ホビナビのマルチグリドルを使ってみたのでレビューします。
キャンプで流行っているマルチグリドル。
「大きくて重そうだし見映えだけでしょ?」なんと思っていたのですが使ってみたら便利。
予想以上に軽くて扱いやすいアイテムでした。
大きな鉄板なのでみんなで調理できるので、
ファミリーキャンプやグループキャンプでワイワイと食事する時に活躍します。
今回紹介するのは、安くて軽いホビナビのマルチグリドル。
食材もくっつかないので本家と遜色なく、他のマルチグリドルと比べて軽いため扱いやすいのが強み。お試しで使ってみたい時にオススメのアイテムです。
安いので耐久性が気になるところですが、年に数回キャンプで使う程度なら全く問題なさそうです。
この記事では、マルチグリドルが便利な理由や使い勝手をレビューします。
※販売店様から商品提供していただいています。
ホビナビ マルチグリドル
ホビナビのマルチグリドルは、3千円ほどで買える格安のマルチグリドル。しかもケース付き♪
人気のJHQは1万円ぐらいするので、それと比べるとかなりお安いです。
お値打ちな商品ですが、実際に使ってみると焦げ付きはありませんでした。価格が安くても特に気になる点は見当たらず。
耐久性については、まだ使い始めたばかりなので分かりませんが、キャンブでたまに使うなら十分楽しめます。
- サイズ:41×33.5×3.9cm
- 深さ:2.9cm
- 重量:600g
- 素材:アルミニウム合金
- 附属品:シリコンハンドル、収納バック
使ってみたら便利だったマルチグリドル
ホビナビのマルチグリドルを使って調理をしてみたところ、弱火でも短時間で調理ができて便利でした。
調理したらそのままお皿代わりにもなって便利。
フライパンだと味気ないですが、マルチグリドルは見た目もおしゃれで、家族やグループで囲んで食事をするのに見栄えも良いです。本体自体が軽いので、具材をたくさんのせて運んでも軽々運べます。
みんなでワイワイと料理&食事が盛り上がる♪
ホビナビのマルチグリドルは直径33cmあるので、マルチグリドルを家族や友達と囲んで、調理しながら食べられます。
鉄板のような形状ですが、お皿のように深さもあるので、焼く・煮るなど、マルチに調理ができるし、見た目もおしゃれなので、みんなで囲むと盛り上がります♪
予想以上に軽い!
ホビナビのマルチグリドルを使ってみて驚いたのがその軽さ。大きな見た目なので重いのかと思っていましたが、驚くほど軽いです。重量は約600g。
軽いので炊事場に持って行って洗う時も気軽♪
我が家はスキレットやダッチオーブンを使いますが、本体自体が重いので、炊事場に持って行って洗うのが正直おっくうだったりします。それと比べると、ホビナビのマルチグリドルは指先でつまめるので扱いやすいです。
我が家が試したマルチグリドルのレシピを紹介
今回、ホビナビのマルチグリドルを使って3品作ってみました。
- ペッパーランチ
- エビのアヒージョ
- ペペロンチーノ
せっかくなので、炭火で調理してみました。
ここでは料理の材料やレシピを紹介していきます。
ペッパーランチ
育ち盛りの長男が大好きなペッパーランチ。
ご飯と肉を炒めればできる簡単な料理。マルチグリドルとの相性も良いのでオススメです。簡単に材料とレシピを紹介します。
ペッパーランチの材料
ペッパーランチの材料は、ご飯、肉、コーン。あとはお好みで。
- ご飯
- 牛肉こま切れ
- コーン缶
- 小ネギ(小口切り)
- バター
- 調味料
- (下味用)すりおろしニンニク、料理酒、醤油
- 黒胡椒
- 焼肉のタレや塩コショウなどお好みで
レシピ
具材を下ごしらえして、マルチグリドルに乗せれば完成。簡単!
- 牛肉に下味をつける。焼く20分前に、すりおろしニンニク、料理酒、醤油につける
- マルチグリドルに油をひいて、ご飯、コーン、ネギ、バターをのせて塩コショウを振る
- ご飯の周りに牛肉を並べて完成 (あとは好みの焼き加減で♪)
シーフードとチーズの具だくさんアヒージョ
マルチグリドルは深型なので、オリーブオイルで具材を煮込んだアヒージョも作れます。
アヒージョはオリーブオイルで具材を煮込めばOKの簡単料理。シーフードの出汁がでて絶品です。見映えも良いのでテンション上がりますね。
アヒージョの材料
アヒージョの材料はシーフードと野菜をお好みで。カマンベールチーズやフランスパンもあるとアクセントになります♪
- シーフード (冷凍ミックスが便利)
- オリーブオイル
- 野菜類
- パプリカ
- マッシュルーム
- ミニトマト
- ブロッコリー (茹でた冷凍が便利)
- ニンニク(具材用)
- 調味料
- 薄切りしたニンニク(香り付け用)
- 塩コショウ
- カマンベールチーズ
- フランスパン
アヒージョのレシピ
アヒージョはオリーブオイルで具材を煮込めば完成!これまた簡単です。
マルチグリドルに具材が浸るぐらいのオリーブオイルを入れます。具材を入れてオイルが足りなければ、あとから足してもOKなので適量で。
カマンベールチーズ、野菜、シーフードを入れて具材に火が通るまで煮ます。
アヒージョの周りでフランスパンを軽く焼き、塩コショウで味付けしたら完成。
マルチグリドルは、フチが立ってないので端っこまで具材を置けます。見映えのためにアヒージョの周りにフランスパン置いたのですが、パンが驚くほど美味しく焼けました。
火から遠いので、良い感じにパンに火が通り、周りがカリッと中がフワッとして絶妙な仕上がり♪
アヒージョの残りでペペロンチーノ (パスタ)
ホビナビのマルチグリドルは水が約1L入るとのこと!
ということで、アヒージョで残ったオリーブオイルを使ってペペロンチーノを作りました。
パスタは茹でるのが大変だからハードルが高いと思っていましたが、アヒージョで残ったオリーブオイルに、水とパスタをそのまま投入すると完成するので超簡単!
材料とレシピを紹介するのでぜひ試してみてください。
ペペロンチーノの材料
ペペロンチーノの材料はこちら。
- パスタ (早ゆでタイプ)
- 水 (早ゆでパスタ100gに対し200mlが目安)
- ニンニク(薄切り)
- ベーコン
- 鷹の爪
- アヒージョで残ったオリーブオイル
- 塩コショウ
ちなみにパスタは火が通りやすい早ゆでタイプのものを使うと失敗が少ないです。大事なポイント。
マルチグリドル(33cm)で作れるパスタの量は1人前(100g)がちょうど良かったです。200gにすると具材とパスタでギュウギュウ詰めになり、うまくパスタが茹であがらない気がしました。
ペペロンチーノのレシピ
ペペロンチーノはアヒージョの残りに具材を投入して混ぜれば完成。やってみると簡単です。
アヒージョで残ったオリーブオイルに薄切りしたニンニク、鷹の爪を入れて炒めてオリーブオイルに味をつけ、ベーコンを入れて火を通します。
ベーコンに火が通ったら、パスタが浸るぐらいの水を入れて沸騰させます。
「油に水を投入したら大惨事になるのでは?」と思っていましたが大丈夫でした。一瞬で水が蒸発する温度だと飛び散りますが、普通の強火&超グツグツ油が煮立っていなければ問題なさそうです。
今回パスタ100gに対して水200ml入れました。美味しく茹でることができましたが、使うパスタによっては、水が少ない場合もあるので、試しながら水の量を調整してください。
パスタを入れて、パスタが水に浸るように混ぜていきます。
水気がなくなるまで茹でていきます。
水気がなくなったら完成♪
最初は、本当にパスタが茹でられるのか心配でしたが、時間が経つにつれてちゃんとパスタが水を吸って茹で上がっていきました。実際に作ってみて想像以上に簡単に早くペペロンチーノが作れて感動!
今までパスタ料理を作るときは、鍋でパスタを茹でて湯切りして、炒めておいたフライパンにパスタを入れて具材やソースとからめていました。これだと手順が多いし、時間がかかっていましたが、マルチグリドルで作ると茹でこぼしいらずで、完成までマルチグリドル1枚で仕上がります。

カセットコンロ(タフまる等)では絶対に使わないこと!
ホビナビのマルチグリドルは、ガス火で調理ができるので自宅で調理を楽しむことができます。
ただしカセットコンロでマルチグリドルを使ってはいけません。

上下逆さまにするとヤバさが分かります。
我が家のカセットガスコンロにマルチグリドルをのせると、ちょうどガス缶の真上に鉄板がきました。
毎年のように事故になっているパターンですね。カセットガスコンロで鉄板を使う時はガス缶から距離を取れるものを使う必要があります。
参考 カセットボンベ破裂による事故を防止しよう | 東京消防庁
ホビナビのマルチグリドルの詳細レビュー
ここからは実際の使用感を交えながら、ホビナビのマルチグリドルの詳細をレビューしていきます。
持ち運びについて サイズ感・収納
ホビナビのマルチグリドルのサイズ感は「大きめのフライパン」といった感じ。面積はありますが、薄くて「驚くほど軽い」です。
そしてホビナビのマルチグリドルは、専用の収納袋がついてきます。
収納袋には取っ手がついているので、持ち運びがしやすいです。
我が家の持っている収納ケースだとトランクカーゴ(50L)に入りました。
※写真では分かりやすくするために収納袋に入れてませんが、収納袋に入れてもトランクカーゴに入ります。
作りと耐久性
ホビナビのマルチグリドルの厚みは2mm。
人気のものより薄く、それがホビナビのマルチグリドルの強みの「軽さ」の秘訣。
薄い鉄板ですがフチや持ち手の部分は丸く研磨されているので、肌にあたる感じはありません。
ホビナビのマルチグリドルはアルミ製で、表面はフッ素樹脂コーティングがされています。
スキレットのように一生使い続けられるものではありませんが、年に数回キャンプで使う程度なら問題ない耐久性だと思います。
シリコンハンドルと木製ハンドルどっちを選ぶ?
ホビナビのマルチグリドルは、持ち手が付属品としてついてきます。
持ち手は、シリコンハンドルと木製グリップがあるので購入時に選ぶ必要があります。
今回特別に2種類ご提供いただいたので比較してみます。
今回は火力が調整しやすいガスバーナーで使ってみました。
木製ハンドルは火加減に気をつければ付けた状態でも使えます。
火に近づけると木製ハンドルが熱くなってしまいますが、ガス火で調理する限りでは全く問題なかったです。焚き火の場合はうっかり燃やしてしまうリスクがあるので、取り外して調理すると良さそうです。
撥水性もあるので汚れにくいです。
シリコンハンドルは使いたい時だけ使うので、燃やしてしまう心配がありません。
今回のガス火だと10秒ぐらい持っているとマルチグリドルの熱が伝わってきて「温かいかな?」と感じる程度でした。サッと移動させるレベルなら耐熱性も問題なさそうです。
どちらもケースに入れて収納できます。木製ハンドルは付けたままで入りました。
個人的には見映え・使い勝手の面で木製ハンドルがオススメ。
さいごに
ホビナビのマルチグリドルを紹介してきました。

ホビナビのマルチグリドルは、600gで人気のものと比べて軽くて扱いやすいのが魅力。さらに、お試しで使うのにちょうど良い価格です。キャンプで試しに使ってみたい方におすすめです。