尾上製作所の萬年トタン湯たんぽを使っているのでレビューします。
シンプルな作りでトタン湯たんぽの中では一番安く手に入るのが強み。最近は黒い湯たんぽもラインナップに加わり魅力的になりました♪
使い勝手や、サイズ感・形状などをレビューします。
参考 キャンプで使う湯たんぽの選び方や、オススメ商品の記事

尾上製作所(ONOE) 萬年トタン湯たんぽ
マルカの湯たんぽと比べて、安く出回っている尾上製作所の萬年トタン湯たんぽ。
マルカの湯たんぽと比べて500円ぐらい安い印象です。
2.4Lは黒湯たんぽもあります。
我が家は、保温性を重視して3.6Lを購入しました。
2.4L | 2.4L(黒) | 3.6L | |
---|---|---|---|
品 名 | トタン湯たんぽ1号 | 黒湯たんぽ | トタン湯たんぽ2号 |
正味容量(約) | 2.4L | 3.6L | |
製品サイズ W×D×H(約) |
290×220×80㎜ | 325×240×100㎜ | |
本体材質 | 亜鉛鉄板 | 表面処理鋼板 | 亜鉛鉄板 |
板 厚 | 0.5㎜ | 0.4mm | 0.5㎜ |
重量(約) | 630g | 680g | 780g |
サイズ感
尾上製作所の萬年トタン湯たんぽ(2号 3.6L)のサイズは、32.5×24×10cm。
2Lのペットボトルと比べてみると、縦は同じぐらい。
高さは、湯たんぽと同じぐらいです。
袋
金属製の湯たんぽに袋は必須(火傷対策)なので、袋付きを購入しています。
※最新商品はブラウンの袋になり質感が変わっていると思われます。
付属の袋は、ツルツルとした肌触り。フワフワという感じよりは、毛並みがツルツルしている印象のほうが強いです。化繊の毛布に近い印象です。素材はポリエステル100%。
熱々の湯を注いでも袋に入れれば素手で持てるようになります。
袋の厚さは問題ないです。
口金 (キャップ)
尾上製作所の萬年トタン湯たんぽの口金はシンプルな形状。
普通に使っている分には問題ないのですが、「減圧弁」「空気調整弁」などの機能は付いていないため、以下に注意して使うと良いです。
- 口金を外して加熱する
- お湯は満タンまで入れて使う
口金を外さずに直火にかけると、爆発する恐れがあります。また、お湯が少ないと、冷めた時に空気の減圧で湯たんぽが潰れる可能性があります。
極端な例を挙げましたが、普通に使う分には問題ないです。
湯たんぽ側の口金の受け口。
ゴムパッキン
尾上製作所の萬年トタン湯たんぽには、交換用のゴムパッキンが最初から付いています。
消耗品の交換部品を入れてくれるのは、ありがたいです。
交換用のゴムパッキンは、追加で購入することもできるので、末永く使えます。
形状
形状は、楕円形の丸型になっています。
表面は模様が施されています。
凹み防止の支柱が入っている
尾上製作所の萬年トタン湯たんぽには、内部に凹み防止の支柱が入っています。
商品ページに記載はありませんが、尾上製作所に問い合わせをしたところ、以下のご回答をいただきました。
トタン湯たんぽ(2.4L、3.6L)の内部には凹み防止のため支柱が入っております。
シンプルな使い勝手♪
ここからは、使い勝手についてご紹介します。
- 直火であたためられない?
- 朝まで熱々で保温できる
- 袋は必須
- 底がフラットじゃない
底がフラットじゃない点だけが、多少気になりますが、値段を考えたら十分満足できる商品です。
直火で温められない?
製品には以下の注意書きがあります。
口金(栓)をしたままコンロ、ヒーター、ストーブなどにかけて加熱すると沸騰に伴い内部の水・空気が膨張し、ゆたんぽが破裂するおそれがあります。
参考 金属製の湯たんぽなので、口金を外せば直火で温めることができます。我が家は直接温めて使っています。※自己責任で
直接温めないように注意書きがあるのは口金の外し忘れによる事故抑止のためだと思われます。口金を外し忘れると膨張・爆発するので大変危険です。
朝まで熱々で保温できる
実際にキャンプで使ってみましたが、朝まで暖かいです。
寝る前に熱々にしたら、朝まで熱々でした。朝になっても素手で長時間持てないほど。
我が家には、マルカの湯たんぽ(3.5L)と、銅製の湯たんぽ(1.2L)があるのですが、萬年の湯たんぽ(3.6L)は一番容量が大きいです。
暖かさの持続は湯たんぽの容量が関係してくるため、一番暖かさが持続する湯たんぽだと思います。
袋は必須
袋は必須です。お湯を入れると素手では扱えないです。
袋付きと袋なしの商品が販売されていますが、必ず袋付きを購入すると良いです。
底がフラットじゃない
尾上製作所の萬年トタン湯たんぽは、底がフラットになっていません。
そのため、机などに置く時に不安定なのが気にかかるポイントです。マルカの湯たんぽは底がフラットになっているので、ここが一番違うポイント。マルカの湯たんぽの厚さとの違いは1.5cmです。
フラットじゃないからといって困ることはないです。
- フラットじゃないから、転げ落ちるという訳ではない
- 使っている時にはマット・布団に沈むためあまり大差は感じない
- 厚さの違いは1.5cmほど (3.6Lの場合)
- 底が丸くても五徳に乗せると安定する
我が家の場合、唯一薪ストーブの天板で温めるときには効率が悪かったと感じています。薪ストーブの天板がフラットで弱火なので接地面が少ないと温まりにくいため。
まとめ
尾上製作所の萬年トタン湯たんぽは、湯たんぽの中でも、一番安く手に入る商品だと思います。
マルカの湯たんぽと使用感を比べた時の一番の違いは、底がフラットになっているかどうか。微妙な差ですがその差が価格差だと思うと妥当なところだと思います。実際に使ってしまえば、大きな違いを感じるわけではありません。
こんな方にオススメ☆
- 家族連れのため、たくさんの湯たんぽが必要
- キャンプにそんなに頻繁に行くわけではない
参考 キャンプで使う湯たんぽの選び方や、オススメ商品の記事
