KEENの人気スニーカー ジャスパーの防水バージョンが2020年にリリースしています。
ジャスパーは以下の特徴があるスニーカー。
- 靴紐と奏でるカラフルな色使いでコーデが楽しめる
- クライミングシューズをモチーフとした歩きやすさ
- ハイキングシューズのようなシッカリした作り
これまで、防水仕様ではない点が惜しまれてきましたが、ついにKEEN独自の防水技術でジャスパーⅡとして登場!
履き着心地や、サイズ選び、お手入れ方法まで紹介します。
キャンプ場では砂利や土など舗装されていない道を歩くことが多いです。屋外で過ごすので雨で濡れることもしばしば、さらに地面もぬかるむのでシッカリしたシューズがあると安心です。
個人的には雨キャンプのスニーカー兼レインブーツとして履こうと思っています♪
※メーカー様から商品提供していただいています
参考 KEENのキャンプに便利な本格的なハイキングシューズ「テンポ フレックス ウォータープルーフ」も別記事でレビューしています。

KEEN ジャスパー ツー ウォータープルーフ (JASPER Ⅱ WP)
KEEN のジャスパーはクライミングシューズをモチーフとしたスニーカーで街でも人気のアイテム。そのジャスパーが防水仕様になったのが ジャスパー ツー ウォータープルーフ (JASPER Ⅱ WP)

Photo by KEEN
- KEEN独自開発の防水透湿素材「KEEN.DRY」を採用
- 靴紐と奏でるカラフルな色使いでコーデが楽しめる
- クライミングシューズをモチーフとした歩きやすさ
- ハイキングシューズのようなシッカリした作り
- カラー:5 色展開
- サイズ:MEN 25~30cm
- 予備の靴紐が付属
防水素材が最大の特徴
ジャスパー ツー ウォータープルーフ (JASPER Ⅱ WP)の最大の特徴は、
完全防水でありながら高い透湿性を持たせ、耐久性にも優れています。
実際に水をかけてみても、表生地が水をしっかり弾いていることが分かります。
水道で水をかけても、水が染みてくることはありませんでした?
と言いたいところですが、
確認してみるとシューズのタンを伝って、履き口から水が入ってきていました。靴下の濡れ方を見ても間違いないですね。写真を見返すと分かりますが つま先を上げていたため水を引き込んでしまったのが原因。
防水仕様ですが、シューズのタンや履き口から水が入ってこないように気をつけると良いです。
面白いほど水を弾いてくれるので、動画で紹介。
どのぐらい防水なのか?水に沈めて検証
実際に、どのぐらい防水なのか気になったので、水に沈めて確認してみます♪
防水といえばIP規格。スニーカーはもともと水に沈めて使うアイテムではありませんが、試験方法を参考にしてみました。
IPX7【防浸形】水深1mに30分間没しても水が内部に浸入しない
コレが参考になりそうです。水深1mは無理なので、履き口から水が入らない水深で30分間浸けてみることに♪
スニーカーを沈められるバットを準備
水を入れてスニーカーを沈めます。浮いてきたので角材で抑え込む!
蛇口で濡らした時は履き口のタンから水が入ってきたので、今回は中に水が流れ込まない水位にしました。
水深は6.8cmほど。
30分の予定が40分経過♪
水から揚げてみるとアウター生地はしっとり★
インソールは濡れていない様子。
濡れたら分かるグレーの靴下を履いてグリグリ♪
濡れてない♪
ということで、雨キャンプにスニーカー 兼 長靴として履いていっても問題なさそうです。
これまでは一般的なスニーカーで出かけて、雨に備えて長靴を持っていき、雨が降ったら履き替えていたのですが、その手間が省けるのは便利♪
蒸れにくい作り
KEENが独自に開発した靴専用の防水透湿素材「KEEN.DRY」を使っているため、完全防水でありながら高い透湿性があります。
透湿性のあるアウター生地、内側メッシュでドライで快適な履き心地♪
次回、キャンプで一日中履いた際に、蒸れるかどうか確認してみます☆
柔らかいインソール
インソールはとても柔らかい素材。
空気を注入することで、重力から解放されたような快適性とサポート性を一日中発揮し続けるLUFTCELL PUフットベッド、取り外しも可能 <KEEN 商品説明より>
そしてデザインがド派手☆
最初見た時には驚きましたが、履く時に目に入るとなんだかテンションが上がります。
履いている時には外から見えないので、インソールはこのぐらい派手でも良いなと思いました。そして脱いだ時に自分の靴だと分かりやすい。
よく考えるとメリットしかありません♪
つま先までソールがある
KEENのジャスパーⅡウォータープルーフはつま先までソールがあります。
子供と一緒になって遊ぶ時は、木に登ったり、岩を登ったり、準備体操で足首を回すこともあるので、つま先が丈夫だと助かります。
「シッカリ」とした履き心地
KEENのジャスパーⅡウォータープルーフは、ソールが厚く、フィット感が高いので、「シッカリ」とした履き心地。
見た目はカジュアルなスニーカーですが、実際に履いてみると、ソールの厚さや、足にフィットする履き心地はハイキングシューズに近いと感じます。
ホールド性の高いシューレースシステム
クライミングシューズをモチーフにした、ホールド性の高いシューレースシステム。調節がしやすく改善されています。
シューホールが、穴ではなく生地で受け止める作り。
ただ、靴紐を替える時にヒモを通しづらいのがデメリットだと感じました。
メリットは、シューホールに抵抗があるのでヒモが緩みにくい点。また、つま先側だけをキツく締めたり、細かな調整がしやすいのでフィット感を高められます。
一日中靴を履いて過ごすキャンプや、一日中歩くハイキングに便利。
ソールが厚く、こだわりの機能性
個人的に最近はシンプルで安いスニーカーを履いていたためか、KEENのジャスパーⅡウォータープルーフを履いたときにソールが厚いと感じました。
ソールが薄いスニーカーだと地面のゴツゴツを感じるのですが、ジャスパーⅡはソールがしっかりしているのでそのような事がありません。
ソールの模様はこんな感じ。
大地をがっちりグリップするKEENオールテレインラバーアウトソール
踏み跡を残さず、耐摩耗性とグリップ性に優れたノンマーキング仕様
軽量でクッション性に優れた軽量EVAミッドソール <KEENの商品説明より>
分からなかった用語を調べてみました(笑)
- オールテレイン … 全地形
- ノンマーキング … 室内でシューズと床が擦れても、床にソールの塗料が付かない
コーデ ~ メンズ・レディースの服装に合わせてみた
KEEN ジャスパーのコーデを色々と試してみました。
スニーカーのようなデザインなのですが、ハイキングシューズのように少しゴツさも感じさせるデザイン。
ジャスパーはカラフルな色合いが特徴なのですが、今回はオールマイティに使えそうなブラックを選んでいます。
ジャスパーは靴紐でコーデが楽しめる
ジャスパーは靴紐のカラーを変える事で色々なコーディネートを楽しむことができます。
スニーカー自体の色使いも多彩で、複数の色が混じっていたりします。
ちなみに、ジャスパーⅡウォータープルーフのブラックには、靴紐が3種類入っていました♪
- 赤をベースに白いラインが入った細紐
- 黒の細紐
- 黒の太紐
付属している紐だけでなく、自分で色々な紐を組み合わせることで楽しみが広がります。
靴紐を変えて楽しめことを考えると、個人的にはブラックを選んで良かったと思います。黒ならどんな色の靴紐も合うので、使えるシーンも増えます。
メンズのコーデ
私自身、最近はシンプルな服を着るようになったのでシンプルコーデにて。
ハーフパンツ
ハーフパンツとTシャツのシンプルなコーデ。
ジャスパーの靴紐は赤にしてワンポイントになるようにしてみました。ハーフパンツ自体がアウトドアっぽい服装なので、スニーカーの雰囲気と合います。
細身のジーンズ
細身のスキニージーンズとのコーデ。
ジャスパーの靴紐は白にしてホワイトシャツと色を合わせてみました。
靴紐を黒にすれば、スリムで落ち着いた服装でも履けそうです。
太めのパンツ ロールアップ
太めのシルエットのワイドパンツ。スニーカーが目立つようにロールアップしています。
靴紐は黒にしてみました。
レディース
KEEN ジャスパーⅡウォータープルーフは、レディースサイズがないのですが、お嫁様が私の靴と同じサイズで履けるのでコーデしてみました。
参考 通常版のジャスパーならレディースのラインナップがあります。
ワンピース
赤い靴紐にして、赤のワンピースと合わせてみました。
ジャスパーは少し丸みを帯びたシルエットなので、女性がワンピースやスカートと合わせても素敵です。
サイズ選び ~ サイズ感が小さめだから注意
サイズ選びは注意が必要。0.5cm大きめを選ぶと良いです。
ジャスパーの商品説明には下の記載があります。
この商品の着用感はきつめです。0.5cm大きめをお勧めいたします。
私も0.5cm 大きめの26cmを注文したらピッタリでした。
私は素足で24.6cmほど、厚手の靴下を履いて25.3cm、普段選ぶ靴のサイズは25.5cm。
普段履く靴の0.5cm大きめを選んでおけば失敗しないと思います。
ちなみに、それでも迷うのであれば1cm大きめを選んでもおそらく大丈夫だと思います。 KEEN のジャスパーはホールド感が強いので、万が一サイズが大きくても、インソールを入れたり、靴紐をキツ目に結ぶことでカバーできる気がします。※実際に試してはいません
お手入れ方法
KEEN のジャスパーはスエード素材(起毛の革製品)なので、普通のスニーカーとはちょっとお手入れ方法が違います。
柔らかいブラシか手拭いでブラッシングして表面の汚れを落とす。シミは消しゴムで軽くとってみてください。しつこいシミは水と酢を混ぜてこすると落ちやすいです。その際、こすった箇所が変色する可能性がありますので、目立たない箇所で一度お試しいただくことをおすすめします。最後に、軽く表面をブラッシングでフィニッシュ。<KEENの商品説明より>
スエード専用のお手入れブラシがあるので、持っておくと良いです。
ジャスパーの種類
ジャスパーには4種類のモデルが存在します。
機能面で選ぶなら今回紹介したジャスパーⅡウォータープルーフがオススメですが、好みの色が見つからない場合には通常モデルも覗いてみると良いかも。
最後に、各モデルの特徴を簡単にまとめてみました。
ジャスパー (通常モデル)
クライミングシューズとコンフォートシューズをハイブリッドした、アウトドアスニーカーのロングセラー。
ジャスパー ロックス エスピー SP
KEEN定番モデルJASPERの進化系、オリジナルアウトドアスニーカー Ver.2.0
脱ぎ履きが容易なKEENならではのバンジーレースバージョン。 フ ィールドにおける防滑性能を高める為、新設計のソールユニットを搭載、全体的な耐久性も向上させたモデル。
2020年新登場!ジャスパー ツー ウォータープルーフ
本記事で紹介した防水モデルです。
オリジナルアウトドアスニーカーのロングセラーモデルJASPERを防水仕様にアップデートし、フィールドでの機能を追求したプレミアムモデル。アウトドアフィールドから都市部まで、快適な歩行を実現する新設計のソールユニットを採用。
ウィメンズ ジャスパー
ジャスパーのレディースモデル。
さいごに
KEENのジャスパーⅡウォータープルーフを紹介しました。
実際の防水性能や、実際に履いた使用感が参考になれば☆
- KEEN独自開発の防水透湿素材「KEEN.DRY」を採用
- 靴紐と奏でるカラフルな色使いでコーデが楽しめる
- クライミングシューズをモチーフとした歩きやすさ
- ハイキングシューズのようなシッカリした作り
私は、最近は安いスニーカーを履いていたのですが、アウトドアメーカーが作った靴はやはり機能性が全然違うと感じました☆
特に、防水性があると雨キャンプでも多少の雨ならレインシューズに履き替える必要もなくて楽チン♪ そして、安い防水シューズだと透湿性が低くて蒸したり、重くて履いているだけで疲れる(笑)といったことに困っている方にオススメ☆
参考 KEENのキャンプに便利な本格的なハイキングシューズ「テンポ フレックス ウォータープルーフ」も別記事でレビューしています。
