クレイモアのキャップオンを使ってみたのでレビュー!
クレイモアのキャップオンは、帽子をかぶっていても快適に使えるヘッドライト。
通常のヘッドライトだと、キャップのつばの部分が邪魔になって足元を照らしづらいのですが、キャップオンであれば帽子のつば先端に装着可能♪
そしてなんと、消しゴムと同じようなサイズ感・重量なんです!
※メーカー様から商品提供していただいています
クレイモアのキャップオン シリーズ
クレイモアのキャップオンシリーズは、帽子に取り付けて使う小型ライト。
全部で4種類あります。
キャップオン 65A
65Aは230Lmのヘッドライト。バッテリー容量が40Bシリーズと比べて約1.6倍あり、連続点灯時間が3~19時間あります。電球色が使えるのも65Aだけ。
虫が寄りにくい赤色ライトフィルムを取り付けて使うことができます。
キャップオン 40B
40Bは、明るさは65Aと同じ230Lm。シリーズで最もコンパクトで、フィルムなしで赤色ライトが使えます。
キャップオン 80C
80Cは明るさ280Lm。モーションセンサーを搭載しています。
キャップオン 120H
120Hは明るさ500Lm。モーションセンサーを搭載しています。
キャップオン シリーズ4種を比較
簡単に特徴をまとめるとこんな感じ。
40B … 230Lm、最軽量コンパクト
80C … 280Lm、モーションセンサー付き
120H … 500Lm、最も明るく大容量、モーションセンサー付き
65A | 40B | 80C | 120H | |
---|---|---|---|---|
サイズ (mm) |
幅 38.6 × 奥 63.6 × 高 24.3 |
幅 37 × 奥 54.2 × 高 24 |
幅 51.2 ×奥 50.1 ×高 30.4 |
幅 56.6 × 奥 55 × 高34.5 |
重量 | 約 36g | 約 29g | 約 43g | 約 59g |
バッテリー | 650mAh | 400mAh | 800mAh | 1200mAh |
明るさ (最大) |
16~230Lm | 20~280Lm | 30~500Lm | |
連続点灯時間 | 3~19時間 | 3~12時間 | 3~60時間 | 2~90時間 |
モーション センサー |
なし | モーション センサー付き |
||
色温度 | 昼白色、電球色、 赤色フィルム付 |
昼白色、赤色LED | ||
充電時間 | 1時間40分 | 1時間30分 | 1時間20分 | 2時間 |
防水防塵 | IP54 | |||
保証期間 | 1年 |
軽量なら40Bの一択。モーションセンサー付きなら80Cか120H。65Aと40Bの違いは赤色ライトがフィルムなしで使えることとバッテリー容量。
どのような使い方をするかがポイントになりますね。
私なら、キャンプ用ならコンパクトな40B、釣り用なら明るさ重視で120Hを選ぶかな。
クレイモア キャップオン 40B のレビュー
帽子のつばに付けて使えるので、ヘッドライトの「キャップのつばが邪魔で足元が照らせない」欠点を見事に解消♪
さらにヘッドライト特有の頭にバンドを巻いてダサくなる問題も解決!します♪
ここからはクライモア キャップオン 40Bの使い勝手や明るさを紹介します。
- 超小型・軽量
- 帽子派に便利な作り
- 色々な固定方法がある♪
- 防水(IPX4)なので水がかかっても安心
- ライトのモードと明るさ
超小型・軽量
クレイモアのキャップオン(HP3A-S1)は、とにかく軽量でコンパクト☆
実際に手に取ってみると、指でつまんで扱う感じ。そして軽い♪
チョット消しゴムのほうが小さくて軽いですが(笑)ほぼ「消しゴム」です。
帽子派に便利な作り
キャンプで帽子をかぶっている方には超おすすめのアイテム♪
ヘッドライトとキャップオンの比較
帽子をかぶってヘッドライトを使おうとすると、つばが邪魔をして真下を照らせなくなります。 工夫すれば使い物にはなるのですが、結局面倒なので手に持ちやすいランタンを持って行くことが多くなりました。
その点、キャップオンは帽子に取り付けていても真下を照らすことができます。また、日が暮れたら帽子に装着しっぱなしにすればライトを忘れたり紛失する心配もない♪
色々な場所に固定できる♪
クレイモアのキャップオンは、 クリップで180℃角度調整ができます。
帽子に取り付けた状態だと、自分に向けることすら可能(笑)
ポケットにもクリップできちゃう!
テントにも吊せる♪
吊るして角度をつけることも可能♪
テントのメッシュポケットにも入る & 照らせる
防水(IP54)なので多少雨に濡れても問題なし
クレイモアのキャップオンシリーズは共に「IP54」。防塵性は5級の防塵形「有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない」、防水性は4級の防まつ形「あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない」を満たしています。
雨の日キャンプでも傘を持ってトイレなどに行く時に使えます。
水の浸入に対する保護等級
保護等級 内容 IPX0 – 特に保護がされていない ~ 省略 ~ IPX3 防雨形 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない IPX4 防まつ形 あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない IPX5 防噴流形 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない ~ 省略 ~ 出典:JIS規格「水の浸入に対する保護等級」
3種類の点灯モードと実際の明るさ
ライトのモードは3種類。
- 前面 集中光(白色)
- 前面 拡散光(赤色)
- 上面 拡散光(白色)
明るさは最大230ルーメン、それぞれの点灯モードにおいて明るさを無段階に調整可能。
実際に明るさはいかほど?
実際に4mほど先の椅子をどのぐらいの明るさで照らせるか写真に撮ってみました。※周囲が明るいのでうまくライトの明るさを表現しきれていませんが、参考までにご覧ください。
最大光だとはっきりと4m先のイスが照らせます。
最小にしても見えるので夜道を歩けます。
赤色は暗いかな…。虫が寄りにくいので状況によって使い分けると良さそうです。
集中光(赤色) 明るさ最大
写真ではうまく伝わらないのですが…、
最大光だと4m先のイスをぼんやり照らせる程度ですが夜道は歩けるレベル。最小光にすると赤く照らされているのが分かるか?分からないか?といったレベルでした。
上面の拡散光は、前面の集中光と比べて明るさが劣りますが、幅広く照らせるので足場が悪い時や、複数人でトイレに行く時に便利。
拡散光 明るさ最大
ちなみに、上面 拡散光(白色) の最大光で大型テント内を照らした明るさがこちら。
物は見えるので不自由しない明るさ。明るすぎないので寝ている人を起こさないで使えます。また、寝室やソロテントの中で使うのにちょうど良い明るさです。
超コンパクトなぶん稼働時間はそんなに長くない
超コンパクトなのでバッテリー容量はそんなに大きくないです。
最大の明るさで使っていると3時間で電池が切れてしまいます。
キャンプで夜歩き用のライトとして使うなら問題ないレベルですが、長時間使い続ける登山では明かりを抑えて使うことになります。
クレイモア キャップオン 120H のレビュー
ここからはクレイモア キャップオン 120Hの使い勝手や明るさを紹介していきます。
モーションセンサー付き☆
小型で軽量
クレイモアのキャップオンはシリーズで最高の500Lmの明るさを誇るのですが、それでも小型で軽量☆
とはいえ、シリーズ最軽量の40Bと比べると、どうしても大きくて重い印象を受けます。
おおよそスペックが2~3倍になっているので、サイズ感も2倍になったイメージです。
重さを比較
帽子につけると多少存在感があるかな。
色々な場所に固定できる♪
もちろん、クリップで180℃角度調整ができます。
エプロンにもクリップできる☆
ハンギングチェーンにも吊るせる♪
モーションセンサー付き
2020年に販売された キャップオン 120Hと80Cはモーションセンサー付き。
センサーは左側に付いてます。
センサーモードにすると「SENSOR ON」の箇所が赤く点灯。
実際の感度は、動画でご確認ください。
最初は上手く反応しないことも多かったのですが、コツが分かれば簡単です。
少し遠かったり、近すぎたりすると反応しないようです。 上手く反応させられない方は適度な距離(帽子のスレスレ横)を意識してみてください☆
帽子にそって手を動かせば良いので、慣れれば分かりやすいです。
防水(IP54)なので多少雨に濡れても問題なし
クレイモアのキャップオンシリーズは「IP54」。防塵性は5級の防塵形「有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない」、防水性は4級の防まつ形「あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない」。
雨の日キャンプでトイレなどに行く時にも安心して使えます。
水の浸入に対する保護等級
保護等級 内容 IPX0 – 特に保護がされていない ~ 省略 ~ IPX3 防雨形 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない IPX4 防まつ形 あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない IPX5 防噴流形 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない ~ 省略 ~ 出典:JIS規格「水の浸入に対する保護等級」
3種類の点灯モードと実際の明るさ
ライトのモードは3種類。
- 前面 集中光(白色)
- 前面 拡散光(赤色)
- 上面 拡散光(白色)
それぞれの点灯モードにおいて明るさを無段階に調整可能。
実際に明るさはいかほど?
実際に4mほど先の椅子をどのぐらいの明るさで照らせるか写真に撮ってみました。
最大光だとはっきりと4m先のイスが照らせます。
照射距離はおおよそ20mぐらいかな?
キャンプ場での使い勝手を考えると十分すぎるほど。
赤色は少し暗いのですが、足元は照らせる明るさ。虫が寄りにくいのがメリットなので、状況に応じて使い分けると良さそうです。
写真ではうまく伝わらないのですが…、
最大光だと4m先のイスをぼんやり照らせる程度ですが夜道は歩けるレベル。最小光にすると赤く照らされているのが分かるか?分からないか?といったレベルでした。
上面の拡散光は、前面の集中光と比べて明るさが劣りますが、幅広く照らせるので足場が悪い時や、子供と一緒にトイレに行く時に便利。
ちなみに、上面 拡散光(白色) の最大光で大型テント内を照らした明るさも撮ってきました。
物は見えるので不自由しない明るさ。明るすぎないので寝ている人を起こさないで使えます。また、寝室やソロテントの中で使うのにちょうど良い明るさ。
最大光量で使う時には稼働時間に注意
コンパクトサイズでありながら、最大500lmの明るさが使えるので、バッテリー容量には注意が必要。
最大光で使っていると2時間で電池が切れてしまいます。
キャンプで夜歩き用のライトとして使うなら全く問題ないレベル。長時間使い続ける登山でも明かりを抑えて使えば最大90時間使えます。
ヘッドライトより便利!
クレイモアのキャップオンはヘッドライトより便利なアイテム。
- 帽子をかぶっていても足元が照らせる
- 小型&軽量
- クリップ型、吊るせる、角度調整できる範囲が広い
といった点はヘッドライトにない強み。
Amazon売れ筋ランキング(アウトドア用ヘッドライト)で 1位 <2020年7月時点>のLitomのヘッドライトとサイズを比べてみても、クレイモアのキャップオン(40B)がかなりコンパクトなのが分かります。
参考 Litom LEDヘッドライト(HP3A-S1)のレビュー記事はこちら。安くて、モーションセンサー付き。ザ・ヘッドライトをお探しならオススメ☆

さいごに
クレイモアのキャップオンは、ヘッドライトより便利なライトです。
ヘッドライトより活躍の幅が広い♪
帽子をかぶっていなくてもエプロンやシャツのポケットに取り付けられたり、テント内の小型ライトとしての使い勝手も良いのでかなりオススメのアイテム♪
65Aは明るさ230Lm、連続点灯時間 3~19時間。電球色が使えるのは65Aだけ。虫が寄りにくい赤色ライトを使いたい時にはフィルムを取り付ける必要があります。
40Bは明るさ230Lm、連続点灯時間 3~12時間。シリーズ最軽量・コンパクト。
80Cは明るさ280Lm、連続点灯時間 3~60時間。モーションセンサーを搭載しています。
120Hは明るさ500Lm連続点灯時間 2~90時間。。モーションセンサーを搭載しています。
参考 個人的には、”使える” ライト(40B)が消しゴムに近いサイズ・重量なことに衝撃でした☆