リングスター社のスタークアール(Starke-R)のボックスとバスケットをレビュー。
我が家では、キャンプで買物カゴが大活躍しているのですが、リングスターのスタークアールは、買物カゴがさらに進化したアイテム。
17通りの活用方法がある優れもの♪
ということで、我が家の収納ボックスとして大活躍してるアイテム。
まずは、バスケット(4種類)とボックス(2種類)をザッと紹介し、キャンプの使い道18通り、ボックスバスケットの使い分け方、サイズ比較まで徹底紹介!
※メーカー様から商品提供していただいています
スタークアールの強みは「素材」と「デザイン」
リングスターのスタークアールシリーズは、同社のスーパーバスケット、ドカットシリーズをキャンプ向けに改良した商品。
- リングスターの最強素材
- 衝撃に対して優れた耐久性と耐候性
- 自動車のバンパーと同じ素材
- -20°から100°の環境に対応
- ほとんどの化学薬品、オイルにも耐える素材
- 軽量
色・デザインが統一されていてオシャレ♪ サイズ展開も細かく使い分けができます。
ということで、バスケット(4種類)とボックス(2種類)をザッと紹介します。
リングスターStarke-R(スタークアール) のバスケット
スタークアールのバスケットは全部で4種類。用途に合わせてサイズを使い分けできます。
バスケット (レギュラーサイズ)
スタークアールのバスケット(STR-465)は、一般的な買物カゴと同じぐらいのサイズ。
自宅に保管するとき、車載するとき、サイトにレイアウトする時に活躍します。
ひっくり返すと耐荷重350kg。ハンドルの積み重ね強度や引っ張り強度は105kg。
浅型バスケット(ローバスケット)
浅型バスケット(STR-465S)は、レギュラーバスケットの背が低いバージョン。
ソロ用のギアを入れたり、食器類を入れたり、洗い物カゴとして使ったりするのに便利。飯盒やホットサンドメーカーなどがピッタリ収まる高さです。
浅型バスケットはレギュラーサイズと「スタッキング可能」「天板を使い回せる」という互換性があります。 左 : レギュラー、右 : ロー(浅型)
スタークアール(Starke-R) バスケット ロング
スタークアールのバスケット ロングは、通常のバスケットより長くて幅が狭いタイプ。
スタークアール(Starke-R) バスケット ミニ
スタークアールのミニは、小まわりのきくバスケット。
リングスターStarke-R(スタークアール) のボックス
スタークアールのボックスは2種類のサイズがあります。
ボックス (レギュラーサイズ)
スタークアールのボックスは中皿付きの収納ボックス。頑丈なハンドルも付いています。
また、雨に降られても中身が濡れません。
耐荷重は600kg以上あり、取っ手の引っ張り強度は122kg。
※600kg以上の負荷をかけた時にも、ボックスは割れず、曲がったとのこと。
参考 同社のドカット(D-4700)と同じサイズ・作りですが、頑丈な素材を使用。中皿の形状も違います。
大型ボックス STR-6000
大型ボックス(STR-6000)は、レギュラー ボックスの横幅が広いタイプ。
ボックス型だから雨でも中身が濡れない、薪バサミやトングなど少し長いアイテムも収納できるといった点で便利。
姫路レザーを使った日本製のショルダーベルトも付いているため、両手で荷物を持ち運ぶこともできます。
大型ボックスはソロキャンプの小物が全部入ってしまうサイズ感。
幅が広いので、45cmの長い薪や、薪バサミが入りますし、Ribitekのアルミポール(収納時 44cm)もすっぽり収納可能。
レギュラータイプのボックスと並べてみると横幅が長いです。
キャンプで便利な使い道 18通り
我が家でもキャンプで使い始めたのですが、使い勝手は上々♪
実際に使い方を模索したところ、18通りの使い道を発見!
ということで色々な使い方を一挙公開☆
1. キャンプ用品の整理整頓ができる
スタークアールのボックスやバスケットを使えば、キャンプアイテムを整理整頓できます。
我が家がキャンプを始めた当初は、アイテムの整理整頓ができていなくて以下のような悩みを抱えていました。
- 使いたいアイテムがどこにあるかわからない
- 物が散らかっていて、ゴチャゴチャしている
当時は、原因が分からず試行錯誤の繰り返しでしたが、用途ごとにアイテムを整理しておくことが大事だと気付きました。収納場所・配置場所を整理することでキャンプでの快適性がかなり違います。さらに設営・撤収も速くなる♪
また、大きな収納ボックスにとにかく詰め込むのではなく「用途ごと」「使う人ごと」にまとめておくのもポイント☆ その点、スタークアールのバッスケット&ボックスはサイズ的にもイイ感じです。
2. 自宅でそのまま保管できる
スタークアールのバスケット&ボックスは、自宅でそのまま保管しておけます♪

Photo by Makuake
キャンプから帰ってきて中身を出すことなくそのまま棚や倉庫に置いておけばOK。
ボックスは中身が濡れないので、そのままベランダに保管可能。
3. 綺麗に車載できる
車載するときにも便利なサイズ感。
ミニバン(VOXY)に車載してみると、縦に横3列に収まりました。左から「ボックス」「バスケット」「バスケット」
我が家は、手前にボックスやバスケットを積んで堤防を作ることで、奥に荷物を詰め込んでいます。スタークアールのボックス&バスケットは積み重ねた時にズレないようになっているので使いやすいです♪
4. キャンプ場でそのままレイアウトできる
キャンプ場に着いたらそのままレイアウトして使えるのも便利なポイント。
スタークアールは、キャンプに合うデザインになっているので、そのまま置いておいてもオシャレにレイアウト可能。
テント内で積み重ねて置いてもOK。
横に並べてレイアウトしてもイイ感じ♪ 椅子や棚・テーブルとしても使えます。
焚き火用のツールボックスとして、ドカッと置いても見栄えが良い。
5. テーブルになる
スタークアールのボックスはそのままテーブルとして使うことができます。
上面に凹凸があるのでフラットなテーブルとしては使えませんが、ご飯を食べたり物を置く程度なら全く問題ないレベル。
バスケットも天板を乗せればテーブルとして活躍。
キャンプ用にテーブルを持っていくとかさばりますが、バスケット&ボックスを使うと荷物が減って効率が良いです。
参考 スタークアールのバスケット用天板を使うメリットや使い勝手は別記事で紹介しています。

6. 椅子になる
テーブルとしてだけでなく、椅子としても活躍。
ボックスはそのまま椅子として使えます。耐荷重600kg
バスケットに天板を乗せるとそのまま座ることができます。天板の耐荷重は102kg。
バスケットを裏返して座ることもできます。耐荷重350kg。
実際に使ってみて便利だったのが、撤収する時に最後まで椅子やテーブルとして使えること♪
我が家の場合、撤収する時にテント内の荷物を車載してから、最後にテントを片付けます。ペグを拭く時に最後までスタークアールのボックスを椅子として使えました☆
我が家の場合、お昼過ぎにキャンプ場に到着して、設営前に昼飯にすることが多いのですが、その時にも椅子とテーブルとして活躍!即戦力♪
撤収ギリギリまで椅子とテーブルとして使える♪
かなり便利!
手前に車載しておくと良いです♪
7. ボックスは中身が濡れないから外に放置できる
ボックスは、雨でも中身が濡れないため、外に放置しておけます。
テント内を広く使いたかったり、荷物がテントに入りきらない時は車に片付けたりするのですが、スタークアールのボックスならそのまま外に出せばOK。
ソロキャンプで大雨・強風にヤラれてテントから避難した時に心強かったのがスタークアールのボックスでした。濡れても平気だと気が楽です。
8. ラックの脚になる
ミニとレギュラーサイズは、レギュラーと比べて幅が狭くなっているのが特徴。
そのため、キャンプ用のラックの脚にすると便利だと思います。 両端にバスケットを置いて、板を渡せば立派な棚が完成!
奥行きと高さも丁度よい感じ♪
9. 食器洗いのカゴ
ミニサイズとロングサイズは食器洗い用のバスケットとして便利なサイズ。
レギュラーサイズだとちょっと大きくてスカスカで洗えばに行くこともあったのですが、状況に合わせてロングサイズとミニサイトを使い分けてみたらかなり便利!
特にロングは細いので持ち運びやすい♪ それでいて長さのあるトングなども入るので使い勝手が良いです。
炊事場に野菜を洗いに行くときは「ミニ」が活躍。
10. 缶ビンのゴミ箱
ミニサイズは、缶やビンのゴミ箱にちょうど良いサイズ感。
汚れたら水洗いできるので、ビニール袋を準備する必要もありません。
11. ログキャリー
薪を持ち運ぶログキャリーとしても使えます。
ロングのバスケットなら横に45cmほどの薪が入ります。
レギュラーバスケットでも運べます。
丈夫だから沢山の薪を詰めても壊れません。
参考 ログキャリーについては別記事でまとめています

12. 子供のお菓子入れ
ミニサイズは子供のお菓子入れに丁度良いサイズ感。
13. ライト類などの割れ物入れ
スターガールのバスケットは自動車のバンパーでも使われるような丈夫な素材&作りなので、ライト類など、潰れると割れてしまうアイテムを入れておくのにも便利。
14. お風呂用のカゴ
お風呂に行く時のカゴとしても便利。
ミニサイズは石鹸やシャンプーのボトルや、下着の替えを入れるのにちょうど良い♪
15. 踏み台・脚立になる
スタークアールのボックスは耐荷重600kg!
積み重ねて脚立の代わりに使えます♪
ルーフキャリアなどで荷物を運ぶ方は、かさばる脚立を持っていかなくて良くなります。
ボックスは耐荷重600kg! 大人が2人乗っても全く問題なし。
16. 買い物カゴ(マイバスケット)として使える
キャンプで食材などを買う時に、精算後の買い物カゴとして使うことができます。
買った商品をそのまま袋詰めせずに車に積むことができます。時短にもなりますし、昨今問題になっているプラスチック袋を受け取らなくて良くなります。常温の食材ならそのままテント内に置いておけばOK。
買い物するときにはフェリシモのレジカゴリュックも便利ですが、キャンプなら車で買い物して車で乗り付けるので、バスケットのほうがさらに手間なし。レジカゴリュックは衣類などを入れるのに使っています。

17. お散歩のお供に
キャンプで出かけ行って行った先で、ちょっと散歩する時にも使えます。
サイズが小さいからバックのように手軽に使えて、自立してくれるので扱いやすい。
お外で花見ランチした時に、ドリンクやカトラリーを入れるのに便利でした。
18. バケツとして濡れ物・汚れ物を収納
スタークアールのボックスはバケツにもなる。

Photo by Makuake
キャンプの場合には、食器などの濡れもの、雨キャンプの汚れ物、海遊び川遊びで使った水着などを入れておくのに便利。
冬キャンプではお湯が出ないキャンプ場で洗い物をするのは結構しんどい作業。撤収日の朝食で使った食器などは洗わずに持ち帰って家で洗ったほうが快適だったりします。我が家の場合は、クーラボックスに食器類を入れて持ち帰ったりしますが、スタークアールのボックスを活用しても良さそう。
参考 雨キャンプで濡れものを扱う時はドライバックも便利
濡れたテントを持って帰る時に重宝しています。

ボックスとバスケットの使い分けについて
さて、ここまでスタークアールのボックスとバスケットの活用方法を紹介してきましたが、両者の違いをレビューします。
どのように使い分けるか参考になれば。
ボックスは中身が濡れない
ボックスの強みは雨に降られても中身が濡れないこと。蓋付きで段差もあるので、中に水が入りにくい構造です。
濡れて困るものはボックスに入れると良いです。
- 焚き火用のアイテム
- 火器類・ライト類
私の場合は、焚火用のアイテムは外に出しっぱなしなので、焚火グッズを入れるのに最適♪
ダッチオーブン(ニトリ 19cm)、スキレット(ニトリ 19cm)、トング、火ばさみなどを収納。
バスケットは中身が見える&通気性が良い
外から中身が見えて、通気性が良いのはバスケット。
- 通気性があると便利な寝袋や衣類などを入れておく
- フタがなくて取り出しやすいので、頻繁に出し入れするものを入れる
サイズ的には、3シーズンの寝袋が2つ & クライミットのイナーシャが8つほど入ります。
ボックスは小分けトレーが便利
ボックス(レギュラー)には小分けのトレーが付いているので、すぐに取り出す小物を入れておくと便利。
カラトリーなどを入れておくと便利♪ スパイスボックスとしても使えそう。
また、トレーごと取り出してレイアウトするのも良し。
スタッキング可能 ~ 同じ種類ならズレない作り
ボックスとバスケットはスタッキングできるようになっていて、同じ種類だとズレないように凹凸でハマるようになっています。
種類の違うものをスタッキングしても全く問題ないです。単に突起にハマらないだけ。
使わない時はコンパクトに収納可能。

Photo by Makuake
サイズはバスケットのほうが大きい
サイズはバスケットの方が一回り大きいです。
実際に使ってみてサイズの違いを感じたのは、カセットガスコンロが入るか入らないか。我が家のカセットガスコンロはバスケットにしか入りませんでした。
細かいポイントですが、少し大きさが違います。
サイズを比較
スタークアールのレギュラーサイズのバスケットや、ボックスと比べてサイズの違いを紹介します。
左から「ミニ」「ロング」「レギュラー」「ボックス」。
「レギュラー」の中に「ミニ」が収まり。
「ロング」の中にも「ミニ」が収まる。
ただし、ハンドルは内側に収まらない。
ボックスの中に「ミニ」が入る。
小物トレーも取付可能。ジャストサイズです☆
オリーブドラブ・サンドベージュの使い分け
スタークアールは2色展開。オリーブドラブとサンドベージュ。
実際のアイテムと色合わせしてみるとイメージが付きやすいので、我が家の使い分けが参考になるかもしれません。
オリーブドラブは焚火に合う ~ 焚き火アイテムを収納&薪入れとして
我が家の場合、オリーブドラブは焚火アイテムと一緒にレイアウトすることに。
色味が暗いので、黒やカーキをベースとしたレイアウトに合うと思います。
テント内に配置してみましたが、カマボコテント2タンカラーと木製ラック・テーブルと合わせると浮いてしまいますね。
サンドベージュはテント内・木製ラックと馴染む ~ 食器・火器を収納
サンドベージュはテント内のレイアウトにバッチリ合いました。
我が家の場合は、カマボコテント2タンカラーと木製ラックがベースです。
ベージュ色が強いので、同じくベージュのスタークアールがシックリきます。
差し色を赤として、アウトドアチェアなどで色を出しているので、スタークアールのベージュ×赤の色合いもバッチリ♪
その他の細かい作りをレビュー
最後にここまでで紹介できなかったスタークアールの特徴を紹介します。
ボックスは両側から開く
スタークアールのボックスは両側から開く作りになっています。
ハンドル(取っ手)が自立する
ボックスとバスケットの取っ手は自立してくれるので、持ち運ぶときにストレスがないです。
レザーカバーが素敵♪
スタークアールのボックスには「姫路レザー」のハンドルカバーが付いています。
細かなポイントですが、見栄えがかなり違いますね。
ハンドルカバーは着脱が可能。
バスケットの持ち手をまとめるのにも使えます。
スタークアールの欠点は?
我が家は4年以上、買物カゴをキャンプの収納アイテムとして使ってきたので、使い勝手に関しては、かなり厳しい目を持っています!
…が、スタークアールの欠点は見当たりませんでした。
他商品と違って丈夫なパンパー素材を採用。座れるほど丈夫でハードに使えることを考えるとコスパ&使い勝手が良いです。
さいごに
リングスターのスタークアール(Starke-R)バスケット&ボックスはキャンプに超便利なアイテムです。
- 丈夫さとお洒落なデザインが魅力
- 収納ボックスとしてだけでなく、10通りの活用方法がある!
キャンプでの収納問題に悩んでいる方、アイテムが散らかって片付かない方、椅子やテーブルの数が足りなくて不便している方にオススメ☆
参考 スタークアールのバスケットは天板があると活躍の幅が広がります
