メダカの産卵床をご紹介。
産卵床として役立つ水草や、便利な市販品、安く大量に作れる自作品の作り方をご紹介します。
- 自然に任せる方は水草がオススメ
- 繁殖させたい方は市販の産卵床や自作品がオススメ
ただし、増やし過ぎには注意しましょう☆
水草
水草を産卵床として準備してあげるのが一番良い方法です。水槽の水質浄化に貢献してくれますし、水槽の景観も損ねません。
ホテイアオイ
ホテイアオイは昔から産卵床として利用されている水草です。
水中に広がって伸びる根の部分にメダカが卵を産みつけてくれます。ホテイアオイ自体も、繁殖力が強く、丈夫な水草なので、飼育に手間がかかることはありません。
安く手に入りますが、越冬ができないのが注意点です。
プチホテイ草を浮かべるとメダカのサイズとお似合いで可愛いらしいです。
マツモ
マツモも産卵床として使える水草です。
複数のマツモを浮かべておくことで、メダカの隠れ家となります。安く手に入るため利用しやすい水草です。
安く手に入り、越冬もできるので大事に共存させれば長く使い続けることができます。
少しお値段は張りますが、リングに収納されているものだとレイアウトがしやすいです。
ウィローモス
ウィローモスを水槽にレイアウトしておけば、産卵床として活躍してくれます。
石や流木に巻き付けて、水槽にレイアウトすることでメダカが産卵してくれます。芝生のように生えていて、その間の空間がたくさんあるため、メダカの稚魚の隠れ家となってくれます。
少々お値段はしますが、レイアウトに大活躍してくれる水草です。越冬もできるので長く使い続けることができます。
販売されている産卵床
産卵床として水草を入れたくない場合もあると思います。市販の産卵床を使うと、産卵シーズンだけ産卵床を作ってあげることができて便利です。
シュロ
シュロとはヤシ科の総称。そのシュロの皮を使った産卵床が昔から使われています。
オブジェ
扱いやすい人工物の産卵床も便利です。
人工物なら、生き物ではないため「メンテナンスが楽」「何度も使える」というのが最大のメリットです。メダカの産卵のために、水草を飼育することになると、自分好みの水槽レイアウトができなくなってしまう場合があります。ホテイアオイや、マツモはチョット好みではないという方もいらっしゃるかと思います。
そんな時に、人工的な産卵床を利用することで、必要な時にだけメダカの産卵床を準備できて、しかも、毎年使い回しができます。
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自作の産卵床の作り方
メダカ好きの間では産卵床を自作している方もいらっしゃいます。材料も100均で揃うので工作好きの方にはおすすめです。
材料
- ナイロンタワシ
この商品は「研磨剤が入っていない」「柔らかい」とのことで、産卵床として最適 - 浮き棒
作り方
- ナイロンタワシの一辺を残して切れ込みを入れる (クシ状にする)
- 浮き棒を輪切りにする (リング状になる)
- クシ状にしたナイロンタワシを丸めて、浮き棒リングに通す
- 完成!
めだかLOVEさんの動画が分かりやすいですね♪