メダカの水槽に入れる土や砂利の種類をご紹介します。
バクテリアの繁殖しやすい土にするか、管理やレイアウトがしやすい砂利を選ぶか、日々のメンテナンスのことも考えて選ぶと良いと思います。
お手軽なものから、水槽レイアウトが映えるものまで色々あります。ステキな水槽にするために色な砂にチャレンジするのも楽しみの一つです。
土や砂利の選び方
土や砂利の役割
メダカの水槽に土や砂を入れると、以下の効果があります。
- 水質浄化のためのバクテリアが繁殖する
- 水草が根を張ることができる
- 水槽が華やかになる
バクテリアは、生き物にとって有害な窒素化合物などを分解してくれるので、水質の安定には欠かせない存在です。メダカを長く飼育するなら、土や砂は入れておきたいところです。
飼育に必要だから土や砂利を入れる、という考え方でも十分ですが、余裕が出てきたら水槽に色合いを添えるために色々な種類にチャレンジするのも楽しみの一つです☆
使ってはいけない土
園芸用に売られている「肥料を含む土」はメダカに悪影響を与える可能性があるため、使わないようにしましょう。
具体的な悪影響としては以下が想定されます。
- 水に溶けだした成分が水質を悪化させる
- メダカにとって有害な物質が含まれている
選び方
色々な砂利や土がありますが、以下が選定ポイントです。
- メダカが観察しやすい色にすること
- 水草を植えることを考えて選ぶ
色の選び方は、メダカの色の反対色を選ぶと良いです。例えば、黒メダカを飼育するのに黒いソイルを使うと、メダカが土の色に溶け込んでしまいます。反対色となる白や、明るい色を選ぶと良いです。
また、合わせて飼育する水草が活着しやすいような物を選ぶと良いです。根を張らない水草なら気にすることはありませんが、根を張る水草なら粒の細かいものを選ぶと活着しやすいです。
特にこだわりが無ければ、水槽レイアウトに映える色を選んで良いと思います。
底に敷く厚さについて
砂利や土を底に厚く敷くと、汚れが溜まりやすくなり、水質悪化の原因になります。
- 水草を植える場合は、4~5cm
- 水草を植えない場合は、底が隠れる程度
上記の目安で砂を敷くと良いです。
土
一般的に、土は砂と比べて養分が多く含まれています。ただし、崩れやすいのが難点です。
赤玉土 (安くて申し分なし!)
赤玉土は安くて便利な土です。園芸ショップや100均でも手に入ります。
お手軽に安く入手できて、飼育用の土として使えるので便利です。色合いも自然なので、水草との色合わせに違和感がありません。
難点は、使っていると少しずつ土が崩れてくること。とはいえ、我が家では1年ほど使っていますが、全く問題なく使えています。粒の粗い「中粒~大粒」を使うと掃除などのメンテナンスがしやすいです。
また、水草を吸える場合には小粒のものが、根を活着させるのに向いています。
用途によって選ぶと良いと思います。
ソイル (メダカが映える黒が嬉しい)
「ソイル」と呼ぶとイメージがつきにくいですが、日本語にすると「土」です。 😉
水槽内で水草の飼育をするのに適した土です。黒い土を水槽に敷くことで、メダカの体色が映えます。綺麗なメダカを鑑賞したい方にオススメです☆
ジュン (JUN) プラチナソイル シリーズは、Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: 水槽内装(底砂・砂利) で上位を独占している人気商品です。国産天然黒土100%使用しており、水草やエビの飼育にも適しています。
荒木田土 (あらきだつち)
粒度が細かく、田んぼで使われているような泥に近い土です。屋外で大きなトロ舟などでビオトープを作る際に利用すると良いです。
砂利
砂利は、メンテナンスのしやすさと、長年使い続けることができるのが利点です。養分は含まれないため、水草は別途ポットに入れて沈めるなどすると良いと思います。
様々な色があるので、好みの色に水槽を仕上げることができます♪
大磯砂
水槽の砂利として、昔から使われています。
粒が大きめで隙間ができやすいため、水通りが良いです。そのため、底面フィルターと相性が良いです。
桂砂
透明感があり、白っぽい薄い茶色をしているのが特徴です。水槽に明るい色を添えたい時に便利です。
川砂
川に累積した砂を、用土として加工したものです。水草栽培に適しています。
他にも様々な砂利がある
砂利には、様々な種類があります。Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: 水槽内装(底砂・砂利) にランクインしているものから、いくつか抜粋してみました。土や砂利選びの参考になれば幸いです。
メダカの砂利パールホワイト
金魚の砂利ナチュラルミックス