ヘリノックスノチェアに2年ほど前に座って、それ以来ご無沙汰だったヘリノックス風チェア。
実際に使ってみると、その便利さに驚きました。
アウトドアチェアの中でも、この手の形状は、パッと座っただけだと安定感に欠ける印象でしたが、コンパクトで利用シーンが多いので重宝します。
人気がある理由が、やっと理解できたので、紹介します☆
Airbibo アウトドアチェア コンパクト
「Airbiboのアウトドアチェア コンパクト」はヘリノックス風チェア。
- 耐荷重(静荷重)150kg
- 収納時サイズ「34×10×11cm」
- 重量「900g」
- 800Dポリエステル座面シート
- 座面のポールポケットは二層生地で縫製
- 背面と座部両脇がメッシュ生地。通気性を高め、ムレを防止
実際に使ってみると、なかなかの座り心地。
1Lのペットボトル程度の重さで、リュックに入る大きさなので、期待以上に活躍してくれています。
本家を忠実にアレしている
この形状のチェアの本家は、ヘリノックスですが、なかなか忠実に再現しています。
まず、見た目からして、なかなかのお手前☆
本家ヘリノックス
アレした Airbibo
スペック上の違いは、座面の奥行きぐらい。他は誤差の範囲内という印象です。
Airbibo | ヘリノックス チェアワン |
|
---|---|---|
重量 | 900g | 890g |
サイズ | 幅53×奥行59×高さ67cm | 幅52×奥行き50×高さ66cm |
収納サイズ | 34×10×11cm | 35×10×12cm |
座面高 | 35cm | 34cm |
耐加重 | 150kg | 145kg |
ファイアスタンドの類似品は、見た目は同じように見えても、重量が倍以上違っていたのと比べると、この手の椅子は遜色ない作りになっていることが分かります。
しかも、本家ヘリノックスのチェアワンは、柔らかい地面だと足が沈むという欠点がありますが、その欠点を補う工夫が最初からされています。
本家の場合は、オプション品を購入して補う必要があります。
ちなみに、オプションだけでアレした椅子が変えてしまうお値段。
「軽くてコンパクト」は、予想外に便利!
ヘリノックスのチェアの特長は、コンパクトで軽いこと。
Airbiboのアウトドアチェアは、その性質を見事に引き継いでいます。
片手で持ち運びできます♪
我が家は、キャンプ用のアウトドアチェアとして考えると、コンパクトさは最重要項目ではありませんでした。
座り心地を優先して椅子を選んでいましたが、ここまでコンパクトだと利用シーンが格段に広がります。
いつでも、どこでも、椅子がある
軽くてコンパクトだと、ちょっと出かける時に持って行きやすいです。
最近暖かくなってきたので、「天気が良いから公園でお昼食べよう♪」という日が結構あります。
そんな時に一番重宝するのが、この椅子です。
かなり便利です。
広い公園に、遊びに行った時。園内を歩く事を考えると椅子を持っていか無かったりしますが、
というメリットがあります。
ちょっと公園に遊びに行く程度なら、レジャーシートに直接座っていましたが、
これがあると、いつでも、どこでも、椅子を持って行けます。
椅子を持っていくと、外での快適さがかなり違います。
なかなかの座り心地
Airbiboの椅子は、なかなかの座り心地。ただし、安定感は劣ります。
体を包み込む座り心地
座り心地は「良い」です。
- ホールド感が良い (どんな尻にもフィット)
- フレームが体に当たらない
- 尻全体をサポートしてホールド
- ハンモックのような浮遊感
と言った感じで、なかなかの「尻心地」
尻から背中を全体的に包み込むような感覚は心地良いです。骨盤矯正の椅子に少し近い感覚で、サイドからキュッと引き締めてくれる印象です。えらく嫁さんが気に入っております。
もちろん、子供も座ってくつろげます。
安定性がイマイチ
難点は安定感。
本家のヘリノックスを座った時にも感じたことですが、体を捻ったりして、足が1つでも浮くと不安定になります。
椅子の上で動くと、コロンと転んでしまうことがあります。(ダジャレではない)
大人は、椅子に座って動き回ることが無いのですが、子供達には使わせる時には注意が必要です。子供は、はしゃいで転びます。
わんぱく次男が見事に転ぶ 😛
座り慣れてくると、転ばなくなる気もしますが、焚き火の近くで子供に座らせるのは避けたいと思います。
設置・撤収は手間取らない
一般的に、コンパクトさを実現するとなると、組み立てと収納が面倒だったりしますが、Airbiboの椅子はよく作られています。
設置が楽で爽快
この椅子は、設営が結構楽です。
フレームの中心を持ってかざすと、ショックコードのゴムに引かれてパチパチとフレームがつながっていきます。
- フレームの中心をつかむ
- その状態で軽く振る
- シャキン、シャキンとフレームが勝手に組みあがる
- 仕上げに、シャキンとしなかったポールを手で挿してフレームが完成
- フレームに座面を張れば椅子が完成
コツを掴めば簡単です。
フレームの中にショックコードが入っているので、シャキン、シャキンと勝手に組み立っていく様は爽快です。
撤収もなかなか
収納の手順もなかなか良いです。
- 座面をフレームから外して
- ポールを畳んで
- 座面を畳んで
- 袋にしまう
フレームを畳む時には、ポールの中央を持って、枝のフレームを中央に集めていくことで効率よく畳むことができます。
なかなか、便利です。
さいごに
Airbiboはなかなか良い椅子でした。
- 「軽くてコンパクト」は予想外に便利!
- いつでも、どこでも、椅子がある快適さ♪
- 座り心地(尻心地)も良い
ヘリノックス風のチェアは、安定感に欠けるため、全く興味がなかったのですが、実際に使ってみると「軽くてコンパクト」というのはかなり便利でした。何処にでも手軽に椅子を持っていけるというのは革命ですね。
チョットした公園へのお出かけや、デイキャンプの時に重宝しています。
もちろん、キャンプで使うのも便利です。車載量が減りますし、扱いが楽です。
アウトドア好きなら持っておきたい椅子です。
参考 Airbiboチェアが品切れの場合はLinkazがオススメ。他と比べて安く、足に円盤も付いていて、口コミの評価も上々です。
本物志向の方はヘリノックス
参考 Airbibo(パチノックス)を1年間使ったレビュー記事はこちら
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