LIMENA(ルーメナー)コードレス加湿器(H2&H3)を実際に使ってみたのでレビューします。
基本的には「内蔵バッテリー型」の「超音波加湿器」なのですが、以下が強みです。
加湿量もなかなか!
冬キャンプでの乾燥対策は必須!加湿器があるとないとでは雲泥の差です。
LIMENAコードレス加湿器は、H2とH3の2機種あるのですが、それぞれを実際に比較したので紹介します。
※メーカー様から商品提供していただいています
冬キャンプの敵は「乾燥」にあり!
冬キャンプで気をつけいないといけないのが乾燥対策。
キャンプに行って帰ってくると、指が「ささくれ」だらけになった経験はないでしょうか?
我が家が何も知らずにホイ♪ホイ♪と冬キャンプに出かけていた時には、顔の乾燥と、指のささくれに悩まされていました。特にストーブを使うようになってから酷くなった気がします。
- 冬の空気は乾燥しているから、お外で遊ぶと水分が吸われる(笑)
- ストーブの遠赤外線効果は、お肌を遠火で焼いているようなもの(笑)
といった具合なので、乾燥は常にあなたを狙っています☆
ということで、乾燥対策のために小型の加湿器を持っていくようになりました。
ストーブを使っている時には、お湯を沸かしたりして、ある程度対策が取れますが、調理したり、湯たんぽを温めたりで、加湿のためのお湯を沸かしている時間が少なかったりします。
また、往復の車内も加湿器があれば、乾燥が防げて安心。
ということで、今回はLUMENAのコードレス加湿器を紹介します。
LUMENAと言えば、LEDランタン、小型扇風機でキャンパーに人気のブランド。加湿器もイイ感じのアイテムに仕上がっています♪
LUMENAコードレス加湿器は2種類ある (H2とH3)
LUMENAコードレス加湿器はH2とH3の2機種あります。
H2 (噴霧量:最大60ml/h バッテリー容量:2,500mAh)
H3 (噴霧量:最大110ml/h バッテリー容量:2,500mAh)
H2とH3のスペックを比較
H2とH3のスペック比較をしてみます。
赤字が注目すべきポイント
H2 | H3 | |
---|---|---|
最大噴霧 (コードレス) | 4時間 | 2時間30分 |
最小噴霧 (コードレス) | 9時間 | 9時間 |
最大噴霧(有線) | 9時間 | 7時間 |
最小噴霧(有線) | 20時間 | 27時間 |
ボトル容量 | 500ml | 700ml |
最大噴霧量 | 30-60ml/hr | 30-60-110ml/hr |
バッテリー | 2500mAh | 2500mAh |
充電時間 | 2時間20分 | 3時間 |
サイズ | 205×75×75mm | 219×90×90mm |
重さ | 370g | 470g |
自動停止機能 | 8h、12h | 6h、10h、16h |
静音 | 20dB | 1.5MHz |
- 最大噴霧量が約2倍違う
- バッテリー容量は同じ
- H2は、車のドリンクホルダー(大口)に入るサイズ
H2とH3を使い比べながらレビュー ~ どちらを選ぶ?
H2とH3のどちらを選ぶか悩ましいところですが、実際に使ってみたので、それぞれの特徴を比べながら紹介していきます。
- ドリンクホルダー(大口)に入るので車内で使えて便利
- テント内で使った時にミスト量も満足
加湿器の比較のポイントとしては、サイズ感、ミスト噴霧量、使用可能時間とボトル容量、静音性などがありますが、実際にキャンプで使ってみると「ドリンクホルダー(大口)に入る」というのが一番便利なポイントだと感じました。
ただ、噴霧量はH3のほうが2倍近くあるので、お肌の乾燥対策を重視する方ならH3も魅力的。車内で固定する方法を工夫できるならH3が良いですね。H3はH2の2倍の噴霧量。
サイズ感
H2は片手で持てるサイズ。
H3も片手で持てるサイズ。H2より太いです。
500mlのペットボトルと、1Lの牛乳パックと比較してみるとこんな感じ。
底のサイズはドリンクホルダーに入るかどうかに関わってくるので、個人的には注目すべきポイント。
H2は商品説明で「ドリンクホルダーに入る」とされているのですが、大口タイプ(紙パック用)にしないと入りませんでした。
500mlのペットボトルよりH2の底面が大きいので、通常のドリンクホルダーでは入りません。
ペットボトル用の丸形ホルダーには小さい方のH2でも入らず!惜しい!
ドアの丸形ドリンクホルダーにもH2は入りませんでした。
ドリンクホルダーをスライドさせて大口タイプにするとH2が入ります。
H2でも一番下まで入らずチョット不安定ですが、強めに挿しておけば走行中に落ちるレベルではないです。
H3は大口にしても入りません。
入ってしまえばこっちのもの♪
H2でもとんでもない噴霧量(笑)
キャンプは移動時間が長いので車内で使えると助かります。キャンプ場への往復時間は6~8時間ぐらいかかったりするので、その時間がお肌のケアにあてられます♪
ミスト噴霧量の比較
ミスト噴霧量はH3の方が多いです。
並べてミストの量を比べてみると、その差がよく分かります。
H2の噴霧口は1つ。噴霧量は30-60ml/hrの2パターンで調整可能
H3の噴霧口は2つ。噴霧量は30-60-110ml/hrの3パターンで調整可能
同時にテント内で使うと、かなりの存在感(笑)
使用可能時間とボトル容量について
「ボトルの水を半分使うと、バッテリーが切れる」と覚えておくと便利
※以降は詳細が気になる方のみご確認ください。
H2もH3もバッテリー容量は2500mAhなので、スマホのバッテリーと同じぐらい。
H2 | H3 | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 2500mAh | |
ボトル容量 | 500ml | 700ml |
どのぐらいの時間ミストが続くかは、ボトル容量とバッテリー容量が関係してきます。
H2 (500ml) | H3 (700ml) | |
---|---|---|
最大噴霧 | 60ml/hr×4時間 水を240ml消費 → ボトルの48% | 120ml/hr×2時間30分 水を300ml消費 → ボトルの42% |
最小噴霧 | 30ml/hr×9時間 水を270ml消費 → ボトルの54% | 30ml/hr×9時間 水を270ml消費 → ボトルの38% |
※スペック値より算出
これを覚えておくと、キャンプで便利に使えます。
USBで給電しながら使えば稼働時間が長くなるので、ボトルの水を使い切ることができます。また、コードレスで使う時には水を半分以上入れても使いきれません。
キャンプで使うなら、車内ではUSBで充電しなから使うと良いです。
- 行きの車内 … シガーソケットで給電しながら使用
- 夜のテント … コードレスで使用
- 帰りの車内 … シガーソケットで給電しながら使用
といった使い方が現実的だと思います。
参考 やっぱりポータブル電源があると便利
ポータブル電源やモバイルバッテリーを持っていれば、稼働時間を伸ばすことができます。スマホの充電から、電気毛布まで使えるのでキャンプで大活躍。

静音性は文句なし
音は、H2もH3もほとんど気にならないレベル。
静かだと「スーッ」と音がしますが、普通に生活していると気にならないレベル。
加湿器のミスト量に対して優秀なほうだと感じます。
LEDライトも素敵
H2もH3もLEDライトを点灯させることができます。
ライトの色はホワイトのみ。
バッテリーを消費するのでお好みで☆
操作方法はシンプル
H2もH3も「加湿ボタン」と「ライトボタン」があるだけです。
このボタンで各種調整を行います。
- ミストの量を変更するボタン
- LEDライトの点灯するボタン
- 自動停止機能は勝手に働く
自動停止機能は加湿量に合わせて自動で固定値が設定されます。
コードレスで使う時には先にバッテリーが無くなるので意識する必要はありません。
USB給電で使う時に「自動でOFFになる」ということを知っておけば良いと思います。
メンテ 掃除方法
中も掃除しやすい作りになっています。
H2もH3も、中を開けてフィルターをグッと引っ張って外すだけ。
それぞれ、1回分の交換フィルターが付いていています。
フィルター交換のタイミングは3~4ヶ月と案内されています。
転倒試験も合格
個人的に気になったのが転倒した時に中の水がこぼれるか?
チョット倒れたぐらいでは、ほとんど水は漏れないと思います。
給水してフタを締める時にも、ボトルと本体が「スーッ」とゆっくり落ちていくので気密性は高い印象を受けます。
実際に、ルーメナーの加湿器を横にしたり、逆さにしたりしてみましたが、私が試したところ「H3で少し水が漏れる」といった程度でした。
ルーメナー加湿器を逆さに立ててみる♪
動かしたあとに、継ぎ目を見ると、H3のみ数滴水が漏れていました。
長時間倒したままだとどうなるかまでは試していませんが、チョット倒したぐらいでは全く問題ない作りです。
少なくとも、倒れたら「ガバっと水をぶち撒けて大惨事!」という心配はないです♪
さいごに
加湿器があれば空気が潤う♪
ルーメナーの加湿器は、デザインが良く、加湿量も結構あるので使いやすいアイテムだと思います♪
- ドリンクホルダー(大口)に入るので車内でも使える
- バッテリー容量はH2もH3も一緒
- 加湿量がH2の約2倍(110ml/hr)
車内で使わない、または工夫して固定できるなら噴霧量が2倍のH3もオススメ。
参考 ドリンクホルダーの形状に注意
ペットボトル用の丸型のドリンクホルダーに入らないので、紙パックが入る四角いドリンクホルダーが必要です。標準で付いていない方は、後付けもアリかと。スマホが入る以下のホルダーが便利そうです♪(使った事ないですが、調べていたら欲しくなった逸品)