スノーピーク(snow peak)のテント・シェルターを徹底解説!
テントの入門的な知識から、各モデルの特徴や、細かいスペックの比較、オススメの選び方を交えながら紹介していきます☆
- スノーピークのテント・シェルターを紹介 (ファミリー向け)
- 仕様を徹底比較
- テントとシェルターの接続性一覧
など、盛りだくさんで紹介します。「お得なセール・クーポン情報」もお見逃しなく。
順番に読めば全体が把握できますが、お急ぎの方は必要なページからどうぞ☆
- 1ページ … ラインナップと種類について
- 2ページ … スノーピークのテント・シェルターの一覧・価格表
- 3ページ … テントの種類と比較表
- 4ページ … シェルターの種類と比較表 (テントとの連結互換性)
- 5ページ … 2ルームシェルターの種類と比較
- 6ページ … 初心者にオススメのテントと、お得なセールクーポン情報
見出し
まずはラインナップを知る
スノーピークの製品は、ラインナップによりスペックが違ってきます。
テント選びの際には、自分がどのラインナップに手を出すのか目星をつけておくと選びやすいと思います。出費を抑えたい方は、本当にそのラインのスペックが必要か考えてみるのも良いかもしれません。
種類 | 用途 |
---|---|
エントリー | [一般向け] 普通のキャンプなら十分満足できるテント |
スタンダード | [上級者向け] 一年中、快適に過ごせるテント |
プロ | [変態向け] 一年中、そして頻繁にキャンプができる ハイスペック・多機能なテント |
プロ エアー | [冒険者向け] 軽量でスタイリッシュなニューカマー |
アイボリー | [ハイカラ向け] とにかく色合いが美しいアイボリー |
※個人的な所感が含まれていますのでご了承ください
エントリー ライン
「入門向け」といえども、一般的なキャンプには十分なスペックです。
実用面で十分なスペックを備えながら、手の届きやすい価格帯のモデルです。キャンプ道具にお金をかけたくないが、しっかり使えるものを手に入れたいという時に最適。
ジュラルミン製のポールが使われているので、強度面が確保されています。どの製品も、耐水圧は1,800ミニマムです。
エントリーラインの製品の色合いは、他のラインナップの色合いと違い明るい配色になっています。暖かい時期のキャンプを想定しているからかもしれません。
コストパフォーマンスが優れていて、スノーピーク製品が手に入るのでお買い得と言えます。
普通のキャンプなら機能面で十分満足できるテント
スタンダード ライン
スノーピークは「標準モデル」と言っていますが、世間一般的なテントの基準からすると上級モデルです。
エントリーモデルと比べると、テントにスカートが付いていたり、ベンチレーションが多く取り付けられています。冬は温かく、夏は涼しく過ごせる工夫がされているのが分かります。
秋や冬にもキャンプするなら、スタンダードのモデルを選ぶと良いです。
耐水圧は1,800が基本です。一部製品※に3,000ミニマムが使われています。 ※タシーク、ランドロック
一年中、快適に過ごせるテント
プロ ライン
これ以上はないスペック! もちろんお値段も♪
年間を通して毎週キャンプに行くようなヘビーユーザー向けに作られた製品。
雨にも風にも雪にも、辛い時、悲しい時に、フィールドに負けないキャンプができるテント。
耐水圧はボトム部分が10,000ミニマム、幕体は3,000~1,800ミニマムとハイスペックになっています。
一年中、そして頻繁にキャンプができるハイスペック・多機能なテント
プロ エアー ライン
軽さを追求したラインナップ。2017年から販売されています。
もちろん、実用的なスペックは落とさないような配慮がされています。
軽量でしなやかなシリコンポリエステルリップストップ生地が使われているのが特徴。
デザインが独特で、テント内の空間の設計も今までのモデルにはないものになっています。
耐水圧は1,500~1,800ミニマムです。
軽量でスタイリッシュなニューカマー
アイボリー ライン
グランピングのブームもあり、華麗なキャンプをしたい方も多いはず。そんなニーズに応える素敵な色合いが発売されました。2017年から販売されています。
製品は、ドックドーム、ヘキサエヴォ、ランドステーションと、人気のモデルが揃っています。
耐水圧は、ボトム部分が10,000ミニマム、その他は1,800ミニマムです。
とにかく色合いが美しいアイボリー
コレは個人的に欲しいテントです。明るい色合いが美しいですね☆
種類をおさえる
スノーピークのテントの種類には以下があります。
それぞれ、先程紹介したラインの商品が準備されています。
種類 | 用途 |
---|---|
テント | 寝室を確保 |
シェルター | リビングを確保 |
2ルームシェルター | 寝室とリビングを確保 |
以下についてもご紹介します。
- テントと2ルームシェルターそれぞれの強み
- シェルターと2ルームシェルターの違い
テント
「テント」は寝室を確保するために使います。
スノーピークのテントには、どれも前室がついているため、荷物を置くスペースも確保できます。
シェルター
リビングスペースを確保するシェルター。
テントと連結して広いリビングを確保できます。もろちんシェルター単体で利用することもできます。
2ルームシェルター
リビングと寝室が一体型になったシェルター。
写真には写っていませんが中にインナールームを吊り下げて寝室を確保できます。インナールームを使わなければシェルターとして利用できます。
テントと 2ルームシェルター それぞれの強み
スノーピークのテントは組み合わせて楽しむことができます。テントをシェルターで拡張したりして楽しむことができます。2ルームシェルターはそれ自体で完結しているという強みがあります。
- テントは拡張が楽しめる
- 2ルームシェルターは一体型で便利
テントは拡張が楽しめる
テントは組み合わせて使うことが想定されています。季節や状況に合わせて、テントにタープやシェルターを合わせて使える自由度があります。
- 暖かい時期は「テント」 + 「タープ」
- 寒い時期は「テント」 + 「シェルター」
- 過ごしやすい時期は「テント」のみ
参考 我が家はテントとタープを持っていますが、タープを出さないことも多いです。
- 日射しも強くないし、雨の心配もないから、テントだけにしよう♪
- 現地到着が遅くなったからテントだけで良いね♪
- 炎天下だからタープ出そう!
- よっし、意味もなくタープ出して張り切ってみるか!
ちなみに、手抜きしてテントだけで過ごして、翌日に雨に降られるという失敗を経験したこともあります。
また、テントだけでも、アップライトポールでキャノピー(日除けのヒサシ)を作る/作らないで、地味に楽しめたりします。
2ルームシェルターは一体型で便利
2ルームシェルターの売りは、リビングスペースと寝室を一気に設営することができる「簡単設営」。
↓イメージが近い我が家のテント内の様子。
リビングスペースは必ず欲しい方にとっては、設営が楽になります。キャンプ場で見かける「慣れたファミリーキャンパー」の皆さんは、2ルームシェルターが圧倒的に多いですね。
- 寒い時期にストーブ入れて温かく過ごしたい方 (自己責任)
- 虫嫌いで、不快な思いをしたくない方
- やっぱり男はズドンとデカイの設営しないと♪
寒い時期にキャンプに行くなら、2ルームシェルターはかなり便利。我が家にとっては必須。
シェルターと2ルームシェルターの違いは?
シェルターと、2ルームシェルターの違いは「シェルターはテントと連結できる」ことです。
今ではオプションを追加すれば同じように使えるようになっているのですが、そもそもの設計思想が違っているのが違いです。
シェルターと、2ルームシェルターの基本的な考え方
シェルターと、2ルームシェルターの基本的な考え方(設計思想)は下記です。
- シェルターは「リビング空間」の確保
- 2ルームシェルターは「リビング空間」と「寝室」の確保
とは言え、シェルターも寝室となるインナーテントを追加すれば、寝室を確保することができます。
シェルターもオプション品で寝室を確保できる
シェルターも「インナールーム」をオプションで買えば、2ルームシェルターのように寝室を確保することができます。
- リビングシェルに「リビングシェル インナールーム」
- リビングシェル ロング Pro.に「リビングシェル ロング Pro. インナールーム」
- ソル Pro. に「ソル Pro. インナールーム2」または「ソル Pro. インナールーム4」
- 注意 メッシュシェルターにはインナールームのオプション品はありません
2ルームシェルターもシェルターとして使える
2ルームシェルターもインナーテントを使わなければ、広いリビングルームとして使えます。
お酒を飲む時にはシェルターとして広くリビングスペースを確保して、みんなで楽しむことができます。そして、寝る時にはインナーテントを設営(吊り下げ)して寝室を確保すると便利です。無駄なく、広々と空間を楽しめますね。
次のページからは、スノーピークのテント・シェルターの一覧と価格をみてみます。