Jackeryの200Wソーラーパネル (SolarSaga200)を実際に使ったのでレビューします。
ポータブル電源によっては自宅でACアダプタで充電するより充電速度が速いです。
我が家では、60W、68W、100W、120W、160Wのソーラーパネルを使っていますが、予算が許すなら発電力が高いソーラーパネルのほうが断然オススメです。
※メーカー様から商品提供していただいています
ジャクリ(Jackery) 200W ソーラーパネル SolarSaga200
SolarSaga 200は、ポータブル電源で一番人気のJackery社のソーラーパネル。200Wは携帯用ソーラーパネルの中でもトップレベルのスペック。<2021/8/9時点>
Amazon売れ筋ランキング(携帯電話用ソーラーチャージャー)にもランクインしていて、200W級だと一番人気。<2021/7/25時点>
(ポータブル電源によってはACコンセントより速い)
- 最大出力 : 200W
- 開放電圧 : 24.2V
- 定格電圧 : 19V
- 短絡電流 : 10.8A
- 定格電流 : 10.53A
- 動作温度 : -10~65℃
- 収納サイズ : H540×W625×D44mm
- 展開サイズ : H540×W2,355×D25mm
- 重量 : 約8kg
- 24ヶ月の国内正規保証
ここからは、Jackeryのソーラーパネルを実際に使ってみた使用感を交えながらレビューします。
最大200Wは1日でポータブル電源を充電できる充電力
Jackeryの200Wソーラーパネルの魅力は、なんと言っても発電能力の高さ。
実際にソーラー発電して検証
実際にJackery SolarSaga200を使って充電してみました。
検証で使ったポータブル電源はJackery1500。Jackeryの中でも一番大容量・高出力のタイプ。<2021/8/9時点> 我が家の持っているポータブル電源の中でJackery SolarSaga200の高出力を”全て”受け止められるのがJackery1500のみでした。
夏の晴天(8月)にソーラー発電の検証をしています。
暑い!外にいるだけで汗が吹き出るほどの状況です。
このペースで充電できると、約10時間で充電が終わる計算です。
かなり現実的なソーラーパネル
Jackery1500をACコンセントで充電した際は、283Wで充電し続けて6時間かかっていたので、118Wだと14時間で充電できる計算。
Jackery708をソーラー充電したら108Wで充電できました。(1500充電とは別日)
Jackery708は、ACアダプターだと172Wで4時間44分で充電できています。108Wだと7.5時間で充電できる計算になります。
Jackery1500なら4並列で充電できる
ちなみに、Jackery1500なら本体に2つのDC入力口があるので複数のソーラーパネルを接続することができます。
同じソーラーパネルを並列で接続できるSolarSagaアダプターで、最大4並列で充電できます。※SolarSagaアダプターは同じソーラーパネルのみ並列接続可能
参考までに、手元にあるSolarSaga200とSolarSaga100を2並列で充電してみたところ、180Wで充電できています。
SolarSaga100、SolarSaga60と比較しても圧倒的に早い
同じ条件(8月の夏晴れ)に、手元にあるソーラーパネルでJackery1500を充電して入力電力(W)を比較した結果がこちら。
発電力が高く、ポータブル電源側がボトルネックになるほど
SolarSaga200が最大で発電する時は、大容量のポータブル電源じゃないと受けきれないレベル。
例えば、Jackeryポータブル電源400の場合は最大で66.5Wまでしかポータブル電源側で受け止められません(スペック値)。SolarSaga200(19V)×Jackery400(最大3.5A)
また、Jackeryポータブル電源708の場合はスペック値 最大で142.5Wまでしかポータブル電源側で受け止められません(スペック値)。SolarSaga200(19V)×Jackery708(最大7.5A)
電圧は一般的なポータブル電源が対応する19Vなのですが、最大電流10.53Aを全て受け止められるポータブル電源は、一般的に1000Wh級の超大容量となります。
SolarSagaが実際に発電できる電力を考えると、700Wh以上のポータブル電源との相性が良いと感じます。
参考 それでも、ソーラーパネルの能力は大きいほうがよい
ソーラーパネルの実際の発電力は、スペック値の75%~85%と言われているので、実際は最大電力(W)で発電されません。また、日照条件が少し悪くなると発電力が下がるので、ソーラーパネルの発電力(スペック値)は余裕があったほうが良いです。
4つ折りで発電能力が高い割にコンパクト
Jackery 200W ソーラーパネル (SolarSaga200)は4つ折りでコンパクトになります。
畳んで収納バックに入れて持ち運べます。
収納サイズは54×62.5×4.4cm。これは100W級のソーラーバネルとほぼ同じぐらいのサイズ感。発電力が高いことを考えると かなりコンパクト。ただし、重量が8kgあるので、重厚感はあります。
収納バックは内ポケットにケーブルなどを格納でき、ジッパーで閉じて使います。
ソーラーパネルの作りについて
本体の質感は薄くて固いです。
SolarSaga60、SolarSaga100は本体がナイロン生地で覆われていましたが、SolarSaga200は硬い素材になっているのが違います。
衝撃を与えて割らないように注意が必要です。
付属の脚で斜めに立てかけることができるので太陽に向けて充電することができます。
足はマグネットで留まるのですが、少しホールド感が弱く下にして揺らすと開いてきてしまいます。
防水・防塵性能はIP67。
水深1m以内なら短時間浸かっても問題ない作り。ただし出力端子は防水ではないためキャップが閉じている状態の場合。
充電ケーブルと端子
SolarSagaはJackery用に作られているため、汎用的な互換性がないのがデメリット。
※BLUETTIとPowerARQのポータブル電源は充電できます。
ちなみに、DCアダプターを使うことで他社のポータブル電源も充電できるようになるので紹介します。(自己責任で)
充電ケーブルとアダプターの形状について
SolarSaga200の充電ケーブルは3mあるので自由度が高いです。
Jackeryの200WソーラーパネルSolarSaga200は、Jackery用に作られています。
他社製のポータブル電源を充電するための端子は付いていません。
また、SolarSaga200は、USBの充電口も付いていません。※SolarSaga100、SolarSaga60にはありました。
他社製のポータブル電源を充電する方法
我が家の場合は変換アダプターを使って他社のポータブル電源を充電しています。
※自己責任でご対応ください。
- JackeryのDC端子(7.9×5.4mm)から、DC端子(5.5×2.5mm)に変換
- DC端子(5.5×2.1mm)から、各種DC端子に変換するアダプターを使用
JackeryのDC端子(7.9×5.4mm)から、DC端子(5.5×2.5mm)に変換するアダプター
DC端子(5.5×2.1mm)から、各種DC端子に変換するアダプターの例。
まとめ
Jackeryのソーラーパネルは発電能力が高いソーラーパネル。
発電能力が高く、700Whほどのポータブル電源なら1日で充電可能!
かなり実用的でグングン充電してくれるソーラーパネルなので使っていて気持ち良いです♪ ソーラーパネルは発電力が肝ですね。