マルカ湯たんぽ A(エース) 3.5L <A-35>のレビュー記事です。
キャンプ用途で購入した湯たんぽですが、家でも節電を兼ねて使えるので便利です。
あわせて、マルカ製 湯たんぽの選び方とオススメ品もご紹介します。
参考 キャンプで使う湯たんぽの選び方や、オススメ商品の記事
こちらは、マルカの湯たんぽに限らず、湯たんぽ全般に関する記事です。
マルカの湯たんぽA(3.5L)のレビュー
我が家の使っているマルカの湯たんぽは、湯たんぽ A(エース)の3.5Lです。
A(エース)は、直火対応、IH対応、空気調整弁付き口金。同じマルカの湯たんぽ F シリーズより多機能です。また、3.5Lはマルカの湯たんぽの中で一番容量が大きい商品です。
一番多く出回っているのは 2.5Lですが、キャンプで使うため、3.5Lを購入しました。
ここからは、使い勝手などをレビューしていきます。
- サイズ感
- 付属の袋
- 口金
- パッキン
サイズ感
マルカ湯たんぽA 3.5Lのサイズは、約32.7×23.8×8.5cm。
2Lのペットボトルと比べてみると、縦は同じぐらい。
高さは、湯たんぽのほうが低いです。
2.5Lと比べると一回り大きいです。
袋
袋付きを購入しているので、最初から袋がついてきます。
袋は、ふわふわしていて肌触りも良いです。フリースではなく、毛布のような質感。厚さも十分でペラペラ感はありません。
口金 (キャップ)
マルカの湯たんぽA(エース)は、空気調整弁付き口金を使っているので、安全への配慮がされています。
湯たんぽにお湯を入れて直接温める時には、口金を取って火にかける必要がありますが、万が一、口金を外し忘れても爆発しない構造です。※詳細は最後のAとFの違いを参照ください。
口金を指で押してみると分かりますが、中から外に力を加えると動きます。
また、本体側は、水を排出しやすいように切れ目が2箇所に入っています。
ゴムパッキン
マルカの湯たんぽには、最初から交換用のゴムパッキンが付属しています。
消耗品の交換部品を入れてくれる心配りは嬉しいですね☆
交換用パッキンは、追加で別途購入することもできるので、長く使い続けられます。
使い勝手は大満足
マルカの湯たんぽの使い勝手についてご紹介します。
- 直火が可能
- 朝まで温かい
- 袋は必須
- 3.5Lはそれなりに重い
- 水を温める時の注意点
- 家でも便利
直火で温められるので便利
直火で温められるため、お湯を沸かすときの手間が省略できます。
キャンプで使う時に便利です。
- 湯沸かし用の鍋・ヤカンが不要
湯たんぽのお湯を沸かすのに、鍋やヤカンが必要になると面倒。直火可能であれば、そのまま火にかけられます。
朝まで温かい
容量が3.5Lあるので、朝まで温かかったです。
我が家では、他に2種類の湯たんぽを持っているのですが、朝まで温かかったのは3.5Lのマルカの湯たんぽだけでした。
3.5Lなら、毎回朝まで温かく使えています。
友人の話だと2.5Lでも朝まで温かいとのこと。
袋は必須
金属製の湯たんぽは、袋は必須です。
また、金属製の湯たんぽは、低温やけどのリスクも高いので、袋だけでなくタオルで巻いて使うのが理想的。※低温やけどの危険については、湯たんぽの記事でご紹介しています。
マルカの湯たんぽには「袋なし」と「袋あり」があります。袋なしで購入してしまった方は袋だけ購入することもできます。
マルカ製の袋は、1.8Lから3.5Lの湯たんぽに対応していて、柄付き、ファスナー式などバリエーションがあります。
柄なしのシンプル
和柄
キャラクター
袋なしの湯たんぽを買って、袋を別で買うという手もありますね。
3.5Lはそれなりに重い
水が3.5L入るので、重さがあります。
なかなかの重量です。
水を温めて、袋に入れる時には軍手やタオルなどで取り扱う必要があるのですが、重量があって、滑りやすい形状なので神経を使います。
保温時間の長さだと3.5Lのほうが良いのですが、サイズがそれなりに大きいのが難点。気温0℃程度なら、2.5Lでも朝まで温かいようなので極寒の地でキャンプしないなら2.5Lのほうが使いやすいと思います。
水を温める時の注意点
湯たんぽは、水を沢山入れて使わないと潰れる可能性があります。
湯たんぽの中に空気が多いと、温度が下がった時に収縮して湯たんぽが潰れてしまいます。
マルカの湯たんぽは、中に支柱が入っていて、潰れにくい構造になってはいますが、それでも水が少ないと潰れるとメーカーから案内がありました。
ということで、満水にして直火にかけてみたのですが、満水にすると今度はお湯が沸いてきた時に、お湯が泡立って口から溢れてきます。
ということで、我が家の場合は
ことにしています。
湯たんぽが潰れた事はありません。
デスクワーク時に足元に置くと温かい
キャンプ用に購入した湯たんぽですが、家でも便利に使っています。
- 机に向かう時に足元に置いて
- 布団に入れて、湯たんぽとして
- お風呂の残り湯を入れて節電
といった感じで、節電になります。
私の場合は、お風呂の残り湯を入れて、夜のデスクワークで使うことが多いです。足元が温まるので、少し肌寒いぐらいなら暖房なしで過ごせます。
レビューまとめ
マルカの湯たんぽ A(エース) 3.5Lは、キャンプだけでなく、自宅でも防寒対策に使えます。
- 直火対応、IH対応なので、お湯を準備するのが楽
- 空気調整弁付き口金なので、爆発しない
- 交換用ゴムパッキンが手に入るので、長く使える
- 3.5Lなら朝まで温かい
といった感じで、使い勝手は上々♪
ここからは、マルカの湯たんぽ選びについて触れておきます。
マルカ湯たんぽのおすすめ品
マルカの湯たんぽは、いくつか商品があります。
オススメの選定ポイントはこちら。
- 材質はトタン
- 口金が多機能なA(エース)
- 袋付き
マルカの金属製 湯たんぽの一覧
材質 | 種別 | 袋付 | 商品名 | 容量 | 高さ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
トタン | F | 湯たんぽ 18F (F-18) | 1.8L | 6cm | 口金が赤い プラスチック (空気調整弁なし) |
|
湯たんぽ F (F-25) | 2.5L | 7.4cm | ||||
湯たんぽ F (F-35) | 3.5L | 8.5cm | ||||
○ | 湯たんぽ F 袋付 (FF-25) | 2.5L | 7.4cm | |||
湯たんぽ F 袋付 (FF-35) | 3.5L | 8.5cm | ||||
A (エース) |
湯たんぽ 18A (A-18) | 1.8L | 6cm | 直火対応 IH対応 空気調整弁付き口金 |
||
湯たんぽ A (A-25) | 2.5L | 7.4cm | ||||
湯たんぽ A (A-35) | 3.5L | 8.5cm | ||||
○ | 湯たんぽ A 袋付 (AF-25) | 2.5L | 7.4cm | |||
湯たんぽ A 袋付 (AF-35) | 3.5L | 8.5cm | ||||
ステン レス |
– | ○ | ステン 湯たんぽセット | 2.5L | 7.1cm | 直火対応 IH対応 空気調整弁付き口金 48mm口径 |
銅 | – | ○ | 純銅製 湯たんぽセット | 2.5L | 7.4cm |
※どの製品も、替えパッキン付き、フラット底
出典:マルカの製品紹介のページ
ステンレス製と銅製は価格が高いです。コスパを考えるとトタン製が良いです。使い勝手で選ぶと「直火対応・IH対応・空気調整弁付き」のA(エース)。袋が無いと熱くて扱いないため袋付きを選ぶと良いです。
となると、オススメの商品は2品に絞られます。
容量 2.5L
容量 3.5L
容量は、2.5Lか3.5Lかは、正直悩ましいところです。我が家の場合は保温の持続性を優先して3.5Lにしました。2.5Lと3.5Lの高さの違いは1.1cmです。
参考 「A(エース)」と「F」の違い
マルカのトタン湯たんぽには、「A(エース)」と「F」の商品があります。
Aの方が多機能で「直火対応」「IH対応」「空気調整弁付き」です。
マルカ社に問い合わせをしたところ、口金(キャップ)の違いということが分かりました。
A(エース)とFの本体は一緒です。(口金を交換して使うことも可能)
A(エース)の口金は、空気の調整弁がついているため、最悪、口金を外し忘れて本体を加熱しても爆発しない構造になっています。ただし、天井までお湯が噴き出るので危険。
Fの口金は、調整弁ではなく赤いプラスチックになっています。こっちは口金付きで加熱すると爆発する可能性があって大変危険!
ちなみに、この空気調整弁は、中から外へ圧力を逃がすための弁で、湯たんぽの潰れ防止には役に立ちません。湯たんぽの潰れを防ぐためには、お湯を満水にして、空気層を中につくらないようにして使う必要があります。潰れ防止のために支柱が入っていますが、お湯が少ないと潰れます。
もともとの価格はAの方が高いのですが、市場価格は、Aの方が安かったりするので、Aを選ぶと良いですね♪
参考 キャンプで使う湯たんぽの選び方や、オススメ商品の記事
こちらは、マルカの湯たんぽに限らず、湯たんぽ全般に関する記事です。