リングスター社のスタークアール(Starke-R)のボックスとバスケットをレビュー。
椅子になったりテーブルになったり踏み台になったり、10通りの活躍をしてくれる便利なアイテムです。
我が家では、キャンプで買物カゴが大活躍しているのですが、リングスターのスタークアールは、買物カゴがさらに進化したアイテム。
10通りの活用方法がある優れもの♪
ということで、我が家のスタメンアイテムとして活躍するようになりました。
実際に使ってみた様子を交えながらレビューします。
見出し
リングスターStarke-R(スタークアール) のボックス・バスケット
リングスターのスタークアールシリーズは、同社のスーパーバスケット、ドカットシリーズをキャンプ向けに改良した商品。
これまでのシリーズと違うのは「超高耐衝撃性コーポリマー」を採用していること!
さらに、デザインが統一されてオシャレに仕上がっています。
- リングスターの最強素材
- 衝撃に対して優れた耐久性と耐候性
- 自動車のバンパーと同じ素材
- -20°から100°の環境に対応
- ほとんどの化学薬品、オイルにも耐える素材
- 軽量
スタークアール(Starke-R) バスケット
スタークアールのバスケットは、サイズが一般的な買物カゴと同じぐらい。
自宅に保管するとき、車載するとき、サイトにレイアウトする時に活躍します。
ひっくり返すと耐荷重350kg。ハンドルの積み重ね強度や引っ張り強度は105kg。
- サイズ:465(L) × 385(W) × 280(H) mm
- 内寸法:365(L) × 285(W) × 265(H) mm
- 質量:1.4kg
参考 同社のスーパーバスケット(SB-465)と同じサイズ・作り。オプション品が使えます。違いは素材。
スタークアール(Starke-R) ボックス
スタークアールのボックスは中皿付きの収納ボックス。頑丈なハンドルも付いています。
また、雨に降られても中身が濡れません。
耐荷重は600kg以上あり、取っ手の引っ張り強度は122kg。
※600kg以上の負荷をかけた時にも、ボックスが割れずに曲がったとのこと。
- サイズ:465(L) × 333(W) × 322(H) mm
- 内寸法:360(L) × 255(W) × 280(H) mm
- 中皿内寸法:223(L) × 265(W) × 70(H) mm
- 重量:2.6kg
参考 同社のドカット(D-4700)と同じサイズ・作り。違いは素材と中皿の形状。
キャンプで便利に使える 10通りの使い道
我が家でもキャンプで使い始めたのですが、使い勝手は上々♪
実際に使い方を模索したところ、10通りの使い道を発見!
ということで色々な使い方を一挙公開☆
1.キャンプアイテムの整理整頓ができる
スタークアールのボックスやバスケットを使えば、キャンプアイテムを整理整頓できます。
我が家がキャンプを始めた当初は、アイテムの整理整頓ができていなくて以下のような悩みを抱えていました。
- 使いたいアイテムがどこにあるかわからない
- 物が散らかっていて、ゴチャゴチャしている
当時は、原因が分からず試行錯誤の繰り返しでしたが、用途ごとにアイテムを整理しておくことが大事だと気付きました。収納場所・配置場所を整理することでキャンプでの快適性がかなり違います。さらに設営・撤収も速くなる♪
また、大きな収納ボックスにとにかく詰め込むのではなく「用途ごと」「使う人ごと」にまとめておくのもポイント☆ その点、スタークアールのバッスケット&ボックスはサイズ的にもイイ感じです。
2.自宅でそのまま保管できる
スタークアールのバスケット&ボックスは、自宅でそのまま保管しておけて便利♪

Photo by Makuake
キャンプから帰ってきて中身を出すことなくそのまま棚や倉庫に置いておけばOK。
積み重ねて使うこともできるので収納効率も良いです。また耐荷重も高いのでその上に物を置いて台として使うこともできます。
3.車載する時に便利
車載するときにも便利なサイズ感。
我が家はミニバンに乗っているのですが、スタークアールを横にして二つ並べて車載しました。隙間には、大きめのポータブル電源(Jackery700)や灯油缶(フューナスドルフのフューエル缶)を乗せる隙間が確保できます。
これが、横幅いっぱいに埋まるサイズだと、中サイズのアイテム(ポータブル電源・灯油缶)のやり場に困ったりします。
我が家は、手前にボックスやバスケットを積んで堤防を作ることで、奥に荷物を詰め込んでいます。スタークアールのボックス&バスケットは積み重ねた時にズレないようになっているので使いやすいです♪
4.キャンプ場でそのままレイアウトできる
キャンプ場に着いたらそのままレイアウトして使えるのも便利なポイント。
スタークアールは、キャンプに合うデザインになっているので、そのまま置いておいてもオシャレにレイアウト可能。
テント内で積み重ねて置いてもOK。
横に並べてレイアウトしてもイイ感じ♪ 椅子や棚・テーブルとしても使えます。
焚き火用のツールボックスとして、ドカッと置いても見栄えが良い。
5.テーブルになる
スタークアールのボックスはそのままテーブルとして使うことができます。
上面に凹凸があるのでフラットなテーブルとしては使えませんが、ご飯を食べたり物を置く程度なら全く問題ないレベル。
バスケットも天板を乗せればテーブルとして活躍。
今回はハングアウトのファイヤーサイドテーブルの天板を流用してみました。(そのうち天板を自作予定)
天板を持ち上げると、中身が取り出せるのでテーブル&収納グッズとして使えて効率的♪
6.椅子になる
テーブルとしてだけでなく、椅子としても活躍。
ボックスはそのまま椅子として使えます。耐荷重600kg
バスケットも裏返して座ることができます。耐荷重350kg。
※バスケットの底は凹凸があるので、板やクッションなどで工夫する必要があります。あえて椅子にする必要もないかな。
実際に使ってみて便利だったのが、撤収する時に最後まで椅子やテーブルとして使えること♪
我が家の場合、撤収する時にテント内の荷物を車載してから、最後にテントを片付けます。ペグを拭く時に最後までスタークアールのボックスを椅子として使えました☆
我が家の場合、お昼過ぎにキャンプ場に到着して、設営前に昼飯にすることが多いのですが、その時にも椅子とテーブルとして活躍!即戦力♪
撤収ギリギリまで椅子とテーブルとして使える♪
かなり便利!
手前に車載しておくと良いです♪
7.踏み台・脚立になる
スタークアールのボックスは耐荷重600kg!
積み重ねて脚立の代わりに使えます♪
ルーフキャリアなどで荷物を運ぶ方は、かさばる脚立を持っていかなくて良くなります。
ボックスは耐荷重600kg! 大人が2人乗っても全く問題なし。
8.買い物カゴ(マイバスケット)として使える
キャンプで食材などを買う時に、精算後の買い物カゴとして使うことができます。
買った商品をそのまま袋詰めせずに車に積むことができます。時短にもなりますし、昨今問題になっているプラスチック袋を受け取らなくて良くなります。常温の食材ならそのままテント内に置いておけばOK。
買い物するときにはフェリシモのレジカゴリュックも便利ですが、キャンプなら車で買い物して車で乗り付けるので、バスケットのほうがさらに手間なし。レジカゴリュックは衣類などを入れるのに使っています。
9.バケツとして濡れ物・汚れ物を収納
スタークアールのボックスはバケツにもなる。

Photo by Makuake
キャンプの場合には、食器などの濡れもの、雨キャンプの汚れ物、海遊び川遊びで使った水着などを入れておくのに便利。
冬キャンプではお湯が出ないキャンプ場で洗い物をするのは結構しんどい作業。撤収日の朝食で使った食器などは洗わずに持ち帰って家で洗ったほうが快適だったりします。我が家の場合は、クーラボックスに食器類を入れて持ち帰ったりしますが、スタークアールのボックスを活用しても良さそう。
参考 雨キャンプで濡れものを扱う時はドライバックも便利
濡れたテントを持って帰る時に重宝しています。
10.ログキャリーとして
薪を持ち運ぶログキャリーとしても使えます。
丈夫だから沢山の薪を詰めても壊れません。
参考 ログキャリーについては別記事でまとめています
ボックスとバスケットの使い分けについて
さて、ここまでスタークアールのボックスとバスケットの活用方法を紹介してきましたが、両者の違いをレビューします。
どのように使い分けるか参考になれば。
サイズはバスケットのほうが大きい
サイズはバスケットの方が一回り大きいです。
実際に使ってみてサイズの違いを感じたのは、カセットガスコンロが入るか入らないか。我が家のカセットガスコンロはバスケットにしか入りませんでした。
細かいポイントですが、少し大きさが違います。
バスケットは中身が見える&通気性が良い
外から中身が見えて、通気性が良いのはバスケット。
- 通気性があると便利な寝袋や衣類などを入れておく
- フタがなくて取り出しやすいので、頻繁に出し入れするものを入れる
サイズ的には、3シーズンの寝袋が2つ & クライミットのイナーシャが8つほど入ります。
ボックスは雨に降られても中身が濡れない
ボックスの特徴は、雨に降られても中身が濡れないこと。
蓋付きで、段差があるので中に水が入りにくい構造。
濡れて困るものはボックスに入れると良いです。
- 焚き火用のアイテム
- 火器類・ライト類
私の場合は、焚火用のアイテムは外に出しっぱなしなので、焚火グッズを入れるのに最適♪
ダッチオーブン(ニトリ 19cm)、スキレット(ニトリ 19cm)、トング、火ばさみなどを収納。
ボックスは小分けトレーが便利
ボックスには小分けのトレーが付いているので、すぐに取り出す小物を入れておくと便利。
カラトリーなどを入れておくと便利♪ スパイスボックスとしても使えそう。
また、トレーごと取り出してレイアウトするのも良し。
スタッキング可能 ~ 同じ種類ならズレない作り
ボックスとバスケットはスタッキングできるようになっていて、同じ種類だとズレないように凹凸でハマるようになっています。
種類の違うものをスタッキングしても全く問題ないです。単に突起にハマらないだけ。
使わない時はコンパクトにスタッキング可能。

Photo by Makuake
オリーブドラブ・サンドベージュの使い分け
スタークアールは2色展開。オリーブドラブとサンドベージュ。
実際のアイテムと色合わせしてみるとイメージが付きやすいので、我が家の使い分けが参考になるかもしれません。
オリーブドラブは焚火に合う ~ 焚き火アイテムを収納&薪入れとして
我が家の場合、オリーブドラブは焚火アイテムと一緒にレイアウトすることに。
色味が暗いので、黒やカーキをベースとしたレイアウトに合うと思います。
テント内に配置してみましたが、カマボコテント2タンカラーと木製ラック・テーブルと合わせると浮いてしまいますね。
サンドベージュはテント内・木製ラックと馴染む ~ 食器・火器を収納
サンドベージュはテント内のレイアウトにバッチリ合いました。
我が家の場合は、カマボコテント2タンカラーと木製ラックがベースです。
ベージュ色が強いので、同じくベージュのスタークアールがシックリきます。
差し色を赤として、アウトドアチェアなどで色を出しているので、スタークアールのベージュ×赤の色合いもバッチリ♪
その他の細かい作りをレビュー
最後にここまでで紹介できなかったスタークアールの特徴を紹介します。
ボックスは両側から開く
スタークアールのボックスは両側から開く作りになっています。
ハンドル(取っ手)が自立する
ボックスとバスケットの取っ手は自立してくれるので、持ち運ぶときにストレスがないです。
レザーカバーが素敵♪
スタークアールのボックスには「姫路レザー」のハンドルカバーが付いています。
細かなポイントですが、見栄えがかなり違いますね。
ハンドルカバーは着脱が可能。
バスケットの持ち手をまとめるのにも使えます。
スタークアールの欠点は?
我が家は4年以上、買物カゴをキャンプの収納アイテムとして使ってきたので、使い勝手に関しては、かなり厳しい目を持っています!
…が、スタークアールの欠点は見当たりませんでした。
欠点ではないのですが、今後改良されると嬉しいポイントは
- ボックス×バスケットがズレないようにスタッキングできると便利
- オプション品の充実
同じサイズでできていて、スタッキングできると理想的なアイテムになると感じました。車載する時に種類を気にしなくて良くなります。
フラットなテーブルとして使えるようにボックス&バスケットの天板も販売されると良いですね。テーブルとしても使えると荷物も減るので人気が出るのではないかと思います。さらに天板が2つに折れて仕切り板にもなるとベスト! 勝手に夢は膨らみます♪ そのうち、自作してみようと思います♪
また、スタークアールと同色の仕切り板も販売されると良いですね。
「買物カゴ使い」の我が家としては、さらなる発展に期待♪
さいごに
リングスターのスタークアール(Starke-R)バスケット&ボックスはキャンプに超便利なアイテムです。
- 丈夫さとお洒落なデザインが魅力
- 収納ボックスとしてだけでなく、10通りの活用方法がある!
キャンプでの収納問題に悩んでいる方、アイテムが散らかって片付かない方、椅子やテーブルの数が足りなくて不便している方にオススメ☆