AYAMAYA 2ルームテントをキャンプで使ってみたのでレビューします。
寝室は3人寝られるので、3人家族ならファミリーキャンプでも使えます。
個人的にソロキャンプに便利なサイズ感だと感じて興味を持ったテント。
冬キャンプでストーブ使う時に丁度よいサイズ感
ただし、作りはお値段相応なので無茶は禁物。年に1~2回キャンプに行く方や、手練のソロキャンパーにはコスパの良いテントだと思います。
テントの使い勝手や活用方法、細かい作りについてレビューします。
※メーカー様から商品提供していただいています
参考 トンネルテントのオススメ品は別記事でまとめています。
AYAMAYA 2ルームテント (トンネル型)
AYAMAYA 2ルームテントは、1万円ちょっとで買える、3人用のトンネル型テント。
家族なら、吊り下げ式のインナーテントで3人が寝られるサイズ。お父さんが前室デコットで寝れば4人入ります。
ソロなら、このテント一つで完結。
作りはお値段相応だと感じますが、それを分かっていて使うならコスパの良いアイテムだと思いました。
- サイズ:425×200×130cm
- 3人用の大型テント
- セット内容:テント本体、収納バッグ、アルミニウムペグ、ポール、ストームローブ
- 耐水圧PU 2500mm 190Tポリエステル
- 重量 : 当サイト実測 5.5kg
必要な付属品はそろっているので、追加で準備するものすればハンマーぐらい。(足や石でペグを打ち込めばハンマーも不要)
3人家族でも使えるサイズ感
サイズはファミリーで使える大型テント。

メーカー提供写真
インナーテントは3人で寝られるサイズ。
3人家族であれば、ちょうど良いサイズ感。夫婦二人でキャンプするなら余裕があって広々使えます。4人家族なら、お父さんがコットで前室に寝れば4人で使えます。
前室に荷物が置けるので、雨や朝露対策にも便利です。
テントの中では立てないので、椅子に座ったり、お座敷スタイルにして過ごすことになります。
インナーテントの下に敷くグランドシートが付いてくるのですが、それを前室に敷けばお座敷スタイルになります。小さなお子さんが居る時には便利ですね。
雨に降られた朝に、インナーテントを撤収してお座敷スタイルで過ごしました。
ソロキャンプだと広々使える
個人的に気になったポイントは、ソロキャンプで広々使えるサイズ感。
ソロキャンプでの使用イメージを紹介します。
ソロならインナーテントを縮小して吊るすと広々
ソロキャンプならインナーテントを縮小して吊るすと広々と使えます。
一人ならこれで十分♪
インナーテントが1節分下がったので、キャリーカートが丸々入るようになりました。
ソロ用の吊り方は、インナーテントを後列のフックだけに吊るします。
※通常はインナーテントを前列 後列の両方に吊るしますが、後列だけ使えばインナーテントを小さく張れます。
前後2個のフックを一つの輪っかに通せばOK。
余った生地が垂れてくるので、フックの紐に巻きつけると寝室がスッキリ。害はないので気にしないのも手。
コットを敷くとさらに快適♪ 文句なしのソロ空間が完成!
前室に全荷物が収まるから楽チン
テント内が広く使えるのでソロキャンプの荷物を全てテントに入れることができます。
荷物を野ざらしにしておくと夜露などでビショ濡れになることもあるのでテント内にしまえると助かります。
ソロキャンプ用のドーム型テントだと前室が小さくて荷物が入りきらない。そのためタープが必要になったりして ひと手間かかります。
その点、トンネル型のテントなら一度設営してしまえば快適に過ごせるので楽チンです。
冬キャンプでストーブ使うのに丁度よいサイズ感
冬のソロキャンプには特に便利だと思います前室が広いので 中にストーブ類を入れるのにベストなサイズ感
テントが小さいとストーブを扱うリスク(換気・火災)が上がりますし、大きすぎるとテント内が温まらなくなります。
スカートがついてないのが惜しいポイントではありますが、自然と寒気ができることを考えると悪くないのかもしれません。必要ならテントに自作スカートを取り付けることもできます。
実際に使ってみて状況に合わせて工夫できます。
テント自体の「作り」はお値段相応
テントが激安なのは魅力的ではあるのですが、作りはお値段相応の印象です。
台風や強風の時には避けた方がいいですが、状況を判断して抜かりなくガイロープやペグで補強していけば問題なく使えると思います。
ポール
一番気になるのがグラスファイバーのポール。
一般的にキャンプで使われるアルミポールではないため強度は劣ります。
またトンネルテントという形状はポールが折れやすいので、風がなくてもガイロープでしっかり補強した方が良いと思います。
生地
生地は一般的なテントと同じ印象。
ウルトラライト(山岳用)のテントで使われるような生地の薄さです。
遮光性が高いとは言えませんが、そもそもテントの中で日除け目的で過ごすのは無理があるので、生地が厚過ぎても重いだけ。ということで、個人的にはベストな生地だと思いました。
縫製はシッカリしていますし、シームテープ(縫い目からの浸水対策)も施されています。
防水性
生地に水をかけてみると、問題なく水を弾いてくれました。
Amazonのレビューには、「テントの中は濡れないが、テントの生地は水が染みた」という旨のレビューを見かけました。
我が家が雨に降られた時も、うっすらテント生地に水が染みた箇所がありましたが、浸水はしなかった印象。※内側は濡れていましたが、おそらく結露だと思います。
パネル・ベンチレーション
パネルは前方とサイドが開くようになっています。メッシュにはなりません。
ベンチレーションは、前方上、両サイドに二箇所と、
後方上部に一箇所。
ポケット
ポケットはインナーテントに2つ付いています。
スマホなど踏んだら壊れる物を入れるのに便利。
ランタンフック
ランタンフックはインナーテント入口上部に付いています。
サイズ感と重さ
3人向けのファミリーキャンプで使えるテントだとは思えないレベルです。
テントの作りと反比例するので手放しでは喜べませんが、個人的には扱いやすくて良いと思います。
設営方法
設営方法はシンプル。
- 四つのポールを通す
- 端からペグを打ちながら立ち上げていく
- (必要なら)インナーテントを吊るす
テントの高さも身長ほどなので一人で簡単に組み立てることができました。
必要に応じてインナーテントを吊るします。吊るすだけなので昼間はインナーテントなしで、寝る直前に設営しても良いですね。
耐久性
全体的にお値段相応なので、永く使える作りではなさそうですが、修理しながら使っていけば 問題なく使えるのではないかと思います。
唯一、ポールがグラスファイバーなのは気になりますね。
交換ポールやアルミのポールが個別に購入できると安心なので、メーカーさんに頑張ってもらいたいところです。
ちなみに、ポールの長さは387cmほど。
もし折れたら、テントの交換用ポールを加工(カット・末端加工)して修理すると良さそうです。
さいごに
AYAMAYA 2ルームテントをキャンプで使ってみました。
テントの色も悪くないです。商品画像だと安っぽく見えましたが、実際に張ってみるとオシャレテント レイサのダスティーグリーンに近い印象♪
3人家族ならファミリーキャンプでも使えますし、ソロなら広々使えます。お父さんが前室でコットで寝れば4人家族でも使えます。
気になるのは耐久性ですね、丁寧に使えば数年は使えると思いますが、ポールはいつか交換する覚悟が必要だと思います。ただ、その頃には別のテントが欲しくなったるするので、個人的にはコストパフォーマンスは素晴らしいと思いました。
- 手始めに安くキャンプしたい
- 自分でポールを加工・修理できる手練のキャンパー
参考 トンネルテントのオススメ品は別記事でまとめています。
