タラスブルバの3フォークシェルターをキャンプで使ってみたのでレビューします。
- 独特なデザインに興味を持ったテント。2又ポール3本で自立させる新しい構造。
- インナーテントが2種類、シェルター単体として使えたりして、4通りの使い道。
寝室のサイズは四人家族で寝られる広さ。シェルターとして過ごす時も四人ぐらいがちょ快適に過ごせるサイズ感です。
ソロキャンプなら広々♪ キャンプ道具を全て手に入れられる広さがあるので快適に過ごすことができます。
テントの使い勝手や、詳細の作りをレビューしていきます。
※メーカー様から商品をお借りしています
見出し
タラスブルバ(TARAS BOULBA) 3フォークシェルター
タラスブルバは、スポーツオーソリティーのプライベートブランドとしてキャンプ用品を展開しています。
今回紹介する3フォークシェルターは、家族四人で過ごせるテント。
2種類のインナーテントが別売りされていて、必要に応じて追加できます。
テントの形状も独特で、三つの頂点をそれぞれ二又のポールで支える構造になっているため内部が広く使えるようになっています。
サイズは4人家族向け。インナーを2つ追加すると8人まで寝られます。※商品パッケージには3人の記載がありますが、子供連れの家族なら4人まで寝られます。
組立サイズ:約560×300×215(h)cm
必要なガイロープやペグはそろっているので、追加で準備するものすればハンマーぐらい。
2又ポール3本の独特な構造
まず最初に目に引いたのが独特な構造。
入り口は屈んで入る必要がありますが、
中に入ってしまえば中央付近で立ち上がることができます。最大高 215cm。
横幅は560cm。
三本の二又ポールでシェルターを支える構造になっています。
テントの作りは左右対称です。
4人家族で使えて、ソロなら快適なサイズ ~ 3通りの使い道
商品パッケージには3人で寝ている絵がありますが、4人家族でも問題なく使えるサイズ。※インナーテントB を二つ吊るせば最大8人寝られます。
インナーテントは2種類あり、4パータンの使い方ができます。
- シェルターとして使う
- インナーテントA (中央 2/3)
- インナーテントB (半分)
- インナーテントB × 2個
それぞれ順に紹介していきます。
インナーテントなし
インナーテントが付けなければシェルターとして使えます。
- コットで寝る時
- 昼間にリビングスペースとして使う (寝る時にインナーテントを吊るす)
といった使い方ができます。
サイズ的には荷物を入れることを考えると、夫婦二人でキャンプする時に便利なサイズ。ソロキャンプであれば広々と使えます。
インナーテントA
インナーテントAは、中央にぶら下げるタイプで、中央部分の正方形の面積の2/3を占めるサイズ。
270×200cmのサイズで、四人家族であればゆったりと寝られるサイズ。一人当たり67.5cm の横幅が使える計算。
インナーテント Aを吊るした時は前後の 入り口にスペースが空くので、テーブルと椅子を置いてちょっとしたリビングスペースとして使えます。
前は、設営ガイドベルトを起点に、奥のインナーテントまで1m、手前の三角の頂点まで130cm。幅は3m。
後ろは、設営ガイドベルト&インナーテントのラインから手前の三角の頂点まで130cm。底辺の幅は3m。
雨が降っている時に子供達はインナーテントの中で過ごしてもらい、夫婦二人で朝食の準備ができる広さ。
前後に入り口があり、それぞれメッシュパネルにもできます。
インナーテントAのポケットは対角線上に2つ、ランタンフックは天井中央についています。
インナーテントB
インナーテントBは、シェルターの半分を占めるサイズ。サイズ的には二つ入れることができます。
270×140~250cmのサイズで、140cmまで(小学校低学年ぐらい)のお子さんなら四人家族でゆったりと寝られるサイズ。一人当たり67.5cm の横幅が使える計算。
インナーテント Bを吊るした時は、シェルターの半分のスペースが空くのでテーブルと椅子を置いてリビングスペースとして広めに使えます。
前は、設営ガイドベルトを起点に、奥のインナーテントまで160cm、手前の三角の頂点まで130cm。幅は3m。
後ろ側は靴が置ける広さが確保できます。
前後に入り口があり、それぞれメッシュパネルにもできます。
後ろは左右それぞれが分割してメッシュ・開放可能。
インナーテントBのポケットは中央側に2つ、ランタンフックはシェルター中央側の入り口上についています。
また、インナーテントBは中央側の入り口上にベンチレーションが付いていて、換気がしやすくなっています。
AとBどっちを選ぶ?
個人的にはインナーテントBのほうが使いやすいと感じました。270×140~250cmなので、大人4人では寝られませんが、4人家族でキャンプするなら問題ないです。
また、子供が大きくなったらお父さんは外でコットという選択肢もあります。
3フォークシェルターの細かい作りをレビュー
ここからは、タラスブルバの3フォークシェルターのポールや生地などの細かい作りをレビューしていきます。
入り口やベンチレーション
タラスブルバの3フォークシェルターは左右に入り口があります。
それぞれメッシュにすることもできますし、全部開放することもできます。
また、またこの入り口左上部に通気口が付いています。
個人的には、テントの一番高い部分に通気口がないのが惜しいと感じました。両サイドにそれぞれ通気口ではなく、天頂部にあると便利そうです。入り口なら上からジッパー開けて換気できますし…。
また、一見、横方向の風しか取り込めないと思ったのですが、全方向から風を取り込める作りになっています。
入り口は、左右それぞれ独立して開閉できるので、風向きに合わせてパネルを開ける向きを変えることができます。
入り口のジッパーは上下それぞれから開けられるようになっています。
煙突が出せますね。※自己責任でご対応ください
スカートを装備
スカートが付いているので、冬に隙間風が入りにくいです。
ポール
ポールは十分太さがあり安心感があります。
- メインポール … Φ25mmアルミニウム合金
- 前後のポール … Φ22mmアルミニウム合金
生地
生地は、ポリエステル(裏面ポリウレタンコーティング)の厚い生地。
濃い色味ということもあり遮光性は高いです。
縫製もしっかりしていますし、シームテープも施されています。
防水性
生地に水をかけてみても水を弾くと思いますが、確認し忘れました。
悪しからず★
※タラスブルバのキャタピラー2ルームシェルターを雨で使った時には全く問題ない防水性でした。
収納サイズ
収納サイズは、テントの大きさに対してコンパクトな印象を受けました。
- 収納時サイズ:約70x27x27cm
- 重量:約11.0kg
インナーテントを入れることができるように、収納袋が大きく作られているので写真だと実物より大きく見えますが、全体的にコンパクトで扱いやすい印象。
設営方法
設営方法はシンプル。
端にペグを打って、二又ポールで順番に立ち上げていくだけ。
最後にガイロープを張って風対策をすれば安心。二人いると簡単に設営できます。一人でもロープで工夫しながら設営可能。
インナーテントは天井中央部にバックルで吊るして、端を留めたりペグで固定すれば完成。
耐久性
ポールや生地の質感からすると耐久性も問題なさそうです。
実店舗を展開しているスポーツオーソリティのプライベートブランドなので安心感はあります。
さいごに
タラスブルバの3フォークシェルターをキャンプで使ってみました。
独特なデザインで2又ポール3本で自立させる新しい構造。
インナーテントが2種類あり、さらにシェルターとしても使えるので、4通りの使い道ができます。
寝室のサイズは四人家族で寝られる広さ。シェルターとして過ごす時も四人ぐらいがちょ快適に過ごせるサイズ感です。
ソロキャンプなら広々♪ キャンプ道具を全て手に入れられる広さがあるので快適に過ごすことができます。
- 組立サイズ:約560x300x215(h)cm
- 収納時サイズ:約70x27x27cm
- 重量:約11.0kg
- 耐水圧:フライ3,000mm
- UVカット:紫外線遮へい率90%以上
- 素材:フライ/リップストップポリエステル(裏面ポリウレタンコーティング)
- 素材:メインポール/Φ25mmアルミニウム合金、前後ポール/Φ22mmアルミニウム合金
- 付属品:ペグ22本、ロープ7本、収納ケース*ハンマーは別売り。