キャンプ用品を収納する木製の棚を作成しました。
奥行き60cmの棚にしたので、買い物かごや、テント・タープが縦向きに収納できます。
収納にお困りの方の参考になるかもしれませんので、棚作成の方法をご紹介します。
費用は1万円弱♪
コストパフォーマンスも良く大満足しています。
キャンプ用品の収納が悩ましい
我が家は、キャンプ用品を収納する場所に困っていました。
スチールラックを使っていたのですが、
- ラックに収まりきれずに、荷物が散在する
- 出し入れに手間取る
- 見た目が良くない
ということが気になっていました。
大きな収納家具を買うと高くつきますし、自由度が低くて使い勝手が悪かったりします。キャンプ用品は大きくて長いものが多いです。
その点、棚を自作すれば無駄なく収納ができます。
引っ越し後のタイミングだったこともあり、自作ラックを作成してみました。
その作成方法をご紹介します。
完成した棚
完成写真はこちら。
木の風合いがなかなかです、木材があるだけで、部屋の香りが違ってきます。
背面が冷蔵庫の裏なので、写真映えはイマイチですが、棚自体は奥行き60cm、幅2mほどあるので、広くて使い勝手が良いです。荷物を載せた時の棚の高さは背丈ほど。
予算は一万円弱です。
キャンプ用品を収納してみるとこんな感じ。
- 買い物かご、クリアケース、ダンボール箱が縦向きに入る
- テント・タープも縦に置ける
- 長さのあるマットやテーブルは立てて置く(写真右手前)
- 可視性抜群
- 取り出しやすい
- 棚の高さも変えやすい
キャンプ用品が一箇所に収納できるようになりました☆ また、縦や、立てて収納することで、可視性と、出し入れのしやすさが格段に向上しています。
構想
基本的な考え方は
です。
我が家は、壁側にはしご場の棚受けを作って、板を渡しました。片側はスチールラックで支えています。
板は乗せただけで、自由度を優先させて固定しませんでした。棚の場所を移動したり、板の渡し方を変更することを考えると、手軽に板を外せるほうが気楽です。
スチールラックを2個使って両端の支えにすると、お手軽に作成できます。
材料
材料は「ラック」と「板」です。
ラックに棚板を渡すので、板の幅がラック幅より広くならないように注意してください。多少足りない分には問題ないです。
我が家は、コストパフォーマンスを優先して、1段あたり2枚の板を渡すことにしました。
スチールラック × 2
好みのラックを購入すると良いと思います。
色は黒(艶消し)がおすすめです。木の風合いに合います。我が家は、以前購入したこのラックを使いまわしました。
1ラック3千円ほどなのでお値打ち♪
棚の支柱として使うので2ラック必要です。
杉の足場材 × 3本ほど
ホームセンターで足場材が1,780円(税込み)が安く売っています。
我が家が使ったのは、幅 24cm 厚み4cm 長さ 4mです。先程のスチールラックの幅が60cmなので、1棚あたり2枚渡します。
これをホームセンターで好きな長さに切ってもらえばOKです。1カット 50円程度でカットしてくれます。
自宅ではなく、ホームセンターでカットしてもらうと車載が楽です。そして、そのままホームセンターの工作室でヤスリがけして持って帰ることができます。家が粉だらけにならなくて済むので助かります。
カンナで板の端を落として、紙やすりでヤスリがけすれば板は完成です。カンナは無料で貸してくれました。紙やすりは消耗品なので準備していきました。
手間を掛けたくない方は、綺麗に加工された棚板(値段高い)などを買っても良いと思います。
棚の作り方
材料が揃えば作り方は簡単です。
こんな感じに仕上がります。
ラックを2つ使って、板を渡せば大きな収納スペースが出来上がります。
我が家は片方に柱を立てました。新しいラックを買うより、柱を建てたほうが安かったためです。
また、一番下の棚板を短くして、長さのある物を立てられるようにしてあります。
参考 部屋に柱を立てる方法 (賃貸でもOK)
部屋に柱を立てる方法をご紹介します。
柱はツーバイフォー(SPF 2×4)の建材がホームセンターで安く売っています。
- 12フィート(約365cm) で、898円(税込)
- 6フィート(約182cm)で、378円(税込)
ツーバイフォーの柱を立てるために、床と天井で突っ張って固定するための便利な商品があります。バネやネジで突っ張る方式なので、賃貸などで傷をつけられない場合に役立ちます。
このような部品で、ツーバイフォー材を2本立てれば、柱になります。
その柱に棚板を掛けるために、はしご状にします。数百円で買える 3×3cmほどの角材を使って、棚板を引っ掛けるために、角材にクギで打って固定します。
さいごに
キャンプ用品を乗せると、ゴッチャリしますが、収納のしやすさは格段に向上しています。
キャンプ用品が一箇所に収納できるようになり、可視性と、出し入れのしやすさが特長です。ご家庭のキャンプ用品のサイズに合わせて自由に棚幅を買えることもできます。
ということで、キャンプ用品を収納する棚は、安くて自由度の高い自作棚がオススメです。スチールラック2本に板を渡せば完成です。
理想の収納に思いを巡らせ、楽しみながら作ってみてはいかがでしょうか。