キャンプで使える石油ストーブを徹底比較!
我が家はキャンプ歴7年。冬キャンプでは石油ストーブを使っています。展示会で色々な製品を見てきましたし、友人家族の石油ストーブも使わせてもらったりしています。
実際に使っているから分かる「選び方」「製品の長所・短所」をふまえて紹介します。
以下の順に紹介していきます♪
- 石油ストーブ 総合ランキング
- 用途別おすすめ品(オシャレ、コンパクト、コスパなど)
- キャンプ用 石油ストーブの選び方
- 合わせてそろえたいオプション品
- テント内で使う時の注意点
見出し
キャンプ用 石油ストーブの総合ランキング 10
早速、キャンプでおすすめの石油ストーブをランキング形式で紹介。
順位はシンプルに「我が家が買いたいと思う順」です。温かさ、コンパクトさ、使い勝手などをふまえてランキングにしています。
※本来の1位はフジカハイペットですが、現時点で正規ルートで購入できないためランキング外として紹介しています。
それでは見ていきましょう。
1位 new アルパカ ストーブ コンパクト
韓国製のアルパカストーブは、熱量が高いのが特徴 (フジカの約1.2倍)。
フジカ ハイペットと比べて「安くて」「発熱量が1.2倍」
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
◎ | ○ | ◎ | △ |
過去のアルパカストーブは並行輸入品のため、日本の安全規格に適合していませんでしたが、2019年からnew アルパカ ストーブ コンパクトが日本基準に対応(安全基準 JHIA をクリア)し安心して使えるようになりました。
サイズもコンパクト♪我が家が今から買うならアルパカ買います☆ 収納袋付きなのでお得です。
参考 詳細はアルパカストーブのレビュー記事を参照下さい。
2位 アルパカプラス(ALPACA PLUS)
2位は同じく日本仕様に対応したアルパカプラス。2022年から販売されています。
スペックは1位の「new アルパカ ストーブ コンパクト」とほぼ一緒
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
◎ | ○ | ◎ | △ |
Amazon売れ筋ランキング(石油ストーブ)で人気の商品。
ブラックとレッドとグリーンの3色展開。1位の「new アルパカ ストーブ コンパクト」との違いは高さが1.5cm高いことぐらいですが、見た目とスペックから判断すると製品としては同じものだと思われます。
3位 パセコ 対流形石油ストーブ WKH-3100S
2021年から人気のパセコ(PASECO)の対流形石油ストーブ。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
◎ | ○ | ◎ | ◎? |
パセコはKOSDAQに上場している1974年に設立された韓国のメーカー。年間100万台以上の暖房器具を輸出する企業で中東では市場No.1のシェアを獲得。
アルパカより価格が安いこともあり人気の商品。
熱量はアルパカと一緒、タンク容量5.3Lがアルパカの最大容量5.0Lと比べて0.3L大きいですが、基本的にはスペック的に大差がない印象です。
気になるポイントは、JHIAやPSCなどの安全基準をクリアしていないこと。例えばスペック表記だと燃焼時間が約18時間と長いが注意が必要です。※アルパカも最大容量÷燃料消費量から計算すると17時間なので、パセコも日本の安全規格で算出されていないため有利な表記になっている可能性があります。
※上記、メーカーに確認中
4位 トヨトミ ギアミッション(GEAR MISSION) RR-GER25
トヨトミの赤熱放射式のストーブ。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ◎ |
トヨトミは自然対流式のレインボーストーブを販売してきましたが、ほぼ同じサイズの赤熱放射式のストーブが登場。キャンプでは遠赤外線効果でタイプのほうが温かいため待望のストーブ♪
5位 スノーピーク グローストーブ
グローストーブはスノーピークの赤熱放射式のストーブ。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ◎ |
以前、スノーピークはトヨトミのレインボーストーブのOEM品を販売していましたが廃盤。赤熱放射式のグローストーブを販売するようになりました。
(作りとスペックがほぼ一緒なのでトヨトミのOEM品かと思われます)
トヨトミと比べるとお値段は高いですがスノーピークの永久保証が付いてくるのが心強いポイント。
6位 トヨトミ レインボーストーブ
トヨトミは、愛知県の自社工場を持ち、日本製石油ストーブを手掛ける大手企業。レインボーストーブは炎が虹色に光るのが特徴でキャンプでも長く愛されています。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
○ | × | ○ | ◎ |
発熱量がフジカと同じですが、反射板なしで対流式ということから暖かさを感じにくかったり、サイズもフジカよりひと回り大きい、運搬時の灯油漏れに配慮する必要があるなどが気になるポイント。そのためエコストーブファンを上部に置いて横に熱を送る方が多いです。
トヨトミ レインボーは、バリエーションが豊富で、様々な形状の製品が販売されています。
○○-25○シリーズは基本的な仕様が同じでデザイン・色が違います☆
ギアミッションシリーズは無骨なデザインでキャンパーに人気です。
笠あり | 笠なし | |
---|---|---|
電池必要 | RL-25M … 緑・赤・白 RL-250 … 黒 RL-F2500 … 灰 スモークガラス |
RR-GE25 … 緑・茶 ギアミッション RB-25M … 白 RB-251 … 桃 CL-250 … 緑 クラッシック |
電池不要 | RL-G25M … 白 | RB-G25M … 白 |
※スノーピークのレインボーストーブ(トヨトミのOEM品)は廃盤になりました。
7位 アラジン ブルーフレーム ヒーター
レトロな立ち姿と、青い炎が特徴のアラジン ブルーフレーム ヒーター。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
○ | × | △ | ○ |
アラジンの特徴は他を圧倒する「デザイン」と「青い炎」。青い炎はムラ無く気化した灯油に十分な酸素が供給されている証拠。
BF3911は、80年以上も変わらないデザイン。レトロな見た目は、存在感があります。
見た目はレトロですが、日本製で安全装置も備わっているため、安心して使えます。色はグリーンとホワイトの2色。
BF3912は、落ち着いたブラックカラー。炎が全方向から見えるようなデザインになっています。
8位 トヨトミ ギアミッション(GEAR MISSION) RS-GE23
トヨトミの赤熱放射式の石油ストーブ RS-GE23。
「GEAR MISSION」シリーズは無骨なデザインが魅力。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
△ | ○ | ○ | ○ |
トヨトミのRS-GE23はコヨーテとオリーブの2色展開。持ち運びの際にタンクを外して、灯油を抜いて持ち運ぶ必要がありますが、デザイン性と遠赤外線・反射板の温かさは魅力です。
9位 コロナ 石油ストーブ
一般家庭で使われる小型の石油ストーブをキャンプで使っている方もいます。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
△ | ○ | △ | ○ |
Amazon売れ筋ランキング(石油ストーブ)で長年人気のコロナ製の石油ストーブ。
家庭用として数多く出回っているのため、使いやすく価格も安いのが強み。遠赤外線効果と反射板で前方がしっかり温まります。
ただし、そのまま運搬すると灯油が漏れるため、タンクを外して、燃料を空にして運搬するひと手間が必要です。それが唯一の難点。
10位 パセコ 対流形石油ストーブ CAMP-25
パセコの大型石油ストーブCAMP-25は、運搬時に縮めて持ち運べる優れもの。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
◎◎ | × | △ | △ |
発熱量が他のコンパクトやキャンプ用ストーブの2倍以上ありながら、収納時に高さを縮めて持ち運びやすいサイズになるためキャンプに便利。
大型の石油ストーブは温かいのがメリットですが、運搬・保管スペースがかさ張るため、個人的には選定外ですが、コンパクトに収納できるなら選択肢としてアリです♪
番外【本当は1位】フジカ・ハイペット
フジカ・ハイペットは、キャンプ用途で一番オススメなのですが…、2023年1月時点で受注休止のためランク外としています。
熱量 | 遠赤外線 | コンパクト | 連続稼働時間 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ◎ | △ |
数あるストーブの中でも唯一、転倒・振動時の灯油漏れがなくサイズもコンパクト。総合的にバランスが良い石油ストーブ。
- 遠赤外線効果、反射板が付いていて温かい
- 転倒・運搬時に灯油が漏れない
- コンパクト
- 日本製でPSC対応 (後述)
1947年から創業している日本の企業で、技術力、サポート面の安心感があります。
ストーブの黒と白の2色。オプションの反射板はキャンプなら必須。整流リング、防風ガラス管のオプションは、野外での風対策に有効ですが、テント内で使うなら無くても困りません。
特許「Safetina」タンクは、転倒時にも灯油が漏れない構造。他のストーブにはない唯一の機構です。また、メーカーによる標高3,000m(空気が薄い)での燃焼確認も実施済。
参考 我が家の場合は、2018年9月28日に「黒の反射板付き」を注文して12月中旬納期でした。キャンプブームが来る前だったので運良く手に入れられました。
各社の石油ストーブを比較
ザッと石油ストーブの総合ランキングを紹介してきましたが、ここではスペックを比較してみます。
# | 製品名 | 型番 | 発熱量 | 遠赤 外線 |
サイズ (高×幅×奥) |
重量 | タンク 容量 |
点火 | 連続燃焼時間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | アルパカ プラス TS-77 NC |
Amazon 楽天 |
◎ 3.0kw |
○ | ◎ 420× Φ350mm |
6.6kg | 3.7L | 着火 | △ 10時間 |
2位 | new アルパカ ストーブ コンパクト TS-77JS-C |
Amazon 楽天 |
◎ 3.0kw |
○ | ◎ 405× Φ350mm |
6.6kg | 3.7L | 着火 | △ 10時間 |
3位 | パセコ 対流型 石油 ストーブ WKH-3100S |
Amazon 楽天 |
◎ 3.0kw |
○ | ◎ 441× Φ325mm |
5.2kg | 5.3L | 着火 | ◎ 18時間 |
4位 | トヨトミ GEAR MISSION RR-GER25 |
Amazon 楽天 |
○ 2.54kW |
○ | ○ 480× Φ388mm |
5.9kg | 4.9L | 電池 | ◎ 20時間 |
5位 | スノーピーク グローストーブ KH-100BK |
Amazon 楽天 |
○ 2.54kW |
○ | ○ 474× Φ388mm |
5.9kg | 4.9L | 電池 | ◎ 20時間 |
# | 製品名 | 型番 | 発熱量 | 遠赤 外線 |
サイズ (高×幅×奥) |
重量 | タンク 容量 |
点火 | 連続燃焼時間 |
6位 | トヨトミ インボー RL-25M |
Amazon 楽天 |
○ 2.50kW |
○ 485.7× Φ388mm |
6.2kg | 4.9L | 電池 | ◎ 20時間 |
|
7位 | アラジン ブルーフレーム ヒーター BF3911(G) |
Amazon 楽天 |
○ 2.68kW |
△ 551×388× 405mm |
8.5kg | 4.1L | 着火 | ○ 15時間 |
|
8位 | トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23 |
Amazon 楽天 |
△ 2.25kW |
○ | ○ 446×422× 330mm |
6.6kg | 3.6L | 電池 | ○ 16.4時間 |
9位 | コロナ 石油ストーブ RX-22YA(HD) |
Amazon 楽天 |
△
2.24kW |
○ | △ 475×452× 324mm |
7.4kg | 3.7L | 電池 | ○ 17時間 |
10位 | パセコ 対流形 石油ストーブ CAMP-25 |
Amazon 楽天 |
◎◎ 6.4kW |
△ 570(440)× Φ445mm |
11.5kg | 7L | 電池 | △ 10時間 |
|
番外 | フジカ ハイペット KSP-229- 21C-J2R |
Amazon 楽天 |
○ 2.5kW |
○ | ◎ 432×310× 310mm |
5.6㎏ | 3.6L | 着火 | △ 10~12時間 |
キャンプ用 石油ストーブの選び方
キャンプでオススメの石油ストーブをザッとご紹介しましたが、ここからは、石油ストーブの選定ポイントをご紹介します。
石油ストーブの選定ポイント
- 発熱量
- 反射板の有無
- 遠赤外線効果の有無
- サイズ
- 転倒・振動時の灯油漏れ
- 連続燃焼時間
これらを総合して選ぶと良いと思います☆
発熱量は高いほうが温かい
発熱量は高ければ高いほど温かいです♪
ただ、発熱量が増えるとサイズが大きくなるのでどのあたりでバランスをとるか。個人的には発熱量とサイズ感のバランスは、アルパカ、パセコ、フジカハイペットが優秀だと思います。
反射板付きが温かい
反射板があるかないかで体感温度が違ってきます。
発熱量が高くても反射板が無いと熱が上に逃げてしまいます。
反射板が付いていれば、後ろに熱が伝わりにくくなるため、テントの端にストーブを寄せることもできます。反射板がないと、テントの中央でストーブを使う必要があるため、レイアウトに制限がかかってきます。
遠赤外線効果がある製品が温かい
遠赤外線効果の有無も気にしておく必要があります。
鉄芯などを温めて赤く発熱する赤熱放射式のストーブは遠赤外線効果が強く温かい♪
同じ発熱量でも、遠赤外線効果の有無により、感じる暖かさが違います。
サイズは小さい方が運びやすい
キャンプでは車載して運搬するので、サイズも重要です。
写真で持っているのがフジカハイペット。一番コンパクトなタイプですが、車載して持ち運ぶ時にはかさばりますし潰したり倒さないように神経を使います。
冬キャンプは防寒対策などで荷物がかさばるためストーブは小さい方が良いです。
転倒・振動時の灯油漏れに注意
転倒・運搬時の灯油漏れも気にしておくポイントです。
車載して運搬すると振動や揺れで灯油が漏れる可能性があります。車内に灯油が漏れたら一大事。臭いがしばらく取れません。
家庭用で見かける石油ストーブはタンク分離式(上から弁で滴下)なので灯油が漏れます。
キャンプでよく使われるのはタンクが外せない一体型。灯油が漏れにくく、中でもフジカは特許技術により横にしても漏れない構造になっています。実際に半分以上灯油が残っていても灯油が漏れたことはありません。
灯油自体が漏れなくても、灯油の匂いが漏れるものもあるので注意が必要です。
連続燃焼時間
連続燃焼時間は長いほうが、燃料補給の回数が減らせます。
発熱量に対する燃費はどのストープも大差がないため、タンクの容量によって燃焼時間が違ってきます。
タンクが大きくなると燃焼時間は延びますが、ストーブのサイズも大きくなります。
テント内で石油ストーブを使う時の注意点と対策
最後に、石油ストーブをテント内で使うときの注意点と対策をご紹介します。
石油ストーブをテント内で使うことは、命の危険が伴います。
- 一酸化炭素中毒
- 火事
- ヤケド
自宅の使用でもリスクが伴うものですが、テント内での使用はさらにリスクが高まります。PSCマークが制定されたのも、毎年起こる事故の教訓が活かすためだと思われます。
また、メーカー各社がテント内でのストーブを(建前上)禁止しているのは、命にかかわる事故につながる可能性があるためです。
細心の注意を払って使いましょう☆ (使うんかい!)
一酸化炭素中毒に注意する
燃焼系の機器を使用すると、一酸化炭素が発生します。
狭いテント内では一酸化炭素濃度が急激に上る可能性があります。一酸化炭素中毒は無味無臭で人間は気づくことができず、最悪の場合は死に至ります。実際にテントでの死亡事故も起きています。
高地でのストーブの使用は、酸素不足による不完全燃焼で一酸化炭素中毒のリスクが高まります。雪の日にも、換気のための通気口が積雪で塞がれるリスクが高いので特に注意が必要です。
- 十分に換気する (テントの上部・下部)
- 一酸化炭素警報機で検知する
- 高地・降雪地でストーブを使用する時には特に注意する
一酸化炭素中毒の具体的な危険性や、一酸化炭素警報機の選び方は別記事でご紹介しています。
火事に気をつける
万が一、ストーブの火がテントに移ると、あっという間にテントが燃えてしまいます。
火事に対する注意も必要です。
- 転倒しないように工夫する
- テントとストーブの距離をとる
- ストーブの近くで干し物をしない
ヤケドに気をつける
石油ストーブは、天板で調理ができるほどの熱さ。
直接触れると火傷しますし、火傷の痕は一生残ります。特に小さいお子さんがいる場合は要注意。
- レイアウトを工夫する(動線にストーブを置かない)
- ストーブガードを設ける
- 子供にしっかり言って聞かせる
友人の結婚式に列席した時に、花嫁さんのご両親が、娘に小さい頃にヤケドをさせてしまい、大きな痕を残してしまったことを涙ながらにスピーチしたのを覚えています。想像してみてください、自分の子供がヤケドをした姿を…。後悔のないように対策を☆
就寝時は使わない
就寝時にストーブを使用するのは危険が伴います。
一酸化炭素中毒や火事に気づかずに対応が遅れるため就寝時は消しておくのが基本。
我が家では、何度も冬キャンプしていますが、夕方から夜に通して使っていても一酸化炭素警報機が鳴ることはありません。おそらく夜通し点けても大丈夫だろうという感覚があるのですが、それでも絶対にストーブを点けっぱなしにして寝ません。
参考 冬キャンプには湯たんぽもしくは電気毛布+ポータブル電源が必須ですね。
[参考] PSCについて
PSC(Product Safety of Consumer Products)について、少し解説します。
最悪の場合、死に至る一酸化炭素中毒を防ぐ仕組みがあるというのがポイント。
日本の法律では、PSCマークの付いていない石油ストーブは国内での販売が禁止されています。PSCマークに適合した石油ストーブは、不完全燃焼防止装置、一酸化炭素濃度基準値遵守、給油時消火装置等が付いています。
石油暖房機器は、消費生活用製品安全法の特定製品として指定され、国により安全基準が定められています。PSCマーク(特定製品)は国が定めた技術基準省令に適合していることを示すマークです。
石油ストーブには、
- 不完全燃焼防止装置
- 一酸化炭素濃度基準値遵守
- 給油時消火装置(カートリッジ給油式ストーブ)等
の義務務付けがされています。
石油燃焼機器の製造・輸入事業者は国が定めた安全基準を満たしPSCマークを表示した上で販売しなければなりません。マークのない製品が市中に出回った時は、国は製造事業者等に回収等の措置を命ずることができます。
- 経済産業省 – 石油燃焼機器が消安法の特定製品に指定されました
- 経済産業省 – 消費生活用製品安全法の概要
- 経済産業省 – 石油燃焼機器が法規制され、より安全になります(PDF)
- 一般社団法人 日本ガス石油機器工業会 – 石油暖房機器のPSCマークについて
我が家が石油ストーブを導入した理由
寒い時期にキャンプに行くなら、寒いのは当たり前♪
と張り切って、ストーブ無しで冬にもキャンプに出かける我が家ですが…。
いざキャンプ場に到着すると、寒過ぎて意気消沈することもしばしば(笑
0℃近辺まで気温が下がると、ヤセ我慢も限界です。比較的温暖な真冬の千葉ですら何度もギャフンと言わされています★
▶ギャフン1、ギャフン2、ギャフン3、ギャフン4(過去最大)↓
ということで、石油ストーブを使ったら
もうストーブなしには戻れない!ありえない!
調理もできて暖が取れるので焚き火の代わりとして楽しめます。
注意 テント内でのストーブ使用は基本的に禁止されています、自己責任でご検討ください。
防災用品として備えになる
2018年の北海道地震、道内全停電の記憶が新しいですが、石油ストーブは防災の備えにもなります。
冬の寒い時期に、暖房が効かなくなると命の危険にさらされる地域もあるので、AC電源を使うエアコンなどの暖房機だけでなく、AC電源不要の暖房があると安心ですね。
という決めゼリフで家族を説得してみては?
※集合住宅では灯油ストーブの使用は禁止されていることが多いです。我が家も禁止。
まとめ
キャンプで使う石油ストーブと、我が家のストーブ選びをご紹介しました。
個人的には、キャンプでオススメの石油ストーブは「アルパカ(日本仕様)」ですね☆
スノーピーク(snow peak) ストーブ レインボーストーブ ブラック KH-001BK
アラジン ブルーフレームヒーター ブラック BF3912-K
(武井バーナー) ストーブ/パープルストーブ 301Aセット/BR-301A takei-002