クレイモア 3フェイス プラス(CLAYMORE 3FACE +)の明るさ、使い勝手をレビューします。
薄型LEDランタンで人気のクレイモアから、最大光量 5,000lmのラインナップが登場!
これまでのLEDランタンは1,000lmでトップレベルの明るさ、ルーメナープラスの1,800lmが最高という認識でしたが、これまでの常識をはるかに上回る5,000lmというスペック☆
ズバ抜けた明るさの反面、サイズ・重量が気になる点ですが、とにかく注目のアイテムです。
※メーカー様から商品提供していただいています
参考 クレイモアLEDランタンの関連記事

暖色LEDランタンのおすすめランキングは別記事で紹介しています。

クレイモア 3フェイス プラス (CLAYMORE 3FACE +)
クレイモア 3フェイス プラス(CLAYMORE 3FACE +)は照射面が3面あるLEDライト。
クレイモア 3フェイス プラスの特徴
クレイモア 3フェイス プラスの特徴はズバリ2点!
- とにかく明るい (最大 5,000lm)
- 照射面が3面ある
「正面」と「斜め左右のライト」のON/OFF・明るさ・光色は、個別に調整可能。
3種類のラインナップ (M、L、X)
個人的には、キャンプで使うならMサイズで十分だと思います。後ほど紹介しますが、テント内、タープ下を十分な明るさで照らしてくれます。
クレイモア 3フェイス プラス M
明るさ 最大3,200lm
クレイモア 3フェイス プラス L
明るさ 最大4,000lm
クレイモア 3フェイス プラス X
明るさ 最大5,000lm
3機種のスペック比較
CLAYMORE 3 FACE+の3種類のスペックの比較表にしました。
M | L | X | |
---|---|---|---|
品番 | CLF-1740TS | CLF-2610TS | CLF-3150TS |
明るさ (3段階) | 50Lm ~ 3,200Lm | 60Lm ~ 4,000Lm | 70Lm ~ 5,000Lm |
⾊温度 (3段階) | 電球⾊ : 3000K、昼⽩⾊ : 4500K、昼光⾊ : 6500K | ||
連続点灯時間 | 7時間30分 ~ 78時間 | 8時間 ~ 78時間 | 7時間40分 ~ 78時間 |
サイズ | 幅 229mm × 100 × 36 | 幅 296mm × 100 × 36 | 幅 363mm × 100 × 36 |
総重量 | 605g | 825g | 960g |
バッテリー容量 | Li-ion 3.6V 17,400mAh (62.64Wh) (SAMSUNG) | Li-ion 3.6V 26,100mAh (93.96Wh) (SAMSUNG) | Li-ion 3.6V 31,500mAh (SAMSUNG) |
充電時間 | 3hrs | 4hrs | 4.5hrs |
⼊⼒ | 12.6V 3A Power Supply adapter | ||
出⼒ | 5V2A | ||
防⽔防塵 | IP54 | ||
原産国 | 韓国 |
価格と発売日
- M : 14,900円(税込)
- L:17,900円(税込)
- X : 20,900円(税込)
- 発売日 : 2020年4月20日からMakuakeで予約販売開始
- 納期 : 2020年7月末までにお届予定
クレイモア 3フェイス プラス M の実機レビュー
今回、クレイモア 3フェイス プラス M(CLAYMORE 3FACE + M)を実際に使ってみました♪
- サイズ :幅 229 × 100 × 36mm
- 重量 : 605g
- 明るさ : 50~3,200lm
- 発光色 : 昼光色、昼白色、電球色
- 内蔵バッテリー容量 : Li-ion 3.6V 17,400mAh
- 連続点灯時間 : 約78時間~約7.5時間
- 充電時間 : 3時間
- 防水防塵 : IP54
- 出力 : DC5V 2.1A
- モバイルバッテリーとしても使用可能
- サイズ・重量はそこそこある (燃料式のランタンと同じぐらいの印象)
もちろんキャンプでのメインランタンとして、文句なしに活躍してくれます。明るすぎるぐらいかも。
十分すぎる「明るさ」
明るさは十分すぎるほど、以下について紹介します。
- テント内での明るさ
- 光の色の違い
- LED灯の数
大型テントでも、一番小さい「Mサイズ」で十分すぎる
点灯してみると「とにかく明るい」です。直視すると目がヤラれるレベル!
実際に、夜中にテント内で使ってみた写真がこちら。クレイモア 3フェイス プラス Mの3,200lmの電球色の明るさがこちら。
明るすぎて、明るさを抑えて稼働時間を伸ばすという使い方になりますね。グループキャンプなどで広い範囲を明るく照らしたい時に最大光量が役立ちます。
また、明るさが凄いためか、LEDライトなのに虫が寄ってきました。
参考 ここまでの明るさだと、テントやタープの天井に光を当てて、間接照明として使うのが良さそうです。以前記事にしたヘッドライトを間接照明として使うテクニックが役立ちます。

暖色でも明るい ~ それぞれの点灯モードを比較
クレイモア 3フェイス プラス シリーズは、以下のバリエーションで点灯できます。
- 色合い … 3色 昼光色、昼白色、電球色(暖色)
- 明るさ … 3段階
- 点灯方式 … 正面、両サイドは別々に ON/OFF&明るさ調整が可能
2mほどの高さから吊った状態で、昼光色、昼白色、電球色(暖色)の最大出力を撮影してみました。※肉眼の見え方に近くなるようにカメラを設定。同じカメラ設定・位置で全ての写真を撮影しています。土手なので斜面にポールを立てています。
昼光色 正面&サイドで明るさ 3(最大)
昼白色 正面&サイドで明るさ 3(最大)
電球色 正面&サイドで明るさ 3(最大)
電球色 正面&サイドで明るさ 2
電球色 正面&サイドで明るさ 1
ルーメナーと明るさを比較
ルーメナー(1,300lm)とルーメナープラス(1,800lm)と明るさを比較してみました。
それぞれ、電球色 最大の明るさで比較しています。画像をペラペラ切り替えて確認すると違いが分かるのですが、ブログに載せてみると違いがそんなに分からない印象。この写真の撮り方で比較するのに限界があるのかもしれません。
クレイモア 3フェイス プラス M(3,200lm)
LEDは62灯
LEDは暖色・白色それぞれ62灯。
- 両サイド×13灯
- 正面×36灯
ルーメナープラスが40灯なのでLEDの数が多いです。
サイズ・重量は1Lパックの半分ぐらい
明るさが群を抜いている分、これまでの薄型LEDランタンと比べてサイズは大きめです。
牛乳パックを縦に2つに割ったサイズと同じぐらい。
クレイモア 3フェイス プラス Mの重さは 605g (実測610g)。重量は牛乳1L(1kg)のおおよそ半分ぐらい。
この重さなら、テントの天井にぶら下げても問題なさそうですが、我が家のテントは風が吹くとかなり揺れるので、強風だったら控えようかしら…。
間接照明としてテントの上に向けて使うとベストかも♪
3種類のルーメナー(7、2、プラス)と並べてみるとこんな感じ。
ガソリンランタンや、LEDランタンよりは小さいです。
付属のベルト・カラビナで吊るせる
クレイモア 3フェイス プラスには、ベルトとカラビナで吊るせるようになっています。
カラビナの位置とベルトの場所を調整することで、あらゆる方向を照らすことができます。
三脚に取り付ければ上も照らせる
クレイモア 3フェイス プラスは、2箇所に三脚用のネジ穴が付いています。
- 裏面
- サイド
この2つの穴があるので、どんな方向にもライトを照らすことができます。
モバイルバッテリーとしても使える
クレイモア 3フェイス プラスは、17,400mAhのリチウムイオン電池が内蔵されていて、スマホなどのUSB機器の充電に使えます。
- バッテリーモードON … 中央用の電源ボタンを2秒長押し
- バッテリーモード時は残量表示LEDが点滅する
- バッテリーモードOFF … サイド用の電源ボタンを2秒長押し
バッテリー容量17,400mAhは、一般的なスマホ(バッテリー容量 : 2,000~3,000mAhなら、4~5回は充電できるスペック。
1泊2日のキャンプならライトを使った後でも帰りにスマホを充電できる余裕があります。※最大光量で使うと稼働時間が7時間30分ですが、常識の範囲内の明るさならバッテリーは残るはず。
充電がACコンセントだから速い
充電はACコンセントから。
最近の電子機器はUSB充電が多いので不思議に思ったのですが、おそらく充電速度を上げるためだと思います。
17,400mAhの容量で充電時間 3時間は速いです。個人的な感覚だとUSB充電だと、その2倍ぐらいかかる印象。
便利なケース付き
付属品一式が入るソフトケースが付いてくるので持ち運びする時にも安心。
固い素材なので、ちょっとやそっとではつぶれません。
ショルダーベルトも付いてくるので肩にかけて使うこともできます。
シンプルな操作性
操作方法はとてもシンプル。
3つのボタンを押すだけ。
- 正面のパネル … ON/OFF 明るさ調整
- 両サイドのパネル … ON/OFF 明るさ調整
- 光色の変更ボタン … 昼⽩⾊、電球⾊、昼光⾊
LEDライトは電池残量を4段階で示してくれます。
さいごに
LEDランタンの中でも明るさで群を抜いてきたクレイモア 3フェイス プラス シリーズ。
一番スペックの低いMサイズ(3,200lm)を使ってみましたが、明るさは十分すぎるほど。光量を抑えて使わないと眩しいです。
キャンプ用途で気になるのはサイズと重さ。そのバランスを考えるとMサイズがオススメかな。
M | L | X | |
---|---|---|---|
明るさ | 50Lm ~ 3,200Lm | 60Lm ~ 4,000Lm | 70Lm ~ 5,000Lm |
連続点灯時間 | 7時間30分 ~ 78時間 | 8時間 ~ 78時間 | 7時間40分 ~ 78時間 |
サイズ | 幅 229mm × 100 × 36 | 幅 296mm × 100 × 36 | 幅 363mm × 100 × 36 |
総重量 | 605g | 825g | 960g |
バッテリー容量 | 17,400mAh | 26,100mAh | 31,500mAh |
参考 クレイモアLEDランタンの関連記事

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