ソーラーランタンの選び方と、おすすめ商品をご紹介します。
少し前は、期待外れの印象でしたが、最近の商品は実用的になっています。そろそろ手を出しても良さそうです。
ソーラーランタンの魅力と、キャンプでの利用シーン、出回っている商品を踏まえて、選び方・おすすめ商品をまとめました。商品選びの参考になればと思います☆
ソーラーランタンがあると便利
ソーラーランタンを持っていると、キャンプがより楽しくなります。
さらに、電池が不要なので、メンテナンスも楽、コンパクトで軽量になります。
アウトドアが楽しくなる♪
キャンプは野外で工夫ながら生活するのが醍醐味。
ソーラーランタンがあると、自然エネルギーの活用を体験できます☆
- 野外で活動している時に、放っておくだけで発電してくる喜び
- 燃料が不要なので、なんとなくエコな気分になれる
また、ソーラー発電は子供達の良い教材になります。
- 太陽光を利用して発電できる仕組みを体験できる
- ソーラー発電の「パワー」を体感できる
素敵なアイテムです。
電池交換する必要がない♪
ソーラーランタンのメリットは、電池交換が必要ないこと。
- 電池交換の煩わしさから開放される♪
- 太陽光で充電できる
キャンプ場から帰ってきたら、幕の乾燥や道具の掃除、メンテナンスなどがあるので、少しでもメンテナンスの手間は減らしたいものです。また、ソーラーランタンなら電池交換を忘れて、ライトが点灯できないというトラブルも防げます。
天候に左右されて、思い通りに充電できないのがデメリットですが、最近の商品はUSBで充電できる商品もあるので、その欠点をカバーできます。
電池を買うならソーラランタンを買ったほうが良いかも
我が家は4人家族。手持ちのランタン(スマイルランタン)を3つ使っています。単3電池が12本も必要になります。予備を準備するとさらに…。
小型ランタンといえども乾電池の量はバカになりません。
これだけの数を充電するのは結構な手間ですし、電池を準備する値段を考えると、ソーラーランタンが買えてしまいます★
という気がします。
超コンパクトで軽量な商品がある
ソーラーランタンは
というのも特徴です。
畳んだ時の薄さが 1.5cm 、重さ75gという商品も出回っています。乾電池式のランタンだとそうはいきません。
キャンプで使うソーラーランタンの選び方
キャンプで使うソーラーランタンの選び方をご紹介します。
キャンプでは、天候の変動に臨機応変に対応する必要があります。
- 天気が悪くソーラー充電ができない
- 急に雨に降られる
そのような場合にも明かりに困らないようにしておかないといけません。
商品選びのポイント
- 充電はソーラー以外でも可能か
- 防水
- 点灯時間・充電時間
- コンパクトさ
- 明るさ
ソーラーランタンの予備として、別のランタンを持っていくというのも手ですが、荷物が増えるのでソーラーランタンだけで対応できる商品が理想的だと思います。
詳細をご紹介していきます。
ソーラー以外の充電方法があるか
太陽光による充電に頼ると、天気が悪い日はランタンが使えない可能性があります。
ソーラー充電できない時にも、別の方法でランタンを充電できる方法があると便利です。
乾電池でも良いのですが、私の知る限り、そのような商品は出回っていないようです。
USBで充電ができると、キャンプ場に向かう車内で充電できるので便利です。
防水機能付き
キャンプではランタンが濡れてしまうことががあるので、防水機能付きのランタンだと安心です。
- 夕立に遭遇する
- 買い出しや遊びに出ている間に雨が降った
- お風呂に入りに行ったスキに雨になった
という可能性が考えられます。山の天気は変わりやすいです。
うっかり濡らしてしまうことや、足元が悪くてランタンを落として濡らしてしまうこともあるかもれません。
点灯時間・充電時間
点灯時間と充電時間も気にしておくと良いです。
ソーラー充電だと、フル充電までの時間がかなりかかります。また、バッテリー容量が小さい商品は、点灯時間が短くて使いものにならないかもしれません。
明るさ
明るさもポイント☆
- テント内を照らせる明るさか
- 夜中に歩いた時に足元を照らせるか
最近の商品なら、あまり気にする必要はないと思いますが、念のため商品の口コミを参考にしておくとよいです。
コンパクトか?
キャンプ用品はできるだけコンパクトにしておきたいところ。
ソーラーランタンには、薄く畳める商品もあるので、なるべくコンパクトに畳める商品を選ぶと良いと思います。
逆に、車で行くオートキャンプだからあまりシビアにならなくても良いか♪という考え方もあります。
おすすめ商品 ~ 人気品から掘り出し品まで
ソーラーランタンのおすすめ商品をご紹介します。
人気の商品から、海外製の掘り出し物まで我が家が使えそうだと思った商品を選んでみました。
ソーラーパフ ~ デザインが美しく、超薄型・軽量
ソーラーランタンと言えば、ランドポートのソーラーパフが有名です。
薄型に畳めて上品なデザイン。75gの超軽量というのも特徴です。
白色と暖色がありますが、どちらも仕様は変わりません。
ソーラーパフ クールブライト(白色)
ソーラーパフウォームライト(暖色)
- 充電方式 : ソーラー
- 防水:IPX6
- 明るさ : 強/90ルーメン、弱/60ルーメン
- 連続点灯時間 : 強/6時間、弱/12時間
- 充電時間 : 約8時間
- サイズ:高さ11cm×11×11cm。折り畳み時、高さ1.5cm
- 重さ : 75g
- 電池残量表示 : なし
- LED:10灯(弱・強・点滅モード)
- ダントツに軽い
- 収納時の薄さも、驚きの1.5cm
糸が編み込まれているデザインなので、雰囲気のある光を演出してくれます。
2018年新作 ソーラーパフミニ ~ 人気商品のミニ版
2018年の秋に登場したソーラーパフミニ。ソーラーランタンの代表作「ソーラーパフ」のミニ版です。
光源は暖色と白色があり、取っ手は3色(クリア・オレンジ・パープル)のバリエーションがあります。
白色と暖色の仕様はどちらも一緒。
- LED:6灯/(弱)約15ルーメン/(強)約30ルーメン
- 充電時間:5~7時間(季節・天候により変動)
- 連続点灯時間:(弱)約13時間/(強)約10時間
- 使用電池:リチウムポリマー電池
- 電池寿命:約500回繰り返し充電可能
- サイズ:高さ8.5cm×8.5×8.5cm。折り畳み時、高さ1.5cm
- 重さ : 55g
明るさはソーラーパフには及びませんが、点灯時間はソーラーパフと大差がないです。
ソーラーパフとソーラーパフミニの違い
ソーラーパフと、ソーラーパフミニの違いを比較表にして比べてみます。
ソーラーパフ | ソーラーパフミニ | |
---|---|---|
LED | 10灯 | 6灯 |
明るさ (強) | 90ルーメン / 6時間 | 30ルーメン / 10時間 |
明るさ (弱) | 60ルーメン / 12時間 | 15ルーメン / 13時間 |
充電時間 | 約8時間 | 5~7時間 |
使用サイズ | 高さ11cm×11×11cm | 高さ8.5cm×8.5×8.5cm |
重さ | 75g | 55g |
明るさは、ソーラーパフに軍配が上がりますね。ミニと比べて2~3倍の光量があります。充電時間はミニの方が少し早いです。
キャンプでは、以下のように使い分けると便利そうです♪
- ソーラーパフ … 夜間にトイレに出かける時の手持ちライト
- ソーラーパフミニ … テント全室やリビング空間の常備灯
ソーラーパフの明るさは、外を歩く時のライトとして使うのに便利な明るさですが、テントの常備灯としては明るすぎるため、常備灯として使うならソーラーパフミニが便利。
明るい場合は、布などをかけて明るさを調整できますが、明るさが足りない時は調整しようがありません♪
MPOWERD (エムパワード) ~ ビーチボール型の軽量ランタン
エムパワードは、ビーチボールのように空気で膨らませて使うソーラーランタン。
薄く折り畳めて、小型で軽量なのが特徴。防水機能も申し分ないです。
アウトドア仕様の商品や、色付きのライトなど、様々なバリエーションがあります。
エムパワード アウトドア
エムパワードのアウトドア仕様のランタン。軽量で防水性がある製品です。
- 充電方式 : ソーラー
- 防水:あり
- 明るさ : 不明
- 連続点灯時間 : 6~12時間
- 充電時間 : ソーラー 7時間
- サイズ:高さ10.8cm、直径12.7cm。折り畳み時、高さ2.5cm
- 重さ : 125g
- 電池残量表示 : あり
- LED:白色LED10個。明るさ2段階+点滅モード
エムパワード アウトドア 2.0
MPOWERD エムパワード アウトドア 2.0は、エムパワードシリーズの中でも一番明るい65ルーメンのソーラーランタン。
「エムパワード アウトドア」との比較
- サイズは一緒、重量は微増
- 防水基準、明るさが明記された
- 明るさ調整が2段階から3段階に増えた
- ストラップの長さが2段階に調整可能になった
- 充電方式 : ソーラー
- 防水:IP67準拠
- 明るさ : 65ルーメン (最大)
- 連続点灯時間 : 4~18時間
- 充電時間 : ソーラー 7時間
- サイズ:高さ10.8cm、直径12.7cm。折り畳み時、高さ2.5cm。
- 重さ : 160g
- 電池残量表示 : あり
- LED:白色LED10個。明るさ3段階+点滅モード
エムパワード ラックス
エムパワード ラックスは、暖色のLEDが使われたソーラーランタン。
仕様は「エムパワード アウトドア」と同じです。
キャンプ場で自然な色味を演出したい時に便利です。
suaoki ~ 安くて多機能な便利品
suaokiのソーラーランタンは、安く手に入るのが特徴。
ジャバラ式になっていて、コンパクトに収納できます。
USBで充電できて、モバイルバッテリーとしてスマホも充電できるという優れもの。
防水性や作りはそこそこで良いので、価格を安く抑えたいという方にオススメ☆
- 充電方式 : ソーラー、USB充電
- モバイルバッテリーとして使用可能 : 800mAh (スマホを充電可能)
- 防水:記載なし(簡易防水という口コミあり)
- 明るさ : 不明
- 連続点灯時間 : 5~10時間
- 充電時間 : ソーラー不明、USB 4時間
- サイズ:高さ9.6cm、直径8cm。折り畳み時の高さ不明
- 重さ : 190g
- 電池残量表示 : あり
- LED:不明 明るさ2段階+点滅モード
口コミを調べてみると、スマホへの充電はあまり期待しないほうが良いようです。
【廃番】Everestor ~ USB充電・携帯充電・防水ありの逸品
我が家が使っているのは。Everestorのソーラーランタン。機能が充実していて便利。
現在は廃番です。
ソーラーパフや、エムパワードの商品と比べると、軽さと重さは劣りますが、USB給電ができて多機能な点が魅力。
suaokiよりシッカリした作りで、防水機能付きなので重宝しています。
かなり気に入っているのですが、残念ながら廃番になってしまいました…。
比較表
ここまでご紹介してきたソーラーランタンについて、簡単な比較表を作りました。
赤字 … 優れているポイント
USB 充電 |
スマホ 充電 |
防水 | 点灯 時間 |
明るさ | 給電 時間 |
給電 効率 |
重さ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソーラーパフ | × | × | ○ | 6~12 | 60~ 90 lm |
8時間 | 67 | 75g |
ソーラーパフ ミニ |
× | × | ○ | 10~13 | 15~ 30 lm |
5~ 7時間 |
25 | 55g |
エムパワード アウトドア |
× | × | ○ | 6~12 | 不明 | 7時間 | 不明 | 125g |
エムパワード アウトドア 2.0 |
× | × | ◎ | 4~18 | 65 lm | 7時間 | 37 | 160g |
Everestor | ○ | ○ | ◎ | 8~12 | 30~ 70 lm |
18~ 25時間 |
31 | 250g |
suaoki | ○ | △ | △ | 5~10 | 不明 | 不明 | 不明 | 190g |
※給電効率は独自算出 … 1時間のソーラー発電で発揮できる明るさ。製品最大の明るさで「明るさ(lm)×点灯時間÷給電時間」で計算
気になる売れ筋ランキング
Amazonの売れ筋ランキング(ランタン)にランクインしている「ソーラーランタン」をピックアップしてみたところ、一番の売れ筋は suaoki の商品でした。<2019/6/15時点>
コストパフォーマンスが良いので、選ばれているのだと思います。
suaokiは、機能的に充実しているので、利用頻度が少ないなら役に立ちそうです。ただし、口コミを見ると作りが甘そうなのが気になります。防水がしっかりしていれば最高なのですが…。
まとめ
ソーラーランタンの魅力、選び方、おすすめ商品をご紹介しました。
軽量、薄型、発電効率が格段に優れているソーラーパフ。
多機能で使いやすいsuaoki。ソーラーパフと比べて多機能な点がポイント。USB給電とモバイルバッテリーとして使用できるのは便利です♪
参考 モバイルバッテリーがあると便利
suaokiのような、USB給電できるライトを使うなら、モバイルバッテリーがあると便利です。我が家の使っているモバイルバッテリーのレビュー記事はこちら。
テクノロジーが進化しているので、電子機器は、電池式ではなく、USBで給電できるものが便利だと思います。モバイルバッテリーと合わせて使えば電源に困りません。充電池 & 充電器を買い足すぐらいなら、用途が広いモバイルバッテリーを買ったほうが良いと思います♪
参考 キャンプ場で電気毛布や扇風機を使って、快適に過ごしたい方はポータブル電源が便利