NESHEXSTの砥石セットをレビューします。
刃物を研ぐために必要なセットが全てそろっていてコストパフォーマンスが良い商品。
キャンプ用にこだわったナイフを持っていても、刃物を研いでメンテナンスしないとナイフの実力を最大限に引き出すことができません。
砥石セットの内容と、使い方、実際の使い勝手を紹介します。
※販売店様から商品提供していただいています
刃物研ぎに必要なのは砥石だけじゃない
刃物を研ぐために砥石があれば良いと思っていしたが、実はそれだけでは足りません。
しっかり刃物を研ぐためには、最低でも以下が必要です。
- 砥石を研ぐための砥石
- 砥石と刃物を一定の角度に保つ 角度固定ホルダー
我が家も最初は何も知らずに砥石を買ったのですが、そこから修正砥石、砥石台、角度固定ホルダー(スーパートゲール)などが必要だと知って、後からそろえています。
※そんなこと知らなかった(笑)
さらに、荒砥石、中砥石、仕上げ砥石など砥石の種類もたくさんあるので、一度と踏み込むと奥が深い(笑)※さらに先がある!
今回紹介するNESHEXSTの砥石セットは、刃物を研ぐための必要な道具が全てそろっているので、初めて刃物を研ぐ人にもオススメの商品。
すでに砥石を持っている人でも、持っていない動画が補完できる便利なセットです。
※ちなみに我が家は仕上げ砥石を持っていなかったので重宝しています♪
NESHEXSTの砥石セット
NESHEXSTの砥石セットは、刃物を研ぐために必要な道具がそろっているコスパの良い商品。
Amazon売れ筋ランキングの砥石で2位、研ぎ器で1位。楽天ランキングの研磨工具で1位の人気商品。<2020/12/8時点>
- 両面砥石 (中砥石 #1000 仕上砥 #6000)
- 面直し砥石
- 砥石台
- 角度固定ホルダー
順番にセット内容を紹介していきます。
両面砥石
NESHEXSTの両面砥石は、2種類の砥石として使えます。
- 中砥石#1000
- 仕上砥#6000
一般家庭であれば中砥石の#1000番か#2000番があれば十分だと言われていますが、仕上げ砥石が付いているので、さらに刃物切れ味を鋭くする仕上げることができます。
※我が家はこれまで1000番台の砥石で研いでいました。
実際に中砥石を使い、そのあと仕上げ砥石で研いだら切れ味はバッチリ。
トマトが薄く切れました♪
紙もスパスパ切れるように♪
面直し砥石
砥石は、使っていると刃物削った部分がすり減っていき砥石自体がでこぼこになっていきます。
でこぼこになった砥石で刃物を研いでも鋭く刃がつかなくなってしまうため、定期的に砥石を平らにしてあげる必要があります。
その時に必要なのが面直し砥石。
サイズが小さいですが、砥石を平らに戻すことができます。
参考 できれば砥石と同じぐらいのサイズの修正砥石があると使いやすいですね。小さい面直しでも家庭用に使うなら十分ですが、使い勝手と精度が気になるようになったら大きい修正砥石を買うと良いと思います。ただ最初はこれで十分かと。
我が家は「スエヒロ SS-2 ニューセラックス修正砥石」を使っています。

砥石台
砥石が滑らないようにしっかりと固定するための砥石台。
濡れタオルで代替することができますがどうしても微妙に動いてしまうため、ゴム足がついていてしっかりと固定できる砥石台があると全く使い勝手が違います。
NESHEXSTの砥石台は、竹製でできていてデザイン性が良く、裏全体がゴム足になっているので滑らないようになっています。砥石と台の間に挟むゴムも付いています。
台形状になって角度が付いているので、刃物を研ぐときに手がぶつかったりすることがありません。
角度固定ホルダー
私のような素人にとっては角度固定ホルダーは必須品。
せっかく砥石を使っていても、刃をつける角度にムラがあると逆に切れなくしてしまいます。
角度固定ホルダーがあれば一定の角度で刃物研ぎ続けることができるのでプロの技を素人でも再現可能。
参考 付属のホルダーは、刃から滑り落ちやすい感じがしました。研ぐ包丁の背の太さにもよると思います。我が家の場合は、スーパートゲールのほうが滑りにくく、安定感があって使いやすいです。もし使ってみてホルダーが刃からズレるようならスーパートゲールをオススメ。
NESHEXST 砥石セットの使い方
最後に、NESHEXSTの砥石セットの使い方を簡単に紹介します。
まずは砥石を水に5~10分浸します。水を吸うのでブクブクと泡が出ます。
包丁に角度固定ホルダーをセット。
まずは中砥石を使って刃物を研ぎます。
- 刃と砥石がぴったり接触するように角度固定ホルダーを取り付ける
- 刃物を奥に押す時に力を入れる
- 両刃の場合は両面を同じ回数研ぐようにする
- 指で押さえた箇所が研げることを意識
- 角度固定ホルダーを移動させながら刃の全体を研ぐ
- きちんと研げていれば「かえり」が発生する
- 最後に「かえり」がなくなるように両面から研げたら完了
ホルダーを使いつつ、砥石と刃が研ぎたい箇所をピッタリと接地できているか意識して研ぎます。
先端は角度固定ホルダーを取り付ける位置を工夫して刃が砥石にうまく当たるようにして研ぐようにしています。包丁が動きやすくなるので手を切らないように注意。
指でなでて「かえり」を確認しながら研いでいきます。※写真の指が指している方向に指を滑らせて
中砥石完了。
次に仕上げ砥石を使って刃物を研ぎます。研ぐ手順は同じですが「かえり」は感じづらいので刃を見ながら調整して仕上げます。
仕上げ砥石完了。
研いだらトマトを切ってみる♪
透ける薄さ♪
紙を切ってみる。
研ぎ終わったら、砥石のメンテナンスをしておくと良いです。
面直し砥石で砥石全体をこすって歪みを修正。鉛筆で方眼状を書いてから研ぐと平らになったかどうかが分かります。※直していない砥石は中央が凹んで方眼が残りがちになります。
道具を水洗いして乾燥させれば完了です。
まとめ
刃物を研ぐために必要なセットが全てそろっていてコストパフォーマンスが良い商品。
特に、初めて刃物を研ぐ方に便利な砥石セットです。
価格が安いので研げるか気にしている人もいるかもしれませんが、バッチリ切れるように研げるアイテムです。
参考 角度固定ホルダーはスーパートゲールにすることをオススメ☆
安定感と滑りにくさが違います。怪我をしないためにも☆
