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【ファミリー向け】スノーピークのテント・シェルターを比較&解説

アメニティドームにアップライトポール1 キャンプ用品
この記事は約31分で読めます。

スノーピーク(snow peak)のテント・シェルターを徹底解説!

スノーピークのテント・シェルターの中から、自分がどれを選べば良いか分かる!

テントの入門的な知識から、各モデルの特徴や、細かいスペックの比較オススメの選び方を交えながら紹介していきます☆

  • ラインナップの基礎知識
  • スノーピークのテント・シェルターの一覧 (ファミリー向け)
  • テント・シェルター(2ルームテント)の特徴を紹介しながら比較
  • テントとシェルターの接続表
  • スノーピークのテント選びで知っておきたい6つのポイント

など、盛りだくさんの内容です。最後に「お得なセール・クーポン情報」も書いているのでお見逃しなく。

順番に読めば全体が把握できますが、お急ぎの方は目次から必要な箇所に飛んでください☆

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まずはスノーピークのラインナップを知ろう!

スノーピークの製品は、ラインナップがありグレードが違います。

テント選びの際には、自分がどのラインナップに手を出すのか目星をつけておくと選びやすいと思います。出費を抑えたい方は「本当にそのラインのスペックが必要か?」考えてみるのも良いかもしれません。

スノーピークの製品ラインナップ
種類 用途
エントリー [一般向け]
普通のキャンプなら十分満足できるテント
スタンダード [上級者向け]
一年中、快適に過ごせるテント
プロ [変態向け]
一年中、頻繁にキャンプする人向きのハイスペック・多機能なテント
プロ エアー [冒険者向け]
軽量でスタイリッシュなニューカマー
アイボリー [ハイカラ向け]
色合いが美しいアイボリーのテント

※個人的な所感が含まれています

エントリー ライン

エントリー ラインは、キャンプの入門向けに最適なモデル。

[一般向け] 普通のキャンプなら申し分ないテント

スノーピーク テント アメニティドームM [5人用]

エントリーモデルといえども、一般的なキャンプには大満足のスペックです。

実用面で十分なスペックを備えながら、手の届きやすい価格帯です。コスパ良い製品を手に入れたいという方に最適。

ジュラルミン製のポールが使われているので、強度面が確保されています。どの製品も、耐水圧は1,800ミニマムです。

エントリーラインの製品の色合いは、他のラインナップの色合いと違い明るい配色になっています。暖かい時期のキャンプを想定しているからかもしれません。

スタンダード ライン

スノーピークの標準モデル。

[上級者向け] 一年中、快適に過ごせるテント

スノーピーク テント ランドブリーズ4 [4人用]

スノーピークは「標準モデル」と言っていますが、世間一般的なテントの基準からすると上級モデル。

エントリーモデルと比べると、テントにスカートが付いていたり、ベンチレーションが多く取り付けられているため、冬は温かく、夏は涼しく過ごせる工夫がされています。暖かくて快適時期だけでなく少し過酷な環境でキャンプするなら、スタンダードモデルを選ぶと良いです。

耐水圧は1,800が基本。一部製品※に3,000ミニマムが使われています。

プロ ライン

スノーピークの最高峰ラインナップ。

[変態向け] 一年中、そして頻繁にキャンプができるハイスペック・多機能なテント

スノーピーク(snow peak) テント ドックドームPro.6 SD-506 [6人用]

これ以上はないスペック! もちろんお値段も♪

年間通して毎週キャンプに行くようなヘビーユーザー向けに作られた製品。

雨でも風でも雪でも、辛い時、悲しい時も、負けずにキャンプができるテント。

耐水圧はボトム部分が10,000ミニマム、幕体は3,000~1,800ミニマムとハイスペックになっています。

プロ エアー ライン

ソロや山岳用途など、荷物を軽量化したい方向けのラインナップ。

[冒険者向け] 軽量でスタイリッシュな作り

軽量でしなやかな生地(シリコンポリエステルリップストップ)が使われているのが特徴。無駄のないデザインになっています。

耐水圧は1,500~1,800ミニマムです。

アイボリー ライン

アイボリー(象牙)のテント色が特徴的なアイボリーライン。

[ハイカラ向け] とにかく色合いが美しいアイボリー

スノーピーク(snow peak) ドックドーム Pro.6 アイボリー [6人用] SD-507IV

グランピングのブームもあり、華麗なキャンプをしたい方も多いはず。そんなニーズに応える素敵な色合いが発売されました。明るい色合いが美しいですね☆

スノーピークの人気モデルが、アイボリーラインに登場するパターンや、スピアヘッドなど独自の製品なども存在しています。

耐水圧は、ボトム部分が10,000ミニマム、その他は1,800ミニマムです。

テント・シェルターの違いを知ろう

スノーピークのテントは「テント」と「シェルター」に区分されているので、それぞれの違いを解説していきます。

テントとシェルターの違い
種類 特徴
テント 寝室が確保できる
シェルター 大きなリビングが確保できて、中に寝室も作れる

※2022年から2ルームシェルター(一般的に2ルームテントと呼ばれるタイプ)はシェルターに統合されました

テント

スノーピークのテントは、一般的にドームテントと呼ばれるタイプで、主に寝室として使います。

前室があり、荷物を置くスペースもある程度確保できます。
スノーピーク テント アメニティドームM [5人用]

※寝室用と紹介してますが、テント内にテーブルを置いて座って食事とることもできます。

シェルター

大きなリビングスペースが確保できるシェルター。

テントと連結して広いリビングとして使ったり、インナールームを吊って寝室を確保することもできます。
スノーピーク テント メッシュシェルター [4人用]

テントとシェルターそれぞれの強みについて

スノーピークのテントは組み合わせて楽しむことができます。テントをシェルターで拡張したりして楽しむことができます。2ルームテントはそれ自体で完結しているという強みがあります。

ポイント
  • テントは拡張が楽しめる
  • シェルターは一体型で便利

テントの強みは、身軽で拡張して楽しめること

タープ連結

テントは組み合わせて使うことが想定されています。季節や状況に合わせて、テントにタープやシェルターを合わせて使える自由度があります。

  • 暖かい時期は「テント」 + 「タープ」
  • 寒い時期は「テント」 + 「シェルター」
  • 過ごしやすい時期は「テント」のみ

参考 我が家も状況に合わせて対応しています

我が家はテントとタープを持っていますが、タープを出さないことも多いです。

  • 日射しも強くないし、雨の心配もないから、テントだけにしよう♪
  • 現地到着が遅くなったからテントだけで良いね♪
  • 炎天下だからタープ出そう!
  • よっし、意味もなくタープ出して張り切ってみるか!

テントだけでもアップライトポールでキャノピー(日除けのヒサシ)を作る/作らないで、快適に過ごせたりしますし、手抜きしてテントだけで過ごして、翌日に雨に降られるという失敗を経験したこともあり、奥が深いです(笑)

シェルターは一体型で便利

シェルターの強みは、リビングスペースと寝室が一体化していること。

↓イメージが近い我が家のテント内の様子。

リビングスペースは必ず欲しい!という方にとっては、一体型のほうが設営が楽になります。キャンプ場で見かけるベテラン家族はシェルターを使っている方が圧倒的に多いですね。

こんな方にシェルターがオススメ
  • 寒い時期にストーブを使って温かく過ごしたい方 (自己責任)
  • 虫嫌いで、不快な思いをしたくない方
  • 一発ズドンとデカイの設営して快適に過ごしたい方♪

我が家のように家族で冬キャンプする場合はシェルターが必需品です。

 

次は、具体的にどのようなテント・シェルターがあるか一覧でみていきましょう。

【ファミリー用】スノーピークのテント・シェルターの一覧・価格表

スノーピーク製テントの価格が分かるように一覧にしてみました。

※主にファミリー向けの3人用以上のテントをピックアップしています。

エントリーライン
テント シェルター
アメニティドーム S/M/L

ヴォールト、エントリーパックTT

ランドネスト S/M
メッシュシェルター

エントリーパックTS

エントリー2ルームエルフィールド
スタンダードライン
テント シェルター
ランドブリーズ(廃盤)
リビングシェルS(廃盤)、リビングシェル

トゥーガ

ランドロック

ラウンジシェル(店頭販売のみ)
ゼッカ

グランベルク M/L
プロライン
テント シェルター
ランドブリーズ Pro. 3/4

ドックドーム Pro.6(廃盤)
リビングシェルロング Pro.
プロエアーライン
テント
ファル3

ヴァール Pro.air 4(廃盤)
アイボリーライン
テント シェルター
アメニティドーム S/M アイボリー

アルファブリーズ

ヴォールト アイボリー

ドックドーム Por.6
スピアヘッド Pro. M(廃盤)/L

リビングシェルロング
Pro.アイボリー

ランドロック アイボリー

リビングシェル アイボリー

※2023年時点で販売されている製品を掲載しています

 

次は、それぞれのスノーピークのテント・シェルターについて掘り下げて見ていきます。

スノーピークのテントを解説&徹底比較

スノーピークの各種「テント」の特徴を紹介して、仕様をミッチリ比較、最後にテントの選び方を解説します。

※ファミリー向けの3人用以上のテントをピックアップしています。

ランドネストドーム S M

2023年から販売されたランドネスト。

エントリーラインでありながら、新しい色が使われていてオシャレなテントです。

エントリーモデルなのにオシャレ!

タープもセットになっている「ランドネスト タープセット」がお得ですね。

4人家族が寝られるサイズで、生地などのスペックはこれまでのエントリーモデルと同様です。

ヴォールト(エントリーパックTT)

2018年から販売されているヴォールト(エントリーパックTTはタープもセット)はコストを抑えてキャンプを始めたい方に最適なテント。

テント&タープがセットになったお値打ちセット!

スノーピーク(snow peak) エントリーパック TT SET-250

スノーピーク品質で価格が安く、エントリーパックTTのセットで購入すればタープもお得に手に入ります☆

春夏秋の3シーズンがメインで、タープの下をリビングとして過ごす方に最適です。

サイズ的に4人までが限界なので、5人家族はアメニティドームがオススメ。

参考 エントリーパックTTとヴォールトのレビュー記事はこちら

エントリーパックTTとヴォールトをレビュー!スノーピーク最強の初心者向けテント
スノーピークの「エントリーパックTT」と「ヴォールト」をレビュー。 初心者向けのテント・タープのセットとしては、最適なセットです。 実際に触ってみた感想や、使い勝手を写真を交えて紹介します。 参考 ファミリー向けのおすすめテントをご紹介して...

定番のアメニティドーム

アメニティドームは我が家も使っているテント。スノーピークの定番テントでコスパも良いため入門用に最適です。

スノーピーク王道のテント。コスパ良好で拡張の自由度も高い

スノーピーク テント アメニティドームS [3人用]

機能面は申し分ないですし、価格もお手頃。上級者のソロキャンパーや夫婦が使っていたりするので、使いやすさとコストパフォーマンスはバッチリです。サイズも3種類(S、M、L)があり、6人家族まで使えます。

タープと合わせて使っても良いですし、スノーピークの各種シェルターと連結できるようになっているので拡張の自由度が高いのが強みです。

参考 アメニティドームのレビュー記事はこちら

アメニティドームの本気レビュー 8年使って分かる良し悪し
スノーピーク アメニティードームのレビューです。機能・品質・保証・コストパフォーマンスどれも素晴らしい★ 実は買って失敗する方もいます。失敗しないための注意点をご紹介します。そして★実質1万円ほどで使う秘密★もご紹介♪

年中快適なランドブリーズ(廃盤)

ランドブリーズは2019年までスタンダードラインに存在していたテント。

アメニティドームと比べてスカートが付き、ベンチレーションも充実しているため、一年中快適にキャンプできます。

一年中快適なオールシーズン対応テント

スノーピーク テント ランドブリーズ6 [6人用]

※ランドブリーズは2020年からProが付き、プロラインに移行しています。

アルファブリーズ

2023年に登場したアルファブリーズ。

テントの中で大人が立てるアルファブリーズ

スノーピークのテントには珍しく大柄な人が使いやすい作りになっています。インナーテントの高さが186cmあり、入口も大きく作られているのが特徴です。

ランドブリーズ Pro. 3 4

発売から24年のランドブリーズが2020年からPro.ラインとして進化!

ベンチレーション多彩で夏でも快適なテント

ファミリーキャンプで使えるサイズは3人用と4人用があります。

天井や、前後左右の対角線上にメッシュパネルを設けているため通気性が良く、暖かい時期や、夏に快適な仕様になっています。

ただし、スカートが付いていないので、真冬にもキャンプするなら旧ランドブリーズにするかドックドームを選ぶと良いです。

シェルターとしても使えるドックドーム Pro.6

スノーピークの最高峰のテント「ドックドーム」

プロラインのブラウンは2020年に廃盤となりましたが、2017年にリリースされたアイボリーラインが現役。

一年中使えてシェルターとしても機能する万能テント

スノーピーク(snow peak) ドックドーム Pro.6 アイボリー [6人用] SD-507IV

ベンチレーションが多彩なことはもちろんのこと、シェルターとしても使える自由度の高いテント。

スノーピーク(snow peak) テント ドックドームPro.6 SD-506 [6人用]

シェルターであるリビングシェルロングProと連結できるだけでなく、テントであるランドブリーズ4(廃盤)とも連結できてしまうという優れもの。

高価ではありますが、使い勝手も良く、長く使える逸品です。

ファル Pro.air 3 4

2017年にリリースされた プロ エアーシリーズのテント。

超軽量なテント

ファルは3人用と4人用がありファミリーでも使えるサイズ。4人用でも2kgほどなので超軽量なのが最大の強み。インナーテントは吊り下げ式なので、シェルターとしても使用可能。

スノーピークのテント 仕様を徹底比較!

テントの仕様を比較表にしてみました。

※テントの形状(ベンチレーションの数など)による居住性の差異は、表からは読み取れないのでご注意ください。

サイズ・重量

人数 インナーテントの
サイズ(cm)
重量
(kg)
対応数 大人 子供 広さ 高さ
ランドネストドーム S 3 2 1 225×225 130 7.2
M 4 2 2 265×265 160 8.6
ヴォールト 4 2 2 285×220 150 7.7
アメニティドーム S 3 2 1 150×220 120 5.0
M 5 2 3 265×265 150 8.0
L 6 4 2 295×295 165 9.8
ランドブリーズ 2 2 2 0 165×225※ 127 5.5
4 4 2 2 220×260※ 132 6.9
6 6 4 2 300×300※ 162 9.8
アルファブリーズ 5 2 3 278×258 186 11
ランドブリーズ Pro 3 3 3 0 240×240※ 145 9.2
4 4 4 0 310×300※ 165 11.9
ドックドーム
Pro.6
6 4 2 300×300 155 12.8
Ivory 13.5
ファル
Pro.air
3 3 3 0 210×150 103 1.9
4 4 4 0 210×210 113 2.2

※ランドブリーズのインナーテントのサイズは最大幅。型状が特殊なため注意
※ファルは対応人数が多く見えるが山岳用途のため1人あたりのサイズが小さい点は注意

生地・フレーム

他と比べて差異のある所・着目すべきところを赤字にしています。

フライシート インナー ボトム スカ
ート
フレーム
生地 耐水圧 加工 生地 生地 耐水圧 有無 素材
ランドネストドーム
(S M)
75D
PL-T
1,800 撥水
UV
68D
PL-T
210D
PL-O
1,800 A6061
 ヴォールト
アメニティドーム
(S M L)
A7001
A6061
ランドブリーズ
(2 4 6)
A7001
アルファブリーズ
300D
PL-O
5,000 A6061
ランドブリーズ Pro.
(3 4)
75D
PL-R
10,000 A7001
ドックドーム Pro.6
(Ivory 含む)
75D
PL-T
75D
PL-R
ファル
Pro.air
(3 4)
20D
SiPL-MR
1,500 20D
PL-MR
30D
NY-R
1,500

こうして、一覧にしてみると、仕様面の違いが分かりやすくなったと思います。

  • フライシートの生地は、ファル Pro.air 以外は同じ
  • ドックドームのボトムの耐水圧が10,000と高い
  • スカート付きならランドブリーズかドックドーム
  • フライシートの耐水圧は、どのテントもあまり変わらない
  • プロエアラインのファルは生地が全く違う

表の略語表記について

  • 生地素材の略語
    • 75D,68D,210D などは、線密度・繊度の単位(デニール)
    • PL-T … ポリエステルタフタ (1本づつ平織り硬め)
    • PL-O … ポリエステルオックス (2本づつ平織り柔らかめ)
    • PL-R … ポリエステルリップストップ(裂け防止)
    • PL-MR … ポリエステルミニリップストップ(裂け防止)
    • SiPL-R … シリコンポリエステルリップストップ (軽量でしなやか)
    • SiPL-MR … シリコンポリエステルミニリップストップ (軽量でしなやか)
    • NY-R … ナイロンリップストップ
  • 生地に関する略語
    • 耐水圧は数値のみ記載 … PUコーティング耐水圧○○mmミニマム
    • 加工について
      • 撥水…テフロン撥水加工
      • UV … UVカット加工の有無
      • SHIELD … 遮光ピグメントPUコーティング(太陽光の透過を抑える加工)
  • フレームに関する記載
    • 素材は全てジュラルミン。詳細を記載

スノーピークのシェルター(2ルームテント)を解説&徹底比較

ここからは、スノーピークの各種シェルターの特徴を紹介して、仕様をミッチリ比較、最後にシェルターの選び方を解説します。

※スノーピークは「2ルームテント」ではなく「シェルター」と呼んでいます。

メッシュシェルター、エントリーパックTS

アメニティドームとの相性が良いメッシュシェルター。

アメニティードームMと連結できるメッシュシェルター <広さ約10畳>

スノーピーク メッシュシェルター

エントリーモデルのテント・タープと合わせて使う時に色合いが統一できます。メッシュシェルターの高さは2m以上あるので大人が立てますし、広さは4m×3.8mあるので約10畳ほどのリビングが確保できます♪

また、アメニティドームMとメッシュシェルターがセットになったエントリーパックTSなら2万円近くお得です♪

エントリー2ルーム エルフィールド

エントリー2ルーム エルフィールドは、ファミリーキャンプに快適な大型の2ルームテント。

ファミリーにオススメ!コスパの良い2ルームテント

2018年12月に販売された当初、スノーピークのエントリーモデルに大型テントが登場したことに驚きました。

トンネル形のフレームで設営もシンプル。エントリーモデルでありながら、リビング部分にはスカートまで付いています。

参考 エントリー 2ルーム エルフィールドのレビューは別記事にまとめています。

「エントリー 2ルーム エルフィールド」の実物を徹底レビュー!スノーピークの大型トンネルテント
スノーピークの「エントリー 2ルーム エルフィールド」をレビュー。 実物を見てきたので、特徴と魅力、細部の作りまで、写真を交えながら徹底的にご紹介します。 エントリー 2ルーム エルフィールド エントリー 2ルーム エルフィールドは、ファミ...

リビングシェル

リビングシェルは、スノーピークの色々なテントと接続して使えるシェルター。

色々なテントと接続できるシェルター

スノーピーク テント リビングシェル [4人用]

ドッキングシステムがついているのでオプションを買わずに色々なテントと連結できるのが最大の強み。

インナールームのオプションもあるので、2ルームテントのように使うこともできます。

Sサイズもありますが、現在は廃盤となっています。

リビングシェルロング Pro.

リビングシェルロングPro.は、リビングシェルの豪華バージョン。

スノーピーク最高峰の超快適シェルター

スノーピーク(snow peak) テント リビングシェル ロング Pro. TP-660 [6人用]

リビングシェルにこれ以上ない機能が盛り込まれています。

  • 縦方向にサイズアップ
  • メッシュをふんだんに使用
  • 前室パネルにはサイドウォール付き

値段も倍近く跳ね上がっていますが(笑)快適な居住空間を提供してくれること間違いなし!もちろんドッキングシステムが付いているので、テントと連結しやすくなっています。

アイボリーカラーもあり、生地のスペックが違うことや、ルーフシールドが最初から付いてくる点が違います。

トゥーガ

トゥーガは、2023年に販売された2~4人向けの2ルームテント。

2~4人で快適に過ごせる2ルームテント

サイズは、エントリー2ルームエルフィールド、リビングシェルロング Pro.と同じぐらいのイメージ。細かく比較すると生地やフレーム構造、スカートの有無などが違いますが…。

確かに「2~4人で快適に過ごす」という点では優れていますが、個人的には以下の理由から中途半端な印象を受けました。

  • 価格差を考えるとエントリー2ルームエルフィールドを選ぶ
  • ワンランク上を求めるならリビングシェルロング Pro.にする

ランドロック

ランドロックは、スノーピークの超ロングセーラー2ルームテント。

スノーピークの2ルームテントといえばランドロック

スノーピーク(snow peak) ランドロック [6人用] TP-671R

オールシーズン過ごせる作りと、広い空間、堅牢さが人気の理由。

全体のサイズは約6m×4mで、寝室も大人5が寝られるサイズ。大型テントで気になってくるの風への耐性も、長年の実績に裏打ちされています。

冬にもキャンプするファミリーに最適な2ルームテントです。

2019年からはアイボリーも登場しました。

ラウンジシェル オールインワン

ラウンジシェル オールインワンは円形の大型シェルター。スノーピーク公認でシェルター内で火器が使えるのが最大の魅力。

唯一、テント内で火器が使えるシェルター

ラウンジシェル オールインワン

Photo by snowpeak

テントだけでなく、テント内で使えるオプションが標準セットになっています。

  • ラウンジアイアングリルテーブルセット
  • ラウンジチャコールストーブ
  • ラウンジシェルフロアマット

※ラウンジシェルは店頭でのみ販売されています。

ゼッカ

広くて開放的な空間が魅力のゼッカ。

超広くて、超開放的な、超素敵テント!

とにかくオシャレで過ごしやすそうです♪ 素敵!

2つインナールームが取り付けられるので、グループキャンプで使っても面白そうです。

ただ、インナールームまで付けるとお値段が…。

グランベルク

グランベルクはロッジタイプの大型テント。

ロッジ型の超大型テント

MサイズとLサイズがあり、Mサイズは1家族がゆったり過ごせる広さ。Lサイズはスノーピーク最大の大きさを誇り、2~3家族が集ってリビングで過ごせます。

スピアヘッド

スピアヘッドは美しい立ち姿のシェルター。

独創的で美しいシルエットのシェルター

snow peak スノーピーク スピアヘッド Pro.M

ワンポール構造に三方向にループ状のフレームで支えられてがになっています。ワンポールテントでありながら前室が3方向にあるため、開放的な内部空間になっています。サイズはMとLがあります。

Mサイズは廃盤となっています。

参考 スピアヘッドのレビューは別記事にまとめています。

スピアヘッドのレビュー! スノーピークの流線形ワンポールシェルターが美しい
スノーピークの「スピアヘッド」を実際に見に行ってきました。仕様上の違いだけでなく、細部の作り、実際に見て触って感じたこと、社員さんの話、写真によるMサイズとLサイズの違い、利用シーンなどを徹底的にレビューします!最安値を探す方法もご紹介。

シェルター(2ルームテント)の仕様を徹底比較!

シェルターの仕様を比較表にしてみました。

※シェルターの形状(ベンチレーションの数など)による居住性の差異は、表からは読み取れないのでご注意ください。

サイズ・重量

対応人数 本体サイズ(cm) インナー(cm) 重量(kg)
広さ 高さ 広さ
メッシュシェルター 4 400×390 220 なし 12.0
エントリー2ルーム
エルフィールド
4 600×380 210 315×230 15.5
リビングシェル S 2 350×320 205 280×120 12.0
通常 4 455×415 210 290×230 13.2
ロング Pro. 6 530×415 220 355×215 18.6
20.2(Ivory)
トゥーガ 4 600×380 217 310×205 18.3
ランドロック 6 625×405 205 365×240 22
24.5(Ivory)
ラウンジシェル 6 400×400 240 なし 18.0
ゼッカ 6 880×420 230 290×205 30
グランベルク M 5 680×440 240 360×200 24
L 7 860×520 240 440×250 29.5
スピアヘッド
Pro.
M 6 590×500 260 360×310 13.5
L 8 680×600 280 460×400 16.0

※サイズ表記は最大幅。形状により有効面積が違うため注意

※リビングシェル、ゼッカのインナーはオプション品

生地・フレーム

他と比べて差異のある所・着目すべきところを赤字にしています。

本体 インナーテント スカート フレーム
ルーフ ウォール 生地 ボトム 耐水圧 生地 素材
生地 耐水圧 加工 生地 耐水圧
メッシュ
シェルター
75D PL-T 1,800 撥水
UV
150D
PL-O
1,800 なし 210D
PL-O
A6061
エントリー
2ルーム
エルフィールド
68D PL-T 210D PL-O 1,800
リビング
シェル
S 75D PL-T

70D NY-T
3,000 撥水
SHIELD
210D
PL-O
通常
ロング
Pro.
150D PL-O 75D PL-R 300D PL-O 10,000
ロング Pro.
アイボリー
75D PL-T 1,800 撥水
UV
トゥーガ 3,000 撥水
SHIELD
75D PL-T 68D PL-T 210D PL-O 1,800 不明 不明
ランドロック 150D PL-O 3,000 撥水
SHIELD
150D
PL-O
210D
PL-O
A6061
アイボリー 150D PL-O 1,800 撥水
UV
ラウンジシェル 150D PL-O
&
75D PL-T
3,000 撥水
SHIELD
なし
ゼッカ 150D PL-O 1,800 撥水
UV
68D PL-T 210D PL-O 1,800 不明
グランベルク 300D PL-O 2,000 300D PL-O 2,000 75D PL-O
スピアヘッド
Pro.
M
L
210D PL-O 1,800 210D PL-O 1,800 68D PL-T 210D
PL-O
A7001
A6061
  • ルーフはテント本体のスペックです。ルーフシートのスペックは記載していません
  • SHIELD … 通常のUV加工より日差しを遮る効果が高い遮光ピグメントPU加工

一覧にしてみると、仕様面の違いが見えてきます。

  • スタンダードライン以上は耐水圧が3,000になり、SHIELD加工がついてくる
  • アイボリーは生地が劣るので、ルーフシートなどでカバーしている

※表の略語表記はテントの表と同じです。

テントとシェルターの連結互換性

シェルターを選ぶ時にはどのテントと連結できるかが重要です。互換性の表を作成しました。

ヴォールト アメニティ
ドーム
ランド
ブリーズ
ドックドーム
Pro.6
S M L 2 4 6
メッシュシェルター
リビングシェル S
リビングシェル
リビングシェル
ロング Pro.
ラウンジシェル
+ トンネル
ドックドーム
Pro.6
スピアヘッド Pro.

表からわかるように、ランドブリーズ 2 はシェルターと接続互換はありません。

スノーピークのテント選びで知っておきたい6つのポイント

スノーピークのテントは色々なラインナップやバリエーションがあるのでどれを選んだら良いか迷うと思います。

我が家が最初に買ったテントがアメニティドームM、それからキャンプ歴9年になりましたが、その経験を踏まえてテント選びのボイントを紹介します。

どれ選んでも品質は問題なし!

スノーピークのテントなら品質と保証が文句なしなのでどのテントを選んでも全く問題ないです。

どのテント選んでも品質は問題なし!好みと予算で決めればOK

生地や耐水圧などスペックの違いはありますが、雨漏りしたり、作りが甘いということはないので個人的には全く気にしなくて良いレベルだと思います。

参考 我が家は耐水圧1,800ミニマムのアメニティドームで大雨に打たれてたりしていますが、インナーテント内が雨漏りして濡れたことはありません。

あとは、どれだけ快適さを求めるか

ちなみに、お値段が高いテントほど快適です。

お値段は「快適さ」に比例する
  • ベンチレーションの数
  • 遮光性、UVカットの性能
  • スカート有無
  • 広さ

などがキャンプ場での快適さを左右しますが、これらは金額に比例しています。

※繰り返しになりますが、エントリーモデルでもキャンプは全く問題なく楽しめます。

良くも悪くもスノーピークの「テント」は背が低い

さて、スノーピークの「テント」を選ぶ際に注意しなければならないことがあります。

スノーピークの「テント」は風に強くするため低い

※シェルター(2ルームテント)は大人が立てる高さがあります。

海外仕様のアルファブリーズだけ186cmありますが、それ以外は最大でも165cm(アメニティドーム L 、ランドブリーズ Pro.4)。テント内で腰を伸ばして立てなかったりします。

アメニティドーム 高さ
身長170cmの私がアメニティドームM(インナー高 150cm)で立った例

アメニティドームだけでキャンプしようとすると私のような腰痛持ちは厳しい場面もありますが、タープやシェルターなと合わせれば、テント内は寝るだけなので問題なくやりくりできます。

背が低いため「風に強い」というメリットがあります。

キャンプ場では突風や強風でテントが壊れるという惨事がたびたび起こります。何度か目撃してきました。その点、スノーピークのテントは実際に風に強い設計で作りもシッカリしているので断然心強いです♪

「テント」は夏をターゲットにして選ぶのが良いと思う

個人的にはテントだけで快適に過ごせるのは春夏秋の暖かい時期、春秋は涼しいのでどんなテントでも快適です。問題になってくるのが夏の寝苦しい夜。ベンチレーションが多いテントのほうが快適に過ごせます。

冬もキャンプするなら「2ルームテント」

ちなみに、冬はテントではなくシェルター(2ルームテント)が快適です。

広いリビング空間があると風を遮れるので寒さの感じ方が全然違います。冬もキャンプするようになったらシェルター(2ルームテント)が必須になってきます。

我が家は冬もアメニティドームで頑張ろうかと思っていましたが続きませんでした。

初心者におすすめなのは「エントリーモデル」

入門者がスノーピークのテントを買うなら、やはり「エントリーモデル」のラインナップがおすすめ。ユーザーを取り込むために価格が抑えられているのでコスパが良いです♪ 冬にキャンプしないなら十分なスペックと機能性☆

新しくてオシャレなランドネストMがオススメ

春夏秋の3シーズンのキャンプがメインならテント&タープのランドネストMがおすすめ。4人家族までが使いやすいサイズです。

5人家族以上や拡張性ならアメニティドーム

5人以上の家族なら6人まで対応できるアメニティドームLが選択肢に上がります。またアメニティドームMはスノーピークの色々なシェルターと連結できるので、拡張を楽しみたい方にもオススメ。

我が家もアメニティドームを使っていますが、キャンプ歴9年でも今だに出番があるのでコストパフォーマンスが良く大満足です。

アメニティドームのレビュー記事はこちら

アメニティドームの本気レビュー 8年使って分かる良し悪し
スノーピーク アメニティードームのレビューです。機能・品質・保証・コストパフォーマンスどれも素晴らしい★ 実は買って失敗する方もいます。失敗しないための注意点をご紹介します。そして★実質1万円ほどで使う秘密★もご紹介♪
できれば広くて快適なリビングがあるエントリー2ルームエルフィールド

設営は覚えて頑張る!最初から快適な大型テントが良いという方はエントリー2ルームエルフィールドがオススメ。

広いリビングスペース(スカートも付き)があるので、虫嫌いな方でも快適に過ごすことができますし、荷物などを全てリビングに収納できます。プライバシーも守れるので使い勝手は良いです。

参考 エントリー 2ルーム エルフィールドのレビュー記事はこちら

「エントリー 2ルーム エルフィールド」の実物を徹底レビュー!スノーピークの大型トンネルテント
スノーピークの「エントリー 2ルーム エルフィールド」をレビュー。 実物を見てきたので、特徴と魅力、細部の作りまで、写真を交えながら徹底的にご紹介します。 エントリー 2ルーム エルフィールド エントリー 2ルーム エルフィールドは、ファミ...

クーポン・セール情報をチェックして最安値を探そう

残念ながら、スノーピーク製品を激安で手に入れるのは難しいです。

スノーピークの製品は基本的に値引きがされていないため、どこのお店で買っても価格は同じ。少しでも安く手に入れるためには、販売店などの期間限定のセールやポイント還元を狙うことになります。

ただし、期間が限定的なので、見逃さないようにする必要があります。また、通常値引きしないのは皆さん知っているため、セール時期に品切れになったりします。

期間限定セールが開催されるオンライン店舗

各店舗を確認して、セールが開催されていないか、そしてスノーピーク製品がセール対象品となっているか確認すると良いと思います。

好日山荘は、ポイント還元制度があり、セール時期に限らず安定してお得に購入することができます。

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