スケーター(Skater)の2WAYスキレットを使ってみたのでレビューします。
取っ手が外せるフタ付きのスキレット。小ぶりなサイズでコンパクトな収納サイズが強み。それでいて、フタもフライパンとしても使えるため、合わせると8インチ(直径22cm)のスキレットより大きい面積で調理ができます。
我が家にとってスキレットは一軍の調理道具。焚き火、ガス火でガンガン調理できるため毎回持っていきます。重くてかさ張るのが難点ですが、今回紹介するスケーターの2WAYスキレットはコンパクトに収納できることから興味を持ちました。
商品の使い勝手などをレビューしていきます。
※販売店様から商品提供していただいています
スケーター(Skater) 2WAYスキレット「INFW16」
スケーターの2WAYスキレットは取っ手が外せるフタ付きのスキレット。
- サイズ … 幅20×奥行17.5×高さ4cm(フタを含む・ハンドル含まず)、本体底面約14×深さ3cm
- 素材 … 本体・フタ)鋳鉄、(ハンドル)フェノール樹脂・ステンレス鋼
- 容量 … 本体500ml、フタ300ml
- 重量 … 1.5kg
一番のポイントは「小ぶり」なサイズ
まず、手にとって思ったのがサイズが小ぶりなこと。
というのが率直な感想です。
サイズについて具体的にレビューしていきます。
手のひらサイズ
スケーターの2WAYスキレットは手に乗るサイズ
直径は16cmほど。
手に収まる大きさ。
ソロキャンプやデュオキャンプに便利なサイズ
大きなスキレットではないため、ソロキャンプやデュオキャンプで使いやすいサイズ。
直径16cmは1人分のおかずを調理するのにちょうど良いサイズ。
一人であればフタも使って主菜と副菜を作ることができますし、デュオキャンプであれば一人ずつの主菜を作れます。
ファミリーでも使いやすいサイズ ~ 合わせると8インチ(直径22cm)相当
正直ファミリーには物足りないサイズ感なのでは? と思っていたのですが、計算してみると本体とフタを合わせると8インチ(直径22cm)と同じ調理面積。
我が家がこれまで使ってきたのが8インチのスキレット。4人家族の食事を調理するのに十分なサイズだったので、8インチあれば十分ファミリーキャンプでも困りません。
ダイソーの300円スキレット15cm(左)、ニトリの19cm(約8インチ)スキレット(右)と並べて比べてみると、収納サイスが1番コンパクトで、総調理面積が1番大きいのが分かります。
本体とフタに分かれると1個あたりの調理面積が小さくなりますが、同時に別の調理ができるのはメリット♪
スキレットを使うか分からない時に持っていくか悩む時がありましたが、小ぶりなスケーターのスキレットなら持っていきやすいです♪
朝、ウィンナーと目玉焼きをちょっと作りたい時に便利。
コンパクトに収納できる
スキレットは一般的に重くてかさばるのが難点。ですが、スケーターのスキレットは小ぶりでコンパクトなので持ち運びしやすいです。
ハンドルを取り外せるので無駄な出っ張りがないです。(欲を言うとスキレットの中に収納できるとベスト)
スキレットのデメリットは重さとかさばること、その弱点を抑えた設計になっています。
ニトリの19cm(約8インチ)のスキレットとスタッキングすることもできました。
ニトリの19cm(約8インチ)のダッチオーブンの中にもそこそこ収まりました。ダッチオーブンのフタはバチッと閉まりませんが収納効率は良いです♪
重量は実測で1.6kg。スキレットなのでそこそこ重さはあります。
フタがフライパンとして使える
フタが使えても実質使いづらいものが多かったりしますが、 スケーターの2WAYスキレットはフタは深さが2cmほどあるので十分フライパンとして使えます。
さすがにガシガシ混ぜたり、鍋を振ったりはできませんが、トングで食材を裏返して使えばこぼれることもなかったです。
本体の深さが3cm。
フタの深さが2cm。
十分な深さがあります。
フタ付きだから蒸し料理ができる
フタといえば蒸し料理。
試しに餃子を作ってみたら大成功♪
ひっくり返すと見事な焼き色と羽が付いていました。
スキレットを使うと見栄えが違うので食欲をそそります♪
フタが本体の内側に入るようになっているので、料理によってはフタと本体を逆にして使っても良いですね。
ハンドルが熱くならないから素手で扱える
調理する時に取っ手を外しておけるので熱くならず素手で扱えます。
一般的なスキレットだとハンドルカバーを取り付けて、さらに手袋をして調理していたのですが、素手で調理できるので煩わしさがないです。
- 間違って素手でスキレットを触ってしまったり
- 手袋をつける手間がない
- 外した手袋を置く場所も考えなくて良い
といった感じで、思っていた以上に便利です。
また、ハンドルがテーブルから飛び出さないので、間違って触れて落とす心配も減ります。
※取っ手がはみ出すと、邪魔&引っ掛けて危険
薪ストーブに入れて調理する時も、ハンドル熱くならず場所もとりません。
※写真はダッチオーブンによるイメージ
付属のレシピブックが「使える♪」
付属のレシピブックも充実していて魅力的でした。
全10種類のレシピが掲載されていて、どれも試してみたくなるものばかり。
キャンプでも「使える」レシピブックでした。オーブンで焼く料理はキャンプなら炭火に投入すればOK。
作りもシッカリしていて長く使えそう
作りもシッカリしていて文句なし。
鋳鉄の作りも全く問題ありませんし、
ハンドルも特に気になる点はありませんでした。
持ち手は硬い樹脂製です。
欲を言うと耐熱性の高いシリコン製だとグリップ性も高く安心だとは思いますが、価格を考えたら満足な作りです。
我が家のケースを紹介
スケーターの2WAYスキレットは専用ケースが付属していないのが悩ましいポイント。
実用性を考えると、梱包用のプチプチ封筒で持ち運ぶと良いです。
- 油を塗ってシーズンニングするのでベタついている
- 焚き火に投入するからススだらけになる
- 分厚い鉄で重く、ぶつかると傷つけてしまう
ということから、我が家では汚れたら交換できる梱包用のプチプチ封筒を愛用しています。
それだとテンションが上がらない方は、プチプチ封筒の上から巾着に入れると良さそうです♪
スケーターの2WAYスキレットのシーズニング方法
スキレットのシーズニング方法は別記事で紹介しています。スケーターの2WAYスキレットでも基本的な手順は一緒です。
- 初回のみシッカリ食器用洗剤で洗い防腐剤などを落とす
- 火にかけて水分を飛ばす
- 油を塗って野菜クズを炒めて臭いを取る
- 冷めたらタワシでゴシゴシ水洗い
- 火にかけて水分を飛ばして、油を塗って完了
その後は、スキレットを使った時にタワシで水洗いして、火にかけて水分を飛ばし油を塗る繰り返し。
参考 スキレットのシーズニング方法の記事はこちら

さいごに
スケーター(Skater)の2WAYスキレットをレビューしました。
フタもフライパンとしても使えるため、合わせると8インチ(直径22cm)のスキレットより大きい面積で調理ができます。
ということから、我が家の1軍アイテムになりそうです♪