クレイモア全機種の「明るさ」「機能」「サイズ・重さ」「使い勝手」を実際に使ってみて比較してみました。
という方も多いはず。
実際に使ってみるまで分からなかったポイントを紹介しながら比較していきます。
※メーカー様から商品提供していただいています
参考 暖色LEDランタンのおすすめランキングは別記事で紹介しています。

クレイモアのLEDランタンは17機種
現在、クレイモアのLEDライトは17機種あります。
- クレイモア ウルトラ ミニ … 超コンパクトで十分な明るさ
- クレイモア 3フェイス ミニ … コンパクトで十分な明るさ
- クレイモア ウルトラ プラス … 超明るいLEDランタン
- クレイモア 3フェイス プラス … 度肝を抜く明るさ (私の知る限りNo.1)
- クレイモア キャップオン … 超小型のヘッドライト&ランタン
それぞれザッと眺めていき、最後に比較表で比べます。
クレイモア ウルトラ ミニ
クレイモア ウルトラ ミニは、超コンパクトで大型テントでも十分な明るさなのが最大の特徴。
ファミリーキャンプでも、ソロキャンプで使いやすい絶妙なアイテムです。
明るさ最大 500lm。

クレイモア 3フェイス ミニ
クレイモア 3フェイス ミニは、コンパクトで大型テントでも十分な明るさなのが最大の特徴。3面の照射面があり効果的に明かりを使えます。
クレイモア ウルトラ ミニの1.5倍ぐらいのイメージ。
ファミリーキャンプでも、ソロキャンプで使いやすい絶妙なアイテムです。
明るさ最大 800lm。
参考 クレイモア 3フェイス ミニのレビュー記事はこちら

クレイモア ウルトラ 3.0
クレイモア ウルトラ 3.0は、大型テントでも大満足の明るさが得られるLEDランタン。サイズがM、L、Xとあり、サイズに比例して明るくなります。
2020年に旧クレイモア ウルトラ プラスの後継バージョンとしてリリース。サイズとスペックはそのままで、使いやすさとサイズ展開に変更が入っています。

旧 クレイモア ウルトラ プラスの3機種(S M L)。ウルトラ3.0になり、Sサイズ廃盤 M・Lはスペックが同じ。
ターボモード(昼白色)の点灯で2倍の明るさで使えるのも他機種にはない特徴。
明るさ最大
- M … 1,100lm (ターボ2,200lm)
- L … 1,350lm (ターボ2,700lm)
- X … 1,600lm (ターボ3,200lm)
参考 クレイモア ウルトラ 3.0 の3機種をレビューした記事はこちら

クレイモア 3フェイス プラス
クレイモア 3フェイス プラスは、3面の照射面があり、他のLEDランタンを圧倒的に突き放す明るさが特徴。
明るさ最大
- M … 3,200lm
- L … 4,000lm
- X … 5,000lm
競合のルーメナーの中でも一番明るいルーメナープラスで1,800lmなので、比べるとそのスペックの高さに驚かされます。反面、明るさに比例してサイズ・重量が大きくなるのが注意点。

クレイモア キャップオン
クレイモア キャップオンは「消しゴム」サイズのコンパクトなライト。
帽子のつばに取り付けできる優れもの。ヘッドライトだとつばが邪魔で足元が照らせなかった欠点を解消。さらに上面の拡散光を点灯させることでランタンとしても使えるアイテム。
明るさ最大 230lm ~ 500Lm

スペックの比較表 & 使って分かった違い
スペックを比較表にまとめました。
大型テントでの明るさの目安は … 500Lmで十分な明るさ、1000Lm以上は超明るい
ULTLA mini |
3 FACE mini |
ULTLA 3.0 | 3 FACE + | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | L | X | M | L | X | |||
明るさ(最大) | 500Lm | 800Lm | 1,100Lm ターボ 2,200Lm |
1,350Lm ターボ 2,700Lm |
1,600Lm ターボ 3,200Lm |
3,200Lm | 4,000Lm | 5,000Lm |
点灯時間 (明るさ最大) |
6時間 | 6.5時間 | 8時間 ターボ 4時間 |
11時間 ターボ 5時間30分 |
14時間 ターボ 7時間 |
7時間30分 | 8時間 | 7時間40分 |
重量(約) | 116g | 159g | 405g | 545g | 680g | 605g | 825g | 960g |
光⾊ | 電球、昼⽩、昼光 | |||||||
サイズ(mm) | 85× 66× 27 |
78× 102.5× 19.7 |
160× 90× 34 |
200× 90× 34 |
240× 90× 34 |
229× 100× 36 |
296× 100× 36 |
363× 100× 36 |
充電時間 | 6時間30分 | 2時間 40分 |
6時間 | 7時間 | 8時間 | 3時間 | 4時間 | 4.5時間 |
防⽔防塵 | IP 64 | IP54 | IP44 | IP54 |
CAPON | ||||
---|---|---|---|---|
65A | 40B | 80C | 120H | |
明るさ(最大) | 230Lm | 230Lm | 280Lm | 500Lm |
点灯時間 (明るさ最大) |
3時間 | 3時間 | 3時間 | 2時間 |
重量(約) | 36g | 29g | 43g | 56g |
光⾊ | 昼白、電球、赤 | 昼白、赤 | ||
サイズ(mm) | 63.6× 38.6× 24.3 |
54.2× 37× 24 |
51.2× 50.1× 30.4 |
56.6× 55× 34.5 |
充電時間 | 1時間40分 | 1時間30分 | 1時間20分 | 2時間 |
防⽔防塵 | IP54 |
一番気になるのが「明るさ」ですが、実際に使ってみると、大型テントで使う程度ならクレイモア ウルトラ ミニの500lmあれば十分だと感じました。快適な明るさを求めるなら1,000lm以上がオススメ。
あとは点灯時間やデザインから選ぶと良いと思います。
※詳細を比較した情報は後ほど紹介します☆
オススメの選び方 (ここで結論を先に)
一旦ここで、オススメの選び方をまとめます。
- キャップオン … 超コンパクト 【ヘッドライト・手持ちライト】
- ウルトラ ミニ … 十分な明るさでコンパクトさを優先【ソロに便利】
- 3フェイス ミニ … 明るさとコンパクトさのバランス型【ソロ&ファミリーに便利】
- ウルトラ 3.0 … 大型テントでも快適な明るさ【ファミリーに便利】
- 3フェイス プラス … とにかく明るさを求める方、連泊が多い方 【グループに便利】
クレイモアのLEDランタンの全機種を徹底比較
ここからは、それぞれのクレイモアについて、「明るさ」「機能」「サイズ・重さ」「使い勝手」の詳細を比較していきます。
以下の3機種を比較
- ウルトラ ミニ … 十分な明るさでコンパクトさを優先(ソロに便利)
- 3フェイス ミニ … 明るさとコンパクトさのバランス型
- ウルトラ 3.0 M … 大型テントでも快適な明るさ
- 3フェイス プラス M … とにかく明るさが欲しい方、連泊が多い方
※キャップオンは用途が違うので比較対象から外しました。
明るさの比較
まずは一番気になる「明るさ」。
実際のテント内でクレイモア3機種の明るさを比較してみました。
テント内での明るさ
大型テント(カマボコテント2)でリビング空間を照らした明るさを比較します。明るさは、電球色(暖色)のMAX。
※肉眼の印象と近くなるようにして、同じカメラ設定で撮影。
写真なし。上のクレイモア ウルトラ ミニとクレイモア ウルトラ 3.0 Mの中間ぐらいです。
やはり、スペックに比例して明るくなります。
この比較から言えるのは「明るさが一番低いクレイモア ウルトラ ミニでも十分な明るさ」であること♪ 他の高スペックな明かりと比べてしまうと暗く見えますが、テント内は十分明るいです。
また、個人的には1,000lmを超えると「超明るい」から大差がない印象。
ちなみに、今回の比較で一番明るいクレイモア 3フェイス プラス Mは、明るすぎて眩しいと思うほど。明るさを抑えて使うのが現実的です。虫も寄ってくるほど。
機能で特徴があるのはウルトラ 3.0
機能面で特徴があるのはクレイモア ウルトラ 3.0です。ターボモードがあり、丈夫な作りになっています。
クレイモア ウルトラ 3.0の昼白色はターボモードとなっていて明るさが2倍になります。ただし連続稼働時間は半分になります。
クレイモア ウルトラ 3.0 は四方がワイヤーで囲まれているため、他と比べて丈夫な作りになっていると感じました。
理論的に、平面に落ちた場合、本体が直接衝撃を受けません。
防水性はどれも同じ (IPX4) 多少濡れても問題なし
クレイモアの全機種の防水性は「IPX4」。防水性は4級の防まつ形「あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない」ことを満たしています。
水の浸入に対する保護等級
保護等級 内容 IPX0 – 特に保護がされていない ~ 省略 ~ IPX3 防雨形 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない IPX4 防まつ形 あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない IPX5 防噴流形 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない ~ 省略 ~ 出典:JIS規格「水の浸入に対する保護等級」
見た目・デザインの比較
個人的に気に入っているのがウルトラ ミニの無駄のないコンパクトな作り♪
ウルトラ 3.0 はワイルドなデザインが特徴。
3フェイスは結構大きいので、本格的なライトといった感じです。
サイズ
クレイモアのLEDライトのサイズを比較してみます。
- クレイモア キャップオン 40B 120H
- クレイモア ウルトラ ミニ
- 3フェイス ミニ
- クレイモア ウルトラ 3.0 M … Mはウルトラプラスで真ん中のラインナップ
- クレイモア 3フェイス プラス M … Mは3フェイスプラスで一番小さいラインナップ
薄型LEDランタンばかりを並べると、クレイモア 3フェイス プラス M がかなり大きく見えますが、これまでの燃焼系のランタンなどと比べると小さいです。
重さ
重さは、明るさやバッテリー容量に比例している印象。
機種 | 重さ | 明るさ | バッテリー容量 |
---|---|---|---|
クレイモア キャップオン 40B | 29g | 230lm | 400mAh |
クレイモア ウルトラ ミニ | 116g | 600lm | 3,500mAh |
クレイモア 3 フェイス ミニ | 162g | 800lm | 5,000mAh |
クレイモア ウルトラ 3.0 M | 412g | 1,100lm ターボ 2,200lm |
11,600mAh |
クレイモア 3フェイス プラス M | 605g | 3,200lm | 17,400mAh |
[まとめ] クレイモア各機種の特徴とオススメの選び方
ここまで、クレイモアの「明るさ」「機能」「サイズ・重さ」などを比較してきました。
最後に、特徴と選び方をまとめます。
クレイモアのLEDランタンの選び方 (まとめ)
- キャップオン … 超コンパクト 【ヘッドライト・手持ちライト】
- ウルトラ ミニ … 十分な明るさでコンパクトさを優先【ソロに便利】
- 3フェイス ミニ … 明るさとコンパクトさのバランス型【ソロ&ファミリーに便利】
- ウルトラ 3.0 … 大型テントでも快適な明るさ【ファミリーに便利】
- 3フェイス プラス … とにかく明るさを求める方、連泊が多い方 【グループに便利】
クレイモア ウルトラ ミニ

クレイモア 3フェイス ミニ
明るさ最大 800lm。
クレイモア ウルトラ 3.0
参考 (旧バージョン)クレイモア ウルトラ プラスのレビュー記事はこちら

※基本的にスペックはウルトラ3.0と一緒です。違うのはサイズ展開とボタン操作
クレイモア 3フェイス プラス

クレイモア キャップオン

参考 暖色LEDランタンのおすすめランキングは別記事で紹介しています。
