違います。
特殊な繊維構造を作り上げ、寝袋に必要とされる機能性のある生地・中綿。
- 完全なマミー型ではなく、ジッパーを全開にして開いて使える
- ライトジップとレフトジップを組み合わせれば合体できる
- 化繊だから丸洗いできる
- 足元のみ開閉可能
- 首まわりを絞るドローコード、ネックバックル付き
キャンプでの使用レビュー
実際に3月下旬のキャンプで使った状況をご紹介します。
まとめるとこんな感じ。
すみません、また今度検証します☆
- 装備 … 湯たんぽなどの熱源なし、銀マット、EVAフォーマット
- 服装 … スウェット上下、ヒートテック極暖
- 気温 … 就寝時の最低気温は 8.7℃
- リアルな感想 … 快眠!
一応、検証時の詳細について紹介します。
寝床の装備
寝袋の検証が目的だったので、寝床の装備は最小限に絞っています。
今回、顔まわりは程良く絞っていて、ネックバックル(首まわり)は締めていません。
- カマボコテント2(スカート付)
- ペラペラ銀マット2枚重ね
- EVAフォームマット
- Snugpak 寝袋 マリナー スクエア
衣服
衣服も最小限。
- 長袖 極暖ヒートテック
- 裏起毛なしのスウェット上下 (しなしな)
気温
場所は、3月下旬の千葉のキャンピングヒルズ鴨川。
寝ている時の最低気温は8.7℃。
※通常早朝に最低気温を記録するのことが多いのですが、今回は19:24に最低気温を記録しています。雨が降ったり、強風に見舞われたりしたので(笑)天気が不安定だったのかな。
参考 この日の夜の風がすごかった (笑)
リアルな感想 (口コミ)
もちろんバッチリ快眠。
今回は最低気温が8.7℃だったので、快適外気温度 -2℃のスペックを検証するまでに至りませんでした。せめて 5℃近くまで気温が下がってくれると良かったのですが★
実際に寝てみた感想は、
感覚的には、
実際に寝た時のフカフカ感と、熱の保持力は明らかに違いました。熱を逃さず「ボワン」と温かい感じ♪ ※3シーズン寝袋との厚さの比較は後述。
今回の環境ではスペック的に余裕があったので、また今度検証したいと思います☆
連結できるからファミリーキャンプで大活躍♪
今回、家族一同 一番テンションが上ったのが、
スナグパックのマナリー スクエアは、ライトジップとレフトジップを連結することが可能!
※特に小さい子がいる場合
小さい子の場合、キャンプに慣れていないと
- 一人で寝袋で寝るのが難しい
- 寂しくて誰かと一緒に寝たい
といった理由で、なかなか寝付けないことがあったりしますが、そんな時に活躍するのが連結寝袋♪
また、親にとっては「子供と一緒の寝袋で寝ると温かい♪」という効果もあります。
さらに、連結すると子供のテンションが上がりますね。
子供たちがが仲良く寝ていました♪
ちなみに、3人で寝るのは無理でした。連結した寝袋に子供たちが2人寝ている中に入ろうとしても、子供たちの寝相が悪くて入るスキなどありませんでした(笑)
スナグパック マリナー スクエアの作りをレビュー
ここからは、Snugpak(スナグパック) 寝袋 マリナー スクエアの詳細をレビューしていきます。
収納サイズ・重さ
収納サイズと重さは少し立派な印象。スペックに比例してきますね。
- 我が家の3シーズンの寝袋(廉価品、ダウン)と比べると大きい
- 冬用寝袋と比べると小さい (スナグパックのスリーパーエクスペディション、ソフティーエリート5)
対応できる温度帯によって大きさも比例するのですが、マリナー スクエアは「ちょっと大きい3シーズン寝袋」といったサイズ感です。
ただ、安心感が一緒の装備と比べると、トータルのサイズは小さくなります。
防寒対策の安心感は「廉価品の3シーズン寝袋 + 毛布」 = 「マリナー スクエア」
生地の質感も良く フッカフカ♪
生地の質感は、ツルツルしていて、肌触りも良いです。ポリエステル系の感じですが嫌なさわり心地ではありません♪
中綿もふっくらしていて、厚さは7.5cmほどありました!
我が家の廉価品(3,000~4,000円)の寝袋のボリュームを測ってみると、3cm~4cmでした。ボリュームの違いが2倍近くあるのが分かります。(数年使っているのでヘタっているのもありますが)
昔は何も知らずに…、よくこんなペラペラ寝袋で冬キャンプしていたなと思います。冬用ジャケットより薄いから、そりゃ寒い訳だ★
吸湿性・速乾性は、今回 汗をかくほどの気温じゃなかったので検証できず…。
化繊生地の弱点は汗をかくとベタつくこと。廉価品の3シーズン寝袋は生地が肌にまとわりついて不快な思いをした経験があります。夏が気になりますね。
その点、スナグパックのマリナースクエアの裏地は「SUPERSOFT」という吸湿性・速乾性に優れる化繊を使っているので期待できます♪
今後、暖かい時期に使ってみるのが楽しみ☆
封筒&マミー型なので余裕があって快適
形状は、封筒型とマミー型の中間ぐらい。
縦 220cm、幅 75cmなので、広々としていて窮屈さは全く感じません。
展開時のサイズは、縦(長さ)220cm・横(周囲)160cm。
顔だけ出して寝ると防寒効果UP
顔の部分は、ドローコード(ゴム紐)で絞ることができます。
暖かい空気を逃さなくなるので、ここを絞って寝ると温かさが全く違います。
顔周りが少し窮屈になりますが、寒い時に絞って寝ると防寒性能が格段に向上。
子供の顔サイズにまで絞れます♪
そうそう、こんな感じに「幻のツチノコ」ごっこも楽しめます♪
足元はジッパーで開閉可能
足元側はジッパーが付いているため開閉が可能。
温かい時期には足元を開けて温度調整すると良いです。
開いて掛け布団として使える
ジッパーを完全に取り外して開けば、大きな掛け布団として使えます。
春・秋に掛け布団として使ったりできますし、子供たちと一緒に寝る時にも便利。
作りはシッカリしていて文句なし
縫製やジッパーなどの作りはしっかりしています。
気になるポイントはありませんでした。
サイドのジッパーは勝手に開かないようにマジックテープで留められるようになっています。また、ジッパーの開閉もスムーズで寝袋に絡むこともなかったです。
首周りにはネックバックルが付いていて、暖かい空気を首元から逃さないように絞れます。
足元側にはループ(干すときに吊り下げられる輪っか)が2つ付いています。
どれを選ぶ?ライトジップ か レフト か センターか?
マリナー スクエアには、ジッパー位置によって3種類あります。※色によります
- ライトジップ
- レフトジップ
- センタージップ
実際にライトとレフトを使ってみると「選び方のポイント」が分かったので紹介☆
マリナースクエアを2つ持つなら、ライトジップとレフトジップを1個づつ持つと良いです。
その理由は連結できるから♪
ライトジップかレフトジップのどちらを選ぶかは、使いやすい位置にジッパーがあるかで選ぶと良いです。
最初は、右利きなのでライトジップだと思っていましたが、利き手と同じ側にジッパーがあると腕を折りたたんでジッパーを上げることになって窮屈。特に最後の肩近くはイライラ★
利き手の逆側にジッパーがあったほうが手がつっかえないので使いやすいと感じました。
とはいえ、自分が使いやすい方を選ぶのが正解♪ これまでの寝袋と同じ向きのほうが扱いやすいってこともありますね。
ちなみに、迷彩柄(カモフラ)の場合、ライトとレフトの違いは収納袋の圧縮ベルトの色。ライトジップはグレーで、レフトジップはブラックです。
まとめ
Snugpak(スナグパック)の寝袋「マリナー スクエア」は、快適-2℃、下限-7℃の化繊寝袋。
オールシーズン使える寝袋だと感じます。実際に使ってみて、売れている理由も分かりました♪
- 温かい時期は開いて掛け布団として
- 冬は毛布や湯たんぽで防寒を補って
- 2つ結合して子供と添い寝できる大型寝袋に♪
といった感じで、
我が家もそうですが、ノーブランドの安物3シーズン寝袋は買い直すことになります(笑)。その点、マリナー スクエアは対応温度帯が低いので冬でも防寒対策を追加して使えます。子供は寒さに強いので、子供用の冬用寝袋としてもちょうど良さそう♪