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缶詰を直火で加熱するのは危険? 大手メーカー3社に問い合わせて分かったこと

イワシの缶詰ニンニク添えキャンプのトピック
この記事は約6分で読めます。

缶詰を直火で加熱する危険性と、その対策についてメーカに問い合わせてみたので、ご紹介します。

キャンプだと、缶詰を直火で加熱するのをよく見かけますが、缶詰業界からすると想定外の使われ方だということを知りました。

今回調べてみてわかったこと
缶詰は直火で加熱しないほうが良い

私もキッパリ辞めました☆

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缶詰の直火は危険?

缶詰を直火で加熱するのは、個人的には見慣れた光景で違和感がありませんでしたが、ちょっとネットで調べてみると以下のリスクがあるようでした。

缶詰を直火で加熱するリスク?
  • コーティングが溶け出して有害
  • 缶のつなぎ目の溶接部分からスズが溶け出す危険性がある
  • 蓋を開けないで加熱すると爆発する危険がある

これらの内容をネット見かけましたが、個人ブログなどだったので、信頼できるかどうかは不明…。

ということで、缶詰メーカーに問い合わせをしてみました。

先に結論をまとめると

缶詰の直火加熱は避けるべし!

メーカーへの質問と回答

今回問い合わせしたのは、缶詰大手の3社

問い合わせた内容

缶詰の直火調理の危険性について教えてください。

私自身、キャンプで缶詰を直火で加熱するケースがあります。その危険性について調べており、いくつか教えてください。

Q1 缶詰を直火で加熱調理することは問題ないか

Q2 問題がある(または推奨しない)とすればその理由を教えてください

直火で調理すると「缶詰の内部のコーティングが溶ける」という情報がネットで見つかるのですが、コーティングに関して教えてください。

Q3 コーティングで使われているものは何か

Q4 直火でコーティングが溶け出す可能性の有無と、健康への影響の有無について

Q5 コーティングが溶けにくいとされる比較的安全な加熱温度 (湯煎はOKなど)

ここからは、缶詰大手3社の回答を、順番にご紹介します。

はごろもフーズ

はごろもフーズは、電話での問い合わせ・回答でした。
(電話の内容を後から文字に起こしたので、ニュアンスなどが変わっている可能性があります)

Q1 缶詰を直火で加熱調理することは問題ないか

直火にはかけないようにしてください。

Q2 問題がある(または推奨しない)とすればその理由を教えてください。

内側の塗装が溶け出す可能性があります。

Q3 コーティングで使われているものは何か

製品によりますが、シーチキンなどはポリ製のものを塗布しています。

Q4 直火でコーティングが溶け出す可能性の有無と、健康への影響の有無について

直火にかけるとコーティングが溶ける可能性があります。

Q5 コーティングが溶けにくいとされる比較的安全な加熱温度 (湯煎はOKなど)

湯煎は問題ありません。

マルハニチロ

マルハニチロは、公式ページのQAで一部回答が掲載されてしました。不足分はメールで回答をいただけたので、そのまま掲載します。

Q1 缶詰を直火で加熱調理することは問題ないか

缶のまま直接火にかけることは大変危険です おやめください。

Q2 問題がある(または推奨しない)とすればその理由を教えてください。

まず火傷にご注意ください。缶内には空気が残っております。急激な加熱により空気が膨張し破裂する可能性がございます。

Q3 コーティングで使われているものは何か

ペットボトル素材とビスフェノールAを含むエポキシ樹脂の2種類がございます。後者も厳しい規準で管理しております。

Q4 直火でコーティングが溶け出す可能性の有無と、健康への影響の有無について

直火にかけるとコーティングは溶け出します。

Q5 コーティングが溶けにくいとされる比較的安全な加熱温度 (湯煎はOKなど)

一度沸騰したお湯を火からおろして、缶詰を入れてください。この際にも火傷にはご注意ください。

極洋

極洋は、メールで問い合わせをして、電話で回答をいただきました。
(電話の内容を後から文字に起こしたので、ニュアンスなどが変わっている可能性があります)

Q1 缶詰を直火で加熱調理することは問題ないか

想定して “いない” 使い方になります。

Q2 問題がある(または推奨しない)とすればその理由を教えてください。

想定していないため、どのようなリスクがあるか全ては把握できていませんが、以下が考えられます。
・ヤケド
・缶詰内の圧力が高まり、吹き出す
・内面のコーティングが溶ける

Q3 コーティングで使われているものは何か

・エポキシフェノール系の塗料
・ポリエステル
ポリエステルはフィルム状にして内面に貼り付けています。液体を入れても金属に直接触れないようにするためです。目視では認識しづらいものです。

Q4 直火でコーティングが溶け出す可能性の有無と、健康への影響の有無について

300℃以上などの高温だと、溶け出る可能性は考えられます

Q5 コーティングが溶けにくいとされる比較的安全な加熱温度 (湯煎はOKなど)

製造過程で、加熱殺菌のために圧力をかけて130℃で加熱をしています。
その工程で問題ないかどうかはテストしています。ただし、2回目以降に同じように加熱した場合も問題があるかは分かりません。
加熱温度や時間によっても違ってきます。

結論 (個人的な見解)

個人的な見解も含めて、結論をまとめます。

缶詰は直火で温めないほうが良い

缶詰大手メーカーの3社に問い合わせをしてみたところ、どの会社からも

缶詰の直火加熱はしないように

という旨の回答をいただきました。

理由はコーティングが溶けるため

で間違いないです。

コーティングが溶けて多少摂取しても健康被害はないかもしれません。実際に、過去に缶詰を直火加熱して食べている私も元気に暮らしています♪ ただ、コーティングは食べ物ではないため、摂取しないほうが良いです。

 

ちなみに、コーティングを食べて健康被害があるかどうかが一番のキモなのですが、

コーティングを食べて問題があるかは「誰も分からない」

という状態なのだと思います。缶詰業界が「缶詰は直火で温めないように」と言うのにとどめているのは、「問題なし」と明言できないし「問題あり」のデータもない。単にそれだけなのだと感じました。

安全に缶詰を温める方法

ちなみに、湯煎は問題ないという回答でした。

缶詰は湯煎するのが基本

湯煎は問題ない

湯煎が問題ないので、100℃以下の加熱であれば問題ないと言えそうです。また、製造過程では100℃以上の加熱殺菌がされています。

缶詰を温めるなら、シェラカップなどの別の容器に移して加熱する

というのも対策になります。これならバーナーで直火にかけても問題ないです♪

缶詰の加熱に特化した商品がある

キャンプで缶詰を調理するなら、そのまま直火にかけたくなるのも正直なところ。

ということで、我が家では「CROSS WARMER」を使うようになりました。

価格もそんなに高くないですし、デザインも良いので缶詰好きにはオススメ♪

CROSS WARMERで缶詰を温める

CROSS WARMERは、ローソクの火を使い100℃程度で缶詰を温める商品。実際に使ってみましたが、五徳を触っても熱くないため、個人的にはコーティングが溶ける可能性は低いと感じます。

ホットワイン・熱燗・焼酎のお湯割りを保温するのにも便利です♪

参考 CROSS WARMERのレビュー記事はこちら

キャンドルが燃料の「CROSS WARMER」は晩酌(缶詰・燗)で大活躍する優れモノ
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参考 これまでに食べて美味しかったのはモンマルシェの缶詰
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