圧縮バック「タスキン エアーデュオ」を使ってみましたが、毛布・衣類をギュッと圧縮できて超便利♪
- 毛布・衣服がコンパクトになる♪
- ジッパーを閉じて圧縮できるのでお手軽♪
- 頑丈な作り!圧縮袋と違って消耗品じゃない
- 小分けバックとしても便利(両面2つのスペース)
といったことから、使ってみるとその便利さに感動!
圧縮袋と比べると値段は高いですが、長く使えます♪
キャンプだけでなく、旅行好き、出張が多い方にオススメ。
※開発中の製品のため、デザイン・仕様が一部変更になる可能性があります
タスキン エアーデュオ(TAKSKI Air Duo)
タスキン エアーデュオは、ジッパーで衣類を圧縮できる圧縮バック。

TASKIN(タスキン)は、高速圧縮バッグの元祖開発メーカー。
- ジッパー形式で5秒で40%の圧縮力
- メッシュとカバーの2つの分離したスペースがある
といった作りが特徴
- 素材 :ナイロン(リップストップ、Duraflexコーティングメッシュ)、耐水ファスナー、YKKジッパー等
- サイズ:Mサイズ 約35cm x 18cm x 10cm、約160g
- サイズ:Lサイズ 約35cm x 27cm x 10cm、約184g
- サイズ:XLサイズ 約44cm x 35cm x 10cm、約255g
- メーカー :Taskin社(アメリカ、サンフランシスコ)
- 製造国 :中国
タスキン エアーデュオの圧縮効果を検証!
タスキン エアーデュオの圧縮効果を検証してみました。
キャンプでかさばる毛布と衣類を圧縮!
家の毛布が全て圧縮できた♪
タスキン エアーデュオが届いて手にとった時には、正直毛布が圧縮できるサイズには見えませんでしたが、実際に毛布を詰めてみると我が家にある全ての毛布を圧縮することができました♪
毛布(シングルサイズ)が圧縮できた!
我が家がキャンプに持っていく毛布は3種類。
上から
参考 キャンプ用にどんな毛布が便利かは別記事で比較紹介しています。

毛布の厚さに合わせて、タスキン エアーデュオの3種類のサイズを使い分けました。
最初はこれらが全て圧縮できるとは思っていませんでしたが…。
グリグリと毛布を詰めて、丁寧にジッパーを閉じていくと、全ての毛布が圧縮できました♪ チョット無理矢理詰めた感もあったので、さすがに「5秒で圧縮!」というわけにはいきませんでした。
※ちなみに、我が家で一番かさばって重い「昔ながらのアクリル毛布」もLサイズで圧縮できました。(キャンプに持っていかないので写真は割愛)
モノによりますが、圧縮の手間は冬用の化繊寝袋を収納袋に詰めるのと同じぐらいです。
圧縮効果は約37%
圧縮前後の体積を比べてみると約37%のスペース削減になっていました。
- 圧縮前 … 78,000c㎥ = 40×50×39cm
- 圧縮後 … 49,350c㎥ = 30×47×35cm
スペック値の40%には届きませんでしたが、ほぼ近い圧縮率だと思います。
※圧縮後は中央が膨らんだ形状。端に空間があることを考慮すると40%は達成できている印象。
キュッと固まって扱いやすくなる♪
実際に毛布を詰めると タスキン エアーデュオは固くなってパンパンに膨れている状態。
圧縮によるスペース削減効果だけでなく、固まって扱いやすくなるメリットがあります。
我が家では、買物カゴや、リングスターのスタークアールのボックスをキャンプ用品の収納ケースとして使っているのですが、ちょうど同じようなサイズになるので車載するときにも便利♪
圧縮する時のコツ
圧縮するコツを簡単に紹介。
まずは、圧縮バックの角とマチを使って毛布を圧縮バックに詰めます。
上から体重をかけて
手でジッパーの生地を寄せて閉じる☆
それでも、ジッパーが閉まらない時には、中身の偏りをなくしたりすると閉じやすくなります。
衣類も圧縮できる ~ 1泊2日キャンプの寝巻・着替えが Mサイズに入った
私の冬キャンプの1泊2日の寝巻・着替えも一番小さな Mサイズに入りました!
圧縮の手順は、片面(カバー側)に着替えを入れて、もう片面(メッシュ側)に寝巻を入れて、最後に中央のジッパーを閉じる。
毛布と同様に、かなりの量を詰めたので「5秒で圧縮!」というわけにはいきませんでした。かなり気合を入れて詰めました。一回り大きい Lサイズなら無理なく入ります。
圧縮後はかなりコンパクトに♪
ただ、毛布以上に無理やり詰めた感があるので、パチン!パチン!です(笑)
圧縮効果は約45%
圧縮前後の体積を比べてみると、約45%のスペース削減!
- 圧縮前 … 14,080c㎥ = 22×32×20cm
- 圧縮後 … 7,800c㎥ = 13×30×20cm
スペック値(圧縮 40%)を上回りました。詰め過ぎだったかも。
キュッと固まって扱いやすくなるのは、毛布のときと一緒ですね。

タスキン エアーデュオの特徴をレビュー
タスキン エアーデュオの特徴を紹介します。
両面にそれぞれスペースがある
タスキン エアーデュオは、両側に物を積めるスペースがそれぞれあります。
それぞれ独立していて中身が混ざらない作り。
分離壁はそれぞれの裏地があり、しっかり分離されていることが分かります。
↓裏地を引き出した状態
- カバー側 … これから着る服
- メッシュ側 … 着た服
メッシュ側には一度着た服を入れておくと良いです。通気性が良いので汗をかいた服を入れると良いですね。
耐久性の高い作り
タスキン(TASKIN)は、高速圧縮バッグの元祖開発メーカー。製造は中国ですが、アメリカ、サンフランシスコの会社。
タスキン エアーデュオは、耐久性に定評のある素材を採用していて頑丈! 実際に手にしてみても品質へのこだわりを感じます。
Duraflexコーティングされた耐久メッシュ
高価なハニカム構造のリップストップ(耐破れ)ナイロン
※生地はカッターでも容易に切れないとのこと。
純正YKKジッパー
圧縮バックの強度で一番気になったのがジッパー。
ですが、実際に毛布と衣服を半ば強引に圧縮してみたのですが、頼りなさは微塵も感じませんでした。
日本人としては、やっぱり日本のYKKが凄い!ということで誇りを感じます♪ (僕は何もしてないけど)
実績と保証
丈夫さを裏付ける実績(メーカー談)があり、保証も付いています。
- 過去3,000セット以上販売してきたTASKIN製品、生地が破れたという報告はゼロ
- 耐久性に自信があるので、1年間の無償交換保証
実際に、衣服を詰めた時にはスペック値(40%)を超える45%の圧縮効果を実現しましたが、その際も生地が破れたり、 ジッパーが壊れそうな気配はありませんでした。
※ただ、これは私の推測になりますが「生地が破れた」という記載になっているので「ジッパーが壊れた」というケースはあるのかもしれません。あくまでも私の推測です。
いずれにせよ、無理な圧縮は避けたほうが良さそうです。今回は詰めすぎました(笑)
スムーズに圧縮できる ~ ジッパーが噛まない作り
圧縮するジッパーには、生地に噛まないように、透明なレイヤーが追加(特許出願技術)されています。
幅の広い透明レイヤーが全周に付いています。
実際、生地を噛むことは全くありませんでした♪
唯一、気になったのはジッパーの多さ
唯一、使ってみて気になったのはジッパーの多さ(笑)
1つの圧縮バックに合計5つのジッパーが付いています。
両面に収納スペースがあってダブルジッパー。さらに圧縮用のジッパーがあります。
どのジッパーか迷うこともしばしば(笑)
慣れれば問題ないのですが、ジッパータブが多くて少々紛らわしい気もします。
ということで、我が家では、圧縮用のジッパータブを付け替えて使っています。
紛らわしさを感じる方にオススメの工夫☆
我が家のように自宅にあるジッパータグと交換しても良いですし、180円で10個入っている商品も販売されています。<2020/3/1時点>
便利なサイズ感 ~ スーツケースサイズ
タスキン エアーデュオは、スーツケースに入るサイズに作られています。
M・L・XLを組み合わせるとスーツケースに入るサイズ。
一般的なシェル型のスーツケースなら、左右に開いてそれぞれタスキン エアーデュオ
を入れることができます。我が家のスーツケース型の旅行バックにもバッチリでした♪
また、キャンプの場合には車載する時に丁度よいサイズ感♪
荷物を圧縮できると、車載したときに後方確認用のスペースが確保しやすくなります。
※我が家は必ず確保するようにしています☆
使わない時は Mサイズに全て収納可能☆
圧縮袋との違い
圧縮袋(ビニール製)のデメリットは「消耗品」「扱いにくい形状」であること。
何回か使っていると、破れて使えなくなってしまいます。特にキャンプ用品と一緒に車載していると破れやすい。行きに圧縮できても、傷つけて帰りに使えなくなってしまったら厄介。
また、圧縮後の形状が薄いのは良いのですが、縦横の面積が大きくなるので、車載する時に扱いにくかったりします。
といったことを考えると、荷物を車載するキャンプだと、圧縮バックのほうが便利です。
さいごに
圧縮バック「タスキン エアーデュオ」は、毛布・衣類をギュッと圧縮&扱いやすい形状にできて超便利♪
- 毛布・衣服がコンパクトになる♪
- ジッパーを閉じて圧縮できるのでお手軽♪
- 小分けのバックとしても便利(両面2つのスペース)
- 頑丈な作り!圧縮袋と違って消耗品じゃない
といった点が便利なポイント。
圧縮袋と比べると値段は高いですが、長く使えます♪
キャンプだけでなく、旅行好き、出張が多い方にオススメしたいアイテムです。
