ロティサリー キットは、肉を丸ごと串刺しにして自動で回転して焼けるアイテム♪
これがあればキャンプやバーベキュー(BBQ)で豪快な料理ができます。
丸焼きが経験できるのはキャンパーならではの特権☆ 子供達にとっても良い経験・思い出になります。
我が家が使っている電池式自動回転ロティサリーの設置方法から、ロティサリー調理の方法・コツまで徹底紹介します。
※販売店様から商品提供していただいています
キャンプやBBQで憧れのロティサリー
キャンプやBBQの良いところは、自宅でできない調理が楽しめること。
まさにロティサリーは屋外で楽しめる料理です♪
- 豪快に肉を焼く見た目
- じっくりと遠赤外線で火が通せる
- 子どもたちに珍しい体験をさせてあげられる
ということで、我が家もいつかやってみたいと思っていた料理♪
今回はキャンプやBBQでロティサリーを実現する方法を紹介します。
ロティサリーに必要な道具
ロティサリーするために必要な道具は以下。
- ロティサリーキット
- 温度計(調理用)
- 焚火台
- 炭
一番大事なのがロティサリーキット。我が家の場合は自動で回転してくれるものにしました。ロティサリーは買っただけでは使えないので、設置方法も考えないといけません。
また、肉の焼け具合を確認するのに調理用の温度計は必須。
焚火台と炭は普段使っているものでOKです。
ということで、まずは我が家の使っているロティサリーキットを紹介します。
ロティサリー キット 電池式 自動回転
「ロティサリー キット」は、単1電池2本で稼働する自動回転式のロティサリーを使いました。簡単にどんな商品か紹介します。
参考 日本で出回っている市販グリル用のキットではないため設置に工夫が必要です。
ロティサリーは単1電池 2個で動きます。スペーサーを使って単3電池 2個で動かしましたが問題なく動きました。
スペック値で全長106cm。串の長さは約90cmほど。
丸鶏を焼くなら十分なサイズ、焚き火台を横に並べれば3羽は一気に焼けますね。丸鶏とローストビーフを同時に作れす♪
持ち運ぶ時は、最初から入っていたダンボール箱を使用。
中央部分に発泡スチロールが詰まっていたのですが、その部分に電池などを入れています。
収納時のネックは2分割にした串の長さ。3分割や4分割にできるとコンパクトになりそうですが、ここだけは惜しいところ。
ロティサリーの組み立て方・設置方法
今回使ったロティサリーキットは「謎のグリル」に取り付けることが想定されています。
組み立てるのは簡単なのですが、ロティサリーキットを固定するための工夫が必要でした。
我が家は、自作の焚き火ハンガー&トライポッドに固定したので、その方法を紹介します。
組み立ては簡単
組み立て方は、部品をネジなどで組み合わせていくだけでOK。工具は不要。
設置するのに工夫が必要
このロティサリーの肝となるのは、焚き火台やグリルの上にどうやって設置するか。
我が家の場合は、自作の焚き火ハンガー&トライポッドに固定しました。

ロティサリーキットに付属しているのは「謎のグリル」に取り付けるための 最低限の部品とネジ。
部品が足りないので、鉄板とネジを別途準備して固定ました。
逆側は現地で部品が足りず苦し紛れに固定してみたりしましたが、
試行錯誤した結果、両側とも鉄板とネジで挟む方法に落ち着きました。
串が固定金具の中心を通るので、固定金具は棒の中心からズラして固定しないといけません。手で脱着しやすいように、蝶ネジ・蝶ナットを使うと便利そうです。
参考 焚き火ハンガーは多用途で便利なアイテム。

焚き火の道具を吊るすハンガーとして使えたり、トライポットとしてダッチオーブンを吊り下げる事も可能。焚き火リフレクターとしても使いますし、今回のロティサリーでも活躍してくれました。焚き火好きなら絶対におすすめのアイテム♪
ロティサリーの使い方
ロティサリーの使い方は簡単。
ですが、諸々準備があるのでザッと紹介します。
まず、前日から丸鶏に下ごしらえ。
現地では、1時間前ぐらいから火をおこして、炭をイイ感じに仕上げておきます。
炎が上がらなくなったらイイ感じ。
丸鶏を串にセット
スイッチを入れるとグルグル開始♪
あとは炭火をイイ感じに保って待つだけ。
グルグル♪と1時間~2時間ぐらい待ちます。
色がついて焼けてきましたね♪
パリッと焦げて美味しそう♪
チキンに火が通っているかの判断は、肉の中心の温度を測って75℃に達しているか。
完成♪
素敵なお皿に盛り付けると、夜のメインデッシュになります♪
贅沢なごちそうなのでお皿と盛り付けも大事。見映えもスパイスになるので、大皿を持っていくと良いです☆
参考 我が家が使っているのはフリモ(FRIMO)の食器

オシャレなデザインだから料理が見違えます。メラミン樹脂だから軽くて扱いやいアイテム。
ロティサリー調理のコツ
実際に我が家がロティサリー調理でチョコチョコ失敗した経験から、上手に焼くためのコツを紹介します。
1時間前から火を準備する
ロティサリーは遠赤外線で調理するので、炭火や熾火で調理すると美味しく仕上がります。
そのため、早めに火をおこして火を落ち着かせておく必要があります。30分前だと間に合わなかったりするので、調理する1時間前ぐらいから準備するようにしています。
食材は常温に戻しておく
食材は常温に戻しておかないと、中心まで火が通りにくくなります。最低でも火起こしするタイミングで外に出しておくと良いですね。
たまに火加減を調整する
調理に1~2時間かかるので、火の加減に注意しておく必要があります。
最初はイイ感じだと思っていても、30分ほどすると炭が崩れたり・減ったりする。風も出てきて全然焼けていない…。なんてことがありました。
焚火用の風防を使うのも得策です。
肉に火が通っているかどうかは中心温度で判断
焼けたかどうかは、肉の中心の温度で判断します。
切って確認することもできますが、せっかく塊肉で焼いて旨味を閉じ込めたのに、肉汁が逃げてしまうともったいない!
ということで必要なのが調理用の温度計。
我が家は最初は買わなかったのですが、温度計があると超便利&安心&失敗しない。最初から買っておいたほうが良いアイテムです。
食材の焼き加減と中心温度。
- ローストチキンなら肉の中心温度が75℃
その他、食材ごとに目安があります。↓クリックで拡大可。
中心温度で判断するのが間違いないのですが、目安時間は以下。
- 1kgの牛肉の場合 1~2時間
- 鶏の丸焼きの場合 2時間くらい
出典 ファイヤーサイド アウトドア薪ストーブ アウトドア用品 Ozpig専用 ロティサリー 78015
温度計を挿す位置は串の近く
我が家がよく失敗するのが、温度計を挿す位置を間違えること。
↓これは失敗。
外側に挿すと、刺した箇所から肉汁が滴ってしまいます。
- 旨味が逃げる
- 火加減が不安定になる
といったデメリットが…。しかも回転して下にくるたびに漏れ続けます。
そのため、刺しても肉汁が出にくい回転の中心(串に近い位置)に横から挿すのがオススメ。
こうすると肉汁が逃げません♪
まとめ
キャンプやBBQのメインイベントになるロティサリー♪
我が家が使っている電池式自動回転ロティサリーの設置方法から、ロティサリー調理の方法・コツまで徹底紹介しました。
設置するための工夫が必要ですが、それだけクリアしてしまえば、豪快な肉の丸焼きが楽しめます♪