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焚き火用の風防4種類と選び方 ~ サイズと素材とデメリット

MAAGS焚火台ラプカに風防を取り付けると火起こしがしやすいキャンプ用品
この記事は約15分で読めます。

焚き火の時にあると便利な「風防」ですが、サイトに構築する陣幕から焚き火台にピンポイントで使う風防など様々な選択肢があります。

色々な風防の種類とメリット・デメリットや、我が家が使っているオススメ商品などを紹介します。

焚き火用の風防4種類
  1. 陣幕 … サイト用
  2. 焚き火用風防幕 … 焚き火スペース用
  3. 大型の金属風防 … 焚き火スペース用
  4. 焚き火台の風防 … 焚き火台に取り付けて使用

我が家は「焚き火台の風防」と「大型の金属風防」を使っています。

風が吹いても、風防があれば焚き火ができる♪
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焚火の大敵は「風」

焚き火の大敵は風と雨ですが、中でも一番厄介なのが「風」

強風とタープ

風があると焚火ができない理由
  • 着火が難しい
  • 火のコントロールが難しい
  • 火の粉が飛んで火事を招く

我が家も風が強い時には焚き火をしません。

火事になったら取り返しがつかない

強風時の焚き火は火事を招く可能性があります。しかも自分たちの問題だけでなく、周囲のキャンパーさんのテントを燃やしてしまう事態になりかねません。就寝中だと大惨事!

  • 風が強い時の焚き火は避けるべし
  • 隣のテントを燃やす可能性がある

ちょっと大げさな話に広げてしまいましたが(笑)

風で飛んだ火の粉が、隣のテントに穴を開けてしまう

というケースは十分あり得ます。

焚き火の火の粉

我が家の場合、風が強い時に直隣で焚き火をしていた場合には一声かけますし、その場でテントの状態を写真で撮影、翌朝テントに穴が開いてないかミッチリ確認する所存でございます★

風があるなら慎重に☆

風がある時には状況を見ながら焚き火をするか検討してください☆

  • 周囲に燃えるものが少ない河原や海辺
  • 落ち葉が積み重なっている秋冬のサイト
  • 周囲にキャンパーがいるかどうか

アウトドアなので、その日、その時、周囲の状況がそれぞれ違うのが難しいところ。迷ったら安全第一で判断するのが大事ですね♪

 

参考 雨も焚き火の大敵ですが、雨の日の焚き火は準備していけば楽しめます♪

【現場の技】雨キャンプで焚き火する方法 | 必需品と9つのコツ
雨の日に焚き火を楽しむための必需品と9つのコツを紹介! 我が家は、基本的に雨キャンプだと焚き火はしないのですが、焚き火調理など目的がハッキリしていれば焚き火をすることもしばしば。 雨の日の焚き火は準備が必要だったり、難しかったりするのですが...

釣りやスノーボードもそうですが、アウトドアで一番やっかいなのは雨より「風」です★

焚き火がメインのキャンプなら風防があると便利!

焚き火の時に厄介な「風」ですが、それをある程度コントロールできるのが「風防」

焚き火リフレクター

風防の効果
  • 火のコントロールがしやすくなる
  • 火の粉が飛んでいかないようにする
  • 燃焼効率を上げる
  • 光を反射して明るく(金属製)
  • 熱を輻射して温かく(金属製)

屋外だと風があるのは当たり前。キャンプで焚き火をするなら、風防があった方が快適に焚き火を楽しめます。

焚き火の風防は4種類

焚き火の風防には色々な種類があります。

MAAGS焚火台ラプカの風防の継ぎ目

サイズが大きければ大きいほど風を防げる範囲が広くなるメリットがあるのですが、大きいと取り回しが面倒になるのがデメリット。目的に合わせて使いやすいサイズを選ぶと良いです。

焚き火の風防 4種類
  1. 陣幕 … サイト用
  2. 焚き火用風防幕 … 焚き火スペース用
  3. 大型の金属風防 … 焚き火スペース用
  4. 焚き火台の風防 … 焚き火台に取り付けて使用

ここからは、4種類の風防の具体的な製品を順番に紹介していきます。

1. 陣幕 … 大型幕でサイトごとガード

サイズが大きく、サイト全体を囲って風を防いでしまおうという発想のアイテムが「陣幕」
風を防ぐだけでなく、目隠しにもなるのでプライベートな空間を確保することができます。

テンマクデザイン 陣幕 ワイド

陣幕といえばテンマクデザイン。

一時は販売されなくなりましたが、2022年から陣幕ワイドが復活しました!

陣幕ワイド
  • 生地 … コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み ポリエステル65%コットン35%
  • サイズ … (約)高さ140×全長幅855cm(165cm/1パネル)
陣幕 ミニ

ソロキャンプ用に面にな小型サイズの陣幕。TC生地とコットン生地の2種類があります。

  • サイズ … 300×H100cm
  • 陣幕ミニTC 生地 … ポリエステル65%、コットン35%(表面撥水加工)
  • 陣幕ミニコットン 生地 … コットン100%(表面撥水加工)

ロゴス サンシェード・シェルター

ロゴスのサンシェードシェルターは難燃性の化学繊維を使っているのが特徴。サイズはテンマクデザインの陣幕ワイドとほぼ一緒です。

  • サイズ … (約)幅900×高さ140cm
  • 生地 … 難燃性バルキーポリタフタ(耐水圧450mm、 UV-CUT加工)

FIELDOOR ウィンドスクリーン450

FIELDOOR ウィンドスクリーン450は、TC素材を使っていて、テンマクデザインの陣幕ミニより一回り大きいサイズ感。

  • 生地 … T/C ポリエステル65% コットン糸35% 撥水加工 防カビ加工
  • サイズ … (約)450cm×143cm

ビジョンピークス 横幕 ファイアプレイスTCウィンドウォール

ビジョンピークスのファイアプレイスTCウィンドウォールは、パネルが二つで構成されているのが特徴。テンマクデザインの陣幕ミニより一回り大きいサイズ感。

  • 生地 … 綿混紡 + ポリエステル
  • サイズ … (約)500cm×140cm

2. 焚き火用風防幕

最近は、焚き火台の前に幕で風防を設ける方が多くなってきました。

Bush Ecologyさんが考案したマンタリフレクターがブームの火付け役ですが、最近は各社から類似品が販売されています。

マンタリフレクター

焚き火用風防幕の走りといえばマンタリフレクター。

Bush Ecologyが一つ一つ手作りで製作しているアイテム。カラーオーダーもできるので、自分のキャンプスタイルに合わせられるのが魅力。Instagramにて問い合わせ・オーダーを受け付けています。

マンタリフレクター

マンタリフレクター モンスター

問い合わせ・オーダーはInstagramをご確認ください。

MAAGZ 焚き火陣幕 NOMAD (ノマド)

MAAGZの焚き火陣幕 NOMAD (ノマド)は、ソロキャンプ向けの小型・軽量な陣幕。

高さが膝下ほどで火元をカバーできるサイズ。拡張パネルを使うことで横幅を広げることができる優れもの。

  • 生地 … 帆布(ARBERTON ARMY DUCK / アーミーダック 18oz)
  • サイズ … H350mm × W1020(3枚パネル)

FIELDOOR 焚火スクリーン220 T/C

FIELDOOR 焚火スクリーンは、撥水&防カビ加工が施されているのが特徴。それでいて価格も安く抑えられています。

  • 生地 … T/C ポリエステル65% コットン糸35% 撥水加工 防カビ加工
  • サイズ … (約)220cm×74cm

BUNDOK(バンドック) 焚火 リフレクター

バンドック 焚火 リフレクターは、バンドックのテントやタープなどのアイテムと合わせやすいカラーが特徴。

  • 生地 … 綿100%
  • サイズ … (約)200cm×70cm

クイックキャンプ 焚火陣幕 焔-homura(ほむら)

クイックキャンプ 焚火陣幕は、ランタンやシェラカップなどを吊るせるようになっているのが特徴。 また中央にポールがあるため、貼り方のバリエーションがあるのが特徴。

  • 生地 … コットン100%(綿 洗い加工)
  • サイズ … (約)240cm×70cm

ロゴス(LOGOS) TAKIBI de JINMAKU

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU」は、シリコンコーティングのファイバーグラスが特徴。

  • 生地 … ファイバーグラス(シリコンコーティング)
  • サイズ … サイズ:(約)幅90×奥行90×高さ101cm

4. 大型の金属風防

金属製の風防は、リフレクター(反射)効果があるため、焚き火の熱や光を効果的に使うことができます。

キャンプグリーブ 大型反射板

キャンプグリーブは、幅118cm×高さ60cmの大型の風防。複数枚を連結して使うこともできます。

実際に、ipaocampさんが使っていて、効果もバッチリだとレポートされています。

収納サイズもコンパクトになるので使い勝手が良さそう。ペグなどで固定して使います。

4. 焚き火台の風防

風防機能付きの焚き火台や、風防を後付けするオプション品を紹介。

風がある時に調理するなら便利!コンパクトで荷物が増えないのも強みです。

焚き火台の炉の部分に当たる風を防いでくれるため、風があっても火が消えにくかったり、燃焼効果が良くなるメリットがあります。

スノーピーク 焚き火台

スノーピークの焚き火台には純正の風防がないため、ガレージブランド アシモクラフツ(asimocrafts)のアシサークル(asi_circle)シリーズを使っている方が多いです。またアシサークルの類似品も出回っています。

スノーピーク焚火台L

スノーピークの焚火台Lに取り付けられる風防は、asimocraftsの「asi_circle長」と「asi_circle長低っ

類似品のキャンピングムーン 焚き火プレート L

スノーピーク焚火台M

スノーピークの焚火台Mに取り付けられる風防は、asimocraftsの「asi_circle」と「asi_circle低っ

類似品のキャンピングムーン 焚き火プレート M

スノーピークの焚火台S

スノーピークの焚火台Sに取り付けられる風防は、asimocraftsの「asi_circle間」と「asi_circle間低っ

ユニフレーム ファイアグリル

ユニフレームのファイアグリルに合う風防は、asimocraftsの「asi_circle長」と「asi_circle長低っ

類似品のキャンピングムーン 焚き火プレート L

ラプカ(RAPCA)

ラプカの焚き火台にも風防オプションがあります。

MAAGS焚火台ラプカ風防セット

ラプカの魅力は拡張性の高さですが、風防オプションは必須アイテム♪

4辺の好きな場所に風防を取り付けることができるので、かまど型にして使うこともできるから調理にも便利。

参考 ラプカ(RAPCA)のレビュー記事はこちら

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ユニフレーム 薪グリル

焚き火台の買い替えを考えている方なら、反射板が焚き火台に組み込まれているユニフレームの「薪グリル」が便利。

後ろ側が反射板になっているので、前面に熱を集めることができます。

そして、焚き火でスキレットやダッチオーブンなどを使って調理する時に便利。

ちなみに、家族で焚き火するなら、ラージサイズがオススメ。通常サイズを買って手狭な思いをするより、大きいほうが間違いないです。※焚き火台は大は小を兼ねます。

薪グリル 普通サイズとラージの比較

FENNEKグリル

フェネック グリルもかまど型のグリル。

フェネック グリルはピザ窯として使える

背面は壁になっていて、両サイドの下半分も壁になっているため風防の効果があります。
さらに、フタや鉄板を両サイドに立てて風防の代わりにすれば、かまど型のグリルとして使えます。

個人的にソロキャンプで愛用している焚火台&グリル。コンパクトな収納サイズにも関わらず、様々な調理が楽しめるのでイチオシ♪

参考 フェネック・グリルのレビュー記事はこちら

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自作の風防

焚き火用風防幕を自作している人も見かけます。焚き火用風防幕を参考に、帆布を買ってきて縫製すればオリジナルの風防ができあがりますね♪

ちなみに、我が家では金属製の風防を自作しています。

焚き火リフレクター

金属製なのでリフレクター効果があり、熱や光を反射してくれるので冬に活躍♪

参考 焚き火リフレクターの作り方はこちら

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焚き火の風防の選び方

実際に焚き火の風防を使ってみて気づいたポイントを交えながら、リアルな選定ポイントを紹介します。

選定ポイント
  1. どこまで守るか
  2. 輻射熱を期待するなら金属製

1. どこまで防ぐか

焚き火用の風防として使えるアイテムは、大型の陣幕から、焚き火台に取り付けるタイプまで形状も様々。

  • 陣幕 … テント用
  • 焚き火用風防幕 … 焚き火 スペース用
  • 金属風防 … 焚き火 スペース用
  • 焚き火台の風防 … 焚き火台に取り付けて使用
大きいほど快適に過ごせるのですが、デメリットも出てきます
  • 設営・撤収が手間
  • 風を受けて倒壊するリスク
  • 見晴らしが悪くなる

といった感じ。実際に我が家も大型の金属リフレクターは設営・撤収が手間ですし、荷物にもなるので毎回持ち出すわけではありません。多少の風なら焚き火台に取り付ける風防で十分だったり。

この辺りを天秤にかけながら、どのタイプを選ぶか検討すると良いと思います。

2. 輻射熱・反射光を期待するなら金属製

我が家が金属製の風防を使っています。

金属製だとリフレクター効果があるので冬に便利♪

明るさ倍増!

焚き火リフレクターで明かりを倍増

温かさ割増♪

焚き火リフレクターが熱を反射(輻射)

デメリットとしては見た目がイマイチといったことでしょうか(笑)

まとめ

焚き火の時にあると便利な「風防」。

焚き火の時にあると便利な「風防」ですが、サイトに構築する陣幕から焚き火台にピンポイントで使う風防など様々な選択肢があります。

焚き火の風防 4種類
  • 陣幕 … サイト用
  • 焚き火用風防幕 … 焚き火 スペース用
  • 大型の金属風防 … 焚き火 スペース用
  • 焚き火台の風防 … 焚き火台に取り付けて使用

風防のメリットとデメリットをふまえて、使いやすいアイテムを選ぶと良いと思います。風防は大きいほど効果があるのですが、デメリットも出てきます。

風防のメリット
  • 火のコントロールがしやすくなる
  • 火の粉が飛んでいかないようにする
  • 燃焼効率を上げる
  • 光を反射して明るく(金属製)
  • 熱を輻射して温かく(金属製)
風防が大きいことのデメリット
  • 設営・撤収が手間
  • 風の影響を受けて倒壊するリスク
  • 見晴らしが悪くなる
我が家が使っているアイテム

我が家は「風防付きの焚き火台」と「自作の焚き火リフレクター」を使っています。

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