アウトドアキャリーカートを比較してみました。選定ポイントと用途別におすすめ商品をご紹介します。
以下の順にご紹介します。(必要な箇所を読んでいただければと思います)
- キャリーカートの便利さとメリット
- 商品の選び方
- おすすめ商品のご紹介と比較
- 我が家が購入した商品のレビュー
色々な使い方を想定して、ご自身に合った商品を見つけると良いと思います☆
キャリーカートがあると超便利 ~ 意外な効果と使い道
我が家は、キャンプの荷物を集合住宅の5Fから、1Fの駐車場に運ぶためにキャリーカートを購入しました。
実際に使ってみると、かなり便利で快適になりました。子供連れなら、かなり役立ちます。
キャンプの荷物運びのために買ったキャリーカートですが、ピクニックにお出かけしたり、外で遊日にいく時にあると便利です。その用途の多さに感動しました。
早く買っておけば良かったと後悔。キャリーカートの素晴らしさをご紹介します。
集合住宅ならキャリーカートがあると楽
我が家は5階に引っ越してキャリーカートを購入しました。
今までは1階に住んでいたため、近くの道路に車を停めて荷物を積み込んでいました。その距離は10m ほどとの近距離でしたが、それでも、たくさんのキャンプ道具を積み込むので、家と車を何往復もしていまた。
引越し後はエレベーターを使って駐車場まで荷物を運ぶことになるため、何往復もする事を考えると、想像を絶する重労働に違いありません。
集合住宅に住む皆さんは台車を持っている方が多くいらっしゃいます。お出かけが多いご家庭は、台車やキャリーカートが必須のようです。そして、荷物の積載量を考えるとキャリーカートが良いです。
大容量の荷物が一度に運べるようになった
キャリーカートがあると荷物の移動がかなり楽になります。
台車と比べて、積める量がかなり増えました。台車でたくさんの荷物を積もうとするとベルトなどで固定する必要があり結構面倒ですが、キャリーカートなら荷台にドンドン積んでいくことができます。
荷物を積む時にはテーブルなどで壁を作ってあげるのと搭載量が増えます。
台車だと、ここまでの積載量にはなりません。積めたとしてもロープなどでグルグルにする必要があるので、手間がかかります。
色々なシーンで使えるので、利用用途が幅広い
キャンプに出かける時には荷物が多くなります。沢山の荷物を車載するときにアウトドアキャリーカートがあると便利です。
- 自宅から駐車場に置いてある車まで荷物を運ぶ
- フリーサイトで、車からサイトまで荷物を運ぶ
また、 キャンプ以外のこんなシーンでも役立ちます
- 公園にピクニックに行くとき
- 海水浴の荷物運ぶ時
- 潮干狩りの荷物を運ぶ時
チョットお出かけするときに持っていくと、荷物運びの煩わしさを解決してくれます。
子連れのお出かけに大活躍
我が家は、主にキャンプ用途にキャリーカートを買いましたが、キャリーカートがあると何かと便利でした。
お出かけ先では、
- まずは、荷物の持ち運びが楽になった
- さらに、沢山の荷物を持っていける
- なんと、荷物置き場にもなる
といった三拍子♪
一度、キャリーカートを手にしてしまうと、手放せません。
子連れでどこかに出かける時には、何かと荷物が多くなりがちです。そんな時にキャリーカートがあると、荷物の持ち運びで体力を使うことがなくなりました。そして、気持ち的にも楽になりました。
そして、荷物置きとして使えるのので、レジャーシートが荷物でいっぱいになることもなくなります。
子供が荷物運びしてくれる
沢山の荷物でもキャリーカートなら子供だけで運べます。
お出かけの時には、子供が荷物運びをしてくれるので大助かり♪ 2人の子供がキャリーカートの奪い合いでケンカをするほど。
大人は、手ぶらで見守っていれば良くなりました。たまに、舵取りをサポートして、声をかけて励ませばOK。
確かに、タイヤの付いている車を引っ張るのは子供にとっては楽しいイベントです。良いオモチャにもなってくれました。
そして、子供の「譲り合い」「我慢」「交渉」の良い教材になっています。
- 行きと帰りで交代したり
- 前担当と後ろ担当で役割分担したり
- 今日と明日で譲り合ったり
親が助かるだけでなく、子供にも良い刺激になっていると思います☆
意外な使い道
ちなみに、キャリーカートに荷物を載せるのではなく、子供を乗せてしまった方が楽な場面がありました。先日、Outdoor Gear Touch & Try に行った時の帰りは、子供をキャリーカートに乗せて帰りました。
キャリーカートに子供を乗せると、子供は上機嫌で、大人も楽です。
子供を連れていると、駄々をこねたり、言うことを聞きてくれなかったり、泣いて動かなくなったりする事が多々あります。そんな時に子供をキャリーカートに乗せると、おとなしく乗っかっています。
子供をあやして、歩かせようとするより話が早いです。
これは、意外な発見でした。
子供が2人乗っても大丈夫
人が乗ることは推奨されていませんが、キャリーカートは、耐荷重が100kg近くある商品です。
我が家の二人の子供の合計体重は、30kgほど。耐荷重的には全く問題がありません。実際に、子供が二人乗っても軽々と引くことができます。
駄々をこねて「抱っこ!」となると、結構大変です。
やはり、カートがあると楽です。
商品の選び方
キャリーカートを実際に使ってみると分かるのですが、商品の選定ポイントをご紹介します。
- 耐荷重が大きいもの
- 搭載できる容量が多いもの
- 収納サイズは、棒状か横型
- タイヤのサイズ、素材・ロック機構
- 交換部品があるかどうか
耐荷重
耐荷重が大きいほど、重い荷物を一度に積み込むことができます。
キャリーカートに荷物を載せた時に、ワゴンが壊れてしまっては元も子もありません。耐荷重が少ない場合には荷物を小分けにして何往復もということになるため、大きければ大きいほど良いと言えそうです 。
搭載できる容量
かさばる荷物をどれだけ一度に積み込めるかという点では、荷物を搭載できる容量も重要な要素です。
キャンプでは、銀マットやウレタンマットなど、軽いけれどもかさばる荷物があったりします。これらをなるべく大量に積み切るためには、容量が大きい必要があります。
耐荷重と同じく容量も大きいに越したことはないのですが、容量が大きいということはそれだけキャリーカートのサイズが大きくなり、取り回しがしづらくなります。
廊下などの幅が狭い場合はワゴンのサイズを抑えて、取り回しを優先するということも考えると良いと思います。
収納サイズ
キャリーカートは、大きくてかさばるため、収納サイズを気にしておく必要があります。出番が少ない割に、家の中で邪魔物になってしまう…。という事態は、なるべく避けたいところ。
そして、収納時の形状によって自分の家に収納しやすいかどうかというのが変わってきます。棒状に畳めるものが良いのか、平らに折れる物が良いのか。
タイヤの形状・素材・ロック機構
悪路で使うことが想定されるアウトドアキャリーカートは、タイヤの形状によって機動性が違ってきます。
タイヤの経が大きいほど砂地や芝生でタイヤがスタックしにくくなりますし、タイヤ幅が広いとタイヤが沈みにくくなり、スタックしにくくなります。
タイヤの素材も重要です。ゴム製であれば音が静かでグリップ力があり利便性が良いと言えます。 プラスチック製の場合は引いた時にゴロゴロという音が響くため、夜間や早朝に出かけることが多い方はゴム製を選ぶと良いと思います。
また、タイヤのロック機構の有無も気にしておく必要があります。50kg~100kg の荷物を乗せたキャリーカートが、勝手に坂道を滑っていってしまったら大事故につながります。重い荷物を搭載していてもロックをかければ、ワゴンから手を離して作業することができます。
また、上部に板を渡してテーブルとして使うことを考えている方はロックができた方が便利です。
交換部品があるかどうか
キャリーカートは使用を重ねていると、可動部品のタイヤが劣化したり壊れたりする可能性が出てきます。
安いものならキャリーカートごと買い換えれば良いのですが、アウトドアキャリーカートは1万円前後する商品が多いです。消耗品として壊れたら買い替えるって言うにはちょっと額が大きいと感じます。
故障を考慮して交換部品を準備しているメーカーもあるので、悪路などで使用する方は、交換部品が準備されている商品を選ぶと安心です。
アウトドアキャリーカートのおすすめ品 ~用途別~
アウトドアキャリーカートのおすすめ品を、その特徴を踏まえてご紹介します。
一番のおすすめ ドッペルギャンガー アウトドア キャリーワゴン
ドッペルギャンガーアウトドアのキャリーワゴンは、機能面も素晴らしく特に欠点が見つかりません。交換部品も準備されています。様々な色のフレームや生地が準備されてるため、着せ替え感覚で組み合わせて楽しむことができます。一年保証もついているため、安心して使えます。
通常の生地に加え、メッシュ生地もあります。物を入れて水洗いができたり、物を干す時にも使えるので利用シーンが広がります。
価格は1万弱ぐらい。
着せ替えパーツを選んで組み合わせることもできます。
実際に触ってみましたが、印象は非常に良かったです。操作性、生地、フレームの質感など文句のつけようがありません。
良いものを長く使い続けたいという方には、お勧めできる製品です。他のキャンパーさんからの評判も良いです。
予算が許すなら、一番のオススメ♪
老舗コールマンのアウトドアワゴン
老舗キャンプメーカーのコールマンからも、アウトドアワゴンが販売されています。
収納時のサイズも小さいほうです。ドッペルギャンガーのキャリーワゴンと比べて長さが短いため、容量が小さいのですが、その分ワゴンの取り回しがしやすいと言ったメリットがあります。また、1万円いかないぐらいの価格に抑えられているのも嬉しいポイントです。
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2018年に、Amazon限定カラーが販売されました。
堅実派なら、コールマンのキャリーカートが良いと思います。
タイヤが大きいキャリーカートは悪路で使えて便利
砂地や芝生、砂利道などで使うことが想定されるなら、 タイヤ幅の広い商品がおすすめ。
2018年になって、1万円を切る商品が沢山販売されるようになりました。
タイヤが大きいと悪路でも運びやすいです。我が家にとって、海水浴で砂浜を移動するときに便利。我が家の使っているのは通常タイヤなので、砂浜でカートを引く時に苦労します。
「タンスのゲン」の商品は、幅広タイヤのキャリーカートの中でも、最安値の価格帯。耐荷重も120kgあり、タイヤも弾力があるPVC樹脂 (電源コードの質感)。
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FIELDOOR ワイルドマルチキャリーは、耐荷重が150kgあります。タイヤもポリウレタン製で弾力があるので安心。
長さが20cm長くて、容量が大きいロングタイプもあります。
レイチェルアウトドアのキャリーカートは、ナチュラルカラーもあり、コットンのテントや、木製のラックなどのキャンプ用品との相性が良いです。
デザインを重視するなら、ロゴスのキャリーカートも良いと思います。
お値打ち品なら テントファクトリー オールランド ワゴン
テントファクトリーのオールランド ワゴンは、 お値段が安い商品の中では一番のおすすめ品です。
容量が100L、耐荷重が80kg と通常使う分には十分です。そして交換部品も提供されています。
1万円近いお値段のキャリーカートを選び、長く使い続けるという選択肢もありますが、テントファクトリーの商品なら、壊れてしまったら気持ちよく買い換えるということができる価格帯です。高いキャリーカートを1使うか、お値打ち品を2回買うか…。なかなか悩ましい選択肢です。
海などに持ち込む場合は、フレームがサビていくことが考えられますので、そんな方はこちらのキャリーカートを「壊れたら2回買う」つもりで買うと良い買い物ができる気がします。
更にお安い商品だと以下の商品があります。容量を取るか、耐荷重を取るか、タイヤのロック有無も違うので、先程の比較表を見て、用途に合う商品を選ぶと良いと思います。消耗品として割り切って使うならば、これらの選択肢も十分ありだと思います。
後ほどレビューをご紹介します。
おしゃれなキャリーカートなら「Radio Flyer」
Instagramで見かけるお洒落キャンパーさんが持っているのは、ラジオフライヤー(Radio Flyer)の商品です。
本来は子供を乗せて楽しむ遊具ですが、そのオシャレな見た目からキャンパーにもに人気があります。
荷物を運ぶだけでなく、子供を乗せて遊べるのでキャンプの楽しみも広がります。
用途別 おすすめ商品
色々なキャリーカートをご紹介しましたが、ここで用途別の選び方をまとめです。
- 一番のオススメは「ドッペルギャンガー アウトドア キャリーワゴン」
- 売れ筋商品は「コールマン アウトドアワゴン」
- 悪路で使う大きいタイヤなら「タンスのゲン」
- お値打ち品を選ぶなら「テントファクトリー オールランド ワゴン」
- オシャレ志向なら「Radio Flyer ATWスチール&ウッドワゴン」
着せ替えを楽しめたり、交換部品が充実していることを考えると「ドッペルギャンガー アウトドア キャリーワゴン」が間違いないです。
海水浴や潮干狩りなどの悪路で使う方は大きいタイヤの「タンスのゲン」がオススメ。
スペックの比較表
アウトドアキャリーカートの仕様を比較表にしてみました。 先ほどの選定ポイントと合わせて商品選びの参考にしてみて下さい。
長所:赤字
本体 重量 (kg) |
耐荷重 (kg) |
容量 (L) |
収納 型状 |
収納 サイズ (立方 cm) |
タイヤ 材質 |
タイヤ ロック |
交換 部品 |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドッペル ギャンガー アウトドア キャリー ワゴン |
13 | 100 | 150 | 縦 | 48000 | ゴム | あり | タイヤ フレーム 生地 |
|
コールマン アウトドア ワゴン |
11 | 100 | 114 | 縦 | 55440 | ゴム | あり | タイヤ | |
タンス の ゲン |
11 | 120 | 108 | 横 | 104500 | ゴム | あり | 不明 | |
テント ファクトリー オールランド ワゴン |
10 | 80 | 100 | 横 | 83475 | ゴム | あり | タイヤ | |
OSJ フォール ディング キャリー ワゴン |
11 | 100 | 90 | 横 | 108120 | ゴム | なし | 不明 | |
タンスのゲン 折りたたみ キャリー ワゴン |
10 | 80 | 111 | 横 | 144690 | ゴム | あり | 不明 | |
FIELDOOR ワイルド マルチ キャリー |
11 | 120 | 102 | 横 | 204585 | ゴム | なし | 不明 | |
ロゴス キャリー カート |
11 | 80 | 127 | 横 | 104748 | プラ スチ ック |
なし | 不明 | |
レイチェル グランド キャリア ワゴン オフロード キャリー ワゴン |
11 | 60 | 82 | 横 | 85272 | ゴム | なし | 不明 |
※重量は四捨五入
※どの製品もフレームはスチール素材
※タイヤ素材は、ポリウレタンはゴムと表記。商品の見た目で判断しているものもあり
※容量(L)の記載がない商品は、荷台サイズから算出 1L=10立方cm
激安キャリーカートの使い勝手を徹底レビュー
以前から、キャリーカートが欲しかった我が家は、色々なキャリーカートを比較検討しながら、実際に触ってきました。
ドッペルギャンガーアウトドア、コールマン、ロゴス、FIELDOORなど。
そんな我が家が、最終的に購入したのは「激安キャリーカート」。商品の良いところ、悪いところをご紹介します。
激安か?高いものか? 迷っている方の参考になればと思います。
5,570円の激安キャリーカートを購入
我が家が購入したのは、5,570円のキャリーカート。<2017/3/5時点>
2018年の3月時点では、更に安くなっています。
2年間使っていて、全く問題ないです。海の砂浜で使ったり、沢山荷物を乗せて、ハードに使っています。
耐荷重 | 100kg |
---|---|
搭載容量 | 91L |
収納サイズ | 52×53×76cm |
タイヤの形状 | 普通幅 |
タイヤ素材 | ゴム |
タイヤロック機構 | なし |
交換部品 | なし |
スペック的には、他社のキャリーカートと大差はありません♪
良いところ
キャリーカートは、使い方によって選び方も違ってきますが、我が家の選定ポイントはコストパフォーマンスでした。
通常のキャリーカートの半額
流通しているキャリーカートがおおよそ1万円ぐらいですが、この商品は約半額ぐらいで手に入れることができます。最安価格帯の商品です。
- 1万円のキャリーカートを1個買うか?
- 5千円のキャリーカートを2個買うか?
我が家は、使ってみて壊れたら2個目を買うほうが良いと考えました。
例えば、1万円するキャリーカートを5年使い続けられるとすると、5千円のキャリーカートは、3年使えればお得です。
また、購入時に気に入った色だったとしても、数年後に同じようにお気に入りかはわかりません。トレンドに合わせて好きな色を買い換えられるというのもメリットです。
壊れても惜しくない価格
キャリーカートは、いつかは壊れる消耗品だと思います。
部品が壊れたら、交換部品で修理して使うことも考えられますが、我が家は全部買い直す方が良いと考えました。
部品が壊れて交換すれば長く使えれば良いのですが、
我が家は、海に行く事が多いので、少なからず潮風を浴びることになります。フレームが錆びたり、車輪が壊れたり滑りが悪くなったり。目に見えるところが錆びるだけでなく、接合部やネジの部分、フレーム内部が傷んできます。
実際に小型のキャリーを使っていますが、釣りや潮干狩り、海水浴などで使っていると、ある程度のメンテナンスをしていても、どうしても錆や痛みがでてきます。
ということで、我が家は、塩害で傷んでくるであろう3年間に、部品が故障しなければ良いと考えました。1万円近いキャリーカートでも、海に毎年遊びに行って5年以上使えるイメージは湧きませんでした。
実用に耐える頑丈さ
1万円以上するキャリーカートをいくつか触ったところ、確かに作りがしっかりしています。
激安キャリーカートの頑丈さを、1万円以上するキャリーカートと比べると、頑丈さは6割ぐらいの印象です。
しかし、
荷物を運んでいる分には気になりません。フレームや生地などを比べると、確かに劣りますが実際に使っていていて問題ないレベルだと感じます。
激安キャリーカートを、1年間使い続けていますが、頼りなさは全く感じません。まだまだ使えそうです。
値段を考えるとコストパフォーマンスが良い商品だと感じます。
他社の交換タイヤが使える気がする
実は、とある製品の交換タイヤが使えるのではないかと思っています。
交換タイヤの候補は2,000円ほど。しかも♪ ロック機構付きです。
激安キャリーカートの前輪タイヤはこんな作りです。
交換タイヤの商品ページを見ると、交換方法が写真で解説されていますが、我が家の買った激安キャリーカートでも使えそうな気がします。
細部の型状は違いますが、前輪タイヤの設計思想は一緒。下から前輪タイヤを差し込んで、上部の金具で固定している方式。輪っかのような鉄の部品を外せばタイヤが外れそう。
実際に合うかわかりませんが、壊れた時には試してみる価値がありそうです。タイヤだけを交換してネジで固定するなどすれば、なんとかなりそうな気がします。
万が一、交換部品が合わなかった場合は、本家のキャリーカートを買い足すことで、交換タイヤが無駄にならないという算段です。
ハンドルの伸縮は、好きなところで固定できる
この商品は、ハンドルの伸縮を好きなところで止められます。
ハンドルに付いている左右に動くレバーで調整。自由度が高いです。
他の製品だと、「伸ばすか/縮めるか」しか動作しないものがあります。
収納時にハンドルの高さを調整したいという方には役立つ機能です。壁の突起に引っ掛けたり、収納時に動かないようにハンドルを伸ばして突っ張る事ができます。
軽々と折り畳める
キャリーカートは、サイズが結構大きいので折り畳みが大変なのではないかと思っていました。しかし、実際はほとんど力が要らなかったので驚きました。
折りたたむ時には、カートの真ん中の「つまみ」引けばOK。タイヤのおかげでほとんど力を使わずに畳めます。
目をつぶる箇所
激安なので、気になるポイントもいくつかあります。
タイヤのロック機構
この商品にはタイヤのロック機構がありません。
使う時には、傾斜で動かないように注意する必要があります。事故が起きたら大変です。物を置いたり、傾斜に対して横向きにキャリーカートを置いたり、前輪タイヤの向きを横向きにすることなどで、動かないように最新の注意を払う必要があります。
また、ロック機構が必要となった場合には、先ほどの交換タイヤ(候補)に交換することでロック付きの車輪にグレードアップすることもできるかもしれません。
折り畳むと自立しない
このキャリーカートは折り畳んだ状態で自立してくれません。この点は少々不便です。
畳んで収納するのは、家に置く時と、車で運ぶときです。
家に置くときには、玄関先に引っ掛けています。
購入時のダンボール箱に入れて立てかけて置くというのも試してみましたが、我が家では場所をとるので却下。
そして、車載時にはチョット不便です。キャリーカート様が気持ちよく自立してくれるように、丁度よいスペースを作ってあげる必要があります。
ハンドルのスムーズさに欠ける
実際に使ってみると、他の製品と比べて劣っているポイントがありました。
それはハンドルの操作性です。
この商品はハンドルの根元が上下にしか動きません。
コールマンや、ドッペルギャンガーのハンドルは、根元から上下左右に動いて可動範囲が広いです。
※こう写真を並べてみると作りの質が違うのがよく分かります。
激安キャリーカートを長持ちさせようと思うと、無理に左右に力を加えないようにソフトに曲がる必要があります。
気にせずに引っ張れば曲がるのですが、ハンドルに無理な力をかけすぎると壊れる気がします。ということで、左右に曲がる時に「気を使う」ので操作性が多少劣ります。
これは、買ってから気づきました。
心配し過ぎかもしれませんが、曲がる時に無理な負荷をかけないようにすると良いと思います。
砂浜だと重い
タイヤ幅が通常サイズなので、砂浜で荷物を引くのは厳しかったです。
タイヤの車輪が大きいので、なんとかなると思っていましたが、引っ張るのに結構な力が必要で、引きずりながら運ぶイメージです。積む荷物が軽ければ問題ないでしょうが、女性だと厳しいかもしません。
進まないことはないですが、この手のタイヤだと砂浜は厳しいことが分かりました。
砂浜で使う事が多いなら、タイヤ経が大きいものや、タイヤ幅が広いものが良いです。
総評
激安キャリーカートは、コストパフォーマンスを重視する方にオススメです。
良いところ
- 他の商品の半額近い価格
- 壊れても惜しくない価格
- なかなか頑丈で、長く使えそう
気になるところ
- タイヤをロックできない
- 畳んだ時に自立しない
- 取っ手のスムーズさに欠ける
- 砂浜だとかなり力が要る
我が家のように、海遊びが多く、塩害を気にする方は激安キャリーカートを買い替えて使うのが良いと思います。
参考 海へのお出かけが少ないご家庭は、ドッペルギャンガーの商品がオススメ。
激安キャリカートを使ってみて分かった事は、ドッペルギャンガーの商品は良くできていること。作りがしっかりしていて、全てのパーツが交換できる点は、かなり安心です。長く使える商品だと分かります。
参考 我が家が、今買うとしたら「タンスのゲン」
海の砂浜でも便利に使いたいならタイヤが大きい商品がオススメ。これから我が家が選ぶとしたら「タンスのゲン」を選びます。価格も安いです。