山と遊ぶがアルバートルとコラボしたマルチギアコンテナを先行レビュー。
初めてソフトケースを使ってみたのですが、使わないと気づかないメリットがありました♪
- デザインが凝っていてオシャレ
- 物がたくさん入る
- インナーテント(寝室)に置きやすい
家族だと量が多くなる服を入れたり、ポータブル電源を入れるバックとして便利です。
今回レビューするのは、アウトドアショップ「山と遊ぶ」が、アルバートル(ALBATRE)とコラボしたマルチギアコンテナ。
よく見かけるマルチギアコンテナと違い、上品なデザインや、防水素材で作られているのが特徴です。
見出し
[山と遊ぶ×アルバートル] マルチギアコンテナ
山と遊ぶがアルバートルとコラボしたマルチギアコンテナは、2種類のタイプと2サイズのラインナップ。
「STONE」… 明るいグレーで、ヨーロピアンアウトドアに合う上品な色合い。
「JET BLACK」 (ターポリン素材) … 濡れに強く、汚れがつきにくい機能性

- Mサイズ 48L:約50×30×高さ32cm (約1.6kg前後)
- Lサイズ 68L:約60×38×高さ30cm (約2kg前後)
Mサイズは、スーパーの買い物カゴより少し大きいぐらいのサイズ感。 Lサイズはさらに縦と横に約10cmほど大きいです。
今回我が家は紹介するのは、ストーンカラーのMサイズ(48L)。ストーン色を選んだ理由はアウトドア色が強くなく上品で清潔感があるため、普段使いしやすいこと。 Mサイズを選んだのは我が家が使っているハードケース(スタークアールや買い物カゴ)とサイズが近く、車載する時に取り回しが便利だと感じたためです。
普段使いできるオシャレなソフトケース
マルチギアコンテナは、他の収納ケースと比べてオシャレなのが特徴。
- ハードケースにはない柔らかい質感
- バッグ類と違ってシャキッと自立する
- カラビナループが付いていたりしてデザインに凝っている
キャンプの収納で使われるトランクカーゴなどは「収納グッズを持ち出しました」といった印象がでてしまうのですが、マルチギアコンテナは収納グッズというよりはオシャレなバッグです。
さらに、 山と遊ぶ×アルバートルのマルチギアコンテナは、アウトドア色が強くないため普段の旅行などで使ったり、自宅で物を収納したりする時にも違和感なく使えます。
キャンプでの便利な使い方を紹介 ~ 4パターン
キャンプでどのように使ったら便利か試してみました。
我が家ではハードケースをメインに使ってきたのですが、ハードケースの代わりに使うといった発想ではなく、マルチギアコンテナの特徴を活かして使うと便利な気がしました。
我が家が便利だと思った使い方を4パターン紹介します。
- 服を入れる
- ポータブル電源スッポリ
- クーラーボックスを丸ごと
- キャンプ用品をガッツリ
使い方のヒントになればと思います。
服を入れる
我が家が実際に一番便利だと感じたのは服を入れること。
服を入れておくと便利な理由は、
- ハードケースと違って柔らかいのでテントの床(シート)を傷つける心配がない
- キャンプで服を着替えのはインナーテント内
- 柔らかいので寝室にあっても邪魔にならない
実際にMサイズ(48L)のマルチギアコンテナに服を詰めてみたところ、冬キャンプの1泊2日の着替えを子供2人分と父親の衣類を詰めることができました。夏なら家族全員分の衣類が入りそう。
これをインナーテント内に置いておけば子供達も自分の服の置き場所が分かりやすいですし、仕切りがあるので一人一人の荷物が混ざらない♪
我が家では、これまで一人一人の着替えを薄手のバックなどに入れているのですが、バックごとマルチギアコンテナに入れてしまっても良さそうです。
冬の着替え&防寒着だと、お嫁さまの分は入らなかったので別途バックを準備。これで家族4人分の服が入ります。
参考 キャンプの服装は薄手のバッグに入れると便利
キャンプで着替えを入れておくのに便利なのが薄手のバッグ。一人一人の着替えを区別しておけますし、柔らかいと車載する時に荷物の隙間にギュッと詰め込めて便利。我が家ではコラボで作ってもらったフェリシモの親子バッグを使っています。
ポータブル電源をスッポリ
次に便利だと思ったのが、固くてごついポータブル電源を入れておくのにちょうど良いこと♪
我が家が冬キャンプで絶対に欠かせないのが電気毛布×ポータブル電源。ポータブル電源の専用収納ボックスもあったりしますがデザインがイマイチなものばかり。その点マルチギアコンテナに入れればオシャレに持ち運ぶことができます。
- ポータブル電源は固くてゴツゴツしている
- 強い衝撃はNGなので、クッション材があると安心
- ハードケースに入れると無駄なスペースができて非効率
ということから、クッション材のあるマルチギアコンテナに入れておけば安心でオシャレ。
実際にJackeryのポータブル電源700と1000を、マルチギアコンテナのMサイズ(48L)に入れてみたところシンデレラフィット!かなり大容量でデカイのですがスポッと入って感動!
結構大きいのにスポッ!と入ってくれました。電源ケーブルやシガレット充電器などのオプション品も入るスペースがあります♪
ポータブル電源の専用ケースを買うより断然おしゃれなので見た目にこだわる方はマルチギアコンテナを活用すると良いです。
クーラーボックス(小~中型)を丸ごと
先日のソロキャンプで、実際に持っていって便利だと思ったのは小型のクーラーボックスなら丸ごと入ってしまうこと。※他にもソロキャンプの荷物(着替え・防寒グッズ、ライト水筒)なども入れました。
我が家のクーラーボックスはもともとキャンプ用に買ったものではないためファンキーな色合い(笑)キャンプに持っていくと一発でオシャレとは無縁になってしまう呪われたアイテム★
キャプテンスタッグ 【容量8.3L】 クーラーボックス 抗菌 プラージュ オレンジ M-1427
容量8.3Lでソロキャンプに十分なスペック。一般的によく使われる小さいクーラーボックスです。便利だから重宝して使っています(笑)
その唯一気になっていた見た目が、マルチギアボックスに入れておけば、オシャレに包み込んでくれる♪
キャンプ用品をガッツリ
マルチギアコンテナはもともとキャンプ用品を入れるためのアイテム。
我が家ではキャンプ用品を基本的にハードケースに入れていました。ハードケースは外からの衝撃に強いというメリットはあるのですが、形が変わらないため入れるものが限られたり、下に向かって傾斜があるのでデッドスペースが発生していたのがデメリット。
ソフトケースはデッドスペースが発生しにくいのが強みですね。
コールマンのガソリンランタン(ケースなし)が入るサイズ感ですし。ライト・食器・調理器具などが問題なく入ります。※本気出していないだけでまだまだ詰めれば入ります。

細部までこだわった作り
山と遊ぶ×アルバートルのマルチギアコンテナは、細部まで細かく作り込まれているのでキャンプでオシャレ&便利に使えます。
大きめに作られていてロゴが刻印されておしゃれなジッパー♪
前面にはカラビナルームがついているため、ここにカラビナを付けたりシェラカップをぶら下げたりして飾ることができます。
蓋の裏側はメッシュ構造になっていて物を入れられる作り。
底部には汚れに強いターポリン素材を使用しているため、地面に直置きしても拭くだけで綺麗になります。
※ターポリン( tarpaulin、水布、防水シート)は防水バッグなどに使われている合成ゴムのような素材です。
無駄なく収納できる
実際に使ってみて感じたのが、
先ほどのキャンプ用品を入れた時に触れましたが、
伸縮するので、少し無理をしても物を詰め込める☆
特に衣類を入れるのに便利。ギュウギュウと押し込んで、ジッパーを閉じてしまえばこっちのもの♪
たくさん物が入ると感じた理由は、側面が垂直だからデッドスペースがないこと。
ハードケースの場合は、側面が斜めになっているのでデッドスペースが発生しやすいです。※底面のサイズに収まらない物は実際入れられない。
実際に買い物カゴやリングスターのStarke-R(ボックス&バスケット)と並べてみると、上面のサイズは変わらないのに物が入るスペースが違います。
仕切り板が2枚付いています。
- アイテムを立てて収納できる
- 物が混ざらない
ということから効率的に収納することができます。
仕切り板は好きな場所にマジックテープで固定可能。上下で支えるのでズレません。
薄くできていますが、硬いのでシッカリしています。マルチギアコンテナの上に物を乗せる時は、この仕切り板が支えになってくれるので(ある程度)潰れにくい。
3種のハンドルがあるから持ちやすい
マルチギアコンテナは3種類の持ち手があるので持ち運びする時に便利。
上部のハンドルは、片手で持ち運ぶ時に便利。
両サイドの横にハンドルがあるので両手で持ち上げる時に便利。
縦方向にも両サイドにハンドルが付いています。
Mサイズ(48L)のサイズ感はこんな感じ。身長170cm。
使わない時は小さく畳める
使わない時には小さく畳んでおくことができます。ソフトケースならではの強みですね☆
Lサイズでも7cm程度に畳めます。
クッション材が入っているから中身を保護できる
マルチギアコンテナには、上部と全ての側面にクッション材が入っています。ソフトクーラーのような作りでクッション材の厚さはおおよそ1cmほど。
ハードケースは外から叩いたり、ぶつけた時に中身をガードするのには向いていますが、落とした時など衝撃は中身にかなり伝わります、その点クッション材の入っているソフトケースは多少へこんだりして衝撃を吸収してくれるという点で優秀。
LEDライトやポータブル電源など衝撃から保護したいものを入れるのにはちょうど良いです。潰すと壊れてしまう割れ物はケースに入れて収納するなどの対策が必要。
外車と日本車の設計の違いに近い気がしますね。強固にして凹まないようにするか、衝撃を吸収して中身を守るか。
車載する時には中身が潰れないように一番上に乗せました。
底面にはクッション材が入っていません。取り外し可能な固い敷板が入っています。底にもクッション性が欲しい方は、敷板の下にクッション材を敷くとバッチリ♪
さいごに
山と遊ぶ×アルバートルのマルチギアコンテナをレビューしました。

ソフトケースを活用して適材適所の収納をすると、さらに便利になりますね♪家族の着替えを入れたり、ポータブル電源を入れるのに便利☆
山と遊ぶ×アルバートルのコラボ品は、よく見かけるマルチギアコンテナとは違う上品なデザインや、防水素材で作られている点が他の商品との違い。
明るいグレーで、ヨーロピアンアウトドアに合う上品な色合い。
ターポリン素材で濡れや汚れに強い作り
