miraiONのレインシューズカバーをレビュー。
正直、レインシューズカバーは「使い勝手」や「歩き心地」「見た目」が気になるポイントでした。自分から好んで使おうとは思わなかったのですが、実際に試してみるとなかなか良い商品☆
雨が降っている時だけサッと使えるのが最大の強み☆
- 使い勝手は良い
- 歩き着心地も悪くない
- 見た目もそんなに悪くない
キャンプでは急な雨に降られた時に活躍。コンパクトに収納できるので車載しておいても邪魔になりません。
私は過去に何度も、出勤時に靴だけでなく靴下までビショ濡れになった経験があります(笑) そんな時に大活躍するアイテム。スーツで長靴というわけにはいきませんし…、レインブーツを持っていない方にはかなり便利な逸品です。
実際の使い勝手を交えながら紹介します。
※販売店様から商品提供していただいています
参考 レインシューズカバーを比較した記事はこちら
miraiON レインシューズカバー
miraiON レインシューズカバーは、ヒザ下まで保護できるコンパクトで軽量な長靴。
- ロング丈でズボンの裾も濡れない
- ゴム底がある
- ジッパーによる脱着式
- ジッパー内側が二重仕様
- 調整バンドで足にフィット
miraiON レインシューズカバーのレビュー
miraiON レインシューズカバーを実際に履いてみました。
実際に「使い物になるのか?」が気になっていましたが、かなり使えるアイテム(笑)
歩き心地や見た目は、本格的なレインブーツと比べると劣りますが、コンパクトにも収納できて、必要な時だけサッと使える点はかなり便利。
実際に使ってみて分かった便利さ☆
一番気になるのが「見た目」
個人的に一番気になっていたのが見た目。
商品を実際に手に取ってみるとブカブカしてシルエットが膨らみそうな印象…。
ですが、実際に履いてみると、長靴と見た目はそんなに変わらないシルエット♪
まずはスニーカーだけの写真。
レインシューズカバーをつけた時の写真。
ポンチョと合わせてレインシューズカバーを履いた写真。
野鳥の会レインブーツ(細身のシルエット)を履いた時の写真。
確かに、レインシューズカバーを履くとシルエットが膨らむのですが、個人的にはそんなにおかしくない見た目だと感じました。ホームセンターなどで手に入る作業用の長靴のシルエットと変わらない印象。
かさばって蒸す長靴を履いていくことや、靴や靴下・ズボンまで濡れる事を考えたら、全然許容できます。
野鳥の会レインブーツは、足首が細いのでスタイリッシュに見えますね。
歩き心地
歩き心地は「まずまず」。
実際の動画がこちら↓
miraiONのレインシューズカバーは、バンドが付いているので足首にフィットするような工夫がされています。
歩いてみると、シューズカバーの靴底とスニーカーの靴底がほんのわずかに浮く感じがありますが、慣れてしまえば普通に歩けるレベル。
足首バンドのゴムの伸縮があるため、その分 少し遅れて靴に(シューズカバーの)ソールが付いてくるのだと思います。ゴムじゃなくてナイロンベルトに改造したらかなり快適に歩けそうです。
一点気になるのが、一番上をゴムで止めているため少し締め付けを感じること。また長時間歩いていると多少ずり落ちてきます。
一日中歩き回るときには本格的なレインブーツを履いた方が良いと感じますが、以下の用途で一時的に履くなら許容できる範囲☆
- キャンプの設営・撤収する時
- 出勤の数時間歩く
ロング丈だからズボンも濡れない!
miraiONのレインシューズカバーは膝下までのロング丈。
大雨に降られている時には横から雨に打たれて靴だけでなくズボンまで濡れてしまうことがありますが、丈が長いのでズボンの裾を濡らすことがありません。
ポンチョと合わせて使っても良いですね。野鳥の会レインブーツとほぼ同じ丈長です。
水漏れ検査しても問題なし!
実際に届いた商品の防水性が気になったので、台所で水漏れ検査をしてみました。
台所でmiraiONのレインシューズカバーに水を入れます。
上の方までタプタプに入りました。
パンパン(笑)
お!? ジッパーの下から水が漏れている!
と思ったのですが、ちゃんと確認してみると、ジッパーの内側の袋から溢れた水が漏れていただけでした。
ジッパーの中は二重なっていて、その袋状になっている部分より上に水が入ると水が漏れます。生地や縫製から水が漏れているわけではないので問題なし。
実際に、靴にかぶせて履くときには、全く問題ない防水性です。
とにかく収納サイズがコンパクト♪
miraiONのレインシューズカバーは、収納サイズがコンパクトなのが特徴。
薄いのでビジネスバッグに入ります♪
普段から持ち運ぶことができるのがこのレインシューズカバーの強み。
重量 383g。軽い!
キャンプで雨が降った時用に車載しておく時にも、場所を取らないので荷物になりません。
脱着方法
脱着方法はシンプル & 見た目通り。
足を入れて、ジッパー・ボタン・バンドを留めるだけ
靴のままレインシューズカバーに足を入れて。
靴を奥まで押し込む。
ジッパーを上まで上げてボタンを留める。
最後にくるぶしのバンドを装着すれば足にフィット♪
脱ぐ時はその逆の手順。
ソールもそこそこしっかりしている
ソールもそこそこしっかりしています。
100均のレインシューズカバーは「底までペラペラのビニール袋」なので、それとは明らかに作りが違います。ただ、分厚いソールかというとそうでもなく、薄いゴム底です。
厚さは1~2mmといったところでしょうか。下の写真の立ち上がりのゴム厚がソール全体に続いています。
ソールの滑りにくさは写真から受ける印象どおり。
どちらかというと滑りやすい印象。雨に濡れたタイルやマンホールの上を歩くときには気を使います。コンクリートなら全く問題なし。
少し歩いてみた感じは普通の靴とそんなに変わらない印象でしたが、作りを見る限り「防滑」という作りではないので、少し気を付けて歩くと良いかと。
細部の作りについて
その他の作りについて簡単に紹介。
後ろと横に反射板が付いているので夜に歩いたり自転車に乗る時にも安心。
縫製や作りは少し粗めの印象を受けます。
表生地はつや消しの化繊生地。
裏地はビニールのような光沢のある質感。
使い捨てではなく、何度もしっかり使える印象
サイズ感
どのような靴が使えるのか実際に我が家にある靴で試してみましたが、大きめのブーツ以外は使えました。
一般的なスニーカー(ティンバーランド アムハースト)なら問題なく入ります。
少し先の尖った革靴でも問題なし。
クロックスのサンダル(ライトライド クロッグ)も入ります。
ただし、冬用のゴツいブーツ(クロックス オールキャスト 2.0 ブーツ)は入りませんでした。
サイズの選び方について
サイズ別に4種類あります。
私の場合は、足のサイズが25.5cm。靴は26cmぐらい。レインシューズカバーのサイズはLサイズを選びました
適合サイズ | 靴底の長さ | |
---|---|---|
S | 24~24.5cm | 26.5cm |
M | 25~25.5cm | 28.5cm |
L | 26~27.5cm | 30cm |
XL | 27~27.5cm | 32cm |
実際に、Lサイズ(26~27.5cm)で26cmのスニーカ(ティンバーランド アムハースト)を履いたら、つま先・上部の余りはこんな感じ↓
サイズ表の通りに選んで問題なかったです。
野鳥の会レインブーツと比較
最後に、我が家が雨キャンプで使っている野鳥の会レインブーツと比較してみます。
- 野鳥の会レインブーツの強み … 履き心地
- miraiONレインシューズカバーの強み … 収納時にビジネスバックに入る薄さ&軽い
miraiON レインシューズカバー |
野鳥の会 レインブーツ |
|
---|---|---|
コンパクト収納 | ◎ | ○ |
歩きやすさ | △ | ◎ |
防水性 | ◎ | ◎ |
耐久性 | ○ | ◎ |
価格 | ◎ | △ |
作りを見る限り、耐久性は野鳥の会レインブーツのほうが長持ちしそう。miraiONレインシューズカバーは一般的なカッパと同様の耐久性がある印象。
- 一日中履いているなら野鳥の会レインブーツが良い
- 必要なときにだけ履くなら、miraiONレインシューズカバーが便利
うまく使い分けると良いと思います。
我が家の場合はそれぞれ一足づつ車載して雨キャンプに備えています。私とお嫁様で、服装によって使い分ける感じにしようかと。
キャンプで使ってみた感想
実際にキャンプで使ってみましたが、かなり使い心地は良好。
なにより、コンパクトにトランクに収納できて、必要な時に使えるのが便利。
また、キャンプ場の芝生&土&砂利の環境でも問題ない歩き心地♪
雨で滑ることもなく、設営撤収も問題なくできました♪
設営・撤収が終わったら、脱いでしまえば快適に過ごせます。
長靴ずっと履いていると蒸すので、それがないのは快適♪
さいごに
miraiONのレインシューズカバーは、
出勤する時や、キャンプで一時的に使うならかなり便利なアイテム♪
防水性も全く問題なし♪
レインシューズカバーは「使い勝手」「歩き心地」「見た目」が気になっていましたが、実際に使ってみるとなかなか良い商品でした。
シルエットもそんなに違和感がないのでキャンプでも街でも使えます。
参考 レインシューズカバーを比較した記事はこちら
参考 今回、比較対象として紹介した野鳥の会レインブーツ
キャンプで一日中履くならこちらが便利です。