Sugiyamaの電気毛布(NA-023S)を購入したのでレビューします。
先日、我が家では「電気毛布があまり暖かくないぞ!」ということが発覚して買い替えました。
競合商品をミッチリ比較検討した結果、Sugiyamaの電気毛布(NA-023S)を購入。
同価格帯の電気毛布と比べて明確な差別化ポイントがあることが決め手でした。
- 「日本製」
- 「室温センサー付き」
また、買い換えのために、調べて分かったのが消費電力の違い
キャンプでポータブル電源を使って電気毛布を使う時には、消費電力が低いほど助かります。
また、電気毛布は、中のヒーター(電熱線)が劣化すると温かくなくなってしまうので「暖かさがイマイチ?」と感じている方は買い替えを検討する時期です。
参考 キャンプで電気毛布をオススメする理由や、商品の比較記事はこちら

Sugiyamaの電気毛布(NA-023S)
今回我が家が購入した商品はSugiyamaの電気毛布(NA-023S)
- サイズ:幅140×長さ80cm
- 本体重量:0.7kg
- 素材・材質:ポリエステル70%、アクリル30%
- 原産国:日本
- 電源:AC100V(50/60Hz)
- 定格消費電力:55W
- 消費電力量(1時間あたり):(強)約31Wh、(中)約18Wh、(弱)約3Wh
- 表面温度:(強)約52度、(中)約36度、(弱)約20度
- 電気代(1時間あたり):(強)約0.68円、(中)約0.40円、(弱)約0.07円
- コード長:(電源側)約1.9m、(本体側)約0.6m
- 機能:ダニ退治、室温センサー、頭寒足熱、丸洗いOK
参考 「Sugiyama」は100年近い歴史のある日本の会社
「Sugiyama」は椙山紡織株式会社のブランド。昭和5年に創業した100年近い歴史のある会社で、電気毛布関連事業は ㈱なかぎし から、2013年に工場及びブランド商品の製造販売権を買い取り展開しています。日本製で、長年のノウハウを活かして製造・販売を行なっている点が安心と信頼のポイント。
Sugiyamaの電気毛布を選んだ理由
Sugiyamaの電気毛布が、他の商品と比べて優れていると感じたポイントはこちら。
- 日本製
- 室温センサー付き
また、設定温度ごとに消費電力を明示しているのも分かりやすくて良かったです。
他の電気毛布との比較
Amazon売れ筋ランキング(電気毛布・ひざ掛け)で、2,000円前後の売れ筋の電気毛布を比較してみると、Sugiyamaの電気毛布の差別化ポイントが見えてきます。
Sugiyama | 山善 | コイズミ | LIFE JOY | |
---|---|---|---|---|
型番 | NA-023S | YMS-13(T) | KDS-4061 | JBS401 |
サイズ | 140×80cm | 140×80cm | 130×80cm | 130×80cm |
定格 消費電力 | 55W | 55W | 40W (消費電力) | 40W |
温度:強 | 52℃/31Wh | 52℃/30.7Wh ※ | 53℃/27Wh | 52℃/22.6Wh ※ |
温度:中 | 36℃/18Wh | 36℃/18.1Wh ※ | 不明 | 36℃/13.7Wh ※ |
温度:弱 | 20℃/3Wh | 20℃/3.3Wh ※ | 不明 | 20℃/2.2Wh ※ |
本体丸洗い | ○ | ○ | ○ | ○ |
ダニ退治 | ○ | ○ | ○ | ○ |
抗菌防臭 | ○ | |||
頭寒足熱配線 | ○ | ○ | ○ | ○ |
室温センサー | ○ | |||
原産国 | 日本 | 中国 | インドネシア | 不明 |
実売価格 | 2,220円 | 2,000円 | 1,980円 | 2,190円 |
備考 | 生産終了品 |
※ 計算値 … 電気料金の表記から逆算
日本製
Sugiyamaの電気毛布は日本製というのが信頼できるポイント。
他の商品は中国やインドネシア製だったりします。
このご時世、日本で商品を作っているというのは好感が持てますね。
室温センサー付き
「室温センサー付き」というのもSugiyama電気毛布の特徴。
他の商品には室温センサーが付いていません。
室温センサーについてメーカ(椙山紡織)に問い合わせたところ以下の回答をいただきました。
・どのような機能か
・センサーはどこにあるのか
・○○○℃になると○○○という働きをする
などが知りたいです。
お問い合わせの件について、回答を申し上げます。
・どのような機能か
電気毛布使用中周囲の温度が下がる時に設定温度より自動的に約3℃位高くなる機能です。
・センサーはどこにあるのか
コントローラー正面上部右側穴の中にあります。
・○○○℃になると○○○という働きをするなどが知りたいです。
周囲の温度が23℃以下になった時に設定温度より自動的に約3℃位高く設定になります。
問い合わせて数時間後に、明確で的確なご回答をいただけました♪
ただ、冬に利用する時には、室温23℃以下の場面が多いので「室温が高くなったら3℃温度を下げてくれる」という機能はあまり役に立たなさそうな気がしました。
とはいえ、コントロラーラを寝袋や布団の中に入れておけば効果的に使えそうです。23℃以下に温度が下がったら「自動的に温度を3℃上げてくれる」という機能が役に立ちます。
消費電力表記が細かく、昔の電気毛布より省エネだった
今回、Sugiyama電気毛布の選んだ一番の理由は、消費電力が明示されていたこと。
他の商品では消費電力が温度設定ごとに記載されていなかつたり、電気料金表記となっているものがあり、詳細が分かりづらいものばかりでした。その点 Sugiyamaは温度設定ごとに、消費電力と電気料金が明示してあって分かりやすいです。
特に、キャンプでポータブル電源を使う時には、消費電力が重要です。
また、昔の電気毛布と比べて、(わずかですが)消費電力が下がっていました。
- 今の電気毛布 … 2019年に購入した2018年製のSugiyamaの電気毛布(NA-023S)
- 昔の電気毛布 … 2005年に購入したHeart Heart(HT-501) 1,980円ほどで購入
2019年 | 2005年 | |
---|---|---|
メーカー | Sugiyama | 三京㈱ |
型番 | NA-023S | HT-501 |
定格消費電力 | 55W | 55W |
強 | 52℃/31Wh | 53℃/35Wh |
中 | 36℃/18Wh | 33℃/22Wh |
弱 | 20℃/3Wh | 21℃/13Wh |
最新の電気毛布のほうが、消費電力が少なく抑えられているのが分かります。特に温度:弱で使った時には、10Whの差があります。
レビュー
Sugiyamaの電気毛布を実際に使ってみて感じたことをレビューします。
肌触りが良い
毛布の質感は、思っていたより「ふんわりと柔らい」です。
触り心地は良好♪
もともと2,000円前後の電気毛布には毛布としての機能は期待していませんが、Sugiyamaの電気毛布は肌触りが悪くないです。
電気毛布自体は薄いのですが、肌触りはふわっとしていて悪くない♪
…とは言っても2,000円台の電気毛布なので、過度な期待は禁物です★
Amazonの口コミを見ていると「毛布が薄い」というコメントを見かけますが、そもそも2,000円前後の電気毛布なので薄いです。一般的な毛布のような毛並みを期待するなら高価な商品を検討すると良いかと。
ちなみに、キャンパーにとっては薄いほうが車載がかさばらなくて便利だと感じます☆
また「毛玉がすぐにつく」などの口コミも見かけますが、毛玉が気になる方はシーツを掛けて使うと良いです。
我が家の場合、2005年から使っている電気毛布(写真右)の毛玉は気になりません。比べてみと手触りがバサバサしているのが分かります。
家ではシーツをかけて使っているので、それが毛玉防止・長持ちの秘訣だと思います。(電気毛布の説明書にもシーツをかけて使うように記載があります)
ヒーター(電熱線)がしっかり入っている
Sugiyamaの電気毛布は、隅の方まで電熱線が入っています。
頭寒足熱対応なので、頭の位置はヒーターがありません。
商品によっては、ヒーターが毛布のサイズと比べてあまり入っていないものもあるようです。特に大きめのサイズにしたのにヒーターが大きさについてきていないという口コミを見かける商品もあるので、注意が必要です。
コントローラーが点灯するので分かりやすい
コントローラーが明るく点灯するのも使いやすいポイント。
夜中に温度調整が必要になった時には、どこにコントローラーがあるか分かりやすいほうが良いです。また、温度調節の位置も分かるので使いやすいです。
製品によっては「使用している/いない」が分かるだけの小さなランプだったりします。
まとめ
我が家が購入したSugiyamaの電気毛布(NA-023S)をご紹介しました。
2,000円前後の電気毛布は、どれも似たような商品に見えましたが、よく調べてみるとSugiyamaの電気毛布(NA-023S)が一番良いと感じました。
Sugiyamaの電気毛布(NA-023S)の優れているポイントは2つ
- 日本製
- 室温センサー付き
Amazon売れ筋ランキング(電気毛布・ひざ掛け)を見てみると、2,000円前後の競合商品がひしめいていますが、上記のポイントを考慮すると、数百円の価格差なのでSugiyamaの電気毛布がオススメです☆
参考 キャンプで電気毛布をオススメする理由や、商品の比較記事はこちら
