我が家は、お盆の墓参りのため茨城に毎年帰省しています。
子供たちにとっては海水浴を楽しめるイベントですが、私にとってはハマグリの潮干狩りがささやかな楽しみ♪
今年も楽しんできました。
海水浴を兼ねた潮干狩りは丸腰スタイル!
茨城県 鹿島灘の潮干狩りターゲットはハマグリ☆ 高級食材なので普段は口にする機会がありません。我が家では「潮干狩りで頑張ったら食べられる」この機会を楽しみにしています。
鹿島灘での潮干狩りのルール
夏場は海水浴とサーフィンを楽しむ方で混雑するので、熊手などの潮干狩り道具は一切持ち込みません。「足と手で採る」丸腰スタイルです。正確には「腰の使い方」と「気合」も重要。
お盆の時期には潮位もあまり下がらない状況。潮干狩りのピークは過ぎているため、既にセミプロの手が入っていて採れる量は多くないです。採れ高は期待できません。
容赦のない荒波との戯れ
鹿島灘はかなりの荒波です。
今年(2016年)のお盆に行った際には、台風が接近して波が高い状況。沖のサーフポイントは、人の背より高い2mほどの高さの波が打ち寄せていました。ちなみに、2015年はサメが出没して海水浴場が一時閉鎖する騒動がありました。
丸腰スタイルの採り方
丸腰スタイルの採り方はシンプルです。足でグリグリ砂を堀り、ハマグリが足に当たったら手で拾います。浅瀬には小さいハマグリしかおらず、腰下ほどの水深では数が少ない。そのため、腹から胸ぐらいの深さに浸かって潮干狩りを楽しみます。もはや潮干狩りではない?
ハマグリを採るためには可能な限り沖へ出る必要があります。荒波が行く手を阻むので、沖に出るだけでも一苦労。
荒波は次々と襲ってくるので、その合間をみながらハマグリを探します。
「お!足に当たった♪と思ったら、波が襲ってくる!ジャンプか潜るかして波をやり過ごすと…。その時に波に流されてハマグリを見失う…」なんて事をしながら、1個1個丁寧にハマグリを拾っていきます。
頑張って沖に出て、胸ぐらいの水深になるとハマグリ密度は高いのですが、体の自由がきかなくなる分、ハマグリを取り損なう確率も高いです…。かといって、動きやすい腹ぐらいの水深の場所に行くとハマグリがなかなか見つからず、グリグリする足に虚しい疲労が溜まる一方…。そんな感じでポイント探しをくり返します♪
その間、容赦ない荒波との戦いは続きます。ハマグリ欲しさに、命をかけて水中で大縄跳びをしているイメージです。
さて、今回の採れ高は?
ハマグリのサイズは小ぶり
2~3時間ほど頑張って、採れたハマグリは約600g
一番大きいもので5cm弱(上)、平均は4cm(下)
今回はかなり健闘したほうです。この量なら、晩ごはんの立派なおかずになります♪
小さくてもハマグリは美味しい!
今回は4種類の料理で楽しみました。
焼きハマグリ、ボンゴレ、バターソテー、潮汁
お店で売っているような立派な大きさではありませんが、小さくてもハマグリ♪ 甘みがあって美味しいです。
一番美味しいのは焼きハマグリでした。下手に手を加えて調理するより、旨味を凝縮できる「焼き」が一番美味しいと思った次第。
ちゃんと海水浴
ハマグリ拾いに夢中になるだけでなく、子供とボディーボードを(少し)楽しんできました♪
ボディーボードの2人乗りに初めてチャレンジしたのですが、子供のライフジャケットのおかげでかなりアグレッシブに攻めることができました。
波のある海に行く際には子供のライフジャケットは必須です。スネ程度の水深だからと油断していると、大人でも引き波に足を取られて身動きが取れなくなります。鹿島灘では皆さんお子様に着用させていました。
