高司丸のアジ釣りの情報をご紹介します。
私自身が船釣り初心者ということで、アジの船釣りに必要な情報をまとめてみました。
アジの船釣りの良さ
私は、普段は陸から釣りをするのですが、お誘いを受けて船釣りを始めたのがキッカケです。
お金払って、魚のいる場所に連れて行ってもらって、買った魚より高くつくというのは気乗りがしませんでしたが、いざ行ってみると楽しいです。これは行ってみないと分かりません。
良いところ
- 普段スーパーに並ばない、美味しいアジが手に入る
- お土産があるので、家族が喜ぶ
- 大抵ボウズは無い
- 一年中釣れる
難点は
- お金がかかる
- 帰ってきて捌くのが大変
と言ったところです。釣れる時には30匹ほど釣れるので、捌くのが大変です。数時間はかかります。
あとは、お金がかかることでしょうか、行き帰りの交通費を含めると、1万円程度かかります。人生経験だと思えば安いものです♪
気になる船酔い対策
船釣りとなると、気になるのは船酔いですが、対策していけば(多分)大丈夫です。
当たり前ですが、これでOK。
おすすめの酔い止めはアネロンニスキャップ。これ一択です。
コレ効きますので、騙されたと思って使ってみてください。
私自身、小学生の頃は、遠足のバスでは必ず一番前。エチケット袋は手放せませんでした。大人になってからはバスで酔うことはなくなりましたが、今でも、他の人が運転する車で文字を読んでいると車酔いします。
今回同行した友人も、乗り物酔いにはかなり弱い体質。大人になっても乗り物酔いするそうです。
そんな弱い2人でしたが、コレのおかげ?で船酔いしませんでした。ということで、大抵の方は大丈夫なんじゃないでしょうか。
乗り物酔い防止には、睡眠をとって体調管理に気を使うのも大事だと言われてしますし、気持ちで負けないことも大事だと思います。気持ちで負けないように、たくさん釣るにはどうすれば良いかに意識を向ける。隣の人と声を掛け合って楽しく釣る、なんてことも大事です。
また、高司丸は東京湾のアジ釣りなので波が高くないです。多少は揺れますが、激しく揺れ続けることはありません。船釣りの先輩の話によると、外洋だと結構揺れるらしいです。なので、船釣り初心者には最適だと思います。
さらに、高司丸は、アジ釣りのポイントに近いため、移動時間が短いのも酔う人にとにとっては嬉しいポイントです。早い時には10分位で到着。
船酔い怖いですけど、人生一度っきりなので、是非チャレンジしてみてください☆ 良い経験ができますし、話のネタになります。
準備するもの
高司丸で釣をする時に準備をしていくものをご紹介します。必須なのはクーラーボックスです。あとは忘れても釣りできます。
準備するもの | 用途 | |
---|---|---|
クーラーボックス | 絶対必須 | たくさん釣れた魚を持ち帰る♪ |
クッションゴム | ほぼ必須 | 船宿で手に入らないため事前に入手する。 無くてもOK。詳細は後述します。 |
ハサミ | ほぼ必須 | 隣の人とおまつりした時に仕掛けを切る |
魚用タオル | ほぼ必須 | 魚をつかんで針を外すのに使います。 |
手拭き用タオル | 任意 | 手を拭くのに使います。 |
長靴 | ほぼ必須 | 船の床は濡れているので濡れないために、暑い時期はサンダル |
カッパ | ほぼ必須 | 服が濡れたり、コマセで汚れます。 カッパや、前掛けなどをしていくと良いです。 |
サングラス | 任意 | 船上は照り返しがあるので日差しが強いです。 |
日焼け止め | 任意 | 日焼けをしたくない方 |
エサ(赤タン、コマセ)と氷は船宿が準備してくれます。
仕掛けについて
仕掛けは船宿の仕掛けに従うのが基本。初心者は余計なことをしてはいけません(後述します)。高司丸のアジ釣りの仕掛けはこちら。
Photo by 高司丸 大アジの仕掛け
竿、電動リール、コマセカゴ&てんびん(ビシ)、は1,000円でレンタルできます。仕掛けは船宿で買ったほうが良いです。100円で売ってくれるので、へたに釣具屋で買うより安いです。
クッションゴムは、船宿で手に入らないため事前に準備していきましょう。クッションゴムがなくても大丈夫ですが、あった方がバラシが少ない気もするので安心です。基本的にはテンビンで衝撃を吸収してくれるはずなので、おまじないに近いのかもしません。
参考 初心者が道具や仕掛けを持ち込まないほうが良い理由
初心者は分からないことだらけなので、色々と調べて準備していきがちですが、下手に準備していくと、おまつりの原因になり周囲に迷惑をかけることになるので、船宿でレンタル・購入が良いです。
- 重さの違うビシ
- 道糸の太さ
- 仕掛けの長さ
これらの違いがあると、隣の人と仕掛けの動きが違ってくるため、水中でおまつりしやすくなります。船宿でビシ(おもり)の指定があるのはこのためです。何度か通って勝手が分かってきてから自分で準備すると良いです☆
高司丸について
高司丸についての情報です。
当日の集合時間について
当日は、出船時間より早めに船宿に行きます。公式ページの「高司丸 乗船手順(初めての方へ)」が参考になります。
現地到着は、出船時間の1時間前ぐらいが目安
- 午前アジ船 出船:7時
- 午後アジ船 出船:13時
最近は6:40頃に出船すると言っていました<2016/12/5 船宿情報>。時期や混雑具合で状況が変わると思うので、電話で問い合わせするのが確実です。
到着したら「座席の札」をとって場所を確保します。
トイレは船上にある
船にトイレはあります。
高司丸の店の外か、向かいのファミリーマートで借りるか、漁港にもあります。
駐車料金は無料
駐車料金は無料です。受付を済ますと、漁港の駐車場に案内されます。
船を降りた時に、船長から駐車カードを渡してもらえます。
アジの釣り方とコツについて
アジの釣り方とコツについてメモを残します。
釣り方
アジ釣りは棚がポイントです。みんなで同じ棚にコマセを巻いて魚を寄せることが釣果につながります。一人だけ違う棚でコマセを巻くと魚が分散してしまいます。棚は船長の指示に従います。底から何mという指示が出ます。
釣り方
- 仕掛けを投入
- 底を取ったらすぐに巻き上げて道糸を張る
- 指示棚の1m下まで巻いてコマセを振ってアタリを待つ
- 指示棚まで巻いてコマセを振ってアタリを待つ
- 指示棚でコマセを振ってアタリを待つ
上記2~5の繰り返し。ずーっと待っていないで、たまに底を取り直すことが大事。
釣れたらゆっくり巻き上げてタモで拾います。
コツ
釣り方は先にご紹介したとおり、棚でコマセを出して待つだけなのですが、細かいコツが合ったりします。
- 仕掛けを下ろす時は指でブレーキを掛けながら落とす。糸ふけが発生するとおまつりする
- 仕掛けが着底したらすぐに巻き上げる必要があります。ダラダラしていると道糸が流れて隣の人とおまつりする
- 電動リールのメーター表示はあてにしない、道糸の目印を見て底から棚を取る
- 周囲が釣れているのに自分だけ釣れない時には棚が合っていない
- コマセはトントンとサオでビシを弾ませる程度にする。グンと大量に撒かずに継続的に少しずつ出し続けると、コマセの中を仕掛けが漂うイメージが大事。
- アジの口は切れやすいので急速に巻き上げないこと
- 抜き上げると口切れでバラれる可能性があるのでタモを使う。大アジは必須。中アジでもタモを出したほうが確実
釣果アップのコツは「手返しの良さ」です。おまつりさせないことが重要になってきます。
参考 一般的なアジ釣りは、釣楽の「ビシ釣りで狙うアジ」が参考になります。船宿ごとに釣り方違うので、船長に聞くのが良いです。
おまつり対策
船釣で悩まされるのはおまつりです。私もまだまだ迷惑かけてばかりです。
お隣さんとの距離が3mほどの釣座で、水深70m近いところに仕掛けを落とします。仕掛けの長さはは2m。気をつけていても、おまつりは発生します。間違った行動をすると頻繁におまつりすることになります。
おまつりしたら…
- 声を掛け合って、その後の無用なトラブルを避ける
- 時間をムダにしないように仕掛けを切って解決する
- 道糸は切らずに、仕掛けを切る
- 自分の仕掛けなら躊躇なく切る
- 相手の仕掛けを切る時には声をかける
というのが暗黙のルールのようです。
お隣さんとの関係の構築が大事です。そして、お互いの時間を無駄にしないようにしましょう☆
おまつり防止のために、以下に注意しています。
- 周囲の人と同じ道具(おもり、道糸)を使う。船宿指定がベスト
- 道糸はたるませない。(投入時、着底時)
- 竿を放置しない。(トイレ行くときは必ず仕掛けを上げる)
- たまに底を取る。(動いて水深が変わることがある)
- 魚がかかったら、すみやかに上げる
- 両隣の道糸が流れる方向、動きをみて仕掛けが絡まないように工夫する
→仕掛けを落とす場所を左右前後を使って工夫する
このあたりを注意していますが、まだまだ勉強中です。
おまつりは、気をつけていても防げない時には防げないようです。
- かかった魚が走る
- 潮の流れで仕掛けが絡む
そのため、お互い気持ちよく釣りができるように、おまつりした後の対応に注意するのがスマートな釣り人だと思います。
アジが釣れたら自家製のなめろうがオススメ
我が家では、アジを釣ってきたら、必ず荒いなめろうにします。
チョット手間はかかりますが、子供も食べられますし、活用のバリエーションも豊富です。
- おかずにして食べる
- ご飯にかけて丼ぶりにしても美味しい
- 手巻き寿司のねたにできる
- お茶漬けの具として食べる
飽きずに色々な活用ができるので、是非お試しください☆
過去の釣行日記はこちら

