メダカ水槽に水草を入れることで、メダカが生活しやすくなったり、水槽が鮮やかになったりします。
色々な種類を一覧にして、価格もわかるようにしました。
水草のメリット
水草はメダカにとって色々なメリットがあります。
- 酸素を放出する
- 水を綺麗にする
- 産卵場所になる
- エサになる (葉が小さく柔らかい水草)
ということで、良い点ばかりです。
水草があると水槽の見栄えも格段に変わってきますので、メダカと一緒に水槽に入れると良いと思います。
水中で育つ水草
アナカリス
安価で入手しやすい水草。白い花を咲かせます。底砂に根付きますが、浮かべて育成することもできます。
越冬も可能で育てやすく、適当にカットすれば新芽が生えるので、簡単に増やすことができます。
マツモ
安価で入手しやすい水草で、繁殖も簡単。カットして浮かべておけば増えます。根を持たずに水面を漂う水草なので、植えてもその部分が腐って浮いてきてしまいます。レイアウトが難しいのが難点。
ウィローモス
水中ゴケの仲間です。水に浮くため、流木などに巻きつけてレイアウトを楽しんで使うと良いです。比較的暗いところでも育ちます。
スドーのモスドーム作成キットを使うと、綺麗にレイアウトすることができます。
カボンバ (金魚藻)
底砂に植えて根付かせて育てます。安価で入手しやすい水草で、伸びた茎を切って土に挿したり浮かべたりすれば繁殖することができます。水中に浮かべて育てることもできます。
キクモ (アンブリア)
底砂に根を張り、菊の花のような型状の水草です。丈夫で育てやすい。水上に葉を伸ばして薄紫の花を咲かせることがあります。
クロモ
底砂に根を張ります。茎には細長く伸びたくさんの節があり、その節から輪を描くように葉が並んで生える。冬には芽を残して枯れてしまいますが、その状態で越冬が可能です。
ハイグロフィラ・ロザエネルビス
葉脈と葉の色が綺麗な水草です。葉は緑色ですが、先端付近の葉だけピンク色になりますが、水上に出た葉はピンク色にならなくなります。底砂に根を張って育ちます。
スクリューバリスネリア (ネジレモ)
琵琶湖の水系に生息する日本の水草。薄くて細い葉が、縦にスクリュー状に立ち上がります。草丈は30cm以上に伸びるので、カットして水槽に合わせる必要がでてきます。
ラージリーフ・ハイグロフィラ
5cm以上の大きな葉をつける水草。水中では鮮やかな緑色ですが、水上の葉は濃い緑色になります。丈夫で育てやすく、立ち姿も美しいです。
ロタラ・ロトンディフォリア
丈夫で簡単に育成できる水草です。丸い葉を付けて、垂直に茎が伸びます。水中の二酸化炭素が多い時には、茎と葉の先端が赤くなります。
アマゾンチドメグサ
500円硬化ほどの丸い葉が特徴的な水草。植えると斜めに成長し、水面で葉を浮かべるようになります。水面に浮かべておくだけでも育成できます。
ウォーター・ウィステリア
葉の長さが10cm以上に大きくなる水草。根から養分を吸収するため植えて育てます。水中では葉の切れ込みが深くギザギザしていますが、水上に出るとギザギザが浅くなります。
ミクロソリウム
丈夫で育成しやすい水草。明るい緑色の葉を伸ばします。石や流木に根を絡ませるため、物に固定してレイアウトを楽しめます。
ウォータースプライト
底砂に植えても、水面に浮かべても生育できる水草です。丈夫なため育成しやすいです。
水面に浮かぶ浮遊植物
浮草が水面を覆うことで水温の安定に役立ちます。
夏は涼しく、冬は温かく保ってくれます。直射日光を遮ってくれたり、フタとして保温効果を発揮します。
また、メダカの産卵場所になったり、針子や稚魚が浮草の根に隠れて、生き延びる場所を作ってくれます。
ホテイアオイ
安価に手に入り、メダカの産卵床として活躍してくれる水草です。水面に葉を広げ、水中には黒い根をヒゲ状に伸ばしていきます。越冬はできないので、冬に枯れてしまいますが、春になると新芽を伸ばします。
アオウキクサ
5mm程度の小さな浮草。繁殖力が強く、放っておくと水面を覆うので、定期的に間引く必要があります。
アマゾンフロッグビット
2~3cmの丸い葉っぱが特徴で、日当たりの良い環境を好みます。浮かべておくだけで繁殖してくれるので飼育しやすいです。
サンショウモ
形が愛らしい浮草です。白い花を咲かせます。
水上に伸びる抽水植物
水面を突き抜けて育つ水草。屋外のビオトープや、水槽レイアウトで水上も使いたい時に便利。
ナガバオモダカ
葉をまっすぐに伸ばし、15cmほどの細い葉をつけます。寒さに強く、水が凍らなければ越冬可能。春先に白い花を咲かせます。
ウォーター・マッシュルーム (ウォーターコイン)
きのこのような形状で葉をつける水草です。水中でも、土の上でも育つためレイアウトの自由度が高いです。
ヒメホタルイ
細長い葉を伸ばす水草で、地下の茎が横に伸びていきます。寒さに強く越冬が可能で、夏に穂をつけます。
綺麗な花が美しい浮葉植物
水面で、綺麗な花が咲く浮葉植物は、ビオトープの主役になる植物です。
ヒメスイレン
ヒメスイレンは、温帯性スイレンの小型種。直径40cm程の睡蓮鉢で育てることができるので、睡蓮鉢のビオトープに最適な品種です。
ウォーターポピー
スイレンと似た葉をつけますが、ポピーに似た葉です。寒さにやや弱く、冬場は一旦枯れたようになるも、春になると育ちます。
温帯性スイレン(睡蓮)
温帯地域の睡蓮。低温に強いため、水面が凍る程度なら越冬ができます。大きくて深い睡蓮鉢で育てます。
熱帯性スイレン(睡蓮)
水上に茎を伸ばして少し高い位置に花を咲かせるのが特徴。温帯スイレンにはない青や紫色の花があります。越冬はできません。
アサザ
ハート型の葉っぱが水面に浮かぶ植物。3cmほどの黄色い花を咲かせます。
水辺で育つ植物
水槽に水辺を作って、水辺の植物を取り入れると、レイアウトに幅がでるようになります。
シラサギカヤツリ
細く伸びた茎が涼し気な印象を与える植物。星型の綺麗な花が咲きます。
トクサ
茎を垂直に伸ばして、細い竹のように伸びる植物。日当たりが良くない水槽でも生育できます。