ウォータージャグのおしゃれな商品と、機能とコスパを重視して使っていた1品を紹介♪
我が家がキャンプ用品選びで、かなり余曲折があったのがウォータージャグ選び。
収納性と、使い勝手のバランスがとれた商品がなく、なかなか良いものに巡り合うことができませんでした。
キャンプ歴6年にしてやっと満足できる商品にたどり着いたので、我が家が失敗してきた経験を交えながら紹介します。
- ウォータージャグ おすすめ16品 と 機能とコスパ重視の1品
- 我が家のウォータージャグ遍歴と失敗談
- ウォータージャグの選び方 ~ 8つのポイント
おしゃれなウォータージャグ おすすめ16品
ウォータージャグの商品を見ていると、やはりおしゃれな物に目が行きます♪
キャンプでどのような商品が使われているかザッとご紹介します。
おしゃれなウォータージャグの価格は、7千円~1万円ぐらいのものが多いようです。
コラプス(Colapz) ~ 我が家が使う文句なしの逸品
我が家が使っているのがコラプス(Colapz)のウォータージャグ。
キャンプ歴7年目にして、やっと出会えた理想に近いウォータージャグです。
この3つの要件を満たすウォータージャグは他に知りません。
人気商品なので、色選びが限られたり、入手困難なのが難点。
参考 コラプス(Colapz)のウォータージャグのレビュー記事はこちら

ディーライト アイスバケツ (Deelight Ice Bucket)
クーラーボックスで有名なアイスランドクーラーのOEMブランド「ディーライト」が手掛けるウォータージャグ。
- 保冷機能付き
- 椅子や台になる
- オシャレ
という使いまわしの良さから人気のウォータージャグ。
唯一コンパクトにならないのが難点ですが、車の足元に置いて持ち運んだり、他の荷物を上に載せたりして工夫すれば、そこまでデメリットが目立たないアイテムです。
容量は2種類、2.5ガロン(約9L)と5ガロン(約19L)。
カラーバリエーションも豊富で、タン・オリーブ・ベージュ、カモ・グレー・オレンジなどがそろっているので色合わせがしやすいです♪
RidgeMonkey ヘビーデューティーウォーターキャリア
RidgeMonkeyのウォータージャグは、ミリタリー調の色合いが特徴的。
安くてオシャレで使い勝手も良いリッジモンキーのウォータージャグ。
- 落ち着いたデザイン
- キャンプで一番使いやすい5L
ということから、コスパが良いこともあり、人気のアイテムです。
容量は5L、10L、15Lの3種類。
スノーピーク ウォータージャグ
スノーピークのウォータージャグ。
容量は15L、重量は3kgほど、見た目も洗練されていて、専用のスタンドも付いてきます。
とてもオシャレなのですが、お値段がびっくりするほど高いのが難点。
ミンテージ ウォーター ポット(Mintage Water Pot Elegant)
ミンテージ ウォーター ポットは、ステンレス製のジャグで価格が安いのが特徴。
5L、10L、15Lの容量があります。
我が家がウォータージャグを買う時に知っていたら買っていたであろう商品。コスパもオシャレ度も高いですね。
5Lの商品は、高さ約21cm 直径約18cm とコンパクト。個人的には5Lの商品がオススメ。我が家が使っているウォータージャグが5L。家族4人で1日使っても余る容量です。
MLIMA リマ ステンレス ジャグ ムート
リマのステンレスジャグは、ステンレス製で二重構造になっているため、保冷・保温機能がついているのが特徴。
容量は、10Lと20Lの2種類。
往年の名作「イグルー」
黄色いボトルがトレードマークのイグルー(IGLOO)のウォータージャグ。
容量は、8L、12L、19Lとバリエーションがあります。
コックはプッシュ式なので、片手で扱えます。おしゃれな飲食店などでも見かけるため、馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。
また、レガシィ版も販売されていて、こちらはエレガントでおしゃれ度がUPしています。
容量は10L。値段もエレガント♪
参考 おしゃれなウォータージャグは、イグルー製が売れている
Amazonの売れ筋ランキング(アウトドア用ジャグ)だと、おしゃれなウォータージャグの売れ筋はイグルーとスタンレーですね。<2019/6/5時点>
5位 イグルー 黄色 400s
21位 スタンレー 7.5L
34位 スタンレー 3.8L
86位 イグルー レガシー
落ち着いたグリーンが渋い「スタンレー」
スタンレーのウォータージャグは、シックな見た目でワイルドな印象。
3.8Lと7.5Lの商品があります。
ワイルドなキャンプ用品で統一している方にはお似合いだと思います。
コックも上下から指で挟んで水を出すタイプなので、使い勝手は良好です。実際に「Outdoor Gear Touch & Try」で触ってみたら、軽いタッチでレバーを降ろすだけで気持ちよく水が出るので、使いやすかったです。
イエティ ランブラー (YETI Rambler) 1ガロン
海外ではメジャーなYETIの水筒類。
1ガロン(3.79L)ならウォータージャグとしても十分使える容量です。真空断熱構造になっているため水筒のように保冷・保温にも使えます。
無骨なデザインとレアな存在感はたまりません♪
ガラス瓶の「ダルトン」
レトロなガラス瓶のダルトン。
容量は3L。
家で使っていても、全く違和感がないため、キャンプ用だけでなく活躍するシーンが多そうです。
ガラスなので重くて、落とすと割れるのが難点ですが、インテリアとして置いておくだけで、サマになりますね♪
イタリア製の「マルキジオ」
マルキジオは、イタリア製のウォータージャグ。
ステンレス製で、容量は3L、5L、10L、12Lの商品ラインナップ。
ビンテージ感が溢れる風合いは独特の雰囲気を持っています。角ばっているデザインが素敵です。
ハイランダーのステンレスウォータージャグ
ナチュラムのプライベートブランド「ハイランダー」から、ステンレス製のウォータージャグが販売されています。
容量5L。サイズが約φ21.5×28.5cm、重量:約1.94kg。
タンゲ化学工業 ウォータージャグ
タンゲ化学工業のウォータージャグは、おしやれで落ち着いた色合いで、価格が安いのが強み。容量は10Lです。
タバルアのウォータージャグ
タバルアのウォータージャグは、ケースでデザインをあしらっているタイプ。
容量は12Lで、黒や迷彩柄など色々なバリエーションがあります。
中身はポリタンクなので、他のポリタンクに替えてもケースは使えそうです。
DOD ジミニータンク ウォータータンク 10L
DODのウォータータンク。ベージュとグリーンの色や機能性も考えられています。
Amazon売れ筋ランキング(アウトドア用ジャグ)の中でも上位にランクインしていますね。
ヒューナースドルフのフューエル缶
ヒューナースドルフのフューエル缶をウォータージャグとして使ってもオシャレですね。
コックのことを考えると、ウォータージャグとしての使い勝手はイマイチですが、見た目を優先させるならアリだと思います。
参考 ヒューナースドルフのフューエル缶のレビュー記事はこちら

機能とコスパ重視の1品
おしゃれなウォータージャグをご紹介しましたが、我が家では機能性とコストパフォーマンスを重視したものを長年使っていたので紹介します。
キャプテンスタッグ ウォータージャグ 5L ボルディー M-6950
キャプテンスタッグのウォータータンク5L。
使い勝手と収納効率を天秤にかけた結果、ポリタンク系のウォータージャグを長く使っていました。
値段は千円ほどで使い勝手も良好。
- コンパクトで、サイズは1.5Lのペットボトルを2本並べた程度。
- コックは左右にヒネるタイプだが、軽くて扱いやすい
- 右にヒネっておけば、手を離しても水が出続ける
- ハードタイプで安定するため、片手でコックを扱える
- 5Lサイズなので、十分な容量で、コンパクト
- 形状が四角いため車載の時に無駄なスペースが生まれずに積みやすい
我が家のウォータージャグ遍歴と失敗談
キャンプ用品の中で、我が家が満足のいく商品が見つからなかったのがウォータージャグ。
当初、ウォータージャグ選びで重要視していたのが収納効率。セダン車でキャンプに出かけていたため収納効率が最優先でした。
収納効率は抜群ですが、何回か使っていると水漏れが発生してくる始末。しばらくは、補修して使っていましたが、使い勝手も悪いこともあり、使わなくなりました。ジャバラ式なので、安定性も悪い。
こちらも、折りたたみができるので収納効率は悪くないです。ただし、立てたときに安定しないことと、次第にコックが硬くて回しにくくなり、力を入れてコックを回すようになった結果、壊れてしまいました。
- コンパクトに折り畳めるのは良いが、安定性に欠ける
- 安物のコックだと両手で扱う必要があって不便 & 固くなっていく
ソフトタイプのウォータージャグはイマイチだと感じました。
ハードタイプは使い勝手が良いのがメリット。とはいえ、当時はカラーバリエーションが白しかくなく見た目がイマイチだったのが唯一気になるポイントでした。
キャンプ歴7年目にして、やっと出会えた理想に近いウォータージャグです。「コンパクトに畳めて」「使い勝手も良好」「オシャレ♪」この3つの要件を満たすウォータージャグは他に知りません。

ウォータージャグの選び方 ~ 8つのポイント
水を汲んでおくだけのウォータージャグですが、商品選びは奥が深いと感じます。
高いものを買えば良いかというとそういうわけでもなく、自分たちの使い方に合った商品を選ぶことが大事。
特に、使い勝手が良い物を選ぶと失敗しないです。結論はこちら。
- コックは片手で扱えるものを選ぶ
- シッカリ安定するものを選ぶ
- 小さい容量のウォータージャグを選ぶ
- 容量は3Lあれば十分
- 耐久性のあるハードタイプだと長く使える
- 洗える形状か確認する
我が家の教訓を交えながら、詳細をご説明します。
重要なのがコックの使いやすさ
コックの使いやすさは重要。最低でも片手で扱えるものが使いやすいです。
ウォータージャグは、鍋に水を汲んだり、手を洗ったりする時に使うのですが、片手でサッと水を出せると、かなり快適です。
可能なら、片手で微調整ができて、手を離しても出しっぱなしにできるものが良いですね。
参考 こんなコックの形状に気をつけろ!
我が家の経験から、コンパクトに収納できるソフトタイプのウォータージャグだと、コックの使い勝手が悪いものが多いです。
我が家は、両手でコックを回さないと使えない商品を使ってきました。そうなると、使う時にかなりのストレスが溜まる…。
我が家の経験だと、コックを左右に回して水を出す形状のものは、コックが硬くて回しにくくなってくるケースが多い印象。そして、コックが固くなると、力を入れてコックを扱うので、最終的には壊れてしまいます。
安定性も大事
コック以外で、使い心地を大きく左右するのが安定性。
一般的に、折り畳み式や、ジャバラ式のものは、容器が柔らかいため、倒れやすかったり、動くので安定しないです。
容器自体に安定性がないと、コックを操作する時に容器を片手で支えながら使うことになり使い勝手が悪い。
そのため、折りたたみできる「ソフトタイプ」ではなく、容器が硬くてシッカリしている「ハードタイプ」が良いです。ハードタイプは収納効率が劣るのが難点ですが、不安定なソフトタイプを選ぶと、結局、買い直すことになりかねません。
我が家では、ハードタイプを長年使っていて、最終的にはソフトタイプでも安定して使えるコラプスを選びました。
コンパクトなものが理想的
できればコンパクトになるのが理想的。
とはいえ、コンパクトさを優先すると、安定性を損なうことが多いので悩ましいところ。
- ハードタイプは使い勝手が良いけど、かさ張る
- ソフトタイプはコンパクトに収納性できるが、使い勝手が悪くなりがち
ハードタイプのウォータージャグは、水を入れていない時には、スカスカの容器なので場所をとります。そして、スタッキングができないため、収納性の悪さが際立つ…。家に置いても邪魔になる…。
ソフトタイプは、折りたためて収納性は良いのですが、使い勝手が劣る商品が多いです。コックが使いづらかったり、安定性に欠けたり。
折りたたみ式を使うなら、その欠点を承知の上で使うと良いと思います。こんな方なら折りたたみ式でも大丈夫です。
- 頻繁にキャンプに行かない
- とにかく荷物を少なくしたい
- 現地で、ウォータージャグを頻繁に使わない
そんな、相反するなかで、最終的に我が家が行き着いた答えは
ハードタイプでも、小さなサイズのウォータージャグを選べば、邪魔になりにくくなります。
適切な容量を知る
小さい容量の物を選ぶと良いと考えましたが、実際にどのぐらいの容量のウォータージャグが必要なのか考えてみます。
我が家が使う水の量
我が家(4人家族)の場合は、
ウォータージャグには10L近い容量の商品がありますが、我が家がそんなに水を使うことはありません。実際、我が家(4人家族)が1泊のキャンプで使う水の量は3Lぐらい
- 調理で2L
- 手洗い、コップのすすぎに1L
一番水を使うのは、鍋物を作る時です。鍋物をしなければ、ほとんど水は使いません。それ以外だと、ちょっと手を洗ったり、紅茶やコーヒーを飲むために使います。逆に 鍋料理で水をそんなに使わないのであればウォータージャグの容量はほとんど必要ないです。
参考 5Lで家族4人、1泊2日の水をまかなえている
実際に我が家では、5Lのウォータジャグを6年使っていましたが、容量が足りなくて困ったことはほとんどありません。1泊2日のキャンプなら一回の水汲みで足りています。
大きすぎるとデメリットが多い
ウォータージャグの容量が小さいと、何度も水汲みをする事になって面倒な思いをするかもしれません。逆に大きすぎると、無駄な水を汲むことになります。
- 水を入れると重くなって持ち運びに苦労する
- 子供に水汲みをお願いできない
- 大きくて邪魔 (車載、家での収納に困る)
- 最終日に大量の水を捨てる…
- 水が無くなったら水汲みが必要になる
ということになるので、適切な容量のものを選ぶ必要があります。
ちなみに、水が無くなったら炊事場に行けば良いだけです。
- 無くなったら、炊事場に汲みに行けば良い
- 食材を洗うなら、炊事場に行けば良い
- 沢山の水が必要なら、炊事場に行けば良い
広大なフリーサイトや、ワイルドなキャンプ場だと、炊事場までの距離が遠かったりするかもしれません。そんな時には大容量のウォータージャグがあると便利ですが、車載でかさばることを考えると、水を汲みに行ったほうが良い気がします。
耐久性を考えるとハードタイプ
ウォータージャグは耐久性も気にしておくと良いです。
特に、折りたたみができるソフトタイプだと、コックの部分が壊れたり、ジャバラの部分が切れたりします。
100均の折りたたみ式のウォータージャグは、数回使ったら水漏れしてきます。水漏れした部分を補修して使ってみたりしましたが、補修材の臭いで水が不味くなり、使い物にならなくなりました。
洗いやすい形状
ウォータージャグは洗いやすいものだと衛生的です。
ソフトタイプだと手を入れて洗えません。
ハードタイプも、口が外せて、手を入れて洗えるものを選ぶと良いです。
保冷力は必須ではない
保冷力のあるウォータージャグが必要かというと、我が家は不要だと思います。
キャンプでは、調理に使ったり、手を洗ったりするだけです。水が冷えている必要はありません。
キャンプ意外でも使い道がある方は、保冷力があるものを選ぶと良いかもしれません。氷を入れて冷えた飲み物を振る舞う時に便利。
- フルーツなどを入れて、オシャレ飲料を振る舞う
- スポーツの休憩時に、大量の飲料を振る舞う
オシャレな見た目
おしゃれなキャンプを楽しみたい方は、見た目で選ぶと良いと思います。
ここまで機能面から選び方をご紹介しましたが、見た目も重要な選定ポイント。所詮、ウォータージャグは「水を汲んでおくだけ」のものです。「見た目」だけで選んでも、困ることは無いです。
キャンプサイトの中で、ウォータージャグは見栄えのするアイテムです。イメージとしてはクーラーポックスと同じぐらいの存在感。(画像左側)
おしゃれ優先で選ぶ時には、心を揺さぶられるかどうかに尽きます。見た目でビビッ!ときたら…。「買わないで後悔するか? 買って後悔するか?」
まとめ
ウォータージャグの選び方は、見た目をとるか使い勝手をとるか悩ましいところ★
- コックは片手で扱えるもの
- ハードタイプなら、安定するし、耐久性もある
- 容量は3Lあれば十分
- 小さい容量のウォータージャグのほうが、荷物にならない
- 5L程度のコンパクトなハードタイプがベストかと
- ビビッときたオシャレ品を選ぶ
- 機能面は工夫すればなんとかなるけど、見た目はどうにもできない
参考 コラプス(Colapz)のウォータージャグのレビュー記事はこちら

我が家は、使い勝手を優先してキャプテンスタッグのボルディー M-6950を選びましたが、実際に使ってみて大満足♪ テント内に置いておけば目立ちません☆