AllAboutOutdoorsのコットン100%オーダータープをレビューします。
久しぶりにテンションがブチ上がったアイテム☆
テントとの色合わせや、実際にオーダーした時のイメージとどう違ったか? コットン100%の使い勝手はどうか? などを紹介します。
※メーカー様から商品提供していただいています
参考 オリジナルタープをオーダーした際の体験談と注意点はこちら

AllAboutOutdoorsのコットン100%オーダータープ
今回、タープのオーダーをさせていただいたのは2020年8月にサービスを開始したAllAbouOutdoors。
第一弾はコットン100%のタープをオーダーできるサービス!
- 16色の生地
- 7種類のタープ(サイズ・色数)
から好みの組み合わせが選べます。なんと全部で157,184通り!
キャンプで使われるコットンのタープと言えば綿と化繊を混紡したポリコットン(T/C)のタープが主流。コットン100%は珍しいです。
コットンは火の粉で穴が空きにくいということから、雨の日にタープ下で焚火するために使われています。
- 遮光性
- 通気性
- 難燃性(火の粉で穴が空きにくい)
- 乾燥機が使える(多少縮むとのこと)
- 重い、雨に濡れると重くなる
- 変色・色落ち
- 強い雨で雨漏りする? (撥水加工なし、シーム加工なし)
ここからは、実際に我が家が使ってみたレポートを紹介します。
我が家に到着!「重量はあるけどオシャレ」
到着した第一印象は「確かに重さはある」でした(笑)
サイズは 600×420cm の一番大きいサイズ。
実際に重量を測ってみると6.1kg。
生地が鮮やかで素敵な仕上がり♪
設営する前からオシャレな感じが伝わってきます。
ステッカーも付けていただいたようです♪
アンティーク調の自在(ステンレス製)の雰囲気があったり、
収納袋やガイロープもコットン素材で統一されています。
キャンプで実際に張ってみた
早速キャンプで張ってみました。
期待していた通りオーダータープの存在感は抜群♪
既製品では味わえない自己満足感があります(笑)
カマボコテントとの組み合わせ
カマボコテントと組み合わせてみるとこんな感じ♪
今回はテントの横に並べてタープを張ってみました。
今回はオーソドックスに中央を高くしました。
オーダーしたタープは大型テントに合わせて三色の大柄を選んでいます。ミニチュアを使って色合わせした時には、大きなテントには大柄のほうが合うと感じていましたが、実際に並べてみるとイメージ通り。
参考 オリジナルタープをオーダーした際の体験談と注意点はこちら

アメニティドームとの組み合わせ
次は、アメニティドームとの組み合わせ。
アメニティドームはスノーピークのよく見るカラーですがオーダータープの存在感があれば雰囲気がまったく違ってくるはず!
と予想していましたが実際のところは?
見る方向によって違う表情を魅せてくれます。
キャンプ場でよく見かけるスノーピーク色ですが、タープでアクセントをつけるだけで全くの別物になりますね。
夏場に便利なアメニティドームのインナーテントとタープの組み合わせも試してみました。
インナーテントが濡れないように丸々タープの下に収めています。
広さもバッチリ♪
設営撤収の感想
設営撤収は化繊のタープより手間がかかります。
- 汚れを付けないように気を使う
- 重量があるから1人では厳しい
設営撤収の手順は普通のタープと変わりませんが、 コットン100%なので地面に擦ったら汚れがつくだろうということで、シートを広げてその上で設営しました。
それでも少し汚れてしまいました★
使っていると多少の汚れは気にならなくなるでしょうし、白なので漂白すれば良いかな。
タープの重量があるので2人で設営しました。
一人がポールを持って、もう一人がペグダウン&生地をさばきながら設営しています。
タープが地面につかないように生地を折った状態にして設営。
立てるだけなら1人でできそうですが、汚さないように地面につけずに設営するのは至難の業。※タープと同じサイズのシート持っていけばイケるかな?
メインポールは直径3.2cmの太いアルミポールを使っています。
参考 メインポールは太いものを!
600×420cmのタープは特大サイズなので、個人的には直径が3cmほどあるポールが必須だと思います。
AllAboutOutdoorsの生地や縫製について
AllAboutOutdoorsのタープの細かい作りについてレビューします。
生地の質感
生地はコットン100%。
化学繊維のツルツル・シャキシャキした質感とは全く違い、優しくぬくもりのある質感です。
織ムラも多少あります。
生地は多少伸縮性があります。2日間メインポールを立てて両端から引っ張っていたのですが、力が強くかかった部分(ピンク色の中央のハトメ位置)が少し伸びているのが分かります。
大きいサイズでかなり強い力で引っ張っていたせいかと思います。対策としては、2本のメインポールで自立させるのではなく複数のポールに力を分散させて設営すべきでしたね。
縫製や作り
縫製もしっかりしています。
タープの力がかかる部分は当て布で補強されていて、ガイロープを受ける箇所はハトメが付いています。
サイズ選びについて
今回オーダーする時に気になっていたのがサイズ。
AllAboutOutdoorsで注文できる一番大型のタープ(600×420cm)を選んでいます。
- タープは大きい方が快適
- ドーム型テントを丸ごとタープ下に入れたい
- そしてタープの下で焚き火をしたい
といった思いがあったのですが、コットン100%なので生地の重さと、雨を含んでさらに重くなることを考えると一番大きいサイズで良かったのか気になっていました。
実際にコットン100%のタープを使ってみると、晴れていて風が弱ければ問題ありません。
ただ、重量があるので雨や風には普段より注意が必要。
色について
色についてはイメージ通り。サンプル生地でミニチュアを作ってシミュレーションしておいたのがかなり良かったです。
最後まで「白」と「生成り」で迷っていたのですが、オーダータープ・オリジナルタープという強みを考えると、やはり白で良かったと思います。
テントは流行り廃りで色が変わるので、タープ単体で映える色を選びました。
遮光性は良さそう
コットンタープの強みは遮光性。
色によりますが、化繊のタープと比べると日差しを遮る力は強いと感じました。
時期が秋なので検証にならず、夏など暑い時期に試したら追記します。
雨の日&焚火での使い勝手
まだ、雨の日には設営していません。
晴れた日にタープを設営した感じだと、雨の日に使うなら欲張らずに小さいサイズのほうが良さそうです。
雨の日の焚き火用にという思いがあったのですが、このサイズで水を含むと厳しそうな印象でした。※雨に恵まれたらレビューします☆
- 水を含んで重くなる
- 防水加工がされていない
- 地面に擦ると汚れる
火の粉で穴が空きにくいというのは魅力を感じますが、一番大きなサイズを選んだこともあり重さが気になるところです。
さいごに
AllAboutOutdoorsののコットン100%のオーダータープを実際に使ってみると、市販品では得られない満足感があります。
見映えを意識するのであれば、珍しいテントやタープを選ぶのではなくオーダーするという選択肢もアリですね。
アウトドアブランドの既製品と比べると、割高で癖がありますが、サイトの中で一番存在感があるのがタープ。そのためイメチェン効果は抜群ですし得られる満足感も格別♪
おしゃれなキャンプを目指す方や、人と違ったオリジナリティを楽しみたい方にオススメ☆