スモークウッドの種類について、食材との相性、特徴、選び方についてまとめました。
購入時に(自分が)便利な商品一覧表を作っていますので、スモークウッド選びの参考にしてみてください♪
スモークウッドとスモークチップの違い
燻製には「スモークウッド」か「スモークチップ」が必要です。燻製方法によって使い分ける必要があります。
スモークウッドは、一度火をつけてしまえば線香のように燃焼し続けてくれます。燻製器の温度を適度に保ってくれるため、今回ご紹介している段ボール燻製の「温燻」に最適です。スモークチップを固めたものだと理解すると良いです。
スモークチップは木くずのようなもので、熱源(炭や鍋の火)が必要です。鍋を火にかけて燻製する「熱燻」をする時に便利です。
スモークパウダーは、スモークウッドやスモークチップと一緒に使うことで香ばしさに深みを与えてくれるものです。無くても燻製できるため、我が家で使ったことはありません。
スモークウッドについて
燻製食材とスモークウッドの種類には相性があります。燻製時にスモークウッドを使い分けると楽しみも広がります。
スモークウッドと食材の相性
スモークウッドと燻製食材の相性について、調べた情報を図にまとめました。ただ、相性というのは万人受けするものではないため「目安」だと考え、自分の好みを見つけるのが燻製の楽しみだと思います。
オールラウンドに使えるものと食材を選ぶもの、さらに肉に合うか、魚に合うかに大きく分類してみました。
スモークウッドの香り癖が強いものは「癖」、色付きが良いものは「色」と記載。
食材を、肉・チーズ・魚で表現していますが「肉」は癖の強い食材、「魚」は淡白な食材と置き換えて解釈するのが良さそうです。例えば、鶏肉は淡白な食材、秋刀魚は癖の強い食材として紹介されています。
「相性」が良い組み合わせの傾向
・癖が強いスモークウッド × 癖の強い食材(羊、牛、豚)
・癖が弱いスモークウッドや香りが良い物 × 癖の弱い食材(鶏、魚)
・色づきが良いスモークウッド × チーズや魚
スモークウッドの特徴
スモークウッドの特徴をまとめました。
種類 | 香り・癖 | 色付き | フレーバー |
---|---|---|---|
ヒッコリー | 強い | 個性の強い仕上がり、スッキリした香り | |
さくら | 強い | ||
くるみ | 弱い | スッキリした香り | |
なら | 良い | スッキリとしたやさしい香り、少し渋みあり | |
ぶな | 良い | マイルドな風味 | |
りんご | やわらかくて甘く上品な香り | ||
ウィスキーオーク | ウィスキーの甘い香りとほのかな渋み |
スモークウッドの商品一覧 ~価格と合わせて選ぶ~
種類ごとの商品の一覧です。パッと価格がわかると購入する時に便利なため作りました☆
オールラウンドに使えるもの
オールラウンドに使えるスモークウッドをご紹介します。基本的にはオールラウンドで使えますが、どちらかと言えば、肉か魚向きかという記載をしています。
スモークウッドの癖が少ないため、どんな食材にも安心して使えるので使い勝手が良いです。
ヒッコリー (肉寄り)
くるみ (魚寄り)
なら (肉寄り)
ブレンド
食材を選ぶもの
スモークウッドの癖があり、食材を選ぶものをリストアップします。
さくら (肉)
りんご (魚)
ぶな (魚)
ウィスキーオーク (魚)
スモークウッドの選び方
スモークウッドの選び方をご紹介します。
種類もたくさんあるので選ぶのが難しいので、選び方の参考になればと思います。チャレンジしてみて自分の好みを知っていくものなので、色々と試してみるのが良いと思います。
迷ったらオールラウンド
スモークウッドは種類も多く特徴も様々なので何を買ったら良いか迷います。そんな時には、オールラウンドに使えるものを選ぶと失敗が少ないです。
癖の少ないものから始めて、その後に癖のあるスモークウッドに手を出していくと良いと思います。
個人的にはオールラウンドで使えて、色づきの良い「なら」がオススメ☆
「SOTO」製がおすすめ
SOTOのスモークウッドが一番コストパーフォーマンスが良いのでおすすめです。
凹みがあるため火が消えにくくなっているのも嬉しいポイント。
そして、あらかじめ3分割されていて取り扱いが楽です。1切れが1時間半ほど燃焼するので1回の温燻に調度良いです。そして、前回ご紹介した段ボール燻製器のサイズ(30cm×30cm×30cm)で1切れ使うと温燻の温度を保ってくれます。
あらかじめ小分けにしておくと現地で手間取りません。
神経質になる必要はない
正直我が家では、スモークウッドをの違いを強く意識したことはありません。
同じ食材で食べ比べたら分かるのかもしれませんが、そこまでこだわっておらず(笑)ということで、我が家の場合は、スモークウッドを買う時に一番お買い得なものを買うようにしています。
参考 燻製に関する記事
その他、燻製に関する関する記事は「燻製のタグ」を付けてまとめてあります☆