FIELDOORの車中泊マットのレビュー記事です。
5cm厚と10cm厚の商品があり、キャンプ場で極上の寝心地を提供していくれます♪
厚さがある分、断熱性が高いため、奥様にプレゼントすると喜ばれること間違いなし☆ 我が家は「嫁への愛情表現はマットの厚さ」ということで入手しました。
そして、最近3枚目を追加購入。他も検討しましたが、このマットに落ち着きました♪
我が家のイチオシ商品なので、実際に使ってみた感想などを交えながらご紹介します。
見出し
寒い思いをしたり、寝づらさを感じて、最終的にたどり着いたマット
我が家は幼児連れのため、マットを使っています。
最初はDABADAのインフレータブルマット(3cm厚)を使っていましたが…、寝づらさを感じるようになり、最終的にたどりついたのが「FIELDOOR 10cm厚の車中泊マット」。
- なんとなく底冷えして、うっすら背中が寒い
- クッション性が足りずに、底づきする
- やっと寝つけても夜中に起きてしまう
我が家が次のマットを探して、最終的にたどり着いたのが「FIELDOOR 10cm厚の車中泊マット」実際にリピートまでしています。
- クッション性が抜群!
- 防寒性も良し!
今まで使っていたマットや、アウトドアショップで色々なマットを試してきましたが、寝心地とコストパフォーマンスは素晴らしいと思います。
本気でオススメ♪
FIELDOOR 車中泊マット 厚さ10cm Mサイズ 幅90cm
我が家が使っているのは、FIELDOOR 車中泊マットの10cm厚、幅が90cmあるMサイズの商品。
商品ラインナップも豊富で、他にも、厚さ(5cm、10cm) × 幅 (S:約60cm、M:約90cm、L:約120cm) のバリエーションがあります。
このマットに決めた理由は
他にも色々な商品がありますが、価格が高くなく、実際に試してみて寝心地が良かったことが決め手です。
毎年、春に開催されるアウトドアデイジャパンで展示されています。
今まで使っていたマット(厚さ 3cm)と比べると全く別物。3cm厚のマットがペラペラに感じるほどでした。
おすすめポイント
FIELDOORの車中泊マット(10cm厚、Mサイズ90cm幅)のおすすめポイントをご紹介します。
- クッション性が素晴らしい
- サーマレストにも負けない防寒性 (R値)
- 表裏が違う素材で使い分けできて快適!
- Mサイズ(幅 90cm)だと広々
- 実物はカタログ記載とほぼ同じ
- 2年使っても破れない耐久性!
- 1人でも収納できる♪
といった感じで盛りだくさん。
順に詳細を解説します。
クッション性が素晴らしい!
マットの厚さが10cmもあるので、クッション性は文句なしです。
横になった時に5cmほどしか沈まないので地面の凸凹も気にならず。ヒザやヒジを付いても底づきしないどころか、マットの上を歩いていても足の裏が地面を感じることはないです。そのぐらい十分な厚さがあります。
また、クッション性も良く、ほどよい反発力があります。腰痛持ちの嫁さんも気に入っているので、柔らかすぎず、硬すぎずで調度良いのだと思います。
この寝心地は、一度使い始めたら手放せず、3枚目をリピートする運びとなりました。ファミリーキャンプなら間違いなくオススメ☆
サーマレストにも負けない防寒性 (R値)
10cmの厚みがあるので、寝心地だけでなく防寒性も高いです。
客観的なマットの防寒性はR値で表せます。R値は熱抵抗値のことで、値が大きいほど熱が伝わりにくく断熱性能が高い指標です。熱伝導率と素材の厚さによって計算されます。
サーマレストの「Zライト ソル」「リッジレスト ソーライト」と比べて、FIELDOORの車中泊マット10cmは、1.5倍を超えるR値
2.6 … サーマレスト Zライト ソル
2.8 … サーマレスト リッジレスト ソーライト
4.3 … FIELDOOR 車中泊マット 厚さ 10cm
※独自算出しています。記事の最後に算出根拠を記載しました。
山岳キャンプでは、携帯性を重視して、薄く断熱性が高いサーマレストが重宝されると思いますが、車載ができるファミリーキャンプなら厚さで防寒性をカバーして、さらにクッション性も確保できるので一石二鳥だと思います。
実際に、このマットを使い、最低気温が氷点下(-2.3℃)でキャンプをしました。AC電源なしで、3シーズンの安い寝袋でしたが、湯たんぽなどを使うことで、嫁さんと子供たちはぐっすり眠れていました。さすがに寒かったですが(笑
表裏が違う素材で使い分けできて快適!
FIELDOORの車中泊マットは裏表が違う素材になっているため、暑い時期と寒い時期で使い分けることができます。
起毛面は、寒い時期に快適。そして滑りにくいです。
ポリエステル面は、暑い時期に快適。
新モデルでは、ロゴが起毛面にプリントされるようになりました。また、ポリエステルの生地がシッカリしていて、布っぽい生地にグレードアップしています♪
暑い時期には、ポリエステル素材を表にして薄いシーツを掛けて寝ると快適です。
汗でベタつかなくなるので、快適に寝ることができます。ポリエステル生地に直接密着したままだとマットが温かく感じるので、シーツがあると違います。寝汗をかく時期にはオススメ。
夏は、ポリエステル面を上にして涼しく使える
シーツを使うと更に快適
Mサイズ(幅 90cm)だと広々
我が家は、Mサイズの幅90cmの物を購入しました。
- 私(170cm 細身)の肩幅が50cmほど
- Sサイズ(幅 60cm)だと小さく感じるはず
- Mサイズ(幅 90cm)だと広々快適!
- Lサイズ(幅 120cm)だとかなりゆったり
大きいほど快適に寝ることができますが、横幅がそのまま収納時の縦サイズになるため車載に苦労します。
スノーピークのアメニティドーム(270cm×270cm)にMサイズ(幅90cm)のマットを敷くとこんな感じ(奥の2枚)。ちなみに、3枚敷くとテントの横幅がピッタリ埋まります。
サイズ選びの際は、車載できるサイズか確認が必要
実物はカタログ記載とほぼ同じ
カタログスペックのサイズなのか、実測してみました。
カタログ値 | 実測 (新モデル) |
|
---|---|---|
厚さ | 10cm | 10cm |
縦 | 195cm (マット191cm) |
193cm (マット189cm) |
横 | 90cm (マット84cm) |
90cm (マット84cm) |
※旧モデルは数日放置しても厚さ9cmだったので、明らかに改善されています。
2年使っても破れない耐久性!
我が家は旧モデル(2017年以前)を2年使っていますが、破れていません。
新モデルになって、ポリエステルの生地がシッカリしているので、さらに耐久性が上がっています。
また、全体的に作りはしっかりしているので、簡単に壊れることはないと思います。生地も厚いので、無茶しなければ長く使えそうです。
取扱に気をつけるポイントはバルブ部分。作りは問題ない印象ですが、一番負荷がかかりやすい部品です。片手で雑にバルブを扱い続けるとネジレて破けるかもしれないのでご注意を☆
我が家では、長く使いたいので、バルブを開け閉めする時には両手を使って丁重に取扱っています☆
1人でも収納できる♪
このマットの唯一の難点は収納が難しいことだったのですが、新モデルで改善されています。
新モデルになって、1人でも簡単に畳めるようになりました。
感動!
畳み方の説明書通りにすれば、苦労せずに畳めます。
ポイントは、縦に2回、横に1回折ることです。空気が抜けたら巻いて収納します。
※旧モデルでは横にバルブが2つということと、横に畳むテクニックを知らなかったので2人がかりで畳んでいました。これでかなり楽になりました♪
気になるポイント
FIELDOOR 10cm厚の車中泊マットの気になるポイントをご紹介します。
収納サイズは、10cm厚の寝心地とのトレードオフですが、個人的には車載できるなら寝心地をとったほうが良いと思って気に入って使っています。
また、細かい点ですが、横に連結するためのボタンはあまり期待しないほうが良いです。
※旧モデルは2人がかりで苦労して収納していましたが、現モデルでは改善されています♪
デメリットは収納サイズと重さ
この製品のデメリットは「収納サイズ」と「重さ」
重さは 7kg
収納時の大きさを、アメニティードーム(M)と並べてみるとこんな感じ。
写真では伝わりませんが、そこそこの重量感(7kg)があります。我が家のキャンプ用品の一番大きくて重い荷物です。
ミニバンに乗るようになってからは車載に困ることはなくなりましたが、セダン車のトランクに縦方向にちょうど収る「ギリギリ合格」のサイズ感。
実際の購入の際に悩ましいポイントですが、我が家は快適に寝るためにこのマットを選びました。オートキャンプ場なら現地で持ち運びに苦労することはないです。
先日のソロキャンプでもFIELDOORの10cm厚のマットを運びました。キャリーカートに縦に積めば難なく持ち運びできます。とはいえ一番デカイ荷物には変わりありません (笑
横連結のボタンには期待しない
サイドの連結ボタンはあまり役に立ちません。
マット自体が重いため、子供が動き回ってマットがずれるとボタンが外れます。この小さいボタンでは連結していられません。
我が家では、連結ボタンは使わないので気になりませんが、連結ボタンは期待しないほうが良いです。
ですが、
テントの幅に合わせてマットを敷き詰めてしまえば、ズレる心配もありません。インナーテントか270cm幅のテント(アメニティドームMなど)なら、90cmを3枚敷けばピッタリです。
他のマットも検討したが「厚み」が勝敗を決める
2016年のアウトドアデイジャパンで、FIELDOORの車中泊マットに出会ってから、スノーピークやコールマンなど色々なマットを見つけてはプニプニ触っていました。
結果「FIELDOOR 車中泊マット 厚み 10cm」に勝るマットはないと思います。
今回のマットの検討で、我が家が知った教訓があります。
店頭に並んでるマットや販売されているマットは、厚さが3cm~5cmのものが大多数です。10cmのものと比べると物足りなさを感じます。
商品のバリエーションが豊富
FIELDOORの車中泊マットは、商品のバリエーションが豊富です。
- 厚さ … 5cm、10cm
- 幅 … Sサイズ:約60cm、Mサイズ:約90cm、Lサイズ:約120cm
- 色 … 茶、黒、オレンジ、カモフラージュ
2枚セットで購入すると割引価格になります。
サイズの選び方で悩みますが
- 60cm幅(Sサイズ)は、車中泊に便利なサイズで、収納サイズも小さい
- 90cm幅(Mサイズ)は、ゆったりと大人1人が寝られるサイズ
- 120cm幅(Lサイズ)は、車載に困るサイズ、車中泊には便利
我が家は、インナーテントの幅(270cm)に合わせやすいMサイズ(幅90cm)を購入しました。
参考情報
FIELDOORの車中泊マットの素晴らしさをご紹介してきましたが、お得な情報や関連情報を参考情報としてまとめました。
- 楽天カードに入会して節約
- 最強のマットはこれだ
- R値(防寒性)の算出
楽天カードに入会すると節約できる
我が家は、楽天カードの新規入会ポイントをGETしてお安く手に入れました。
楽天は広告が激しくてサイトが見づらかったり、広告メールが沢山来ますが 😈 、ポイント還元があるので、上手く使えばお得な買い物ができます。マットの購入とあわせて入会するのも良いと思います。
▶楽天カード新規入会キャンペーン (時期によって変ります)
R値の高いマットはこれだ!
マットに出費を惜しまない方は、サーマレストのモンドキングをお勧めします☆
R値は驚きの 11.4 、厚さ10cm
冬キャンプもガシガシ行くなら持っていると快適だと思います。性能は文句なしの最上級品です。
値段は高いですが、今後10年以上キャンプを楽しむなら安い買い物かもしれません。
R値(防寒性)の算出
10cm厚のウレタンマットがどの程度の防寒性があるのか独自算出してみました。
ウレタンマットのR値 (独自算出)
FIELDOORのマットは、R値と熱伝導率が公表されていないため、独自にR値を算出してみました。一般的なウレタンマットならこの程度のR値だと思われます。
厚さ | R値 | 該当商品 |
---|---|---|
2cm | 0.87 | |
3cm | 1.30 | DABADAインフレータブルマット |
5cm | 2.17 | FIELDOOR 車中泊マット 厚さ 5cm |
10cm | 4.34 | FIELDOOR 車中泊マット 厚さ 10cm |
※ウレタンマットの熱伝導率は、建材用の硬質ウレタンフォーム(保温板)の熱伝導率(0.023~0.026)を利用して算出。”高密度ウレタンフォーム”ということなので、一番数値の良い「0.023」を採用。
FIELDOOR 厚さ10cmの車中泊マットの R値は 4.34
R値 4.34は、サーマレストのマットにも負けないR値です。サーマレスト製品のR値は製品カタログに一覧が掲載されています。
※誤解のないように補足すると、マット素材の防寒性はサーマレストの方が高いです。「厚さ10cm」という要素でFIELDOORの車中泊マットのR値が上回っています。
参考 売れ筋のサーマレスト(クローズドセル)マットのR値。
名称 | Zライト ソル | リッジレスト ソーライト |
---|---|---|
R値 | 2.6 | 2.8 |
厚さ | 2cm | 2cm |
素材 | 軽量EVA | 軽量EVA |
老舗ブランドとの比較
老舗ブランドのマットは、高級感のある「ふわふわ」した感触です。FIELDOORの触り心地は、高級感が漂うものではありませんが、使い心地は良いです。
スノーピークのマットは、上品でしっとりした感触。クッション性は優しく包んでくれる印象です。
コールマンのマットは、しっとりした感触。適度なクッション性です。
マットを触って比較してみると、触り心地が気になるところですが、実際にキャンプで寝る時には寝袋を使います。直接マットに触れるわけではないため、触り心地はあまり重要ではありません。
しかし、マットの触り心地は重要ではない!