メリノウールのL字型靴下を実際に履いてみたのでレビューします。
厚みがしっかりしていて温かさとクッション性が抜群&吸湿性も良いアイテム。その分いいお値段なのですが、冬キャンプで足元が冷える方にオススメ♪
冷えは足元からくるので防寒対策は大事!
対策は「靴」か「靴下」になるので、靴下の役割は重要。足の裏に貼るホッカイロなどがありますが、私の場合は汗をかいたり、靴の中で滑ったりするのが気になって使っていません。
足元が冷えると感じている方は、メリノウールソックスを試してみても良いと思います。
※販売店様から商品提供していただいています
メリノウールとは
ウールの中でも最高級と言われるメリノウール。
温かくて吸湿性が高いことから、アンダーウェアなどに採用されています。
- 保温性が高い
- 吸湿性が高い
- 肌触りが良い
- 防臭効果が高い
メリノウールはメリノ種の羊からとれるウールで、主にオーストラリア、ニュージーランド、フランスなどで飼育されていて、その姿を見るだけで保温性が高いことが分かります。
↓メリノ種の羊は首元にもっさり毛があるのが特徴。迫力があります(笑)

Photo by Merino Sheep. | Bernard Spragg. NZ | Flickr
↓通常の羊と比べると、その違いが良く分かります。

Photo by Sheep | Jannis | Flickr
nakota × rasox ナコタ ラソックス メリノウールソックス
nakota × rasox ナコタ ラソックス メリノウールソックスは、極厚生地で、L字型のシルエットが特徴。
- メリノウールを使用
- L字のシルエット (rasox 特許技術)
Produced by セレクトショップ「nakota」
rasox(ラソックス)はL字型の靴下で特許技術を持つ会社。
ラソックスの製品は、靴下生産100年の歴史を持つ地域でつくられていて、全自動的で編む靴下と違い、要所要所で人の目と手をいれて手間をかけて作っています。上質な糸を使い、通常の靴下の約1.5倍の時間をかけ、手間を惜しまず、丁寧につくられているのが特徴。
rasoxの靴下はWild-1、三越、伊勢丹などで販売されています。
nakotaは大阪のセレクトショップ。アウトドアで使えるオシャレなアイテムを販売しています。キャンパーにゆかりのあるブランドだと、assov や snow peakなどを取り扱っています。
nakota(ナコタ)は、ネイティブアメリカンの言葉で「繋がり」「友人」「仲間」を意味していて、関わる人達すべてに幸せを与え、社会にとって必要とされる事業運営がポリシー。
nakota × rasox ナコタ ラソックス メリノウールソックスのレビュー
実際にメリノウールのL字型 靴下を履いてみると、普通の靴下との違いが良く分かります。
一言で表現すると
※我が家には、スノーボード用の靴下も沢山ありますが、それと比べても一番厚くて温かい靴下です。
実際に履いてみた感想を細かく紹介します。
温かい
履いてみて一番最初に感じたのが温かいこと。

スネ毛ボカシ美肌加工・不快除去の写真加工済み
メリノウールの特徴が感じられるアイテムでした。
生地が厚い&メリノウールというのが関係していますね。
12月に外を1日中歩いた時は、足が温かくてうっすらと足に汗をかくほどでした。
厚さふっくら
nakota × rasox ナコタ ラソックスのメリノウールソックスは、極厚の生地というのが温かさの秘訣。
そもそも、メリノウールの靴下はいいお値段がするのですが、価格を安くするために生地が薄いという商品もあるかと思いますが、厚さがシッカリ!しています。
我が家にある、ワークマンの靴下とドンキホーテで買った安物の靴下(古くてしなしな)とその熱さを比べてみるとその差は歴然。
一般的な靴下は、かかととつま先だけボリュームがあるように作られたりしますが、nakata×rasoxのメリノウールソックスは全体的に厚いのも特徴です。
クッション性が高い
当然暑さがあるので、クッション性も高いです。
ここまで分厚い靴下は、ファストファッションの店頭で見かけた事がありません。スポーツ用の靴下とかを探すことになると思います。
履いた時の感想は、
クッション性が高くて感動♪ 履いている時の温かさと、歩いている時のクッション性の高さは私が持っている靴下の中では一番!
シッカリした質感&縫製
細部の作りや、縫製がしっかりしています。
靴下を裏返してみて、仕上がりに感動しました。
裏返して履いても違和感がないぐらいの縫製。丁寧でしっかりしています。これには驚き。
一般的な靴下を裏返すと、縫製が雑で糸や生地が余っていたり、くたびれたタオル生地のように生地自体が荒かったりしますがそのようなことが全くないです。
吸湿性も良い
吸湿性も良いです。

スネ毛ボカシ美肌加工・不快除去の写真加工済み
メリノウール靴下を一日中履いて外を歩いてみたら、温かくて足に汗をかきました。正直「サラリと快適♪」とまではいきませんが、コットンの靴下と比べると不快感が違います。
コットンの靴下は、汗をかいた時に一日中濡れっぱなしになる印象ですが、メリノウールの靴下は汗をかいた割には濡れた不快感が少ない印象。
また、安物の化学繊維の靴下だと汗をかいた時に靴の中で足が滑る感覚がありますが、そのようなことも全くないです。
締め付けすぎず快適な履き心地
実際に履いて過ごしてみると、締めつけすぎない履き心地が特徴だと感じました。
ラソックスは、履き心地を重視して L字型のシルエットにしている特許技術が特徴。それが大きいと思います。
スポーツソックスの場合はゴムの締め付けが強くて脱いだ時に、ゴムの跡がついて足が痒くなったり、私の場合はそこから蕁麻疹のようになってしまうことがあるのですが、そのようなことは一切ありません。
「メリノウールの肌に優しい生地」「 L 字型に工夫されたシルエット」によって強く締め付けなくても足にフィットしている印象。
ただ完全に靴下がずり落ちてこないかと言うとそんなことはなく、少し上の方がたわんで落ちてきたりします。とはいえ、生地自体がしっかりしているのでずるずると一番下まで落ちてくるようなことはありません。
↓外歩きして、家に帰ってきたときに撮った写真。たるみ具合はこんな感じ。

スネ毛ボカシ美肌加工・不快除去の写真加工済み
キャンプに便利♪
常に走り回ったりするスポーツには向いていないかもしれませんが、日常で使ったり、キャンプで過ごす時にはベストな履き心地だと思います♪
丈がいい感じ
靴下の丈も、長すぎず短すぎずでイイ感じ♪

スネ毛ボカシ美肌加工・不快除去の写真加工済み
- スネぐらいまでの丈があるので、冷気が入ってこない
- 冬キャンプで履くブーツに丁度良い
ということから、
私の場合、スノーボードをするので厚手の膝下まであるロング靴下をいくつか持っています。
過去にキャンプで履いてみましたが、ゴムが強いと締め付けられて足が痒くなったり、逆にゴムが弱いとスネあたりまで靴下がずり落ちてきたりするので、キャンプでは履かなくなりました。
冬キャンプで履くなら、スネぐらいまでの丈がちょうど良いと思います。
参考 あわせたブーツはクロックスの「オールキャスト 2.0 ブーツ」

防臭効果について
メリノウールの特徴は防臭効果が高いこと。
最近はどの靴下も防臭加工がしてあったり、新品であればそこまで臭わないことがあるので、
今のところ明確な違いは分かりませんが4~5回履いて見た感じは全く問題ないです。
※靴下の匂いが気になる方は、防臭効果のある靴下に買い替えるのも効果的。足の臭いは靴や靴下が原因だったりすることも多いです。(最近気づきました★)
2年使ってもヘタらない ~ 耐久性も問題なし
これまで、4~5回一日中靴下を履いてみたヘタり具合がこちら。
ロゴがプリントされている部分は擦れて色が落ちていますが(ちゃんと歩いている証拠)、靴下自体のクッション性などは変わっていないです。ただ、つま先の辺りが、少し毛羽立って毛玉になっていたのが気になっていましたが…、
2年後の状態がこちら↓ キャンプの時にのべ50日以上は使っています。
多少毛玉がありますが、擦れて薄くなったりヘタっている感じは無いです。
ウールなので繊細な生地かと思っていましたが、かなり長く使えそうな感じです!
まとめ ~ いいお値段だけど足元の防寒対策に効果的
nakota × rasoxのメリノウールソックスを実際に履いてみましたが、その温かさと、履き心地の良さは一般的な靴下とは違いました。
高価なメリノウールを極厚のソックスの生地として採用していることや、L字型のシルエットにして履き心地にもこだわっています。
唯一、気になるのは一足2,000円以上という「お値段」。
※そもそもメリノウールのソックスは高いです。安い場合は他の素材を混ぜていないか注意が必要です。
冬キャンプをしていると冷えるのが足元。
上半身や下半身の防寒対策であれば、重ね着をしたりブランケットを羽織ったりして防寒対策ができるのですが…、足元は重ねて防寒対策をすることが難しく「ブーツ」と「靴下」の2つ。そう考えると靴下に少し高いお金を出して、温かく快適に過ごすのも賢いと思いました。