海外でシェアNo.1を誇るウェーバー(Weber)の電気式グリルを使ってみました。
日本人にはあまり馴染みがない蓋付きのグリルですが、オーブンとして使えるから料理の幅が広がるのが最大のメリット!
- 厚切り肉が極上の仕上がり♪
- 丸ごと野菜がトロッと柔らか♪
- ピザも焼ける♪
自宅でワンランク上のBBQをしたい方にもってこいのアイテム。友人を招いて極上のおもてなしができます。
ウェーバー(Weber)の中でも、電気グリルは一番お手軽に使えて、ランニングコストも最安。
日本ではまだまだ情報が少ないのですが、実際に使ってみた我が家の口コミを交えながら紹介します♪
※販売店様から商品提供していただいています
ウェーバーの電気グリルの特徴ついて
ウェーバー(Weber)の特徴は「蓋付き」で料理の幅が広がること。
というのが一番の強み。
ウェーバーのグリルにはいろいろな種類がありますが、電気グリルを実際に使ってみると、
- ランニングコストが安い
- 火を使わないから安全
- 部屋でもベランダでもお手軽に使える
というのが最大の強みだと感じます♪
ウェーバーのグリルの種類別に特徴をまとめてみました ※個人の見解・まとめです
種別 | 燃料 | 特徴 | ランニング コスト (目安) |
屋内 | 庭・ ベランダ |
キャンプ・ BBQ |
---|---|---|---|---|---|---|
チャコール グリル |
炭 | 立って使う 大型の脚付き |
1,700円 | × | ○ | △ |
キャンプ グリル |
炭 | 座って使える 低くてコンパクト |
1,000円 | × | ○ | ◎ |
ガス グリル |
ガス缶 | ガス缶が燃料 炭よりお手軽 |
1,000円 | ? | ◎ | 〇 |
電気 グリル |
電気 コンセント |
一番お手軽 電源が必要 |
100円 | 〇 | ◎ | × |
※ランニングコストは、4~5時間使った時の燃料代の目安
Weber 電気グリル Q1400
今回、ウェーバーの電気グリルQ1400を使ったのでレビューします。
家庭用コンセントで使えるのが特徴で、家族でBBQをするのに丁度よいサイズ感。
- サイズ(約)
- 蓋を閉じた状態:37(H)×69(W)×42(D)cm
- 蓋を開けた状態:60(H)×69(W)×52(D)cm
- 調理面:1219c㎡
- 対応人数 4~6人用
- 消費電力:1200W 電圧:100V
- 電源コード長:約1.8m
- 保証 日本正規品 5年保証
部品はこんな感じ
コンセントがゴツい!
網が極厚! ホーロー加工がされた鋳物の焼き網。
4~6人用なので結構食材が乗ります。
レシピブック(アジア)も付いてきます。
5年の長期保証付き♪
なんと、焼き網まで5年間の保証がつきます。※錆や溶け落ちや焼け焦げが内部まで及ばないこと
ウェーバーの電気グリルで作った料理が凄すぎた♪
今回は、親戚が集まって9人でベランダでBBQをしてみました。
我が家では狭いので、お嫁様の実家にお邪魔して♪
本来なら窓を全開にして中庭と部屋を出入りしてワイワイBBQを楽しむのですが…、
今回は冬ということで私だけ外で調理。自分だけのBBQ空間をセッティング♪
寒いので窓が閉まる★ 中はワイワイ、外は完全に隔離された ソロ空間(笑)
さて、肝心な料理ですが、これまでのBBQとは比べ物にならない贅沢さ!
普段のキャンプは手を出さないような、極厚な食材に手を出してみました。
豚バラブロックのハーブソルト焼き
ローストチキン(骨付き鶏)にんにく風味
牛ステーキ&焼き肉
ソーセージ焼き
野菜の丸焼き
野菜のホイル焼き
特に、鶏と豚はやわらかジューシーで絶品♪ 蓋付きグリルならではの仕上がりを堪能!
みんなのために「切り分ける」とか言いながら、いち早く「骨にむしゃぶりつく」輩も登場★
肉は網の焼き色がおいしい(笑) 目からヤラれます。
グリルの下の熱を確認しましたが、長時間使い続けなければ下が焼けることはなさそう。
ということで、翌朝は雨だったとこもあり、部屋でピザと前日に余った具材でオーブン料理♪ ※部屋の中で使うのは自己責任で。
これまでのBBQだと網や鉄板で焼くだけでしたが、蓋付きのウェーバーならオーブン料理が楽しめるので料理が一気に豪華になります♪
どれも、直前に味付けして焼くだけ☆
正直、ウェーバーを使ってみるまでは良さを知りませんでしたが、実際に使ってみると素晴らしいアイテムです。
ウェーバーの唯一の弱点は本体のサイズ
お気づきの方もいるかも知れませんが、ウェーバーの電気グリルの弱点は本体の大きさ。
コンパクトに折りたたむこともできないので、このままの大きさで保管しておく必要があります。
私も正直、使ってみるまでは「大きくて置き場所に困るだろう…」と思っていましたが、極上のお肉が食べれるので、見方が変わります♪
胃袋をガッチリつかまれます(笑)
ウェーバーの電気グリル(Q1400)の使い方
ここからは、ウェーバー(Weber)の電気グリル Q1400の使い方を紹介していきます。
- 組み立て方
- 使い方
- 調理時の温度調整
- お手入れ・お掃除方法
組み立て方 ~ ドライバー1本で簡単
ウェーバーの電気グリルの組み立て方は簡単。
取っ手を取り付けてネジを締める。(初回のみ)
電源ロゴの部品(飾り)を差し込む。(初回のみ)
蓋をピンで留めます。工具は不要。 ※洗う時に取り外しやすくて便利。
汁受けをセット
これだけで組み立てが完了♪
使い方 ~ スイッチONして温度調整するだけ
ウェーバーの電気グリルの使い方も簡単。
コンセントを接続してスイッチをON
ダイヤルで温度調整
コンセントはアース付きなので電源タップの形状に注意が必要です。
電源コードの長さは1.8mなのでベランダで使う時には長さが足りずに延長コードが必要になります。
消費電力も大きくアース付きのプラグなので、できればエアコンのコンセントから引っ張ってくると安心ですね。
といいつつ今回は、アース無しの延長コードを使いました。※自己責任で
「地面に付けてアース!」※効果があるかは不明
海外製品ということや、屋外使用で雨に濡れると感電の危険があるためアースが付いているのだと思います。使わない場合は自己責任で。
エアコンのコンセントから引っ張ってこれると理想的
温度調整は基本的に「強」~ 焼き具合をみながら必要なら弱める
初めて使った時に戸惑ったのが温度調整の方法。
中から「ジュージュー」焼ける音が聞こえてくるのでそれを頼りに温度調整するといった感じで問題ないです。
鶏肉焼いたり、豚バラブロック焼いたり、厚切りステーキを焼いたりしましたが、温度調整は基本的に「強」。
気になって頻繁に蓋を開けたりしていたので、グリルの温度が上がりにくかったのかもしれませんが、基本的に「強」でした。
実際、グリル内の温度はゆるやかに上がっていく感じ。
ウェーバーの付属レシピに「220℃まで予熱して90分」などと書かれているのですが、電気グリルには温度計が付いていないから温度が分からん…。といった感じで初めて使う身としては困惑…。
Weberのサポートに問い合わせて、温度確認の方法を教えていただきました♪
簡単にまとめると「手を炙って温度を確認!」
12cmほどの高さに手をかざし、熱さを感じて手を離す秒数で温度を確認
・高(230度~290度/450°から550°F):2から4秒
・中(175度~230度/350°から450°F):5から7秒
・低(120度~175度/250°から350°F):8から10秒
参考 サポートに問い合わせた際のやりとりは2ページ目に掲載しています
さすが本場アメリカン(笑) だと思いましたが、確かにこの肌感覚で全く問題なかったです。
実際に使ってみると、私が気にしていた「レシピ通りに細かく時間を測って温度調整する」という感じではなく
- 具材の焼け具合(ジュージュー音)を見たり聞いたりしながら温度調整する
- 火が通っているかどうかは、具材に温度計を刺して確認する
という感じで調理しました。
ただ、我が家の場合は、温度計がなかったので、火の通りを確認するのが難しかった。
具材を切って中を確認したところ、骨付き鶏肉も豚バラブロックも、もう一歩という仕上がりでした。ということで、実は…、丸焼きした後に、切って再度グリルに入れて火を通しています★
せっかく丸焼きしても、一度切って再度焼くと肉汁を逃してしまうので、温度計があると便利です。
グリルでじっくりと火を通す料理をする時にはほとんど煙は出ませんでした。肉を焼いた時には煙がそこそこ出ます。
↓肉を焼いた時の煙
煙が少ないから我が家のベランダでも使える♪
※肉を大量に焼いたりサンマ焼いたりしたら、それなりに煙が出ると思いますが、BBQコンロや七輪を使うより煙は少ないです。蓋があるためですね。
電気グリルのお手入れ方法 ~ ほぼ丸洗い可能
電気グリルのお手入れ方法について紹介します。
今回グリルを使ってみた時の汚れがこちら。
特に、網で肉を焼くと油が垂れて一気に汚れます。
ウェーバーの電子グリルは、ほぼ丸洗いできるのですが、毎回丸洗いしていると手間がかかります。
- 毎回 … 一部丸洗い&拭き掃除 (簡単に外せないものはウェットティッシュで拭く)
- 定期 … 全部丸洗い
といったお手入れが良さそうです。
ということで「一部丸洗い&拭き掃除」と「全部丸洗い」のメンテナンス方法を試したので紹介します。
[毎回]一部丸洗い&拭き掃除
まずは毎回、簡単にお手入れする方法を紹介。
- 汁受けトレイ(使い捨てドリップパン・キャッチパン)
- 下皿(ボウルライナー)
- 網
これらは簡単に取り外せるので毎回丸洗いできます。汚れがこびりつかないように毎回取り外して洗います。
網は空焼きして鉄ブラシで汚れを落としてから洗うと良いです。
汁受けを取り外して洗います。我が家は使い捨てのアルミトレーも洗って再利用♪
下皿は、熱線を少し持ち上げながらスライドさせて取り外します。
その他の部品は、ウェットティッシュや布で水拭きして汚れを取りました。
- 温度調整器(熱線)
- 蓋
ただ、煙がこびりついていているため、完全に綺麗には落ちませんでした。ということで、その後丸洗いをしています。
[定期]全部丸洗い
電気グリルは、ほぼ丸ごと水洗いすることができます。
分解して水洗いする方法も試してみました。
先ほど拭き掃除にとどめておいた以下を丸洗いする方法を紹介します。
- 蓋&蓋のアルミカバー
- 温度調整器(電熱部品) <念のため先端のみ>
蓋にはアルミのカバーが付いているのですが、その裏に煙や蒸気が入り込むため、間接的に汚れや匂いが付きます。
蓋のアルミカバーは四隅のナットを外せば取り外せます。これで裏まで丸洗いできる♪
温度調整器(電熱線)もナットを外せば取り外し可能。定期的に洗うと良さそうです。
電熱線の接続部は、濡らさないように洗っています。
丸洗いした後はしっかりと乾燥させないと故障の原因になります。自己責任でご検討ください。
電気グリルを選ぶ理由
Weberのグリルには炭やガス式のものもありますが、自宅の庭やベランダで使うなら電気グリルが一番便利だと思います。
- 炭火グリルは日本の住宅地では使いづらい
- 自宅(庭・ベランダ)で使えるのはガス式か電気式
- 電気式はランニングコストが一番安くお手軽
詳細を解説します。
炭火は住宅地では使いづらい
やっぱりBBQの醍醐味は炭火!…ですが、
炭の場合は、火起こしや一酸化炭素中毒の危険があるため、屋外(庭・ベランダ)での使用が必須。煙や匂いが発生するからご近所さんの目も気になることから、相当広い庭がないと住宅地での使用はトラブルのもと。
日本は、本場アメリカとは住宅事情が違っているので、炭火のウェーバー(Weber)製品は日本の住宅地だと使いづらいと感じます。
※逆に、広い庭があるならWeberの炭グリルがオススメ。仕上がりの香りが違います。
自宅で使うなら電気かガスが便利
ということで、自宅で使うことを考えると、ガスグリルや電気グリルが便利。
どちらを選ぶか?ですが。
- 自宅だけで使うなら「電気グリル」
- 自宅だけでなくキャンプやBBQ場でも使いたいなら「ガスグリル」
燃料のランニングコストを考えると、ガス缶は 1回 1,000円ほどかかります。
※ウェーバー専用のガス缶は最大5時間使えて1,000円ほど。
電気式なら自宅のコンセントで使えるので1回 100円ほど。
※約1kw(22円)で5時間使用
自宅メインで、たまにキャンプやBBQ場でも使いたいなら「ガス式」なのですが、サイズが大きいこともあり自宅用に割り切るのも良いと感じました。
さいごに ~ リアルな我が家の口コミ
ウェーバー(Weber)の蓋付きグリルを使ってみると、その凄さに驚かされました。
電気グリルに限りませんが、ウェーバーの強みは「蓋付き」で料理の幅が広がること。
アレや♪
コレが簡単にできる!
塩振って油塗って焼くだけ! 極上のBBQが楽しめます♪
美味しそうに焼いている動画がこちら↓
ということで使ってみると感動のアイテムでした♪
海外でシェアNo.1を誇る理由も納得。
今回紹介した電気グリルQ1400は、正直コンパクトに収納できる!といった感じではないので、置き場所は考えないといけません。
数あるウェーバーの中でも、電気グリルのメリットは、とにかく扱いが簡単なこと。
- スイッチONして食材入れて待てば完成
- うまい肉が食べられる♪
- ほぼ丸ごと水洗いできる
さらに
- ランニングコストが安い
- 火を使わないから安全
- 部屋でもベランダでも庭でもお手軽に使える
というのが強みです♪
新築祝いにWeberの電気グリル!
というのもアリだと思います(笑)
オーブン料理するなら間接火での調理になります。火から直接熱が伝わって焦げないようにロースティングシールド・ラックがあると便利。
厚切り肉を調理するなら、中の温度を温度計で測ることで焼け具合を判断できます
メンテナンスに便利なブラシとスクレーパー
自宅&キャンプに便利な「ガスグリル Q1250」

キャンプに最適 炭グリル「ゴーエニィウェアー」

自宅にあると便利な「電気グリル Q1400」

ウェーバーのアクセサリー(オプション)を紹介している記事

※2ページ目には、Weberのサポートに問い合わせた「温度計がないWeberで、温度を確認する方法」のやり取りを掲載しています。