TOKYO CRAFTSの焚き火台「マクライト」を使ってみたのでレビューします。
- フラットに収納できる
- ファミリーで使える大きな炉
- 調理もできる
大きな焚き火台で、フラットに収納できるため、ファミリーキャンプとソロキャンプで使える万能なアイテムです。
フラットに収納できて、炉が大きい焚き火台としてトップレベルだと思いますが、その分使い方には注意が必要な焚き火台だと感じました。
※メーカー様から商品提供していただいています
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TOKYO CRAFTS 焚き火台 マクライト
TOKYO CRAFTSの焚き火台「マクライト」は薄い鉄板を組み立てる焚き火台。

- 組み立てサイズ(ゴトク除く):W36×D40×H32cm
- 収納サイズ(収納ケース除く):W21×D40×H2.5cm
- 重量 本体:794g / ゴトク:135g
- 耐荷重 ゴトク(スタンド設置):7kg
- ゴトク(側面パネル設置):7kg 火床:15kg
マクライトの魅力3つ
焚火台 マクライトの魅力は大きく三つのポイントがあると思いました。
- フラットに収納できる
- ファミリーで使える大きな炉
- 調理もできる
実際の使用例を交えながら順に紹介していきます。
1. 最大の強みはフラットに収納できること
マクライトの特徴はソロキャンプでも便利なコンパクトな収納サイズ。
0.3mmのステンレス板が使われているので超軽量(794g)です。
収納するとA4のノートを10cmほど縦に伸ばしたぐらいのコンパクトさ!
そのため、我が家が使っているStarke-Rのバスケットに縦にスポッ!と入ります♪
2. 炉が大きいからファミリーでも使える
軽量コンパクトな収納状態でありながら、炉が大きいのもマクライトの魅力。
実測で、縦34cm、横 39cm。
対角線は50cm近い長さがあります。
一般的な薪は30cm~35cmぐらいなので、どんな大きな薪も入る安心感があります
焚き火するのに申し分ない大きさですね。
サイドからも風を取り込めるように穴が空いていて、風通しは抜群です。
3. 調理もできる
炉のサイズが大きいのでファミリー用のグリルとして使えます。
五徳を上段・下段に設置できるので焚き火・炭火で使い分ける事ができます。
我が家が普段使っているラプカのオプション品の網や鉄板も乗ります。
耐荷重があるので、飯盒とスキレットの同時調理もできる
薄型・軽量が強みのマクライトですが、耐荷重がシッカリ記載されています。
- 耐荷重 ゴトク(スタンド設置):7kg
- ゴトク(側面パネル設置):7kg
- 火床:15kg
飯盒と8インチのスキレットも同時に調理ができました。
五徳は飯盒を乗せるには、幅がギリギリなので危なっかしい感じでした。丸くなっているので地面が斜めになっていると滑ります。
ちなみに、安定感はまずまずといった感じ。揺らすとグラグラ揺れます。当たり前ですが(笑)
元々コンパクトで軽量な焚き火台として設計されているので、家族向けの調理するのは無理があるのだと思います。とはいえ、ダッチオーブンを使ったハードな調理をしないなら十分調理に使えます。
炉が広いから、ワイワイと焼き肉できる
先日キャンプに行った時には、お昼から焼肉を楽しんでみました。
大きなステーキも丸ごと乗せられますし、
家族4人分の焼肉をしても十分な広さがありました。
炭の入れ替えもしやすいですね。
両側の柱が少し邪魔になりますが…。
そういえば、この柱はトングで肉をひっくり返す時にも少し邪魔だったな…。
焚き火台なので、グリルとしての使い勝手は気になるポイントもありますが、家族用のグリルとして使っても問題ないです。
注意点3つ
焚火台 マクライトはメリットだけではなく、注意点もありました。
- 地面を焦がす
- 灰・ススが飛び散る
- 耐久性について
我が家が気になったポイントを紹介します。
1. 地面を焦がすので熱対策は必須
マクライトを使っていて気になったポイントは、直接芝生や草の上に置いたら焦がしてしまうこと。
焚き火台の下の温度を計ったら100℃ほどでした。
撮影時には102.9℃を記録し、100℃前後をウロウロしてました。
炭受けまでの高さが約11.5cmほど。
地面に熱でダメージを与えないように使い方を工夫する必要がありますね♪
キャンプ場の芝が焦げるとこんな感じのグロい惨状が広がります…。こんな光景見るとガッカリですし、ココにテント張れないし大迷惑!
ブロックや金属製のテーブル、スノコなどで底上げして、耐火シート(スパッタシート)などを使って対策をすると良いです♪
2. 灰・ススが飛び散る
また、炭受けが1枚で、穴が空いているため、地面にススが落ちていきます。
また、風が吹くと炭やススが飛び散ります。
大きめの耐火シート(スパッタシート)などを使って対策をすると良いですね♪
焚き火用の風防や陣幕などを使って風を防ぐのも手です。
3. 耐久性について
薄さ0.3mmのステンレス板で作られているのでコンパクトなのは強みですが、耐久性が気になるところ。
一度使ったら、脚の鉄板が少し歪んでいました。
軽量薄型のための薄いステンレス板なので、歪むのは当然で問題ないのですが、耐久性について気になるところです。
マクライトの耐久性について公式ページの情報がこちら。
Q.マクライトの耐久性について気になります。
A. 焚火台がどれぐらいの使用まで耐えうるのかはお答えするのが難しいです。使用状況、環境要因もあり、一概には言えないためです。軽量化するために0.3mmのステンレス板を使っており、使用にあたって歪みやクセがつくなどの変形は発生してしまいます。別途、交換可能なパーツを販売する場合には、TOKYO CRAFTSのホームページにてお知らせいたします。
組み立て方は簡単
組み立て方も難しくないです。
ロストルを広げて、両足を差し込むと組み上がります。
片付けはスパッタシートがあると楽
片付ける時には、大きめのスパッタシートがあると便利です。
お昼に焼き肉を楽しんだ後がこんな感じ。
結構派手に汚れています…。スパッタシートが無かったら完全にアウトでした★
炭もシッカリ燃えて、ススになって、風になったので少しだけススが残りました。
ということで、マクライトをスパッタシートにひっくり返して
スパッタシートでグルグルと包んで灰捨場にポイ。
直火禁止のキンプ場で焚火台マクライトを使う時には、大きなスパッタシートが必須ですね。
さいごに
焚火台マクライトをキャンプで使ってみました♪
- フラットにコンパクト収納できるのが最大の強み
- ファミリーで使える大きな炉も魅力
- 調理もできる
という魅力的なアイテムですが、草地のキャンプ上では使うには、大きなスパッタシートと熱対策の底上げが必要なので、直火が可能なキャンプ場で楽しむのが良いと思います♪

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