千葉県いすみ市にあるワイルドキッズ岬オートキャンプ場を紹介するブログ記事です。
様々なサイト区画があり、その総数は113区画。
バリエーション豊かなサイトがあるので、好みのキャンプができると思います。
どんなサイトがあるかご紹介します。オーナーから直接聞いた情報もご紹介します。
参考 キャンプ場の基本情報はこちら
変化に富んだ、沢山のサイト区画
ワイルドキッズ岬オートキャンプ場のサイト区画をご紹介します。サイト選びの参考になればと思います。
サイトの全体像
キャンプ場の構成は、ざっと分類すると3つの区画群(A,B,C)で構成されています。
中央の山(☆印)を挟んで、湖側と海側に向かって段々と区画が並んでいるのが特長です。
A : 湖側 段々構成 通路を挟んだ両側に芝サイト AC電源あり
B : 湖側 湖が見える眺めの良い芝サイト
C : 海側 広々とした平地サイト、高台サイトと、山あいの静かな4WDサイト
プライベート感を楽しむのであればCサイト群から静かなサイトを選ぶと良いです。AC電源ありでオートキャンプを楽しむのであればAサイト。湖の眺望を楽しむのであればBサイトがオススメ。
詳細をご紹介していきます。
Aサイト AC電源ありの芝サイト
Aサイトは、AC電源があり(一部なし)、道路を挟んだ区画が4段構成で広がっています。
便利で快適なファミリーキャンプを楽しむのであれば、Aサイトが良いです。
炊事場・トイレに便利なのは、2段目と3段目のサイト群。その他は別の段のトイレや炊事場を使うことになります。たいした距離ではないので苦にならないレベルです。
一番上の4段目は3段目にある炊事場・トイレを使うことになります。簡易的な水道・シンクは4段目にあります。向かいにサイトがないのでプライベート感はありますが、少々不便なのがデメリットです。
Aサイトは、8m×8m四方の区画なので、サイトが狭めなのが難点。テントと車、またはテントとタープで区画が埋まってしまいます。
Aサイトの1段目。(A-16から撮影) 写真の奥に管理棟とサニタリー棟があります。
Aサイトの2段目。(A-28から撮影)サニタリー棟からの眺めです。右側には、コンクリートでできた小上がりの場所があり、直火が楽しめます。
Aサイトの3段目。(A-31から撮影) 写真奥にサニタリー棟があります。
空いていたので、車を別に停めさせていただけました。おかげで広々と使えました。
Aサイトの4段目。(A-61から撮影)。片方が崖になっていて、静かなサイトです。サニタリー関連が少し遠いのが難点。
Bサイト 眺めが良い湖畔の芝サイト
Bサイトは、湖畔の眺めが良いサイトです。
グループでキャンプを楽しむのであれば、Bサイトが良いと思います。ただし、AC電源はありません。
我が家が惹かれたのはBサイト。雰囲気がとても良いです。今回は、AC電源ありのヌクヌクキャンプを優先させたかったため諦めました。
Bサイトの1段目。開放感のある雰囲気と湖畔を眺めることができます。
Bサイトの2段目。後ろが崖なのでプライベート感があります。湖畔も見えるので気持ちよさそうです。
Cサイト 下段 広々とした平地サイト
Cサイトの下段は、広々とした見晴らしの良い空間です。冊で区切られた広場に区画サイトが広がっていたりします。主にマップの黄色の箇所です。
トイレや炊事場もあり、子供連れでファミリーキャンプをするのに便利なサイトです。「いこいの広場」に子供用の簡易遊具があるので、幼児連れのお子さんがいる場合にはここで遊ばせることもできます。
海岸まで歩いて5分もかからないほどなので、津々ヶ浦の夫婦岩を見に行ったり、海辺に降りて、砂遊びを楽しむ事もできます。海遊びに便利な立地でもあります。
Cサイトの一番下の立地。C-14~C-23。広くて開放的です。
Cサイトの下側から山側を臨んだ景色。冊で区切られているので整然とした印象を受けます。垣根も作られているので、プライバシーの配慮もされています。
C-32,33,36,37の区画。中腹は4サイトごとに冊で仕切られた広場になっています。
Cサイト 山あいの静かな4WDサイト
Cサイトの上の方には「4WDサイト」という区画がいくつかあり、山あいで静かにキャンプを楽しむことができます。主にマップの紫色の箇所です。
4DWサイトは、木々や壁に囲まれた土地なので、プライベート感は抜群です。奥まった場所でのんびり数人数でキャンプするのに向いています。
4WDサイトと案内されているとおり、通路が坂になっています。坂の両脇にサイトがあります。
どのサイトも垣根と山に囲まれていて、プライベート感が高いです。
一番奥の、C-62は、良く陽が射していて雰囲気が良さそうでした。
Cサイト 上段 のんびりできる高台サイト
Cサイトの上段には、プライベート感が比較的静かに過ごせるサイトが並んでいます。水場とトイレの場所が少し離れているので 不便さはありますが、静かにキャンプを楽しむのであればこの場所も良いと思います
C-46~C-50の雰囲気。右側階段の奥はC-51~C-55のサイトが広がっています。
階段を上がった、C-51~C-55のサイト。
日帰りバーベキュー場
湖畔にはバーベキュー場があります。眺めが良いので気持ちよくバーベキューを楽しめそうです。
写真のような焼き台が、合計4つほど並んでいます。全部貸し切れば、30人ほどで楽しめそうです。
サニタリー関連
ワイルドキッズ岬のサニタリー関連の設備をご紹介します。まめに管理されているので特に気になる点はありませんでした。
炊事場
炊事場は、新しい設備ではありませんが、綺麗に管理されています。お湯は出ません。
炊事場には洗濯機もあるため、海遊びをして汚れた水着や服を軽く洗濯するときに便利です。
我が家も早速利用しました。使う予定はまったくなかったのですが、あると便利です。
洗濯機があると、こんな感じで、元気よく遊ばせることができます☆
トイレ
トイレは綺麗に管理されています。特に気になったポイントはありません。
シャワー
嬉しい無料シャワー。何度も利用させていただきました。
屋外にもシャワーがあるので、海遊びから帰ってきたときに便利です。
お風呂
このキャンプ場は、ヨード風呂が楽しめるのですが、訪れたタイミングが平日だったので、お休みでした。
地下 70mから汲み上げた鉱泉水を使ったヨード風呂。美肌効果と皮膚病に効果があるとのこと。入ってみたかったのですが、残念です。
引用 : ワイルドキッズ岬 キャンプ場案内
ワイルドキッズ岬のオーナーから聞いた話
ワイルドキッズ岬のオーナーはお話好きの方のようです。平日で、お客さんも我が家含め2組で、空いていました。お時間を頂いて、お話を伺えました。
オーナーは色々な仕事をしてきた方で、経験が豊富です。キャンプ客の人となりを見ればどんな職業か分かるとおっしゃっていました。支払い時に渡されたキャンプ料金の領収書が「有限会社 岬油所」となっていることからもいろいろな事業を手がけている方だということが分かります。
驚いたのがその御歳、パッと見、60歳代に見えるまだまだ元気な印象ですが、80歳代とのこと。まだまだ現役であることが伝わってきます。そして、まだまだやりたいことがあるとのことで、活力に溢れています。
ワイルドキッズ岬は先祖代々の土地で、キャンプ場内にある洞穴は、人が住んでいた形跡があることや、お墓になっていたとのことでした。
また、キャンプ場を手がける際に、お金をかけて整備したとのことです。
- 元々は海へは出られなかったが、山を切り崩して歩いて行けるようにした
- 山にかかっている橋も建設している
- 水は、安全を考慮して水道水を使っている
- 安全に配慮して、芝生に除草剤は撒いていない
- そのため、草むしりが大変
- 松の木を植えたがマツクイムシの被害が出ているため植え替えしている
とのことでした。
キャンプしに訪れただけでは知ることができない事や、苦労が分かり、お勉強になりました。
場内の遊び場をご紹介
ワイルドキッズ岬の場内の遊び場や、周辺施設をご紹介します。
海遊びができる時期だと、子供がグッスリ眠れるほど☆彡
キャンプ場内には子供が遊べる場所があります。散歩を兼ねて場内を周っていると、半日は楽しめるかなといった感じ。
遊歩道と橋
ワイルドキッズ岬の中央には、立派な橋がかかっています。
そして、この橋の場所まで遊歩道が張り巡らされており、探検気分で散歩を味わえます。いろいろな場所に分かれ道があって、決断が迫られるのが面白いところ。
遊歩道といえども、山を上っていくのでワイルドな道のり。
- 途中に洞穴があったり
- 休憩所があったり
- うっそうとした坂を登ったり
- 陽の当たる気持ち良い場所に出たり
と変化に富んでいて楽しめます。
無事に橋の上にたどり着くと、素晴らしい眺望。なかなかの開放感を味わえます。
実は、海側 Cサイトのほうにも遊歩道の入口があります。
こちらは上級者コース♪ 道が整備されていないため、遭難するのでは?というチョットした不安も重なり、スリルが味わえます。
結構な急な斜面。足元も土なので滑るため、注意が必要です。転げたら戻って来れないほどの急斜面なので、心してチャレンジして下さい。子供を先に行かせて、足を滑らせて転げても受け止められるようにしておくと良いです。
木にしがみついて休憩中♪ 子供達が恐る恐る登ってきた急斜面を見返しています。
危険ですが、子供達にとっては良い経験になります。
子ども広場
ワイルドキッズ岬の場内には、子どもの遊具が置いてある広場が2箇所(子供広場、いこいの広場)あります。
遊具はこんな感じです。
幼児なら楽しめるかな?と言った遊び場です。
風雨にさらされているため、あまり綺麗な状態ではありませんでした。
ブラックバス釣り
ワイルドキッズ岬のホームページではブラックバス釣りが楽しめると案内がされていたので、バス釣りの道具を持っていきました。
しかし、空振り。
竿を振らずして空振りです。
2017年時点では、釣果は期待できないとのこと。
管理人さんの話によると、湖に蓮が繁殖していて、その枯れ草により、周囲の用水路が詰まるという被害が過去に発生。その対策として、数年前に湖の水を全て抜いたとのこと。
それ以来、ブラックバスは釣れなくなったとのことでした。
残念です★
管理人さんが、昔は入れ食いだった♪と楽しそうに話しをしてくれました。
すごく 残念です★
バス釣りが楽しみたい方は、近くに野池があるとのことなので、探索してみるのが良いと思います。
ザリガニ釣り
キャンプ場前の湖では、ブラックバスは居なくなったようですが、ザリガニ釣りは楽しめるそうです。
鶏肉をタコ糸で結んで、垂らしてみるのも良いと思います。
津々ヶ浦
ワイルドキッズ岬から海側に出ると、津々ヶ浦に出ることができます。
津々ヶ浦の夫婦岩は、立派な佇まい。
この日は波が強かったため、海岸に降りることはできませんでした。
潮が引くタイミングであれば、海遊び、砂遊びも楽しめます。
海釣り
津々ヶ浦で、海釣りができるようです。
イチモチを釣っている方がいるので、釣りを楽しんでいる方のブログなどを、Googleで検索してみると良いと思います。「ワイルドキッズ岬 釣り – Google 検索」
近くには、釣りポイントがあるようです。子連れなら足元の良い漁港が安心ですね。「いすみ市 釣り – Google 検索」
何が釣れるか、近くの釣具屋さんで情報収集するのが良いと思います。
キャンプ場の湖でブラックバスが釣れなくなったので、海釣りを楽しむのが良さそうです。
周辺スポット
ワイルドキッズ岬は、九十九里浜に面している立地のため、海遊びには困りません。
海水浴場
近隣の海水浴場だと、以下が便利です。
- 一宮海水浴場
- 太東海水浴場
- 大原海水浴場
家族連れにオススメなのは、大原海水浴場です。昔よく通いました。
- 消波堤があり、サーファーが寄り付かない
- チャラついた若者が少ない
- 無料のシャワー・トイレも完備
- 設備も綺麗
- 海水浴シーズンでも駐車場は無料
- シーズン中は夏は海の家も出店する
といった、家族連れでも楽しめるアットホームな海岸です。
ちなみに、今回、我が家が行ったのは、一宮海水浴場。
海水浴シーズンでなければ、駐車場は無料で使えます。仮設トイレも利用できるので便利です。ありがたいことです。
太東崎灯台
太東崎灯台からの眺めは気持ち良いです。車で15分ほどの場所にあるので、時間に余裕があれば立ち寄ってみると良いと思います。
灯台自体には登ることはできませんが、灯台の前の広場から海や、市街を臨むことができます。
水仙が綺麗に花を咲かせていました。
お風呂 ヴィラそとぼう
安くお風呂にれる所をお探しなら「ヴィラそとぼう」がオススメです。
大人500円、小人300円
へルストン人工温泉で保温・保湿効果が期待できます。浴場の広さは「値段相応」です。
引用 : 日帰り入浴 – ヴィラそとぼう
沢山のマッサージチェアーが無料でいくらでも楽しめます♪ 高級マッサージチェアー使い放題ということを考えると、かなりお安い値段設定です。
道の駅 ながら
近くの周辺施設ではありませんが、東京方面から下道(茂原街道)を使ってアクセスするなら「道の駅 ながら」に寄ってみて下さい。
こんな佇まいです。
野菜が抜群に安いです。写真に写っている野菜がだいたい100円弱で販売されています。
立派な野菜が、値段も安く手に入る素晴らしい場所です。
最近の道の駅は、立派な野菜が置いてあるけど、値段もそれなりのケースが多い気がしますが「道の駅 ながら」は違います♪
良い野菜を安く手に入れることができます。
ありがたいことです。