タープの張り方のアレンジ方法をご紹介します。
我が家がよく使うレクタタープでの張り方ですが、考え方はヘキサタープでも同じ。
タープをカッコよく張りたいという方の参考になれば幸いです。
ファミリーキャンプならレクタタープ
レクタタープはファミリーキャンプで使うには最適なタープだと思います。
- 有効面積(遮光・防雨)が広く取れる
- 視界も良好!
レクタ同士なら、綺麗に連結もできるので、グループキャンプで使う時にも便利だと思います。
我が家は、レクタタープとヘキサタープのどちらを買うか悩みましたが、最終的には居住空間の快適性を優先してレクタタープにしました。

雨の日のキャンプなどでは、有効面積が広いレクタタープだと快適に過ごせます。
当時、ヘキサタープを選んでいたら、狭い思いをしていたのだろうと思うと、レクタタープを選んで間違っていなかったと思います。
その後、キャンプ歴 5年目に注文したオーダータープもレクタタープです。

立ち姿はヘキサタープがカッコ良い
ただ…
レクタタープを張った姿は、角ばっていてイマイチパッとしない印象。
※個人の感想です
その点、ヘキサタープのほうが美しいシルエットになります。
2本のポールでグィーンと立ち上げると曲線美が映えますね。
使い勝手が良いレクタタープですが、設営後の立ち姿にやや不満があるので、色々と試行錯誤してきました。
タープの張り方 アレンジ 11例
タープの張り方のアレンジをご紹介します。
これまでの試行錯誤をご紹介していきたいと思います。
※張り方の名称は自称です。
横張り
レクタタープを買って最初に試した張り方。
テントに対してタープを横向きに張っています。
テントに対して、縦向きに張ろうとすると、メインポールを立てる場所がテントの位置にきてしまって張れません。
テントの向きとタープの向きがチグハグなので、なんとなく違和感がありました。
また、メインポールは、両サイド280cmと高いので、タープの高さがあって、安定感が感じられません。実際、風に弱いはずです。
風邪対策を考慮するなら、タープは必要以上に高くしないほうが良いです。
ポールの上に手が届かずに、ハンギングチェーンをぶら下げるのに苦労しました♪

大型のテントと横に並べると快適なリビングスペースが確保できます。
使用タープ : AllAboutOutdoorsのタープ
片面上げ
片面を上げて出入りをしやすくする張り方。
リビングスペースが広くなるので便利です。
使用タープ : ネイチャーハイクのヘキサタープ
両側落とし
雨が激しいときになどは、一時的にサイドポールを落として雨の吹き込みを防ぐようにしています。
リビングスペースが狭くなりますが、雨宿りしたり、荷物を濡れから守りたい時に役立ちます。
両面上げ
両面をメインポールほどの高さにする張り方。
雨の日に、荷物を車載するときに かがまなくて良いので便利♪
縦 小川張り
次に、試したのが小川張り。
横に張ってイマイチだったので、テントに対して縦に張れないかと試行錯誤した結果です。
セッティングテープを自作してみました。
テントの向きに合わせて一直線に張れるのでなかなか良いシルエット♪
- 有効面積も広く取れて
- テントと向きも揃っていて
先程の横張りより、立ち姿が美しくなった気がします。
メインポールは、小川側は280cm、逆側は210cmにして、高さを揃えるようにしました。
ただし、小川張りにすると風に弱くなるのが難点。ブランコのようにユラユラと揺れる印象を受けました。小川張りは風が強い日には避けるべきです。
小川張りのセッティングテープを持っていると、ポールを立てる位置を離すことができるので、タープの貼り方のバリエーションが増えます。

縦 小川張り 片面下げ
小川張りの側面を上げて、もう一方を降ろして張ったアレンジ。
片面を上げて、片面を下げると、躍動感が出ます。
飛行機が機体を傾けて旋回するイメージ♪
この時は、写真の奥に別サイトがあって、お互い丸見えだったため、視線を遮るために片面を下げて張りました。
タープの側面を下げると、天井が低くなるため、立ち入らなくなる部分が増えます。有効面積が狭くなるのが難点です。
タープの奥側から1/4の位置の両サイドに、ポールを立てると広く使えるのですが、ポールが足りなかったので断念しました。
このように、タープの側面を、上げたり下げたりするとアレンジが楽しめます。
水平張り
タープを水平に張って、レクタの中央のポールを排除した張り方。
有効面積は広くなります。
この日は、レクタタープのメインポールを通す位置にポールを立てていません。四隅にポールを立てて張りました。さらに海辺だったので、海風が強すぎて失敗!が、ポール間の距離があるので、幕が風に煽られます。
ご覧の通り、海風に吹かれて ブルン♪ブルン♪
風が弱い日なら有効な張り方だと思います。有効面積は一番確保できる張り方です。
この頃から、レクタタープのメインポールの位置にとらわれずに、自由に張れば良いと思うようになりました。
斜め張り
ヘキサタープやウィングタープのシルエットに近づけた張り方。
メインポールをレクタタープの対角線に通して、左右に翼を授けてみました。
立ち姿はなかなか♪ 角ばったレクタタープのイメージが払拭できています!
ポイントはメインポールの高低差をつけること。奥のメインポールは280cm、手前のメインポールは210cmです。高低差によって両サイドの翼に動きが出てきます。
ただし、シワが寄ってしまうのが難点。タープにシワが寄ってしまいます。長方形のレクタタープだと形状的にピンと張るのは無理なようです。
テントと合わせて張る時には、テント側のタープの辺は、テントの向きと垂直になるように張ると有効面積が大きくとれます。
テントの出入り口にタープの一辺を垂直に重ねることで、前室のキャノピーを巻いても雨が流れ込んでこなかったので快適でした。
斜め張り 側面上げ
斜め張りにして、側面をポールで立ち上げたアレンジ。
水平張りとポールを立てる位置は同じですが、メインポールの高低差をつけるだけで、だいぶ印象が違ってきます。
開放感を出したい時に便利です。
かぶせ張り
テント自体を丸々覆ってしまう張り方。
夏場の暑い時期は、風通しを良くするためににインナーテントのみで過ごすと快適です。
使用タープ : AllAboutOutdoorsのタープ
二連
2枚のタープを連結した張り方。
雨の日やグループキャンプなどリビングスペースが広く確保したい時に便利です。
1本のポールを有効活用できます♪
さいごに
我が家の、タープの貼り方のアレンジをご紹介しました。
状況に合わせてタープをアレンジして快適に過ごしてください☆