2017年 ドッペルギャンガーアウトドアから販売されるタケノコテント。その仕様と特長について、実際に触ってみた感想を交えてお伝えします。
カマボコテントの人気で一大旋風を巻き起こしているDOD(旧 ドッペルギャンガーアウトドア)ですが、タケノコテントは、グランピング向けの大きなテント。
開放的なテントが安く手に入るということで人気のテントです。
見出し
最新の販売・予約情報
現時点で、Webショップで在庫があるので入手しやすい状態です。
※過去には、一度在庫が切れるとしばらく入荷しない状態になりました。
タケノコテントは2種類
タケノコテントは2種類のカラーがあります。
仕様は一緒なので、違いは色のみ。

Photo by DOD
タケノコテント タン
タケノコテント タンカラーは落ち着いた色合いで、ポールは黒をベースとしています。
タケノコテント ベージュ/オレンジ
タケノコテント ベージュ/オレンジは明るい色合いで、ポールはオレンジがベース。
室内で撮影したので、タンカラーと似たような色合いに写っていますが、冒頭の写真で比べてみると、色合いが違うことが分かります。
[参考] 一回り小さいタケノコテントミニもあります
2018年にタケノコテントミニも登場しています。
こちらは区画サイトでも使いやすいサイズ。タケノコテントだと大きすぎると思われた方にオススメです。
特徴
タケノコテントの特徴は、グランピングを楽しめること。
サイズが大きく、見栄えがよく、核も安く抑えられているのが特徴です。
グランピングを安く実現できる
タケノコテントは、グランピングをするにはもってこいのテントです。
しかも、ドッペルギャンガーアウトドアから発売されるということで値段もお手頃です。64,800円(税込)という価格で、T/C生地、このサイズ感は他にはなかなか見つかりません。
天井が高くフロア面積が広いので、快適に過ごすことができます。
- テント内に素敵なキャンプ道具(家具)を設置して眺めて楽しんだり
- キャンプ場に行って、テント内でのんびり過ごす
テントの見映えも良いです。
ドッペルギャンガーアウトドアの商品紹介ページでも、おしゃれで綺麗な写真が掲載されており、グランピングを意識して作っているということが伝わってきます。

Photo by DOD
我が家のお嫁様も、タケノコテントの写真を見た際に、素敵なテントだねと言っていました。一般的にオシャレに敏感な女性には評判が良いようです。
タケノコテントのレビュー
タケノコテントの特徴を実際に見てきたので、写真を交えながら紹介します。
テントの屋根部分はポリコットン
テントの屋根部分はポリコットンの生地で作られています。 T/C(ポリエステル65%、綿35%)
実際に触ってみるとかなりしっかりしています。
↓タンカラーのポリコットン生地を触ってみた時の写真。厚さがあることが分かります。
壁部分の生地はポリエステル
タケノコテントの壁部分のの生地には、150Dポリエステルの生地(UVカット加工済み)が使われています。
すべての生地をポリコットンにすると、重くなっていまうので、扱いやすさとのバランスを撮って設計されています。
- 写真左 … 150Dポリエステル (カマボコテント2)
- 写真右 … 75Dポリエステル (旧タケノコテント)
75Dだとちょっと頼りない印象を受けますが、150Dはしっかりした生地です。
天井が高い!中が広い!
外見のイメージから中が広いことは想像できますが、実際に中に入ってみると感動するほどテント内が広いことがわかります。
テントの中に、40人ぐらいは立った状態で入れそうです。
ちなみに、
タケコのテントの床面積を計算すると 17.87㎡でした。対して、8畳の部屋の広さは、一番広い「本間」で14.59㎡。
天井も高くて、自宅の部屋に居るより開放的です。最頂部(280cm)は、我が家の天井(260cm)より高い!
我が家は普段5人用のファミリーテントを使っているのですが、その広さとは比べ物になりません。
初めてワンポールテントの中に入った時にも感動しましたが、タケノコテントは、さらにそれを上回る感動的な開放感があります。
8角形の壁の全てにメッシュ窓があり涼しい
夏は涼しく過ごせるような工夫がされています。八角形の各辺には窓が設けられていて、メッシュ生地にすることができます。文字通り四方八方から風が抜けて涼しい居住環境を確保することができます。
開放的過ぎて、全開にすると恥ずかしいかもしれません。
フロアシートはジッパーで取り外し可能
フロアシートはジッパーで取り外しができるようになっています。
ジッパーなので好きな場所で折りたためます。
全てのフロアをお座敷スタイルにすることも出来ますし、入り口の部分のフロアシートを折って使えば、土間を作ることができます。
用途ごとに使い分けすると色々と楽しめると思います。
- 半分を土間にして火気を扱う場所にする
- 大人はコットで寝て、子供達はマットで寝る
自由度が高いとワクワクします。
8角形の頂点にサブポールを立てる構造
テントの形は8角形になっています。
基本的には、中心のポールでテントを立ち上げるワンポールテントの構造。中心のポールはスチール製です。
8角形の各頂点にポールを立てて、ガイライン(張り縄)を張って設営します。8つのポールはアルミニウム素材のため軽くなっています。写真に写っていませんが、サブポールを通すために天井部の生地にグロメット(金具穴)が付いています。
強度が求められる箇所はスチール素材で、それ以外の場所はアルミニウムが採用されているため、強度を保ちつつ設営時に取り回しがしやすいような工夫がされています。
各頂点にポールを立てるメリットとして考えられるのは
- 設営スペースが大きくならない
- 内部の空間が広くなる
- センターポールにかかる力を分散できる
- テントの強度が増す
といったことです。
設営時には手間がかかりますが、サブポールがあるメリットは大きいと思われます。
気になる設営方法
巨大な幕なので、気になるのが設営方法です。
ドッペルギャンガーアウトドアから、設営の動画が公開されました。
設営手順
- グランドシートを敷く
- テントを広げて8つの角をペグダウン
- 8つの角にサイドポールを立てて
- センターポールをカチ上げる♪
手順はシンプルで簡単そうです。
注意点
タケノコテントの使用時に注意しないといけないことがあります。
雨の日は避けたほうが良い
タケノコテントの屋根の素材はポリコットン素材。
ポリエステルと比較すると、雨に濡れると水を含み、乾燥を怠るとカビが生えやすいのが難点です。これだけ大きなテントを、別日に乾かすことを考えると正直手間です。
ポリコットンの強みは、通気性が良いため、テント中で火気を扱った時(自己責任)に、換気性や結露がしにくいこと。また、遮光性も高いです。
このポリコットンの生地の特徴を活かすには、雨の日は避けて晴れた日に使うと快適だと思います♪
仕様
気になるところを一部抜粋しました。<2019/4/18時点>
サイズ | (約) W450×D450×H280cm |
---|---|
重量(付属品含む) | (約) 22.8kg |
収容可能人数 | 大人8名 |
最低耐水圧 | テント屋根部分:350mm |
テント壁部分:2000mm | |
フロア:5000mm | |
材質 | テント屋根部分:T/C(ポリエステル65%、綿35%) |
テント壁部分:150Dポリエステル(UVカット加工済み) | |
フロア:300Dポリエステル | |
メインポール:スチール | |
サイドポール:アルミ合金 |
仕様面でおさえておくところは、テントの広さと、屋根のポリコットン生地、サイドがポリエステルの生地という点。
450×450cmの大きい空間でで、周囲の壁の高さもあり、最頂部の高さが280cmあるので、かなり広い印象を受けます。

Photo by DOD
屋根の生地はポリコットンですが、テントの壁部分はポリエステルです。ポリコットン生地が組み込まれている事と、テントが大きいため重量は20kg近くあります。
※詳細はDODのタケノコテントのページをご確認ください。
さいごに
一通り特徴を紹介してみるきましたが、タケノコテントとはグランピング志向の方にとって、良いテントだと思います。
- お手頃価格で手に入る
- 機能性も考慮されている
- 室内空間が広い!
という点が素晴らしいです。
オシャレ志向の方にとってはオススメです。
グランピング用の大きいテントは高価な物が多く、メンテナンスも大変だったりします。まずは、タケノコテントから初めてみるのが良い選択だと思います♪
参考 サイズが大きいと感じるならタケノコテントミニ!
区画サイトでも使いやすいサイズ感なのでファミリーキャンプに便利です♪
2ページ目には、ノルデイスク アスガルド 19.6 との比較、タケノコテントの過去の販売情報と仕様の変更点を記載します。(興味のある方のみご覧いただければ)