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潮干狩りで大量GETするコツは、アサリの目でも傾斜でもない!

あさり 潮干狩り
この記事は約11分で読めます。

潮干狩りであさりを大量に採るためのコツをご紹介。

実は「あさりの目」「かけあがりの傾斜」を狙っても、たくさん採れるというわけではありません。

本気で潮干狩りを楽しむ我が家が、マル秘テクニックを大公開します。

※素人がパクリまとめた記事とは違い実践的なコツをご紹介します。心してご覧ください♪

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コツを「知っている」だけで大量にあさりが採れる

潮干狩りに行っても、満足できる採れ高じゃなかった…という方が多いと思います。

プロっぽい人があさりを沢山採って陸に上がってくるのを横目に、自分たちは家族全員で頑張ってザル一杯分しか採れない…。

という家族を潮干狩り場で見かけます。

 

プロっぽい人は、道具・服装が立派に見えますが、沢山採るコツは、道具・服装・体力ではありません。

「あさりの居る場所を知っている」かどうかだけです。

当然ですが、あさりの居ない場所をいくら掘ってもあさりは採れません。
あさりのいる場所を知っているか、知らないかで、採れ高が雲泥の差になります。

そして一番重要なのは、「誰かが掘った場所にあさりは居ない」ということです。

あさりの居ない場所をいくら掘ってもあさりは採れない

あさりのいる場所を知っているかが採れ高を大きく左右する

誰かが掘った場所にあさりは居ない

ということで、たくさん採るためのテクニックをマル秘大公開します♪

また、ここで紹介するのは主に天然の潮干狩り場でのテクニックです。

採れ高に影響する順にご紹介します。

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有料の潮干狩り会場は「撒いた場所を聞く」

有料で貝を撒いている潮干狩り会場に行く場合のコツはたった1つです。

あさりを撒いた場所を聞く

これが採れ高を左右するポイントです。

当然のことですが、あさりを撒いた場所にあさりが居ます。

撒いていない所にはあさりは居ません。天然のあさりが足りないから撒いているのです。

潮干狩り会場のスタッフに「どこら辺を掘ると良いか?」素直に聞いてみましょう♪

受付のアルバイトっぽいスタッフに聞いても知らないかもしません。あさりを撒きそうな漁師っぽいおじさんに聞くのがオススメです。

「いくら掘っても採れないんだけど…」という、頑張ったげとギブアップ…、というスタンスで聞くと気持ち良く教えてくれるかもしません。

 

ちなみに、

有料の潮干狩り場では、沖にあさりは撒きません

大潮以外の潮が引かない時にも営業できるようにするために、浅瀬に撒くのが一般的です。

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沖に出て首まで浸かって掘る

さて、ここからが本題です。天然のあさりを採るためのコツをご紹介していきます。

採れ高を一番左右するのは、沖に出て掘ること

です。

 

潮干狩りのシーズンは沢山の人が訪れます。

そのため、人が掘るような場所では採りつくされてしまいます。潮干狩り会場で人が群がっている所なんてもってのほか…。

下の写真だと、人が集まっているところはあまり採れません。一番沖にポツポツいる人達の取れ高が良いです。海の公園 昼の干潟1

「ゴールデンウィークの初日だから大丈夫だろう」という考えは甘いです。

地元の方は3月頃から採りに来ていますので、浅瀬は採りつくされていると考えて良いです。地元の方々は、3月の寒い時期に手前の干潟を掘り尽くします。当然ですが、干潟で採れるのに、わざわざ沖で採りません。

ということで、潮干狩りシーズンに、あさりをたくさん採るためには、人が踏み込んでいない沖に出る必要があります。

ずいぶん沖の方で潮干狩りしているなぁ。という人を見かけませんか? 寂しそうに見えますが、沢山あさりが採れるのでウッハ ウハで笑いが止まりません。

沖は深いから危険だと思いがちですが、潮干狩りをする場所は遠浅だったりするので、意外と沖まで歩いていけます。そして、深い所、浅い所が交互になった地形になっていることが多いので、ここで限界かも?と思っても、もう少し沖まで様子を見に行ってみると良いです。少し沖の方が浅瀬になっていたりすることがあります。ただし無理は禁物です 😛

下の写真は、沖に出て陸を見返した景色。結構沖に来ていますが腰下~モモぐらいの深さです。海の公園 沖2

可能な限り沖に出ます。水位の目安は「モモ」ぐらいです。

モモぐらいの水位で掘ると、立膝をついて首が水面から出るぐらいのレベルです。そのぐらいの水位であさりを掘ると沢山あさりが採れます♪しかも沖のあさりは美味しいあさりです。

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ちなみに、採ったあさりを持って歩くのは、網でも良いのですが、カゴに浮きを付けて浮かしておくと、かなり快適です。ちなみに、腰網に沢山のあさりを溜めておくと「重し」になるので、帰りが地獄です☆

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千葉ポートタワー 採れ高

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アマモの周辺 ~アマモは抜かない!~

さて、勇気を出して沖に出ると、アマモが生えている場所があります。

あさりが居るポイントはアマモの周辺です。横浜の海の公園、野島公園にはアマモが生息しています。(正確には、人の手を加えて繁殖させています)

アマモ周辺があさりのポイント

アマモの周辺は、

  • 流れついた あさりが留まりやすい
  • あさりの餌となるプランクトンが集まりやすい

という理由からあさりが集まる可能性が高いです。

ただし、アマモは傷つけてはいけません。野島公園や、海の公園では、アマモ場の再生活動が行われていてボランティアによる植栽が行われています。アマモはあさりの繁殖のためにも重要な役割を担っていますので大事にしましょう。

そして、ある程度あさりが群生している場所を見つけたら、熊手ではなく素手で掘ったほうが、大きいあさりを効率的に拾えたりします。

  1. 熊手で深めに掘る
  2. 素手であさりをつかむ
  3. 素手で横に掘り進んであさりをつかむ

という採り方が効率的です。

アマモとその根を傷つけないという観点からも素手が望ましいです。

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あさりは群生している

あさりは群生しています。

沢山あさりが採れたポイントが見つかったら、その周辺を重点的に掘り進むと沢山あさりが採れる

波などの自然環境の影響であさりは特定の場所にが集まりやすいようです。

一回沖に出ると、1~2時間は沖に出っぱなしになるのですが、その間ずっと一つの場所を掘り続けているということが多いです。

色々な所を点々とするより、あさりの群生している場所を見つけたらその近辺を重点的に狙ってみて下さい。次の場所を探すより、取れた場所の近くを掘ったほうが効率的です。

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手返しの良さ

あさりの採れ高に影響するポイントは、あさりのいる場所を見つけられるかだけではありません。

あさりを掘る時の手返しの良さも採れ高に大きく影響する

沢山あさりがいても、効率悪くあさりを採っているようでは採れ高は伸びません。いかに効率よくあさりを採るかも重要です。

あさりを掘っている時間より、あさりの選別に時間がかかっていませんか?

  • 熊手で掘った砂から1つづつあさりを探している
  • 熊手で採ったあさりを1つづつ確認して網に入れている
  • 生きている貝か、死んでいる貝かを1つづつ選別している
  • 小さな貝か、大きな貝かを1つづつ選別している
  • 石やゴミを取りのぞいて網に入れている

このような作業が入ると、収穫の効率がグッと下がります。

作業の効率を上げるために道具を工夫して使います。

  1. 小さいカゴを使って選別する
  2. 浮き付きの買い物カゴで、ふるいにかける
  3. 陸で貝の選別をする

この3つの工夫で、掘る時間が確保できるようになります。効率が格段に違ってきます。

手返しを良くする工夫をして、掘る時間を確保する
貝の選別は後回しにして、陸でやる

詳細をご説明します。

 

1.小さいカゴを使ってザッと選別する

小さいカゴを準備して、熊手で掘った土をカゴに丸ごと入れます。

潮干狩り道具 選別カゴ

そして、カゴをガシャガシャ振ると、砂が網目から落ちて、あさりが残ってくれます。そこから大きい不純物だけを取り除いて、浮き付きの買い物カゴに入れます。細かい選別は後回しにします。

あさりを「だいたい」選別する程度にすることで、掘る作業に時間をあてることが大事です。

カゴの網の目が重要で、小さい貝が落ちて、食べ頃の貝が残るサイズの目だと理想的です。

2.浮き付きの買い物カゴで、ふるいにかける

買い物カゴに入れたあさりは、ザッと選別しただけなので、あさり以外の物も含まれています。

買い物カゴの網の目は、あさりを残し、貝殻を落としてくれます。波の力で勝手にふるいがかかります。

潮干狩り道具 買い物カゴ

そして、たまに買い物かごをガシャガシャ振ってあげると良いです。砂やゴミが落とせます。

3.陸で貝の選別をする

買い物カゴの中身は、シッカリ選別していないため、逃がしてあげなければならない小さい貝や、石や貝殻などの不要な物が残っています。

貝と不要な物の選別は陸に上ってからすると良いです。陸で待っている奥さんや、子供に選別作業をお願いして、旦那は再度沖に出るという作業分担が効率的です。また、陸で選別の時間が確保できない場合は、家に帰ってから選別するのも良いと思います。

あさりとマテ貝

沖で海を撮りながら選別作業をしていると、ついつい選別に手間がかかって時間をとられてしまいがちです。限られた干潮の時間を無駄にしないように、貝の選別は後回しにするのがコツです。

 

参考 我が家がオススメする潮干狩り道具はこちらで紹介しています☆

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場合によっては素手で探したほうが早い

あさりの群生している場所が見つかった時には、素手であさりを拾ったほうが速い場合があります。

熊手で砂を掘り返して、浮いてきたあさりを手で拾う

これを繰り返すことで手返しが良くなる場合もあります。

あさりは砂より軽いので、熊手で砂を掘り起こすと上に浮いてきます。あさりが砂に潜る前に手で探って拾うことができます。

  • あまりにも貝殻などの不純物が多い
  • 小さいあさりが多く混じる

という時には、カゴを使わないほうが手返しが良いので、臨機応変に対応してみて下さい。

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採れていそうな人に近づく

あさりが群生している場所が見つからない時があります。

そんなときは、周囲を見回して見ましょう。

プロっぽい人が居ると思います♪

下の写真だと、一番沖の方にいる人達です。野島公園 北側

更に目を凝らしてあさりをどれだけ採っているか観察してみます。

その中から、沢山採れているっぽい人が居たら、徐々にそっちのほうに近づいていきます 😆

繰り返しになりますが、あさりは群生しています♪

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硬い砂地を掘る

あさりを探して砂地を掘っていると、柔らかい砂地と固い砂地があることがあります。

柔らかい砂地は掘りやすくて良いのですが、「先人が掘りつくした場所だから柔らかい」という可能性があります。

あさりがたくさん採れる場所は、少し固くて掘るのに少し力がいる場所だったりします。

海の公園 海中1

柔らかい砂地だと、力を使わずに砂が掘れるので楽ですが、あさりが少ないようなら諦めて、違う場所を掘ったほうが良いです。

固い砂地なら期待大♪
柔らかい砂地は要注意!

です。

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かけあがり

あさりがいる場所は、

かけあがりの、波が当たらない側の傾斜です。

あさりが居る理由としては

  • プランクトンが集まりやすい
  • 波で移動してきた物(あさりも含む)が引っかかりやすい

ということのようです。

沖の地形は、海中に沈んでいるで、目で見分けることが難しいです。そのため、少し歩き回って深さを確かめてみると良いです。周囲の人の様子から深さを知るというのも有効です。

水中の地形の傾斜を把握する

ことが、あさりが群生している場所を見つける近道です。

注意点は以下

人が掘った場所だと、浅瀬の干潟になっている傾斜を掘ってもあさりは居ない
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岩陰

岩陰もあさりがいる可能性があります。

  • 危ないので人が近づかない
  • 掘りづらいので掘っていない
  • かけあがりと同じようにあさりが溜まりやすい

という理由からです。

岩があったらその周辺を掘ってみて下さい。

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あさりの目を探す

誰よりも先に沖に出ると、沖の水は澄んでいるので、あさりの目が海底にあるのが見えます。

あさりの目(2つの穴)が沢山ある場所を手がかりにするというのも良い方法です。

ただし、

  • 潮干狩り場が混雑してくると、水が濁るため海中のあさりの目は見えなくなる
  • あさり以外の貝の目や蟹の巣穴の可能性もある

ということで、私はあまりあてにしていません。

あさりの目を探すというコツは、混雑するまでの時間帯に有効な技だと感じます。

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足で稼ぐ

色々と頑張ってみても、あさりの群生地が見つからない時があります。

そんな時は、歩き回って色々なところを掘ると良いです。

人が居ない所を目指す

のがコツです。

人が居なところに行くのは、勇気がいりますが、あさりのために冒険した人がお宝をつかむことができます。

ただし、無茶は禁物です。そして、潮干狩りの危険と、潮の深み、沖に取り残されないように注意して下さい★

潮干狩りには危険がいっぱい ~無事に帰るための5用心~
潮干狩りの危険をご紹介。 アカエイ・貝毒・溺れ・怪我・迷子など、気をつけることは沢山あります。無事に返ってくるために、知っておきましょう☆

 

そして、

歩くことで海中の地形が把握できる

というメリットもあります。

あさりが居そうな場所だと思って掘り続けても、すでに先人が掘ったあとであさりが居ないということもありえます。自分の感に頼るより、実際に色々と掘ってみてあさりがいる場所を探すほうが効率的です。

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まとめ

あさりを沢山採るためのコツをまとめます。

  • あさりの採りつくされた場所を掘っても無駄
  • 人が掘っていない場所にあさりが居る。特に沖が有利。
  • あさりは群生しているので、見つけたらその周囲を堀り進む
  • 手返しの良さも大事、道具を工夫していく。陸で貝を選別する。
  • アマモや岩陰、かけあがりなど変化のある所を狙う。

干潟でのんびり潮干狩りというのも良いですが、採れ高を期待するなら沖に出てみてください。

我が家では

  • お父さんは沖へ
  • お母さんは子供と干潟で楽しみながら

という潮干狩りスタイルです。

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