フェネック グリル (FENNEK Grill) を先行レビュー!
私がソロキャンプするならコレを持っていく!というアイテム♪
- コンパクトで薄型収納
- 「フタあり」「高さ調整できる」から料理の幅が広がる
- 焚き火台としても使える丈夫な作り
私が一番惹かれたポイントは
キャンプで朝から炭火焼きのピザが食べられたらテンションが上がります☆
※メーカー様から商品提供していただいています
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フェネック グリル (FENNEK Grill)
フェネック(FENNEK)は、ドイツの自動車部品工場から生まれたメーカー。フェラーリやポルシェなどのパーツを納めている金属加工のスペシャリストです。
そのフェネックが「使い勝手が良く」「丈夫で長持ちする」コンロを手掛けています。
- コンパクトで薄型収納
- 「フタあり」「高さ調整できる」から料理の幅が広がる
- 焚き火台としても使える丈夫な作り
- 展開サイズ : 28.4 × 19.3 × 27.7 cm
- 収納サイズ : 29.5 × 19.3 × 2.5 cm
- 重さ : 3.1kg(本体とケース)
- 耐荷重 : 5kg
- グリル材質 : ステンレス
- ケース材質 : アルミニウム
- 生産国 : ドイツ
薄くてコンパクトなサイズ
フェネック グリルの特徴はソロキャンプに便利なコンパクトな収納サイズ。
基本的に平らな作りになっているので、全てのアイテムが収納ケースに入ります。
縦横のサイズはA4とB5の中間ぐらい。
我が家が使っているStarke-Rのボックスに縦にスポッ!と入ります♪
※隣のスパイスボックス(木箱)の1/6ぐらいのサイズ!フタとほぼ同じ薄さ(笑)
料理の幅が広がるグリル♪ ピザが焼ける!
フェネック グリルの魅力は「かまど型」の形状だから料理で便利に使えます。
そして「フタあり」「高さ調整」ができるため、ピザが焼ける♪
もちろん、焚き火台としても使えるし、個人的に機能面で文句なし!
ということで、色々な調理で使ってみた様子や、便利なポイントを紹介していきます。
フタ付きだから、ピザが焼ける・肉をじっくり加熱できる♪
フェネック グリルにはフタがついているので、じっくりと熱を通したい時に便利。
炭火でトーストやピザを焼こうとすると底だけが焦げてしまい、火の調整が難しかったりします。厚切り肉を焼くのも難しい。そんな時に便利なのがフタ付きのグリル。フタをすることで熱を閉じ込めて食材全体にじっくりと火を通すことができます。
ということで早速ピザを焼いてみました♪
今回焼いたのは市販の冷凍ピザトースト。一人用の食べきりサイズで、焼くだけで良いので便利♪ソロキャンプの朝食にテンションの上がる逸品♪
焼き網の上にピザトーストを乗せて、その上にフタをしてじっくりと火を通します。
アルミホイルを敷いて焼くと、表も裏もちょうど良い焼き具合になります。
肉をじっくり焼きたい時にも便利♪
ジュッと並べて
グッとフタをして
じっくり焼いて、イイ感じ♪
オプションの鉄板で焼いてもGood。
参考 フタは最上段で上に持ち上げると、溝に引っかかって自立するから便利♪
焼き網の高さが調整できる
フェネック グリルは、焼き網とフタの位置が4段階に調整できます。
火力に合わせて網の位置を変えて調理できるので、火加減が調整しやすいです。
ということで飯盒でご飯を炊いてみました。薪による火加減の調整だけでなく、網の高さを変えることで火加減をコントロールできました。
ダッチオーブンも乗せることができる
耐荷重が5kgあるので、ダッチオーブンを載せることもできます。
実際にダッチオーブン(ニトリ 19cm 約8インチ)でシチューを調理しましたが安定感も問題なし。
グリルのフタも使えば、熱効率が高まりますね。
8インチのダッチオーブンならサイズ的には問題なく乗ります。ただし、ダッチオーブン自体の重量と調理する内容によっては耐荷重を超える場合もあるので注意が必要です。
- 6インチ 直径15cm 重量1.8kg 容量1.2L → OK
- 8インチ 直径20cm 重量3.5kg 容量2.9L → OKそう?
- 10インチ 直径25cm 重量6kg 容量5L → NG
商品ページに「10kgの使用実績もありますが、5kg以上はサポート対象外となります」と記載があるので、8インチのダッチオーブンなら使えると思いますが、自己責任で★
「かまど型」だから快適&熱効率も良い
フェネック グリルは、前面が開いているので、一般的なBBQグリルのように炭を追加する時に網を持ち上げる必要がありません。
横から火加減をすぐに調整できるからストレスがないです。
また、背面と側面が反射板になるので熱を効率的に使って調理することができます。
オプションの鉄板で調理の幅がさらに広がる
オプション品を追加することで、さらに料理の幅を広げることができます。
- 追加グリルプレート
- 鉄板焼き用 ヘビープレート
追加グリルプレートは、基本セットについている焼き網と同じものです。 グリルを2段にして使うことができるので調理のスピードが上がります。

Photo by Makuake
鉄板として使える「鉄板焼き用 ヘビープレート」。厚みがあるため鉄板としてガシガシ使えるアイテム。
※基本セットのフタは鉄板焼き用には使えません。フタの厚さは1mm、鉄板焼き用ヘビープレートの厚さは2.5mmなので、厚さ(つまり耐久性)が全然違います。
炭を乗せて、上から熱を加えるといった使い方もできます♪
※本体の収納ケースにはオプションの「グリルプレート」か「ヘビープレート」のいずれか1枚が一緒に入ります。
オプションを選ぶなら
焚き火台としても便利
グリルとしてだけでなく焚き火台としても便利です。
特に使っていて感じたのが、追加の薪に着火させるのが便利。
両サイドのパネル間に薪を横にして置くことができます。空中の2段目に薪を置いた感じになるのですぐに火が着きます。
かなりタフな作り
ちなみに、一番最初に手にとって感じたのは「重い」こと。
タブレットほどのコンパクトなサイズですが、中身はギッシリと鉄板が詰まっているので、リュックサックを背負って徒歩でキャンプに行っている人が持ち歩くのは厳しそう。
ただ、車やバイクを横付けできるオートキャンプなら気にならないポイント。
そして、本体が重いのは「作りがしっかりしている証拠」でもあります。
実際にフェネック グリルで使われている鉄板は厚いです。実測だと、ロストルや炭受け(手前)は厚さ1.5mmの鉄板を使っていて、その他は1mm。グリルプレート(焼き網)が2mm。
スノーピークの焚き火台(一生使い続けることができる過剰なまでに頑強なスペック)が1.5mm厚の鉄板を使っているので、フェネック グリルも永く使える作りになっているのが分かります。
また、(ほぼ一生使えると言われている)ユニフレームのファイアグリルの重量が2.7kg。作りが違うので単純には比較できませんが、フェネック グリルの3.1kgはシッカリ素材(ステンレス)を使っていることが分かります。
ちなみに、新品の状態で部品を触ってみると「手にあたる」感覚がありました。怪我をするレベルではありませんが少し角がある感じ。
…ということで、時間があるときにヤスリがけでもしようかと思っていましたが、結局何もしないままキャンプの日程に。
そして、キャンプ場で使ってみたのですが手にあたる感じはほとんど気にならず。また、一回使うとススで汚れるので、基本的には手袋をして扱うことになります。となると、まず気にならない。
といった経験をしています。購入時に「手にあたる」感覚が気になった方は、火入れしてしまうことをオススメ(笑)
地面を痛める可能性があるので対策が必要
フェネック グリルの唯一の気になったポイントは、直接芝生や草の上に置いたら焦げそうなこと。※実際に試したわけではないので、次使う時に実験してみます。
炭受けまでの高さが約6cm、 ロストルまでの高さが約8cmほど。
本体の収納ケースを下に敷くことで地面に熱が伝わりにくくなる思いますが、これだけでは不十分な気がします。
今回は、キャンプ場のルールでもあったためブロックを下に設置して使いました。
ブロックや金属製のテーブルで底上げしたり、耐火シート(スパッタシート)などを使って対策をする必要がありそうです。

組み立て方は簡単
組み立て方は簡単です。
- 両端の柱を立てるために、手前側の炭受けをセット
- 奥側の炭受けを切り込みに挿して
- ロストルを設置 (これで最低限のベースが完成)
- かまどのように使うのであれば後ろ側に反射板を差し込み
- グリルプレートとフタを好みの場所に設置して完成
一旦完成。背面のプレートは無くても使えます。
お好みの位置にグリルプレートとフタを設置。
完成!
収納ケースを下に敷いて手前に開くと、トングなどの物が置けて便利でした♪
さいごに
フェネック グリル (FENNEK Grill) を先行レビューさせていただきました。
現時点で私がソロキャンプするならコレを持っていく!というアイテム♪
- コンパクトで薄型収納
- 「フタあり」「高さ調整できる」から料理の幅が広がる
- 焚き火台としても使える丈夫な作り
という作りは、テンションが上がります☆
参考 関連記事
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